見てきました!!! 映画「空の大怪獣ラドン」
2023年1月7日(土)です。
午前十時の映画祭12「空の大怪獣ラドン 4Kデジタルリマスター版」を見てきました。
1956年12月26日公開。
東宝怪獣映画初のカラー作品。
60代半ばのジジイの私。
小学生の頃のお正月休みの楽しみは、東宝怪獣映画。
ゴジラがシェーをするようなアレですね。
私は「ラドン」の公開時は生まれていませんが、その後は何度も見ています。
子どもの頃はテレビで、学生時代は名画座で、数年前には日本映画専門チャンネルで。
それから、昨年はこんな展示も。
2022年5月6日(金) 行ってきました 東京都現代美術館「生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展」
会場で見た、ラドンのセットの再現展示。
公式サイトの画像がこちら。
というわけで。
子どもの頃のお正月を思い出して、今年初めての映画鑑賞です。
約141席の劇場で20人ほど。
大半は私のようなジジイですが、若い方ももちらほら。
いやー良かったです。
4Kデジタルリマスター版の鮮やかな映像と音声。
青空を飛ぶラドン、ヒロインの赤い浴衣。
ドライブの女性のシースルーの洋服。
負傷した炭鉱夫の鮮血も鮮やか・・・
ストーリーは前半やや冗長に感じますが、それはそれで良いのです。
炭鉱で夫を失って泣き叫ぶ、赤ちゃんをおんぶした主婦とかね。
私の子どもの頃には良くあった、炭鉱事故のニュースを思い起こさせます。
そして前座は、古代トンボの幼虫「メガヌロン」。
嘆き悲しむ浴衣姿のヒロインの前に突然登場!これは怖い。
そして真打の「ラドン」登場。
羽ばたきで巻き起こる衝撃波のものすごさ。
最初の犠牲はジープ一台。吹き飛ばされて、ぐしゃっとゆがみます。
ただひっくり返るのではなくて、柔らかい鉛か何かで作ったのでしょうか。
有名な、民家の屋根瓦が一枚一枚飛び散るシーンも、鮮やかに見られます。
植木に捕まった隊員がじたばたするシーンは、平成版ガメラでも出てきましたっけ。
そうか、あれはラドンのオマージュだったのか。
避難するエキストラの人数の多さも、大したものです。
えーと。
最初に行方不明になり、傷害事件の犯人と疑われたヒロインのお兄さん。
最後まで行方不明のままなんですが、、、
そんな細かいことは、どうでも良いですね。
余談です。
ウィキペディアをチェックしていて気付いたのですが。
この映画の英語タイトルです。
Rodan
RODAN! THE FLYING MONSTER
「ラドン」ではなくて「ロダン」。
「考える人」の彫刻家を連想しますが、あちらは「Rodin」。
検索してもこの映画以外ヒットしないので、造語なのでしょう。
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