行ってきました 日本科学未来館「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」雑考
2022年5月15日(土)の続きです。
これで終わりにしますので。
日本科学未来館 特別展
「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」
「D.E.A.D.」について、ネットで確認。
https://dead.work/
私たちはこの状況を「D.E.A.D.(Digital Employment After Death = 死後デジタル労働)」と名付けました。
おいおい。
「私たち」って誰ですか?
(C)Whatever Inc.とありました。
https://whatever.co/ja/
良く分かりませんが、CGなどのクリエイター集団、という感じでしょうか。
トップページで、NHKの朝ドラ「スカーレット」のオープニングCG画像も出てきました。
このテーマは、現在60代の私たちのような世代は、子どもの頃から考えてきことですね。
平井和正・桑田次郎「8マン」
谷博士は、某国で軍事用に開発したスーパーロボットを持ち出して、日本に脱出。
博士は瀕死の東刑事に出会い、彼の記憶や人格をロボットに転送する。
ロボットは「8マン」と名付けられ、 自分の運命に悩みながら「捜査1課8人目の刑事」として活躍。
普段は私立探偵の東八郎として暮らす。
えー。
東刑事の肉体の方は、どうなったんだろう?
手塚治虫「鉄腕アトム」
天馬博士は交通事故死した息子「トビオ」に似せて、ロボットを作る。
博士は、ロボットが人間のように成長しないことに絶望してサーカスに売りとばす。
ロボットはお茶の水博士に保護され、「アトム」と名付けられる。
アトムは、弟と妹と両親まで作ってもらい、家族で暮らす。
えー。
ロボットの家族なんて、どんな暮らしをしているんだろう?
浦沢直樹「PLUTO」第1巻に、印象的なシーンがあります。
原作は鉄腕アトム「地上最大のロボット」です。
夫の死を告げられる、旧型の家政婦ロボット。
お茶でもいかがですか。
あなたもロボットでらっしゃるから、
飲むふりをするだけでしょうけど。
ロボットは人間と同じような生活をすることで、
より人間らしい感覚をアップグレードさせる……
確かにその通りですけど……
お茶を飲む喜びまでは、
なかなかわかりませんよね。
話は変わります。
申し訳ありません。もう少し書いてしまいます。
たどたどしく語る、かわいいロボット。
シリコンで柔らかく、人肌くらいのあたたかさ。
仰向けに寝ている、リアルな女性ロボット。
これらを前にした、おっさんの連想の方向は、、、もう決まっています(^^;
ふるーいSF小説をふたつ。
いずれも出版は1969年。
眉村卓「わがセクソイド」
SF短編集です。
主人公は、風俗店のセクソイド「ユカリ」に惚れこむ。
お店のセクソイドは、一定期間で記憶がリセットされてしまう。
主人公は、その前にユカリを連れ出してしまう・・・
ちょっと「ぽんこつポン子」に似た展開。
平井和正「アンドロイドお雪」
こちらは単行本一冊のSF長編。
遺産として入手した、精巧な家政婦アンドロイド。
実は非合法の「セクソイド・アンドロイド」で、やがて自我に目覚め・・・
後で、古い本棚を探してみましょう。
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