歩いてきました 岩手県の重伝建「金ケ崎町城内諏訪小路」その2
2022年7月29日の続きです。
岩手県胆沢郡金ケ崎町の「金ケ崎町城内諏訪小路」に行ってきました。
岩手県唯一の「重要伝統的建造物群保存地区」です。
「金ケ崎神社・旧諏訪社」です。
狭い参道ですが、駐車スペースもあり。
本殿は修復工事中。
敷地の裏は、広々とした見晴らし。
宿内川と北上川の合流点が見えます。
「旧坂本家侍住宅」です。
向かって左に広い板の間。
先の「大沼家」より、明らかに格上という感じ。
右側が座敷ですが、関東で良く見る「田の字」ではありません。
「喰い違い四間取り」というそうです。
「金ケ崎要害歴史館」です。
入場料200円。
この地域で一般的だった武家屋敷のミニチュア。
手前右に「板倉」と左に「土蔵」。
奥に「主家」「馬屋」「厠」が並ぶ「三ツ屋形式」というそうです。
企画展「おもしろくてやさしい和算の世界ー金ケ屋の和算家ー」
へぇー。
これはおもしろい。
問題の模型と解説がセットで展示されています。
係の方とお話。
測量などの実用的な知識が元にあって。
それが、雪に覆われる冬の楽しみとして様々な問題に広がった、などなど。
駐車場の奥に「旧大沼家侍住宅」が見えます。
なるほど。先のミニチュアの構成ですね。
右から「主家」「馬屋」「厠」が並ぶ「三ツ屋形式」。
庭先では、黒猫がくつろいでいました。
というわけです。
金ケ崎神社や大沼家からの光景で、自然の要害であることが分かります。
武家屋敷とは言っても、半農半士という感じの、素朴な建物。
整然とした美しい植え込みの街並み。
行きかう人たちも、皆さん親切で良い感じ。
今回は猛暑で参りましたが、
機会があれば別の季節に来て、カフェでゆっくりお昼でも食べてみたいものです。
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