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2022年5月10日 (火)

なんじゃこりゃぁ~ NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」

「NHK連続テレビ小説 ちむどんどん」について。
先日も少し愚痴ってしまいましたが。
2022年4月28日 (木) 始まりましたが・・・NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」

先週の、第16話から20話のお話です。

地域の「産業まつり」で周辺の高校が料理の模擬店を開きます。
参加者の投票で、人気一番を決めるのだそうです。
本命校の料理部の部長は、ツンと澄ました女王様
地元有力企業の「社長の娘」ですって。

やれやれ。
・主人公の姉に言い寄る「社長の息子」
・主人公の兄がケンカした相手は、主人公の就職内定先の「社長の息子」
性格や性別の違いあるものの「社長の子ども」三人目ですか。

主人公のチームの「やんばるそば」は、妨害にもめげず好調。
ところが、メンバーが「そばつゆ」の入った寸胴鍋を「突然ひっくり返し」大ピンチ

やれやれ。
・主人公のお父さんはサトウキビの刈り取り中「突然倒れて」そのまま死亡
・主人公は東京の親戚に預けられることになり、バスが走り出してから「突然『行かない!』
なんの前振りもひねりも無い「突然の出来事で大ピンチ」三度目ですよ。
例えば、ですが。
寸胴鍋の置き方が不安定だとか、子どもが厨房に入り込むとか。
じわじわ不安が高まるような演出が、あっても良いのではないかと思います。

その後、主人公は妹の差し出すシークワーサーをひとかじり。
たちまち打開策を思いついて、逆転勝利。

まるで「朝ドラあるあるのパロディ」を見ているようです。


パロディと言えば。
週が明けて5月9日(月)の展開です。

詐欺師に騙された主人公の兄。
腹立ちまぎれに、ハンバーガーショップで大暴れ。
偶然居合わせた、主人公の高校のちょっと変な女性音楽教師
ケチャップが手につき「血が~」と騒ぎ「なんね、これ~!」と叫ぶ。

やれやれ。
大昔の刑事ドラマ「太陽にほえろ」をネタにしたギャグですね。
松田優作演じる「ジーパン」の殉職シーン。
ウィキペディアで確認。
第111話「ジーパン・シンコその愛と死」(1974年8月30日放送)
ストーリーはこんな感じです。
チンピラを救い出すために奮闘したジーパンは、そのチンピラに撃たれてしまう。
ジーパンは傷口に手を触れ「なんじゃ、こりゃあ!」。

その後、結婚を約束したばかりのシンコ(関根恵子)に、ボス(石原裕次郎)が電話をかける。
沈黙するボスの気配で、すべてを悟るシンコ。

リアルタイムで見た私は、シリーズ屈指の名シーンだと思っています。
それだけに、長くネタに使われてきたのだと思いますが。
とは言え、初放送から48年。
再放送や「懐かしのテレビドラマ」といった番組もあるでしょうが、いくらなんでも、古すぎでしょう。
まぁねぇ。
この番組の主な視聴者の年齢層には、マッチしているのでしょう。
私を含めて(^^;

「太陽にほえろ」この回の放送は、1974年。
「ちむどんどん」の物語は、沖縄返還の1972年の前年。
ということは、劇中で当時の流行語を叫んでいる、というわけでもないようです。

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