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2022年10月26日 (水)

タントで榛名山周辺「高崎市榛名歴史民俗資料館」

榛名神社に向かいますが。
その前に、すぐそばの「高崎市榛名歴史民俗資料館」に寄りましょう。
開館は、昭和60年10月。2006年の高崎市との合併前の榛名町の頃ですね。
入館料は、高校生以上200円、中学生以下と65歳以上無料。
写真撮影は、全景は可ですが資料近接撮影は不可。
20221020_21

室内の全景です。
おぉー。
これはどうも良い雰囲気です。
20221020_22

榛名山と信仰のかかわりとか、真田昌幸と信之の文書などなど。
近接を避けて、ほどほどに撮らせて頂きます。
20221020_23

一番新しい、近代の展示物です。
柱時計、磁石式電話、ダイヤル式電話、真空管ラジオ、白黒テレビ。
電話器は実際にここで使われていたものなのでしょう。
ダイヤル真ん中に、電話番号が書いてあります。
20221020_24

ここの解説文が大変良かったです。
失礼して、一部を転記します。

ダイヤル式電話 だいやるしきでんわ
昭和中期~後期
数字の穴に指を入れて、でっぱりまで回す。
指を離すと元に戻るので一つづつ回してかけた。

白黒テレビ しろくろてれび
昭和30年代~40年代
昭和28年(1953)にテレビ放送が始まったが、高くて買えなかった。
同34年の皇太子ご成婚や同39年の東京オリンピックをきっかけとして次第に広まった。

柱時計 はしらどけい
ぜんまいというバネの力で動く時計。
柱にくぎを打ってかけていたので柱時計という。
ネジをまいておかないと止まってしまうので、家族の誰かが係になって定期的にネジをまいた。

うーん。これは良いですねぇ。
「高くて買えなかった」「家族の誰かが係になって」ですか。
産業や工学ではなく、民俗の展示ですからね。
簡潔にして要領を得た名解説文と言えるでしょう(^^)

おっと、暗くなってしまう。
榛名神社に急がなくては。

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