タントで榛名山周辺「榛名神社」
さて本日最後の目的地「榛名神社」です。
用命天皇元年(586年)創建。旧社格は「県社」で「上野六宮」とのこと。
「上野国十二社」と言うそうで、その六番目なのですね。
参考まで。
十二社の筆頭は、春に行った貫前神社。
2022年4月17日(日) 行ってきました 群馬県富岡市「一之宮貫前神社」
十二社のリストは以下の通りです。
貫前神社・赤城神社・伊香保神社・甲波宿禰神社・大国神社・榛名神社
小祝神社・火雷神社・倭文神社・美和神社・賀茂神社・宇芸神社
先の「高崎市榛名歴史民俗資料館」のすぐ先、クルマでほんの数分。
参道沿いのお店にも駐車場があり、結局すぐそばまで行き着いてしまいました。
鳥居の奥に「随神門」が見えます。
両側に「随神」がいるはずですが、現在は修復中とのことで空っぽでした。
昼なお暗い、石畳の参道。
左側には巨木、右側は深い谷の底に川が流れています。
大変立派な「三重塔」です。
江戸時代末に改築され、明治二年(1869年)に竣工したものだそうです。
「双龍門」と「鉾岩」です。
急坂の狭い道に奇岩が続く山奥なのに、建築物の立派なこと。
「榛名講」も盛んだったようで、関連する石碑が沢山ありました。
その中で面白かったもの。
「ハケ・ブラシ塚」
昭和五十一年五月吉日 東京ブラシ講 とあります。
その隣に、、、
「参拝拾五周年記念碑」
平成元年吉日
東京ブラシ講 世話人一同
一番向こうに石造りの四角い箱。
銅板に、こうあります。
「ハケ、ブラシ、筆、感謝焼納所」
東京ブラシ講40周年参拝記念 平成27年10月吉日
何やら沢山の物が詰め込まれています。
時々片付けて「焚き上げ」をしているのでしょうか。
こちらは「講中」ではありませんが。
赤いトマトを模した石がはめ込まれていて、良く目立ちます。
「古谷トマト F1 種子特産之碑」
昭和三十二年二月七月七日
夏の栄養果菜としてのトマトは今やわが國の三代果物の一
つとしてミカンリンゴに次ぐ消費量を占めるに至・・
県北部一帯はトマト一代交配F1種の名産地として・・・
読みにくいので、全文転記は諦めます。
当時は、トマトは果物だったのですね。
昭和九年の東大農学部の学生、古谷春吉という方の功績を記しているようです。
「古谷春吉」の文献を国立国会図書館サーチで検索。
https://iss.ndl.go.jp/
トマトのほか栗、西瓜、蔬菜、狸、綿羊、豚、鶏などについて、沢山の本を書いているようです。
「F1」について確認。
ウィキペディアから抜粋。
「雑種第一代(ざっしゅだいいちだい、英語: F1 hybrid; Filial 1 hybrid)」。
生物において、異なる2つの系統の交配により生まれた第一世代目の子孫を指す。
石碑で「1」が小さく彫られています。そういう書き方をするようです。
「本殿」や「拝殿」は修復中でした。
キリがないので、これくらいにします。
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