工場見学です「造幣局さいたま支局」
埼玉県さいたま市にある「造幣局さいたま支局」内の施設です。
「造幣さいたま博物館」から、造幣局の工場の見学ができます。
2階の渡り廊下を通って、工場の建物へ。
工場内は撮影禁止です。
工場を見る大きな窓には、その旨の表示がありました。
通路はどうなのか確認しそびれましたので、一枚だけ。
3階建ての工場で、長い見学通路に沿って、大きな窓が設けられています。
壁には、各工程の解説も多数ありました。
1階は、プルーフ貨幣の製造。
通常流通する硬貨とは別の「プルーフ」、高品質仕上げの貨幣の製造。
壁に沿って、数台の机が横向きに並んで、それぞれ作業者が座っています。
壁の奥に製造の機械があり、壁の穴から出来上がった貨幣が出てきます。
一枚づつ拡大鏡による目視検品。
その後、フェルトらしいクッションを敷いたトレーに、数十個単位で並べていきます。
10数秒に一枚というペース。
なるほど、工業製品というより工芸品の生産なのですね。
中年の方が、二十歳前後に見える若い人に何やら作業指導。
壁には「プレス機械作業主任者」の掲示。
壁には「プレス機械作業主任者」の掲示。
2階は、プルーフ貨幣セットの製造。
自動機による箱詰めライン。
小箱に各種の貨幣を入れ、説明書のような紙まで挟み蓋を被せる。
一連の工程が自動化されています。
その後ろに、数人が作業できる大きな台が見えます。
人手で段ボール箱に詰めたりするようです。
小箱に各種の貨幣を入れ、説明書のような紙まで挟み蓋を被せる。
一連の工程が自動化されています。
その後ろに、数人が作業できる大きな台が見えます。
人手で段ボール箱に詰めたりするようです。
中2階は、通常硬貨の製造。
広いフロアに大型の工作機械が並んでいるのを見下せます。
こちらは、毎秒10数枚といったペース。
そうですよね。工業製品としては、これくらいでないと。
3階は、勲章の製造。
がっしりした木造の机が並び、一人づつ作業者が座っています。
拡大鏡越しに、工具で何やらチマチマと加工しています。
拡大鏡越しに、工具で何やらチマチマと加工しています。
隣には七宝の電気炉の小部屋がありました。
釉薬を流した勲章を、電気炉に入れています。
小さいものですからね、数分待って取り出し。
数10秒かけて、目視で仕上がりを点検。
作業者は数名。
白髪交じりの長髪の、いかにも工芸作家という感じの人。
髪を後ろに束ねた、若そうな女性など。
壁には「卓越した技能者」の表彰状など。
いやー面白い。
かなりの近さで、作業工程をじっくり見られます。
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