ながめ余興場でTVドラマ「仁」撮影の結果は・・・
先日行った群馬県みどり市大間々の「ながめ余興場」。
映画やテレビドラマの撮影も行われるそうです。
こちらは、私の好きなテレビドラマ「仁-JIN-」の撮影風景。
「JIN-仁-完結編」の、歌舞伎役者の話だと思います。
えーと。
舞台が映るシーンなんて、ありましたっけ?
帰宅後、録画してある番組を確認。
テレビドラマ「JIN-仁-完結編」第5話 消えた体の謎
先にエンディングです。
なるほど、撮影協力のリストに名前が入っています。
で、ドラマですが。
幕が開いて、、、
控えている女形が、、、
舞台に登場。
私の記憶通り、たったこれだけ。
全部でほんの数秒しか映りませんでした。
大間々の関係者の方々は、さぞがっかりしたでしょう。
さて。
ざっとストーリーのご紹介です。
主人公は、重い鉛中毒で舞台に立てなくなった歌舞伎役者です。
なんとしても復活すべく、仁友堂を頼ります。
そして舞台当日。
この通り立派な「朝比奈」の支度が整いますが、、、
舞台に立つことなく、楽屋で死力を尽くした最後の姿を、一人息子に見せる。
と言ったお話です。
こちらが原作の見開きカラーページ。
第10巻 賑の章 その7 対面
テレビドラマでは、舞台には立てず楽屋のシーンばかりでした。
これに対し原作では、主人公は最後まで舞台を務め、翌日息を引き取ります。
当時私は「歌舞伎の舞台の再現が大変なので改変したのだろう」と思いました。
改めて、撮影風景の写真、舞台部分の切り出しです。
舞台のしつらえや、役者もひと通り揃っているようです。
また、観客も少なくとも2~3列います。
つまり、しっかり歌舞伎の舞台が再現されているのが分かります。
これなら、原作通りのストーリー展開も問題なくできそうです。
どうやら、私の考え「舞台の再現が大変」は、全くの見当違いだったようです。
なるほどねぇ。
原作では、主人公の演技に観客が大盛り上がり。
ドラマでは、仲違いした一人息子のためだけに演技する。
親子の情愛をしっかり描く、ぐっと深い人間味のあるストーリーに仕立てたのですね。
そのために、わざわざ群馬でこれだけの撮影を行い、結局使ったのはわずか数秒。
大したものですねぇ、
名作と言われるドラマは、さすがですねぇ。
ちなみに。
演目は「寿曽我対面」。
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出てくる、曽我兄弟の仇討の話です。
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