ちょっと寄り道「常総市の謎の天守閣」
もう5年も前ですが。
圏央道の常総IC付近、はるか北の方に見える、お城のような建物。
2018年7月23日(月) 判明! 常総市の圏央道はるか北の「謎の天守閣」
茨城県常総市「地域交流センター」というのですね。
2022年2月12日(日)「真壁のひなまつり」に向かう時に、少し遠回りをして前まで行ってみました。
どーん。
「常総市地域交流センター(豊田城)」とあります。
少し古びてはいますが、なかなか立派です。
参考まで。
お城の「天守」は、以下のように分類されます。
ウィキペディアから抜粋します。
現存天守
日本の城の天守のうち、江戸時代またはそれ以前に建設され、現代まで保存されている天守のこと。
復元天守(復原天守)
火事・天災・破却・戦災で消失した天守を、少なくとも外観は以前の通りに復元したもの。
復興天守
天守がかつて存在したことは確かで、元の場所に構造問わず再建された天守のうち、史料不足により規模や意匠に推定の部分があるもの。
模擬天守
城は実在したが、元々天守のなかった城や、天守が存在したか不明な城に建てられた天守のこと。
天守閣風建築物
模擬天守の一部であり、厳密に分けられているものではないが、上記模擬天守の条件に当てはまらない天守の意匠を模して建設されたもの。
常総市のホームページでは「豊田城」について、以下のような説明がありました。
http://www.city.joso.lg.jp/shigai/kanko/chiiki/1421553530228.html
当時は、このような石垣や天守閣(高さ48.5メートル)ではなく、カヤ葺きの居館造で、小貝川の水を引き込んだ濠や土塁により要塞化したものであったろうと考えられます。
ということは。
こちら「豊田城」は模擬天守ということになりますね。
入り口わきの銅像は、常総市出身の歌人「長塚 節」。
同じ敷地内です。
正面は「石下体育館」右側は「農産物直売所」。
テントの下には、白菜や大根など様々な農作物が並んでいます。
正面の体育館は、、、かなり老朽化しているように見えます。
日刊建設新聞というサイトで、こんな記事がありました。
http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=31697
石下体育館を解体 旧玉幼稚園で解体設計業務(常総市補正)
[2022/12/9 茨城版]
常総市は市議会定例会に補正予算案や工事請負変更契約の締結などの議案を提案している。
このうち、一般会計補正予算では6億8424万円を追加し、総額を267億3723万円とした。
主なものでは、石下体育館・武道館の解体工事費に1億2300万円を計上。
解体後の跡地活用では隣接する市地域交流センターの駐車場として活用していく。
ネットで検索しますと、別の場所に「常総市石下総合体育館」があるようです。
体育館の前に石碑がふたつ。
「文武両道 大久保 仁書」
裏面は、以下の通り。
昭和五十二年十月吉日
石下町体育協会
(個人名は省略します)
「石下町民体育館 剛健」
裏面は、以下の通り。
贈落成記念
空手道 秋田政夫
昭和五十二年十月吉日
「常総市地域交流センター(豊田城)」。内部は最近リニューアルもされたようです。
機会があれば、ゆっくり見学してみたいですが。
また5年後になってしまうかも・・・
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