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2023年3月 5日 (日)

見てきました!!! 午前十時の映画祭12「レナードの朝」

午前十時の映画祭12も、いよいよ終盤。
ラストの「無法松の一生」2作の前に、医療もの感動作「レナードの朝」です。
画像は、公式サイトより拝借。
Leonard_202302
主演は、こちらの名優お二人。
レナード・ロウ:ロバート・デ・ニーロ
マルコム・セイヤー医師:ロビン・ウィリアムズ

お話は、ざっとこんな感じ。
舞台は1969年。
ブロンクスにある慢性神経病患者専門の病院に赴任したセイヤー医師。
それまで臨床経験はほとんどないが、誠実な人物。
嗜眠性脳炎の患者に、認可されていない新薬の投与を計画。
まずは、入院して30年間ほとんど意識のない患者レナードに投与。
投与方法など工夫して、ついに劇的な症状改善に成功。
続いて他の患者にも投与し、一時は皆が健常者に近い回復を見せる。
外出してダンスを楽しんだり、偶然知り合った女性と恋に落ちたり。
ところが、薬に耐性が出来ると症状は再び悪化して、、、

うーん。
たまらない感動作です。
セイヤー医師の熱心で真摯な行動。
彼の熱意に賛同し、小切手を切る看護師やスタッフ。
レナードの体調悪化に寄り添う女性。
発作で苦しむ自分の姿を、研究のため撮影しろと言うレナード。
もうね。良いシーンが沢山。
これはやはり、空いている映画館で見るべき映画ですねぇ。

この「午前十時の映画祭12」では、心の病気を描く映画もありました。
2022年9月9日(金) 見てきました!!! 午前十時の映画祭12「レインマン」
こちらは、ダスティン・ホフマンが「サヴァン症候群」の主人公を演じていました。

日本では、、、といった言い方もどうかとは思いますが。
「余命何年」というような、身体の病気ものは結構あると思います。
それに対し、このような重度の脳や心の病気を描く作品は、私は寡聞にして思い当たりません。
唯一、テレビドラマ「裸の大将放浪記」が思い当たりますが、人情コメディといった内容ですし。

似たようなテーマの小説ですと、長編SF「アルジャーノンに花束を」が思い出されます。
お話は、知的障害を持つ主人公の書いた文章の形で進みます。
脳手術で知能が向上しますが、知らなくても良いことまで分かってしまったり。
最後は、この映画同様に手術前に戻ってしまう、、、

あぁ。この小説も読み返したくなりました。
文庫本がどこかにあるはずですが、すぐには出てきそうもありません。
ここはやはり、楽に読めるkindleにしましょうか。

ですが。
先日見た映画「仕掛人・藤枝梅安」も、原作小説のシリーズ第一作をkindleで読み終えたばかり。
続けて二作目を読むか、それとも「アルジャーノン」に行くか。
迷いますねぇ。
映画の余韻を楽しむためには、もう少し「間」が必要のようです。

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