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2022年11月30日 (水)

見てきました!「すずめの戸締まり」その3

映画「すずめの戸締り」について、あれこれ無駄話を書き散らしました。
そろそろ終わりにします。

鈴芽たちの旅の終わりは、東日本大震災の被災地。
震災の光景が、かなりリアルに描かれていました。

先日見た映画「天間荘の三姉妹」も、この震災が大きなテーマになっています。
2022年11月11日 (金) 見てきました! 映画「天間荘の三姉妹」
ずばり震災当日のシーンも出てきましたが、数分程度でした。

今回の「すずめの戸締まり」のように、被災地の光景をリアルに描く映画は、初めてではないかと思います。
大きな被害を受けた方には、心の傷をえぐられるようなシーンかも知れません。

あれから11年半。
この期間は、長いのか短いのか?

一般の人が大きな厄災に見舞われ逃げ惑う映画といえば。
「初代ゴジラ」が思い浮かびます。
この映画は、太平洋戦争の東京大空襲をイメージして描かれたといわれています。
1954年作品ですので、戦後9年目になりますね。

そう言えば「もはや戦後ではない」という流行語もありました。
1956年の経済白書の序文に出てくるそうです。戦後11年目です。
前年の1955年、戦後10年目に、GDPが戦前の水準を上回ったのだそうです。

というわけで。
いずれも、大きな厄災から大体10年後、ということになります。

うーん。
延々と書いておいてナンですが。
こんな比較をしても、あまり意味はありませんね。

経済的指標なら、数値で一定の評価は可能ですね。
ですが、心の傷は、何年経っても消えないでしょうから。

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