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2022年6月 3日 (金)

工場見学です「金笛しょうゆパーク」

埼玉県毛呂山町の「滝ノ入・ローズガーデン」から20kmほど。
埼玉県川島町の「金笛しょうゆパーク」です。

埼玉県川島町に「笛木醤油株式会社」という、寛政元年創業の老舗がありまして。
2019年11月16日に、創業230周年記念事業として「金笛しょうゆパーク」をオープン。
醤油蔵にレストランや直売所を併設。工場見学もできるそうです。

駐車場は混雑しています。第二第三に移動。
大きな建物が、売店とレストラン。
向かいの平屋が、バウムクーヘンの製造販売。
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まずは工場見学です。
受付は、二階建ての蔵を三棟連結したような建物。
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見学時間は約20分、一組15名程度。
日曜日で混雑していて、15分おきの開催です。
おかげで待ち時間はほとんどなしです。

さて出発です。
カラーで60ページの詳しいパンフレットを貰って。
写真撮影は、どこも構わないとのこと。
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まずは材料を保管している「前蔵」です。
埼玉産の小麦と外国産の大豆。
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輸入大豆には、エコサートのオーガニック認証マーク。
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塩は外国産の「天日塩」つまり岩塩だそうです。
国産の塩が高いので切り替えた、といった話も出ました。

大きな「桶」。
一度作れば100年200年と長持ちするため、桶職人も激減。
これは桶職人に来てもらい、埼玉県産の材料で作ったもの。
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ちなみに。
仕込みの担当者は、朝食に納豆を食べてはいけないそうです。
数十年前、納豆菌が繁殖してダメになったことがあるそうです。
担当者は用心のため、納豆は全く食べていないとか。
発酵食品は他にもあると思いますが、、、納豆菌が特に強いのですって。

小さな桶には「諸味(もろみ)」。
かき混ぜ体験です。
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「仕込み蔵」の二階に上がります。
ガラス越しに、大きな木桶が38本。
じっくりと発酵熟成。
「金笛醤油」でふた夏、「再仕込生醤油」は3年かけるそうです。
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ちなみに。
ここでの作業は、必ず二人一組。
20年前に桶の中に落ちた人がいたとか。
塩水なので沈まないそうです。

「圧搾蔵」です。
「諸味(もろみ)」を「ろふ」で平らに包み重ねて、三日がかりで圧搾。
漢字では「濾布」でしょうか。
以前は麻でしたが、今は化学繊維だそうです。
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絞りカスは、廃棄だそうです。
家畜の飼料にならないか研究中とのこと。
端をつまみ取って、食べてみました。
当然ながら、醤油味です。
このままお菓子に出来そうですが、、、
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ドラム缶も並んでいました。
そちらは「油」だそうです。なるほど「大豆油」ですね。
これも「バイオ燃料にならないか」といった話もあったものの、、、
産業廃棄物ですって。

約20分の見学でした。
輸入大豆は相場を見て輸入するとか。
国産の塩は高いので輸入の岩塩にしたとか。
「ろふ」は麻布から化学繊維に切り替えとか。
時々見聞きする「採算度外視・究極のこだわり」のような話とは違い、
企業として、現実的な話が聞けました。

続きは後ほど。

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