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2022年8月12日 (金)

歩いてきました 岩手県の重伝建「金ケ崎町城内諏訪小路」その2

2022年7月29日の続きです。
岩手県胆沢郡金ケ崎町の「金ケ崎町城内諏訪小路」に行ってきました。
岩手県唯一の「重要伝統的建造物群保存地区」です。

「金ケ崎神社・旧諏訪社」です。
狭い参道ですが、駐車スペースもあり。
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本殿は修復工事中。
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敷地の裏は、広々とした見晴らし。
宿内川と北上川の合流点が見えます。
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「旧坂本家侍住宅」です。
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向かって左に広い板の間。
先の「大沼家」より、明らかに格上という感じ。
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右側が座敷ですが、関東で良く見る「田の字」ではありません。
「喰い違い四間取り」というそうです。
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「金ケ崎要害歴史館」です。
入場料200円。
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この地域で一般的だった武家屋敷のミニチュア。
手前右に「板倉」と左に「土蔵」。
奥に「主家」「馬屋」「厠」が並ぶ「三ツ屋形式」というそうです。
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企画展「おもしろくてやさしい和算の世界ー金ケ屋の和算家ー」
へぇー。
これはおもしろい。
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問題の模型と解説がセットで展示されています。
係の方とお話。
測量などの実用的な知識が元にあって。
それが、雪に覆われる冬の楽しみとして様々な問題に広がった、などなど。
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駐車場の奥に「旧大沼家侍住宅」が見えます。
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なるほど。先のミニチュアの構成ですね。
右から「主家」「馬屋」「厠」が並ぶ「三ツ屋形式」
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庭先では、黒猫がくつろいでいました。
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というわけです。

金ケ崎神社や大沼家からの光景で、自然の要害であることが分かります。
武家屋敷とは言っても、半農半士という感じの、素朴な建物。
整然とした美しい植え込みの街並み。
行きかう人たちも、皆さん親切で良い感じ。
今回は猛暑で参りましたが、
機会があれば別の季節に来て、カフェでゆっくりお昼でも食べてみたいものです。

 

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