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2023年2月

2023年2月28日 (火)

MFゴースト ヤンマガで連載再開

一週間遅れですが、一応書いておきます。
2023年2月20日(月)発行のヤングマガジン2023年12号から、MFゴーストの連載が再開されました。

作者のしげの秀一さん体調不良のため、2022年11月から、休載となっていました。
2022年11月21日(月) MFゴースト「しげの秀一氏体調不良のため休載」

3か月のブランクで連載復活。
ちょうど第200話。内容はこうです。
タイトルは、壮絶!! 魔女vs.精密機械
MGF第4戦。決勝5周目。
カナタくんは現在4位。
車体をぶつけ合いラインを奪う、エマとベッケンバウアーの首位争い。

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2023年2月27日 (月)

歩いてきました「大宮第二公園の梅まつり」

2023年2月25日(土)です。

埼玉県さいたま市の「大宮第二公園」では「梅まつり」が開催中。
駐車場は満杯。
開場の通路には、焼きそばクレープみそポテトなどの屋台がずらり。
「大陶器市」も3年ぶりに開催。
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曇りで肌寒いですが、この通り、見物の人も大勢。
少し離れたサッカー場からは「ウォー」というような歓声。
ネットで確認。
サッカーJ2リーグ、地元大宮アルディージャvsツエーゲン金沢。
NACK5スタジアム大宮、14:02キックオフ、入場者数6,120人。
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白梅紅梅、様々な品種が良い感じで咲いています。
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蝋梅もありました。
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帰りがけに、管理事務所で「大宮第二公園 梅図鑑」300円を購入。
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園内の梅の品種が詳しく説明されています。
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しまった。
来た時に買えばよかった・・・(^^;

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2023年2月26日 (日)

見てきました!!! 映画「タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター」

1997年12月に公開された、上映時間194分の超大作映画です。
今回は3Dリマスター版で2023年2月10日から23日までの2週間限定公開です。

公式サイトをキャプチャ。
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バレンタインは タイタニックで、泣きませんか?
タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター
Titanic 25th Anniversary
日本歴代洋画興収No.1&アカデミー賞歴代最多受賞、全世界が恋に落ち、 陶酔した不朽の超大作が、この冬バレンタインに、ジェームズ・キャメロン監督の手によって美しく一新された3D映像で、期間限定で再び映画館の大スクリーンに甦る。
別次元の臨場感で描かれる極限のパニック&サバイバルと身分違いの恋に落ちる2人の運命を描く不朽のラブストーリー。
スペクタクルとエモーションが完璧なまでに融合した究極の映画体験。

<世紀の愛>を<永遠の感動>へと昇華させる『タイタニック』の新たな航海が始まる―
キャスト
レオナルド・ディカプリオ, ケイト・ウィンスレット
監督・脚本・製作
ジェームズ・キャメロン

ウィキペディアでは、以下の通り。
1997年のアメリカ合衆国の叙事詩的ロマンス災害映画。
映画制作会社からの上映権の取得が難しい事と、上映時間の長さから、映画館からは敬遠される傾向にあり、映画館における再上映の機会は貴重である。
特に、日本においては洋画人気の減退により、タイタニックの本格的な再上映は過去2回しか行われていない。
なるほど。
「叙事詩的ロマンス災害映画」って、なんだかすごい。
「本格的な再上映は過去2回」「映画館からは敬遠される傾向」なんですか。
どうしようかとも思いましたが、やはりこれは見ておかなくては。

というわけで。
2023年2月23日(木・祝)公開最終日に見てきました。
料金は、一般3Dメガネ付き2300円、シニア3Dメガネ付き1600円。
いずれもメガネ持参なら100円マイナス。

おどろくべし。
埼玉県のローカルなシネコン「シネプレックス幸手」の、当日10時過ぎの予約状況です。
13時25分からの回です。
158席中、空席はわずか25席。
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別のシネコンの、16時20分からの最終上映。
141席中、なんと空席は二つだけ
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というわけで。
両側ぴったり観客がいる状態での映画鑑賞は、何年振りでしょう?
客層は、私のような思い出に浸りたい中高年ばかりかと思いましたら。
ほとんどが大学生風など若い人、女性のグループも多かったようです。
私の隣の女性は、大感動のようで鼻をクシュクシュ。
上映後「こんな混んでいる映画館、はじめてー」なんて話していました。

さて感想ですが。
3Dについては、手前と奥に複数の平面動画があるような違和感もありましたが、小さなことです。
やはりこのような大作は、映画館で見るのが良いですね。
豪華な客室や、浸水して大きく傾く巨大な船体など、大スクリーンならではの迫力。

公開当時、私は埼玉県内の映画館で見て、その後もう一度、有楽町マリオンの巨大スクリーンで見ました。
その頃の思い出もよみがえり、大満足です。

ハヤオ

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2023年2月25日 (土)

行ってきました!!!「南こうせつコンサートツアー2023~夜明けの風~」

東京都荒川区で開催された、こんなコンサートに行ってきました。

南こうせつコンサートツアー2023~夜明けの風~
・日時 2023年2月18日(土) 開場:午後4時30分 開演:午後5時
・会場 サンパール荒川 大ホール
・料金 5,700円
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料金は、昨年や一昨年の埼玉開催で6,800円。
下町の荒川区とは言え都内開催で、この料金とはずいぶん安いですねぇ。

収容人数975席の会場です。
後方にわずかに空席がある程度で、ほぼ満席。

新型コロナウィルス第8波も収まってきましたが、、、
声出しは一応避けて、マスクの中でお願いしますと。
客層は言うまでもありませんね。
それでもさすが下町の荒川区とは言え都内。
ノリの良い観客が多く、ラストはほぼ総立ちでした。
おかげで、アンコール2曲のあと、久し振りに追加でもう1曲という感じでした。

当日の曲目です。
休憩時と終了後に書いたメモを基にしていますので、間違いがあるかもしれません。
参考まで。
[]内に、リリース年、アルバム名、歌手 を付記します。
公式サイトやウィキペディアで確認しました。

コンサート・ツアー [2005年 ギターを鳴らせ 南こうせつ]
赤ちょうちん [1974年 三階建の詩 かぐや姫]
うちのお父さん [1974年 三階建の詩 かぐや姫]
からたちの小径 [2013年 同名シングル 島倉千代子]
夢一夜 [1978年 こんな静かな夜 南こうせつ]
青春の傷み [2000年 青春の傷み/街並/愛をつかもう 再結成かぐや姫]
マキシーのために [1971年 レッツゴーかぐや姫 第1期かぐや姫]
(休憩15分)
(ここからソロ)
トークと共に、短く演奏
 We Shall Overcome 勝利を我等に [1963年 ピート・シーガー]
 Blowin' in the Wind 風に吹かれて [1963年 ボブ・ディラン]
 Gone The Rainbow 虹と共に消えた恋 [1962年 ピーター・ポール&マリー]
 遠い世界に [1968年 五つの赤い風船]
 悲しくてやりきれない [1968年 ザ・フォーク・クルセダーズ]
 今日までそして明日から [1971年 吉田拓郎]
 酔いどれかぐや姫 [1971年 第1期かぐや姫]
加茂の流れに [1972年 はじめまして かぐや姫]
春に想えば [1997年 心の虹 南こうせつ]
(ここからバンド)
神田川 [1973年 かぐや姫さあど かぐや姫]
歌うたいのブルース [2021年 夜明けの風 南こうせつ]
あの人の手紙 [1972年 はじめまして かぐや姫]
夜明けの風 [2021年 夜明けの風 南こうせつ]
(アンコール)
妹 [1974年 かぐや姫LIVE かぐや姫]
満天の星 [1982年 ひとりごと 南こうせつ]
(再アンコール)
僕の胸でおやすみ [1973年 かぐや姫さあど かぐや姫]

全16曲中、かぐや姫が8曲、南こうせつが8曲(かぐや姫再結成含む)。
ちょうど半々の構成なのですね。

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2023年2月24日 (金)

行ってきました「お札と切手の博物館」

2023年2月18日(土)です。

昨年夏に、造幣局の博物館を見てきました。
2022年7月2日(土) 行ってきました「造幣さいたま博物館」

今度は、お札と切手です。
東京都北区のJR王子駅から歩いて5分ほど。
国立印刷局王子工場に隣接する「お札と切手の博物館」です。
https://www.npb.go.jp/ja/museum/index.html
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入り口付近の植栽は「こうぞ」「みつまた」「がんぴ」。
和紙と言いますか、お札の材料ですね。
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入場無料。
展示室は一階と二階です。
さほど広くはありません。
一階では、偽造防止技術を、印刷技術と製紙技術に分けて展示。
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中央には、潜像模様、ホログラム、すかし、マイクロ文字、紫外線発光インキなどの体験コーナー。
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一億円の札束の見本です。
どうせ本物ではないのなら、触ったり持ち上げたり出来れば良いのに。
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二階です。
お札の変遷、世界のお札や切手など。
特集展示は「お札を彩るさまざまな模様」
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お札の模様の分類。
1.主模様、2.枠模様、3.地模様
なるほど。
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ちょっと懐かしいお札に「C千円」「C500円」とあります。
ウィキペディアでは「〇号券。〇券とも呼ばれる。」とあります。
これを「シリーズ記号」と呼ぶそうで、明治以降の記号は、こうだそうです。
・明治中期~1935年(昭和10年)頃:甲、乙、丙、丁
・1942年(昭和17年)頃~1945年(昭和20年)頃:い、ろ
・1946年(昭和21年)以降:A、B、C、D、E
つまり今のお札は「E券」と呼ぶわけですね。
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世界の切手や世界の紙幣コーナー。
動物がいたり、鉄道や建築物があったり、お国柄や歴史があって、見飽きません。
独裁者がいたり、なんと上から消されていたり。
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こんな事例もありました。
経済混乱時のジンバブエ 100兆ドル 2009年
内戦時のユーゴスラビア 5000億ディナール 1993年
それぞれ記載の数字は「100 000 000 000 000」「500 000 000 000」・・・
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といった具合です。
なるほどこれは面白い。
2時間以上かけて、ゆっくりと楽しみました。

おまけです。
JR王子駅そばの石碑「洋紙発祥の地」です。
後ろに詳しい説明パネルがあります。
駐輪禁止のコーンが置いてありますが、この通り(^^;
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2023年2月21日 (火)

GSR250Sで行ってきました「結城のひなまつり」その3

2023年2月17日(金)の続きです。
駅を基準にすると、かなりの町外れにある旧結城市役所です。
白壁の趣のある建物ですが、がらーんと空き家。
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お雛さまはありませんが、大変重厚な見世蔵「旧黒川米穀店舗」
現在は「ぱんや ムムス」。火水金土の週4日営業。
http://panya-mums.com/
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太い梁や、元の物を活かしたらしい建具。
愛想のよい店員さん。
店名はスウェーデン語で「美味しい」という意味だそうです。 

人気店のようで、次々とお客さんが来ます。
せっかくですので、オミヤゲにメロンパンなど。
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「結城蔵美館」です。
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立派な段飾りが並んでいます。
係の方とお話。
「お雛さまを寄贈したい」という申し入れもよくあります。
でも保管場所の関係でおことわりしているんです。とのこと。
蔵には「御手杵の槍」のレプリカもあります。
それを目当てに「刀剣乱舞」ファンも多く訪れてくれるそうです。
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小さな和菓子店「富士峰菓子舗」
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若い人がお菓子を買っています。
近くの駐車場に大型バス。
筑波大で都市計画を学ぶ学生さんのようです。
私もオミヤゲに「ゆでまんじゅう」など購入。
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かんぴょうの問屋「桜井長太郎商店」
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材料のユウガオの実で作った「ふくべ雛」が飾られています。
高齢のご主人夫婦とお話。
古い建物なので、10年に一度くらいは大幅な手入れが必要です。
板張りなどは、古いものを削り直して仕上げているんです。
かんぴょうは収益性が良くて一反歩でウン百万円。
でも技術が必要で、最近は他の野菜に転作してしまったり。
今は、仕入れは茨城と栃木ですね。
都内の大手デパートにも卸していますよ。
とのこと。
オミヤゲに、かんぴょう一袋350円
海苔巻き以外の食べ方が思いつきませんでしたが、、、パンフレットを頂きました(^^)
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というわけです。
見世蔵をリノベーションして新業態で活用とか、昔ながらのお店とか。
ほとんど観光客のいない平日、ゆっくり歩いて様々な話が聞けてオミヤゲも買えて、大満足です。

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2023年2月20日 (月)

GSR250Sで行ってきました「結城のひなまつり」その2

2023年2月17日(金)の続きです。
全くやる気を感じない、市の中核施設、大手の商業施設、商工会にうんざりして。
逆に、全く変化のない古い建物やリノベーションした見世蔵のカフェで、楽しくなってきました。
以前からある「会津屋呉服店」をリノベーションしたシェアスペース「yuinowa」
http://yuinowa.jp/
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一階にはカフェスペース。
「高砂人形」が良い感じ。
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建物の中を見せて頂きました。
二階の、元のままの和室が素晴らしい。
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おっ。
これは懐かしい。
テクニクスの家具調4チャンネルステレオです。
さすがにサブスピーカーはありませんでしたが。
1970年代に流行して、消えてしまったもの。
置き場所が床の間と言うのも「らしい」ですねぇ。
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カフェのお姉さんと世間話。
お向かいの味噌屋さん、刻み茄子の味噌漬けが美味しいですよ。
それでは行ってみましょう。
「秋葉糀味噌」つむぎみそ
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https://www.tsumugi-miso.co.jp/
天然醸造のお味噌屋さん。
手造り味噌のキットや甘酒用の米糀などが並んでいます。
ちょうど作った所だそうで、米麹の甘酒を試飲させて頂きました。
お米のつぶつぶ感が残り、程よい甘さで、これは美味しい(^^)
このあと冷凍してしまうそうで、良いタイミングだったようです。
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先のお姉さんに教えてもらった「繁盛なす」250g600円を購入。
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「石塚洋品店」
学生服などを扱うお店。良い感じの「看板建築」です。
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手造りの「つるしびな」が沢山飾られています。
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お茶屋さん「赤荻本店」
後ろの三階建てが面白い。
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お雛さまはありませんが、面白い「看板建築」
どんな商売だったのでしょう?
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続きはもう少し。

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2023年2月19日 (日)

GSR250Sで行ってきました「結城のひなまつり」

2023年2月17日(金)です。
「真壁のひな祭り」に続いて「結城のひなまつり」。
こちらも、コロナ前に2年連続で訪れています。
2019年2月10日(日) 再訪です「結城のひなまつり」
2018年3月3日(土) 歩いてきました「結城のひなまつり」その1
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正直なところ、真壁に比べますと、こちらはかなり見劣りします。
・展示規模は、2023年度で結城30か所、真壁117か所
・展示されるお雛さまのほとんどは、主催者が用意して各所に展示依頼したもの
それでも、良いところも色々あります。
今年はどうか、行ってみます。

流れの早い国道4号バイパスを淡々と流して、JR結城駅前北口に到着です。
ロータリーにはショッピングビル「しるくろーど」
以前は「コモディイイダ」というスーパーマーケットがメインのテナントだったのですが。
撤退後は、二階三階は空き室で、一階の一部に小さなお店がいくつかあるだけ。
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反対側には、大変立派な「結城市民情報センター」
図書館や観光拠点。結城紬の実演や桐の加工品の展示など。
以前と同じように、ロビーの隅に七段飾りが二組並んでいます。
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スーパーマーケット「うおとみ」です。
以前と同じように、段飾りがひと組ぽつんとあるだけ。
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「結城商工会議所」です。
以前と同じように、入口の外に向けて御殿飾りなどが並んでいるだけ。
ガラスが反射して良く見えません。
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もうねぇ。どこも以前とまるっきり同じ。
市の中核施設、大手の商業施設、市の経済を担う商工会で、これですからね。
年に一度のイベントを少しは良くしようという気は、全くないのですね。
平日なので、見ている人なんて誰もいませんし。

やれやれ、、、と思いつつ、
「石崎旅館」です。
これだけ時代がついていますとね。
勝手な言い草ですが、全く変わらないのが嬉しくなります(^^;
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玄関で来意を告げ、女将さんと立ち話。
お雛さまは、営業している当時は玄関先で邪魔になるのでケース入りにしたとか。
ネジを巻いて、オルゴールを聞かせてくれました。
旅館を廃業したのは、東日本大震災がきっかけ。
瓦が落ちたり大変だったとか。
昔は、こちら駅の北口が栄えていたけれど、、、
今は南口に大型商業施設が出来たり、市役所も移転したり。
そもそも若い人が減ってしまって。
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おっ。
元は穀物商だった古い見世蔵が、カフェになっています。
「喫茶カヂノキ」
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古びた黒板に、旧カナ遣い漢字カタカナ文で「御知ラセ」。
えーと。
レトロな感じの漢字カタカナ文です。
戦前でも、新聞など一般的な文書は、漢字ひらがな文だったようですが、、、
まぁそんな野暮な突っ込みはやめて、少し早いですが、お昼にしましょう。
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店内も、それらしいしつらえです。
重厚な梁や磨き込まれた床が、良い感じです。
狭いように見えますが、蔵の中も客席です。
後から来た予約客はカウンターの奥に行きましたので、座敷もあるのかも知れません。
以前来た時は無かったので、聞いてみたらオープンは2019年11月だそうです。
「カヂノキ」は、樹皮の繊維は和紙の原料、神道では神聖な樹木のひとつだそうです。
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カレーセットは1100円。
スープにサラダにコーヒーも付きます。
スパイシーなカレーに古代米、添えられているコールスローも良いアクセントでした。
夜はお酒も飲めるようです。
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美味しいカレーを食べて、なんだか楽しくなってきましたよ。

続きは後ほど。

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2023年2月18日 (土)

ちょっと寄り道「常総市の謎の天守閣」

もう5年も前ですが。
圏央道の常総IC付近、はるか北の方に見える、お城のような建物。
2018年7月23日(月) 判明! 常総市の圏央道はるか北の「謎の天守閣」
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茨城県常総市「地域交流センター」というのですね。
2022年2月12日(日)「真壁のひなまつり」に向かう時に、少し遠回りをして前まで行ってみました。
どーん。
「常総市地域交流センター(豊田城)」とあります。
少し古びてはいますが、なかなか立派です。
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参考まで。
お城の「天守」は、以下のように分類されます。
ウィキペディアから抜粋します。
現存天守
日本の城の天守のうち、江戸時代またはそれ以前に建設され、現代まで保存されている天守のこと。
復元天守(復原天守)
火事・天災・破却・戦災で消失した天守を、少なくとも外観は以前の通りに復元したもの。
復興天守
天守がかつて存在したことは確かで、元の場所に構造問わず再建された天守のうち、史料不足により規模や意匠に推定の部分があるもの。
模擬天守
城は実在したが、元々天守のなかった城や、天守が存在したか不明な城に建てられた天守のこと。
天守閣風建築物
模擬天守の一部であり、厳密に分けられているものではないが、上記模擬天守の条件に当てはまらない天守の意匠を模して建設されたもの。

常総市のホームページでは「豊田城」について、以下のような説明がありました。
http://www.city.joso.lg.jp/shigai/kanko/chiiki/1421553530228.html
当時は、このような石垣や天守閣(高さ48.5メートル)ではなく、カヤ葺きの居館造で、小貝川の水を引き込んだ濠や土塁により要塞化したものであったろうと考えられます。
ということは。
こちら「豊田城」は模擬天守ということになりますね。

入り口わきの銅像は、常総市出身の歌人「長塚 節」
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同じ敷地内です。
正面は「石下体育館」右側は「農産物直売所」
テントの下には、白菜や大根など様々な農作物が並んでいます。
正面の体育館は、、、かなり老朽化しているように見えます。
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日刊建設新聞というサイトで、こんな記事がありました。
http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=31697
石下体育館を解体 旧玉幼稚園で解体設計業務(常総市補正)
[2022/12/9 茨城版]
常総市は市議会定例会に補正予算案や工事請負変更契約の締結などの議案を提案している。
このうち、一般会計補正予算では6億8424万円を追加し、総額を267億3723万円とした。
主なものでは、石下体育館・武道館の解体工事費に1億2300万円を計上。
解体後の跡地活用では隣接する市地域交流センターの駐車場として活用していく。

ネットで検索しますと、別の場所に「常総市石下総合体育館」があるようです。

体育館の前に石碑がふたつ。
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「文武両道 大久保 仁書」
裏面は、以下の通り。
昭和五十二年十月吉日
石下町体育協会
(個人名は省略します)
「石下町民体育館 剛健」
裏面は、以下の通り。
贈落成記念
空手道 秋田政夫
昭和五十二年十月吉日

「常総市地域交流センター(豊田城)」。内部は最近リニューアルもされたようです。
機会があれば、ゆっくり見学してみたいですが。
また5年後になってしまうかも・・・

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2023年2月17日 (金)

3年振りの「真壁のひなまつり」その3

2022年2月12日(日)の続きです。
主に食べ物など。

今年は以前に比べて、人出もやや少ないようです。
とは言え、人気のお店には人だかり。
お昼は、早めにあっさり済ませましょう。

「桜川市いわせ蕎麦の会」
いかにも「定年退職おじさん」と言う感じの方々。
お客への対応がこなれていないのも、楽しさのうちです(^^;
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メニューは、もり、かけ、十割そばの三種類とシンプル。
穏やかな日差しの中で、暖かいかけそば600円を頂きました。
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手前の角の「橋本旅館」は2011年にスカーバーで来て最初に見た展示でしたっけ。
2011年2月5日(土) 真壁のひなまつり

おそばを食べただけなので、他のものもイケます。
黄金屋の「自慢焼き」130円
焼きたて熱々で、あんこたっぷり。
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こちらのお店の看板商品は「平四郎最中」
真壁ゆかりの名僧「法身国師」の俗名にちなんだ名前だそうです。
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「旅籠ふるかわ」です。
以前は「すいとん」などが食べられたのですが、スイーツに変わっていました。
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メニューは、抹茶のロールケーキ、草餅と桜餅、お汁粉の三種類。
それぞれお茶とセットで500円でした。
お茶は急須とお湯のポットが付いてきますので、ゆっくりお代わりが出来ます。
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お店の名前は失念しましたが、、、
千歳飴の袋に入っているのは、ネギ(^^;
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かきもち、干し柿、唐辛子、銀杏、小豆など、一袋100円。
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幾つか買って、焼きたての「かきもち」をひとつ頂きました。
「ちょっと焦げちゃいました」とのことで、かなり固かったです(^^;
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というわけです。
規模が縮小され、少し寂しい感じでしたが、このイベントはやはり楽しいですねぇ。
来年は、以前の賑いが戻ると良いなーと思います。

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2023年2月16日 (木)

3年振りの「真壁のひなまつり」その2

2022年2月12日(日)の続きです。

「真壁のひなまつり」の、町なかをうろうろ。
前回は無かった説明板が立っています。
「佐藤家の薬医門」
こちらの門の柱には、松竹梅の細工が埋め込まれているとのこと。
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あぁ、なるほど。
よく見ると、これが梅ですね。
なるほどねー。
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こちらの蔵も、特に展示などはない見慣れたものでしたが。
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「佐原家のお助け蔵」
土屋家は天保の大飢饉に際してこの蔵普請を行い、
誰にでも日当を出して、人々の生活を救った「お助け蔵」と伝えられる。
なるほどねー。
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半分閉まったシャッターの前で、猫がひなたぼっこ。
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いつものお米屋さん。
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以前と変わらず、赤いコペンがありました。
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「伊勢屋旅館」
以前は二階から「花咲か爺さん」が手を振ってくれたのですが、今年は姿が見られませんでした。
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店内は華やかな展示。
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バイク同様、お雛さまとは関係ありませんが。
三菱デボネアです。
以前はおじいさんが自慢話を聞かせてくれたのですが、いつの頃からか姿が見えません。
2011年に初めて来たときのおじいさん。
2011年2月5日(土) 真壁のひなまつり
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埃をかぶっていますが、、、一応まだありました。
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以前は、日曜日には真壁高校が空き地でお店を広げていましたが、今年は無いようです。
3年間開催なしとなりますと、高校生では経験者がいなくなりますね。
その他、あちこちお馴染みの展示がありませんでした。
来年以降、また賑やかになるのを待ちたいと思います。

続きをもう少し。

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2023年2月15日 (水)

3年振りの「真壁のひなまつり」

2022年2月12日(日)です。
2011年にスカーバーで行って以来、毎年のように訪れていたイベントです。
・2011年2月5日(土) 真壁のひなまつり
新型コロナウィルスのおかげで2回中止になり、3年振りの開催です。
・2020年2月9日(日) 今年も「真壁のひなまつり」

現地で貰ったビラには、、、
今年は規模を小さくして第十九章を開催することとなりました。
とあります。
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今年の会場案内図はこちら。
展示場所は、全部で117か所です。
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前回2020年の会場案内図はこちら。
展示場所は、全部で167か所です。
Makabemap_2020

なるほど。約3割の規模縮小ですか。
それでも、開催されるだけでも嬉しいです。
風もなく穏やかな日曜日。それでは行ってみましょう。

いつもの通り、桜川市役所真壁庁舎の駐車場へ。
先の案内図には明記されていないのですが、ちゃんと誘導の方もいます。
もちろん無料です。
会場に向けて歩きます。あれ?
いつも並んでいる、野菜などの屋台が出ていません。

会場地域に到着。
まずは定点観測です。
「高松家」です。
立派な長屋門の両側に、R100RSMHR900
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これらのバイクは、前回は2019年秋の台風による洪水で水没し修復中とのことでした。
R100RSは走れるようになり、好みでカウルを外してみたそうです。
一方MHRは走れないないままだそうです。
部品取りになるのもかわいそうなので、ゆっくり修復するとのこと。
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奥には初めて見るSR500
マフラーやグリップやウィンカーなどイジってあります。
かなり乗り込んだようですね。タンクやサイドカバーがスレています。
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奥の庭にいらした、お仲間のバイクのようです。
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すぐそばの町の洋品店「大吉屋」です。
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入り口わきにリジッドサスのモンキー
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お店の横には、CB92、CB72、CL72
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前回展示していたCB450の白バイはなし。
黄色いモトコンポと、白いCD50がありました。
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いつものバイクは、今まで通り健在でした。
続きは後ほど。

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2023年2月14日 (火)

近場をうろうろ「遠山記念館」

2023年2月11日(土)です。
前日の雪から一転、暖かい快晴です。
埼玉県川島町にある博物館「遠山記念館」をちょっと見てきました。
https://www.e-kinenkan.com/
庭園の梅がキレイに咲いています。
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昨日の雪もまだ少し残っています。
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あえて掛けたのでしょうか。客間の掛け軸は「雪」。
雪見障子から、庭の残雪も見えます。
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別の部屋の掛け軸は「福寿草」。
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恒例の大広間の豪華な雛飾り。
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今日で立春から一週間ですからね。

同じ埼玉県川島町のベーカリー「TOA」にも寄ります。
https://toa-nouen.com/bread/
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残念。あまり残っていませんが。
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ブルーベリーにチーズクリーム、あんバター、クリームパン、メロンパン。
しっとりと柔らかく、美味しいんです。
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まだ寒い日もありますが、もう立春から一週間ですからね。

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2023年2月12日 (日)

家で見ました!!! 映画「ハケンアニメ!」

昨年最後に見た映画は、アニメ「かがみの孤城」でした。
2022年12月29日(木) 見てきました!!! 映画「かがみの孤城」
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原作は同名の小説。著者は辻村深月
2017年5月15日第1刷。
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昨年は同じ辻村深月さん原作の映画が、もう一本ありました。
映画「ハケンアニメ!」2022年5月20日公開。
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原作小説「ハケンアニメ!」2014年8月22日第1刷。
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原作を読んだのはもうずいぶん前で、今回の映画化も承知はしていたのですが。
2022年5月は、GSR250Sの納車などいろいろありまして。
また、この小説自体は大変面白かったのですが、、、
登場人物の多い群像劇で、映画化してもうまく行かないのではないか、という気持ちもあったり。
そのようなわけで、映画は見逃してしまいました。
それが先日「日本映画専門チャンネル」で初放送されたので、録画して見ました。

以下、映画comの解説文です。
直木賞作家・辻村深月がアニメ業界で奮闘する人々の姿を描いた小説「ハケンアニメ!」を映画化。
地方公務員からアニメ業界に飛び込んだ新人監督・斎藤瞳は、デビュー作で憧れの天才監督・王子千晴と業界の覇権をかけて争うことに。
王子は過去にメガヒット作品を生み出したものの、その過剰なほどのこだわりとわがままぶりが災いして降板が続いていた。
プロデューサーの有科香屋子は、そんな王子を8年ぶりに監督復帰させるため大勝負に出る。
一方、瞳はクセ者プロデューサーの行城理や個性的な仲間たちとともに、アニメ界の頂点を目指して奮闘するが……。

いやー面白かったです。
天才VS女性新人。
二人の監督の新作アニメを軸に話が進みます。
厳しい状況で必死に頑張る瞳。
お茶柔軟仕上げ剤宝くじURなど、様々なテレビCMに登場する美しい吉岡里穂さん。
なんと、ひっつめ髪メガネにパーカー姿で大熱演。
一方の天才と呼ばれる王子も、決して易々と作品を作っているわけではありません。
次々と起こるトラブルや行き違い、関係者との感情的対立など。
それらに真摯に立ち向かい乗り越えていく姿が、感動的に描かれます。

メンバー間の対立に、ちょっとしたアドバイスが解決の糸口になったり。
利益しか眼中にない冷酷な男だと思ったら、主人公を思う深い意図があったり。
そしてエンディング。
瞳のデビュー作は視聴率競争で徐々に王子の新作を追い上げますが、最終回で惜しくも届かない。
ところがなんと、エンドロールの後に思いがけない大逆転。

原作からのストーリーの「刈り込み」が実にうまかったと思います。
小説は様々なアニメ関係者が、それぞれ一人称で描かれるオムニバス形式でした。
それを、天才VS女性新人の対立がより際立つようにアレンジされていました。

細かい設定変更もあり、人物の描写も分かりやすくなっています。
おかげで、おかしな表現ですが「安心して感動」出来る、良作だと思います。
映画館で見損ねたのが、残念です。

お話自体も良いのですが、架空のアニメ二作品も、いかにも面白そう。
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女性新人監督、瞳のアニメ「サウンドバック 奏の石」について。
原作では、アニメの舞台となる架空の町で「吉田の龍勢祭」を思わせるお祭りが登場します。
そのお祭りにアニメの関係者も参加し、声優さんや関係者が駆けつけます。
その様子は、以前「龍勢」を見てきたときの情景そのままで、大いに感激しました。
2015年10月12日(日) 行ってきました「秩父吉田の龍勢まつり」 その2

残念ながら、映画にはこのお祭りは全く出てきませんでした。
その代わりに、アニメの舞台が秩父になっていました。
これで「あの花」「ここさけ」「空青」三部作に続く、秩父アニメの第四作(^^)
ネットで検索すると、聖地巡礼の様子も幾つか上がっていました。

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2023年2月11日 (土)

大雪です

2023年2月10日(金)です。
私の住む埼玉県は、朝から雪が降り出し、午後には本降りになりました。
近所の公園では、防寒装備を固めて楽しそうに遊ぶ、お母さんと子どもたち。
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雪は夕方には止んでしまい、翌日11日(土)は晴れて暖かく、雪はすっかり消えてしまいました。

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2023年2月 7日 (火)

見てきました!!! 黒澤映画「用心棒」

2023年2月4日(土)です。

黒澤明監督の4作を35mmフィルムで上映!
よみがえる昭和 日本映画名作劇場
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二日目の午前は、娯楽時代劇「用心棒」です。
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概要は、ウィキべディアから転載。
桑畑三十郎を名乗る浪人が、宿場町で対立するヤクザ同士を衝突させて壊滅させるという物語で、
理屈抜きの娯楽映画として興行的に大ヒットし、1962年に続編の『椿三十郎』が作られた。
三船は本作品で第22回ヴェネツィア国際映画祭の男優賞を受賞。

前後の作品は、こんな感じです。
生きる(1952年)
七人の侍(1954年)
生きものの記録(1955年)
蜘蛛巣城(1957年)
どん底(1957年)
隠し砦の三悪人(1958年)
悪い奴ほどよく眠る(1960年)
用心棒(1961年)
椿三十郎(1962年)

とにかく面白くてたまらない「七人の侍」「隠し砦の三悪人」の数年後の作品。
本作「用心棒」の舞台は、ヤクザが対立して荒れている、小さな宿場町です。
主人公の浪人桑畑三十郎は、もちろん三船敏郎
そして主人公の面倒を見る居酒屋の爺さんが東野英治郎
黒澤映画ではチンピラ役などが多いですが、後に超長寿テレビドラマ「水戸黄門」の初代黄門さまですからね。
そういえば、二代目の西村晃も、ちらっと登場していました。
「七人」や「隠し砦」で実直な武士だった加東大介は、ちょっと頭が弱いヤクザの弟。
なんと「こち亀の両さん」のような「つながり眉毛」という間抜け拵え。
昨日の二作で主役級だったお二人は、本作では見せ場はワンシーンだけのちょい役です。
「わが青春に悔なし」で主役の夫だった藤田進は、出入りの前に逃げ出すインチキ用心棒。
「酔いどれ天使」で主役だった志村喬は、仕込み樽を壊され慌てる造り酒屋の主人。

もちろん映画自体は、何度見ても期待通りの面白さで大満足、、、
なのですが。
この映画の翌年に公開された「椿三十郎」を思い起こすと、幾つかの弱い点に気付きます。
・桑畑三十郎がヤクザを根絶やしにする理由が分からない
「椿三十郎」では、若侍たちの間抜けさや奥方の人柄に打たれる、といった明確な理由が描かれます。
・仲代達矢との対決シーンが物足りない
ヤクザの弟で拳銃使いの仲代達矢に対し、出刃包丁を投げつけてあっさり決着。
「椿三十郎」のラストの息詰まる決闘シーンに比べると、ちょっと弱いです。
・華やかさが足りない
むりやりヤクザの情婦にさせられた司葉子が少しだけ出る程度で、後は田舎遊女がぞろぞろ。
「椿三十郎」では、おっとりした家老の奥方やその娘が良い味を出していました。
更に、満開の椿の花が重要な合図に使われるという演出も素晴らしい。
というわけで。
翌年の「椿三十郎」が、この映画の反省を活かした良作なのだと、改めて思わされます。

同じ監督の映画を連続して見ると、いろいろ気付けるのが面白いところ。
若い頃に通った名画座の特集企画も、このような側面がありましたっけ。
その頃を思い出し、ちょっと懐かしいような気分です。

さて午後は「天国と地獄」なのですが。
残念ながら、用事があり見られません。
これも面白いんですよねー。
「椿三十郎」と「天国と地獄」、後でウチにあるDVDで見直しましょう。

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2023年2月 6日 (月)

見てきました!!! 黒澤映画「酔いどれ天使」

2023年2月3日(金)です。
黒澤明監督の4作を35mmフィルムで上映!
よみがえる昭和 日本映画名作劇場
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午前の「わが青春に悔なし」に続き、午後は「酔いどれ天使」です。
参考まで、この間にはもう一作あります。
わが青春に悔なし(1946年)
素晴らしき日曜日(1947年)
醉いどれ天使(1948年)

三船敏郎はこの作品が黒澤映画の初出演だそうです。
生年月日から、主演のお二人の公開時の年齢はこうなります。
志村喬 1905年3月12日 → 43歳
三船敏郎 1920年4月1日 → 28歳
この通り、二人とも若くて元気なこと。
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概要は、ウィキペディアから転載。
闇市を支配する若いやくざと、貧乏な酔いどれ中年医者とのぶつかり合いを通じて、
戦後風俗を鮮やかに描き出したヒューマニズム溢れる力作。
黒澤・三船コンビの最初の作品であると同時に、志村が黒澤作品で初主演した。
第22回キネマ旬報ベスト・テン第1位。

結核に罹患した若いやくざを救おうとする、酔いどれ中年医者。
舞台は、汚いドブ池そばの闇市。
当然ながら、やくざは言うことを聞かず自堕落な生活を続け、やがて重症化。
頬がこけ、げっそり痩せて、、、
様々なトラブルに巻き込まれながらも、中年医者は彼を見捨てることはありません。
ですが結末は、、、言うまでもないですね。
黒澤明のヒューマニズムものとしては「生きる」赤ひげが有名どころ。
これらに対して、戦後間もなくの、荒っぽい雰囲気が面白いです。
乱暴な口をききながら人情に篤い医者という点は「赤ひげ」と重なります。

映画の初めと終わりに、久我美子扮する明るくかわいい女子学生が登場します。
生年月日から、公開時の年齢はこうなります。
久我美子 1931年1月21日 → 17歳
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彼女も結核患者なんです。
やくざが亡くなり、しんみりしているところに「ほら先生、卒業証書!」と、笑顔で登場。
大きな病院で撮ったレントゲン写真を見せます。
そしてお祝いに、酔いどれ医者と「あんみつ」を食べに行くラストシーン。
荒々しくて救いの少ない話に、花を添えてくれる存在でした。

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2023年2月 5日 (日)

見てきました!!! 黒澤映画「わが青春に悔なし」

2023年2月3日(金)です。
黒澤明監督の4作を35mmフィルムで上映!
よみがえる昭和 日本映画名作劇場
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まずは「わが青春に悔なし」です。
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太平洋戦争が終わった翌年、1946年の作品です。
概要は、ウィキべディアから転載。
GHQ占領下に民間情報教育局が民主主義啓蒙を目的に推奨したアイデア映画の一つである。
京大事件の滝川幸辰とゾルゲ事件の尾崎秀実を題材とし、
ファシズムの時代に弾圧された教授と学生たちの師弟関係と、
そんな時代に自我に目覚める女性の姿を描く。


というわけで、GHQのプロパガンダ映画と言ってしまうと、身も蓋もないのですが。
この映画は、私はかなり前に一度だけ、BS放送を録画して見ています。
110分かけて何か黒澤映画を見るとすれば、、、正直なところ別の作品を選びますねぇ。

とは言え、大スターが一般的なイメージとは違う役柄で登場し、なかなか面白いです。
主演はあの原節子
大学教授のお嬢様なのは、後の小津安二郎作品と被りますが、、、
物語後半では、泥まみれで農作業をしたり、新時代を切り開く強い女性になって行きます。
父親の京大法学部の教授は大河内伝次郎
ご存知丹下左膳の時代劇スターですが、大学教授もなかなか。
特に面白いのは志村喬です。
なんと、恐ろしい特高の刑事。
劇中では名前は出てきませんが、キャスト表では「毒いちご」(^^;

その他、原節子に関わる大河内伝次郎の教え子の京大生が二人。
左翼運動に身を投じるのが藤田進
対照的に、検事になって出世する河野秋武

これらの配役で、戦前戦中の思想弾圧や田舎での村八分の様子が、これでもかと描かれます。
そして敗戦後、女性の地位向上など社会活動家として明るく活躍する原節子。

ストーリー自体はさほど面白くはないのですが。
戦前の自由で明るい大学生活、戦中の暗い世相や農村の暮らしの描写などなど、
時代の空気を味わうという意味でも興味深く、じっくりしっかり見てしまいました。

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2023年2月 4日 (土)

行ってきました!!! 黒澤映画上映イベント

2023年2月3日(金)です。
こんな映画イベントに行ってきました。
黒澤明監督の4作を35mmフィルムで上映!
よみがえる昭和 日本映画名作劇場
2023年2月2日(金)~3日(土)
上尾市コミュニティセンター
入場料各回500円 全席自由 各回定員179人
2月2日(金)10:30~「わが青春に悔なし」
2月2日(金)13:30~「酔いどれ天使」
2月3日(土)10:30~「用心棒」
2月3日(土)13:30~「天国と地獄」
主催には、三団体の名前が並びます。
公益財団法人上尾地域振興公社
上尾に「まちの映画館」をつくる会
国立映画アーカイブ
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359席の会場で、定員は179人。
コロナウィルス対策として、キャパシティの半分なのでしょう。
ですが、観客は中央にまとまっています(^^;
まぁねぇ、ざっと50人程度のようですし。
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この内容は、国立映画アーカイブの「優秀映画鑑賞推進事業」だそうです。
http://www.omc.co.jp/film/
こんなパンフを貰いました。
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全国各地での上映作品リストは、こんな感じ。
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昨年は、小津安二郎「秋刀魚の味」を見てきました。
2022年2月5日(土) 見てきました!!! 映画「秋刀魚の味」
あぁ、なるほど。
昨年の小津安二郎は「Bプログラム」。
全く同じ内容で、何年も続けているようですね。

アンケート用紙も入っていました。
どこで知ったか、満足度などの一般的な内容に加えて、こんな項目がありました。
1年間に平均して何本の映画をご覧になりますか。
映画館やホールなど、ビデオやDVD、テレビ(衛星放送など含む)
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うーん。
この答えを集計して、一体何の役に立つのでしょう?
上尾に「まちの映画館」をつくる会 で、見込み客の試算でもするのでしょうか?
https://ageo-cinema.jimdofree.com/
https://www.facebook.com/cinema.ageo/

映画自体の感想は、後ほど。

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2023年2月 2日 (木)

来訪2回「屋根修理詐欺?」

面白くもない話ですが。
一応、個人的な記録としてご報告しておきます。

昨年秋です。
私が家にいたら、ピンポーンと突然の来訪者。
作業服姿の30代くらいの男性。
「近所の工事現場で仕事をしている者です」
「お宅の屋根に一部傷んでいる所が見えましたので声を掛けました」
一緒に外に出て屋根を見上げましたが、良く分かりません。
それでは知り合いの業者に相談すると話したら、、、
「あぁ〇〇市の〇〇建設さんですか、一緒に仕事したことがありますよ」
などと話をして、帰って行きました。
確かにウチから見える近さで、アパートの新築工事中です。
そこの業者が、本当に「親切」で言ってくれた?
それとも、屋根リフォーム工事の「売り込み」なのか?
まさか、最近流行りの強盗の「下見」ではないでしょうが。

そして、数カ月経った先日です。
私が家にいたら、ピンポーンと突然の来訪者。
作業服姿の20代くらいのお兄さん。
「近所で工事があり、資材の荷下ろしでお騒がせして済みませんでした」
いや別に何も聞こえませんでしたが。
「お宅の屋根に一部傷んでいる所が見えましたので声を掛けました」
おっ。
先日と全く同じ話です。
知り合いの業者もあるけど、お宅では幾らで見てもらえますかと話したら、、、
「工事の帰りに寄れるかも知れませんけど」
「親方に聞いてみないと」
などと言って、去って行きました。

なるほど。
同じようなパターンです。
これはもう「親切心」ではなく、明らかに「売り込み」でしょう。
今度のお兄さん。
小さな修繕工事ではなく、屋根全体の大きな工事を狙っていたのかも知れませんね。

ネットで検索。
「屋根修理詐欺」といった感じで、同じような事例が沢山。
とは言っても、詳しく事例を紹介しているサイトの多くは、リフォーム業者です。
要は「飛び込み営業は避けて、安心の当社へ」と言いたいのですね。
この意味では、一概に「詐欺」と決めつけて良いかは分かりませんが。

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2023年2月 1日 (水)

友人Sくん、キャンピングカー購入

先週の出来事なのですが。

友人Sくんから連絡があり、注文してあったキャンピングカーを受け取りに行くとのこと。
彼は埼玉県の北部在住。30㎞ほど離れたお店は、偶然ウチのすぐ近所です。
それではと、最寄り駅で待ち合わせて、一緒に行って見物してきました。

車種などは聞いていなかったのですが、お店に着いてびっくり。
これです。
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ベースはトヨタの「カムロード」。
トラックの「ダイナ」ベースの、キャンピングカー専用シャーシだそうです。
2021年登場の安全機能充実の新型を待って、昨年6月に発注して、納車まで7カ月。

乗車定員8名。就寝可能人員5名。
テーブルやシートはそのままで、4人分のベッドが使えます。
テーブルなどを動かせば、更にもう一人。
いやいやー。
寝袋を持ち込めば、床にもう一人くらい楽に寝られそう。
装備はもう、言うまでもありませんね。

60代前半の彼は、3月に退職予定。
完全フリーになって、このクルマでノマド生活を楽しむつもり、とのこと。

うーん。
色々と思うところがありますが。
それはまぁ、どなたも同じでしょうから、省略します。

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