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2023年1月11日 (水)

見てきました!!! 映画「空の大怪獣ラドン」

2023年1月7日(土)です。

午前十時の映画祭12「空の大怪獣ラドン 4Kデジタルリマスター版」を見てきました。
1956年12月26日公開。
東宝怪獣映画初のカラー作品。
Rodan_poster

60代半ばのジジイの私。
小学生の頃のお正月休みの楽しみは、東宝怪獣映画。
ゴジラがシェーをするようなアレですね。

私は「ラドン」の公開時は生まれていませんが、その後は何度も見ています。
子どもの頃はテレビで、学生時代は名画座で、数年前には日本映画専門チャンネルで。
それから、昨年はこんな展示も。

2022年5月6日(金) 行ってきました 東京都現代美術館「生誕100年 特撮美術監督 井上泰幸展」
会場で見た、ラドンのセットの再現展示。
Ioue_202205

公式サイトの画像がこちら。
Radon_1_202301

というわけで。
子どもの頃のお正月を思い出して、今年初めての映画鑑賞です。
約141席の劇場で20人ほど。
大半は私のようなジジイですが、若い方ももちらほら。

いやー良かったです。
4Kデジタルリマスター版の鮮やかな映像と音声。
青空を飛ぶラドン、ヒロインの赤い浴衣。
Radon_5_202301

ドライブの女性のシースルーの洋服。
Radon_6_202301
負傷した炭鉱夫の鮮血も鮮やか・・・

ストーリーは前半やや冗長に感じますが、それはそれで良いのです。
炭鉱で夫を失って泣き叫ぶ、赤ちゃんをおんぶした主婦とかね。
私の子どもの頃には良くあった、炭鉱事故のニュースを思い起こさせます。

そして前座は、古代トンボの幼虫「メガヌロン」。
嘆き悲しむ浴衣姿のヒロインの前に突然登場!これは怖い。
Radon_2_202301

そして真打の「ラドン」登場。
羽ばたきで巻き起こる衝撃波のものすごさ。
最初の犠牲はジープ一台。吹き飛ばされて、ぐしゃっとゆがみます。
ただひっくり返るのではなくて、柔らかい鉛か何かで作ったのでしょうか。
Radon_3_202301

有名な、民家の屋根瓦が一枚一枚飛び散るシーンも、鮮やかに見られます。
植木に捕まった隊員がじたばたするシーンは、平成版ガメラでも出てきましたっけ。
そうか、あれはラドンのオマージュだったのか。
避難するエキストラの人数の多さも、大したものです。
Radon_4_202301

えーと。
最初に行方不明になり、傷害事件の犯人と疑われたヒロインのお兄さん。
最後まで行方不明のままなんですが、、、
そんな細かいことは、どうでも良いですね。

余談です。
ウィキペディアをチェックしていて気付いたのですが。
この映画の英語タイトルです。
Rodan
RODAN! THE FLYING MONSTER
「ラドン」ではなくて「ロダン」。
「考える人」の彫刻家を連想しますが、あちらは「Rodin」。
検索してもこの映画以外ヒットしないので、造語なのでしょう。

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