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2022年12月30日 (金)

面白かった!!! NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

最終回から日が経ってしまいましたが。
「あの年はこれだったなー」ということで、年内にちょっと書いておきます。
Kamakura13_202212w

面白かったですねぇ。

第48回の、承久の乱に至る「北条政子の演説」
「頼朝の恩は山よりも高く、海よりも深い」
原稿を読み上げるのを途中でやめて、自分の言葉で熱く語る。

最終回。
衰えた義時政子が、しみじみと会話。
北條政子は子どもと孫を全て失って、義時が最後の身内なんですよね。
義時は、頼朝の死後に死んでいった人を数えます。
なるほど「13人」って、そういう事だったのかと、しみじみ見ていたら、、、
政子が「頼家がどうして入っているの?」
うわぁ。
そうきたか。

義時に盛られた毒薬を手配したのは、なんと三浦義村
それを知った義時と対峙する緊迫シーン。
はらはらして見ていると、、、
「それはただの酒だ」(^o^)

キリがないので止めておきますが。
個人的な印象ですが、NHK大河ドラマは作品ごとに面白さの差が大きいと感じます。
第一話で「もういいや」と思ったり、途中で見るのをやめたり。
今年は最後まで目が離せず「鎌倉ロス」という感じです。

脚本の三谷幸喜さん。
「新選組!」「真田丸」に続く大河ドラマ3作品目。
いずれも、滅びゆく主人公を描いて、大変面白かったです。

特に記憶の鮮明な「真田丸」とは、似たような状況や正反対があり、面白いです。
晩年は幽閉される、主人公の父親。
「真田丸」では、その後の生活はあまり描かれませんでした。
「鎌倉殿」では「女には不自由しない」と、それなりに幸せそう。
愛する人を溺愛するあまり、大局を見誤る女性。
「真田丸」では、主人公が不利な状況にもめげず冷静な対応。
「鎌倉殿」では、父はそれを粛々と受け止め悲劇に至る。
他にも、暗殺者の最後の描き方とか、色々思うのですが、これくらいで。

終始穏やかでスマートな真田信繁に対し、どんどんビターになる北条義時。
その分、弟や息子が甘めのキャラクターというのも、良かったです。

甘めと言えば。
義時の異母弟時房役の瀬戸康史さん。
NHKのテレビ番組「グレーテルのかまど」でもご活躍。
先日は、スピンオフドラマが放送されました。
「グレーテルのかまど スピンオフドラマⅡ~パティシエ・ヘンゼル クリスマスの魔法~」
義時の妹実衣役の宮澤エマさんと、良い感じでした。
Gurekama2_202212w

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