見てきました!!! 午前十時の映画祭12「レインマン」
久々の「午前十時の映画祭12」です。
興味のないシリーズの連続上映がやっと終わり、次はこれです。
2022/08/26(金)~2022/09/08(木) レインマン
2022/09/09(金)~2022/09/22(木) ドライビング Miss デイジー
鑑賞料金 一般:1,500円/シニア:1,200円/学生:1,000円
まずは「レインマン」。
大昔にテレビかレンタルビデオで見て、大変良かった覚えがあります。
詳細はほとんど忘れてしまいましたが、間違いはないでしょう。
1988年のアメリカ映画です。
主演はダスティン・ホフマンとトム・クルーズ。
映画冒頭、真っ赤なランボルギーニ・カウンタックが空を飛んでいます。
チャーリー(トム・クルーズ)が輸入したクルマが、貨物船からクレーンで降ろされる光景。
その後、困ったことになります。
4台のカウンタックはEPA(アメリカ合衆国環境保護庁)の審査に通らず、手元に届きません。
商売が回らず、苛立つチャーリー。
そこへ、折り合いが悪かった父の訃報が届き、故郷のシンシナティへ。
遺言書を開封すると、自分に遺されたのはクラシックカー1台と薔薇の木だけ。
300万ドルの莫大な遺産は、長年施設暮らしの兄のレイモンド(ダスティン・ホフマン)へ。
チャーリーは、遺産目当てにレイモンドを連れ出してロサンゼルスへ向かいます。
兄のレイモンドは、ウィキペディアでは「サヴァン症候群」と書かれています。
映画の中では「自閉症」とだけ語られていたと思います。
過去の飛行機事故をすべて記憶しているレイモンドは、飛行機での移動を拒否。
やむなく、クラシックカーで何日もかけてロサンゼルスに向かうことに。
さぁここからが「ロードムービー」の始まりです。
グーグルマップでざっと確認。
施設のあるイリノイ州からチャーリーの住むロサンゼルスまで、1,962マイル。3,000キロ以上。
レイモンドと旅を続ける間も、チャーリーには顧客からのクレーム連絡が入るなど、さんざんです。
そして、レイモンドの様々なこだわり。
食事、就寝時刻、ベッドの向き、下着を買うお店などに振り回され、更に苛立つチャーリー。
一方で、レイモンドの並外れた暗記力や計算能力に驚かされます。
電話帳を読んで内容を全て記憶し、レストランのウェイトレスの名札から電話番号を言い当てたり。
床に散らばった300本近い爪楊枝の本数を、一瞬で数えたり。
この記憶力で金儲けは出来ないか?
チャーリーは、ラスベガスのポーカーで大儲け。
店側は八百長を疑いますが、当然証拠は見つかりません。
それでもついに、レイモンドの能力を知られてしまいます。
さぁ、どんなひどい目にあうかと思いきや。
カジノからは「儲けた金を持って、出て行ってくれ」。
レイモンドとチャーリーは、様々な出来事を通して徐々に心を通わせて。
そしてロサンゼルスに到着。
結果は、、、ごく常識的な形に落ち着きます。
あー良かった。
こういった話って、悲劇的な結果に終わるものが多いですよね。
金を巻き上げられボコボコにされたりとか。ラストで命を失うとか。
或いは逆に、過剰な感動的演出とか。
それらのいずれでもなく、すんなり納得できる結末が心地良かったです。
ところで。
先のグーグルマップですが。
1,962マイル3,000キロ以上の所要時間は、、、
クルマで、たった29時間だそうですよ(^^;
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