乗ってきました「わたらせ渓谷鐵道」+「富弘美術館」見学
2022年5月2日(月)です。
「わたらせ渓谷鐵道」の「わたらせ渓谷線」に乗ってきました。
群馬県桐生市の桐生駅から栃木県日光市の間藤駅まで。
路線距離は44.1km。単線です。
始点の桐生駅に到着。
ダイハツタントは近くのコインパーキングへ。
60分200円ですが、24時間でも400円。
駅にあった桐生市のパンフレット。表紙は篠原涼子さん。
7年前にも見かけた、篠山紀信が撮影したという画像ですね。
・2015年11月26日(木) 歩いてきました「桐生新町伝統的建造物群保存地区」
料金は、始点の桐生駅から終点の間藤駅まで片道1130円。
一日フリー切符1880円を購入。
8時を過ぎると、9時台は一本もありません。
10時05分、桐生駅発。
キレイな駅に、古いディーゼルの一両編成です。
平日とは言え連休の谷間ですが、席は半分以上空いています。
乗客は、ほとんどが観光の方のようです。
車掌さんが巡回して、車内できっぷを販売。
おぉ~。
昔の路線バスのような、紙の切符に穴を開ける形式。
これは「社内補充券」というのですね。
その後も、グッズ類を売りに来たり。
11時00分、神戸(ごうど)駅で途中下車。
11時05分、バスで「富弘美術館」へ。
片道300円。
往復なので、一日フリー乗車券500円を購入。
11時12分、富弘美術館に到着。
正しくは「道の駅富弘美術館」にある「みどり市立富弘美術館」。
入場料大人520円。
星野富弘さんは、どなたもご存知かと思います。
頸髄損傷で手足が動かず、筆を口にくわえて花の絵などを描く方。
この建物は、2006年の日本建築学会賞を受賞しているそうです。
大小の円形の部屋を組み合わせた構造。
穏やかな良い雰囲気で、部屋に角がない分、作品に集中出来るように感じました。
ロビーまでは撮影可でした。
白い壁に、星野富弘さんの詩や絵が大きく描かれています。
たどたどしい柿やストレッチャーの絵は、ごく初期に描いたもの。
展示作品は撮影禁止なので、画像はありません。
閲覧自由のコーナーには、透明シートで点字を貼ってある本もありました。
喫茶コーナー。
大きなガラス窓から、湖を一望。
屋外の休憩スペースも、この通りです。
遊歩道には、赤いツツジや白いドウダンツツジ。
バスの時間まで、ベンチでゆっくり過ごしましょう。
星野富弘さんについて。
略歴を、ウィキペディアから抜粋。
・1970年3月 群馬大学を卒業し、中学校の体育教師になるが、同年6月17日、仕事(クラブ活動の指導)中の墜落事故で頸髄を損傷、手足の自由を失う。
・1972年 群馬大学病院入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始める。
・1974年 病室でキリスト教の洗礼を受ける。
・1979年 入院中、前橋で最初の作品展を開く。9月に退院し帰郷。
就職して、わずか2カ月で大怪我。
絵や文を書き始めたのが、2年後。
初の作品展が、なんと9年後。
こういってはナンですが。
この方の作品は、カレンダーや色紙などで結構目にします。
作者の事情も知っていました。
それでも、これまでは、さほどの感慨も無く見ていました。
今回初めて、詳細な経歴を知り生の作品をじっくり見てきたわけです。
動かない体へのいら立ちを、家族にぶつけた心情が表現されていたり。
いたずら書きのような、初めの頃の絵もあったり。
ここは、バイクやクルマで何度も通ったお馴染みの国道122号線沿いです。
次回からは、今までとは違った気分で通ることになりそうです。
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