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2023年4月

2023年4月30日 (日)

まるごとバイクフェスティバル

2023年4月29日 (土)です。
埼玉県上尾市の自動車学校「ファインモータースクール」の毎年恒例行事のご報告です。
2020年から新型コロナウィルスで中止となり、昨年は再開したものの雨だったようです。
私は2009年から2016年まで毎年のように参加し、今回は久し振りです。

ネットで事前予約をしてと。
今年は朝から晴れで、午後は少し曇り風が出た程度で、良かったです。

メインのイベントは、教習コースを使った「ゆっくり体験試乗会」
参加費500円で時間内乗り放題です。
コース内なので、普通二輪免許でも大型二輪にも乗れます。
ただし、壊した時の費用は自己負担という誓約ありです。

今回の試乗車は、こんな感じです。
Maru_20230429_2
会場レイアウトです。
このうち試乗会はAとBの2コース。
Aコースは中小型で、教習のS字と外周。
Bコースは大型で、外周と坂道。
いずれも1回2周です。
Maru_20230429_1

それでは、私が体験した車種のご報告です。
私は、身長168㎝体重約75kgの短足メタボ、運転技術も低レベルの60代のじじいです。
ポジションや足つきや走行感などは、これが前提となりますので。

まずは大型二輪です。
とは言え、私が試乗するのは500ccから650㏄クラスのみです。

スズキSV650
薄いシートの割には、座った感じは悪くないですが。
Vツイン特有の強力な低速トルク。
ギクシャクして、私はうまく乗れませんでした。
Breva750に乗っていた頃なら、印象は違ったかも知れません。
20230429_01

カワサキZ650RS
こちらは新しい水冷2気筒。
ハンドルが高くてシートも厚く、楽なポジション。
隣のZ900RSと共に、懐かしいカラーリングにZ2風ミラー。
マフラーも一般的な形にして、更に「二本出し」なら良いのにね。
走ってみると、程ほどの車格で扱いやすく、2気筒らしい鼓動感を伴う加速も心地よく、好印象です。
20230429_02

FANTIC Caballero Scramber 500
イタリアのメーカーだそうです。
アップライトなポジション。足つきもまぁまぁ。
バタバタバタっと、SR400を更にワイルドにしたような加速感と軽快感。
帰宅後、ネットでスペックを確認。
シート高:820mm
最高出力:40HP/7500rpm
最大トルク:43Nm/6000rpm
価格:1,160,000円、1,300,000円(DELUXE)
20230429_03

試乗会では珍しい、ウラルのサイドカー
大変格好良い、ホンダHAWK11
乗りませんでしたが・・・
20230429_04

続きは後ほど。

コミ ノモサ タカ

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2023年4月27日 (木)

MFゴースト ヤンマガで再度休載

10日以上遅れましたが、一応書いておきます。

2023年4月17日(月)発売の、ヤングマガジン2023年20号です。
MFゴースト第208話「寛一お宮もうで」
MFG第4戦が決着。

カナタくんは1位のベッケンバウアーと僅か千分の2秒という僅差の2位。
このシーズンは、残り1戦。

最後のページには、こうです。
次号よりしばらくの間休載いたします。
次回209話「624」に続く! オーバー!
Mgg_20230417

以前長期休載となったのが、2022年11月から2023年2月まで。
・2022年11月21日(月) MFゴースト「しげの秀一氏体調不良のため休載」
・2023年2月20日(月) MFゴースト ヤンマガで連載再開

この時は「作者の体調不良」と理由が明記されていました。
今回は単に「しばらくの間」とだけ書かれています。
うーん。
深刻な事情でなければ良いのですが。

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2023年4月26日 (水)

見てきました!!! 映画「仕掛人・藤枝梅安2」その2

遅ればせながら。
2023年4月7日公開の映画を見てきました。

2023年2月3日公開の「仕掛人・藤枝梅安」との二部作の二本目です。
2023年3月2日(木) 見てきました!!! 映画「仕掛人・藤枝梅安」
Baian_202302

うーん。
今回も、良いですねぇ。

原作に忠実な造りが嬉しいです。
更には、原作に肉付けしたシーンとか。

無頼浪人が彦次郎の妻を襲う。
原作では、彦次郎は殴り倒され動けないだけですが。
映画では、わざと彦次郎が意識を失わないようにし、暴行を見せつける。
彦次郎の苦しみが、より強く伝わります。

後日、梅安は無頼浪人の兄の侍と偶然再会します。
原作はこうです。
「峯山さまの弟ごさまは、お達者で?」
「いや、それが……」
と、峯山又十郎の、肉づきのよい温厚な顔へ、あかるい笑いが波紋のようにひろがり、
「それがな、先年、病気で死にましてなあ」
と、峯山が、さもうれしげにいった。
池波正太郎. 殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一) (講談社文庫) (p.147). 講談社. Kindle 版.
映画では。
弟の消息を聞かれた峯山又十郎。
一瞬足を止め、複雑な表情。
なるほど。
自ら「仕掛」を依頼した、存在自体が迷惑な弟ではありますが。
いなくなれば、それなりの心残りがあるかのようでした。

原作にない、無頼浪人が下働きをさせている少年が出てきたり。
梅安は、その境遇に自分の幼い頃を重ねて見ているようでした。

ついでに、暴行シーンですが。
無頼浪人が、彦次郎の妻や攫ってきた女にあれこれしますが。
ほとんど「露出」はありません。
今後の「日本映画専門チャンネル」での放映を考慮しているのでしょう。

さて、エンドロールです。
予告編制作:樋口真嗣
これは前回も気付きました。

驚いたのは、こちら。
長谷川平蔵:松本幸四郎
えぇ?
どこかで出ていたのを見落としたかと思ったら。
エンドロールの後に、短い映像。
料亭「井筒屋」の玄関。
浪人風の男が出てきて、入れ替わりに梅安がやって来る。
梅安は主人に、今の浪人は誰かと尋ねるが、主人は言葉を濁す。
なるほどー。
梅安は瞬時に、ただものではないと見抜いたようです。

「日本映画専門チャンネル」のアナウンス。
https://www.jidaigeki.com/onihei-baian/
『鬼平犯科帳』映画化・連続シリーズ製作決定
五代目・長谷川平蔵:松本幸四郎
監督:山下智彦
脚本:大森寿美男
エグゼクティブ・プロデューサー:宮川朋之
原作:池波正太郎『鬼平犯科帳』(文春文庫刊)
2023年春・秋 撮影決定

五代目
とあるのは、テレビシリーズのことですね。
ウィキペディアによりますと、四代目までは、こうです。
八代目松本幸四郎
丹波哲郎
萬屋錦之介
二代目中村吉右衛門
脚本とエグゼクティブ・プロデューサーは「仕掛人・藤枝梅安」と同じ。
監督は、北大路欣也版の「剣客商売」の方。

こちらも、楽しみです(^^)

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2023年4月25日 (火)

見てきました!!! 映画「仕掛人・藤枝梅安2」

遅ればせながら。
2023年4月7日公開の映画を見てきました。

2023年2月3日公開の「仕掛人・藤枝梅安」との二部作の二本目です。
2023年3月2日(木) 見てきました!!! 映画「仕掛人・藤枝梅安」
Baian_202302

うーん。
今回も、良かったですねぇ。
まずは、メインのゲスト俳優について。

梅安と彦次郎の旅の途中。
彦次郎は、かつて妻子を死に追いやった無頼浪人を発見。
今は立派な侍姿で、梅安はそのような凶悪な男には見えない。
実は瓜二つの弟がおり、その無頼浪人こそ、彦次郎の仇。
椎名桔平が、全くタイプの違う二役を演じ分けています。

一方、梅安が初めて命を奪った浮気女の夫の浪人。
実は梅安たちと同じ仕掛人の凄腕。
梅安を倒すべく、梅安の自宅を見張る。
こちらは佐藤浩市ですが、静かで恐ろしく迫力十分。

前作に続き、陽気で明るい百姓婆さんの高畑淳子
暗く緊迫したシーンが続く中で、良いアクセントになっていました。

原作「仕掛人・藤枝梅安 殺しの四人」
全5作の短編集です。
その中で、先の映画第一作は「おんなごろし」「梅安晦日蕎麦」
そして本作は「殺しの四人」「秋風二人旅」が元になっています。
複数の短編をうまく組み合わせて、一本の映画として仕上げています。

原作のセリフや食事の内容が、原作そのままに出てきたりして、嬉しくなります。
敵の襲撃に備え事前に屋根裏にひそむ彦次郎と、帰宅して座敷にいる梅安の会話。
「ちょいと、降りて来ないか」
「いけねえ。そいつが油断というものだぜ。いつなんどき、あいつらが斬りこんで来るか知れたものじゃあねえ」
「なるほど。それでは、私は熱い飯に生卵をかけて食う。わるいなあ」
「いいってことよ」
池波正太郎. 殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一) (講談社文庫) (pp.82-83). 講談社. Kindle 版.
屋根裏の彦次郎は、焼きおにぎり。

ただの卵かけごはん焼きおにぎりですけどね。
原作そのままなのが、たまらなく嬉しいです。

続きは後ほど。

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2023年4月23日 (日)

見てきました!!! 映画「RRR」

2022年10月21日の公開以来、ロングランを続けているインド映画です。
若い知り合いが「絶対面白いから見た方が良いですよ」と大絶賛。
楽しみにしていた「仕掛人・藤枝梅安2」を後回しにして、こちらを見てきました。

タイトルは「RRR」(アール・アール・アール)
Rise(蜂起)、Roar(咆哮)、Revolt(反乱)の頭文字です。
いやー面白い。
上映時間179分という長さですが、一瞬も飽きさせません。
画像はネットから拝借。
Rrr_1
舞台は1920年。英国植民地時代のインド。
主人公は二人。
連れ去られた少女を救出に向かう、山奥の部族のビーム。
がっちり形で藤岡弘みたい。
英国人側につく冷酷な警察官のラーマ。
実は武装蜂起の銃器を奪い取るため、警察内部での昇進を目指している。
二人は、列車事故で危機に陥った少年を協力して助けて、友人になる。
後半になると、だんだんヤバくなります。
捕らえられたビームを、ラーマが拷問することになったり。
ラストは、足を痛めたラーマをビームが肩車。

その態勢のままで大暴れ!

もちろん女性も登場。
ビームが恋するのは、英国人の女性。
ラーマの協力で親しくなり、少女が閉じ込められている屋敷への潜入のきっかけに。
一方、ラーマは故郷の村に恋人がいます。
目的を達成して彼が帰ってくるのを待つ、インド娘。
二人とも大変美しくて、これだけでも見ごたえ充分(^^)
Rrr_2

程よく複雑で、分かりやすい状況設定。
おかげで、すんなり物語に入り込めます。

英国人のパーティで、二人がキレッキレのダンスを披露したり。
拷問を受けながら、突然歌いだしたり。
お約束ですからね、これで全然構わないんです。
日本映画だって、ね。
例えば大昔の「若大将シリーズ」
「澄ちゃん、君のために作った歌を聞いてくれ」
初めて聞く曲で、上手にデュエットしたりしますからね。

何よりも、数々の超人的なアクションシーンの爽快なこと。
大きな声では言えませんが。
「シン・仮面ライダー」は、この映画を見る前に見ておいて良かった、、、
なんて思いました。

私が見てきた「イオンシネマ」は、様々なサービスデーが充実。
・ハッピーファースト:毎月1日は鑑賞料金1,100円!
・映画の日:12月1日は鑑賞料金1,000円!
・ハッピーマンデー:毎週月曜日は鑑賞料金1,100円!
・ハッピー55:55歳以上の方は鑑賞料金1,100円!
・夫婦50割引:どちらかの年齢が50歳以上のご夫婦さまは鑑賞料金2,200円!
・お客さま感謝デー:毎月20日30日はイオンマークのクレジットカードご提示で1,100円!

約3時間たっぷり楽しんで、たったの1,100円。
これはもう、安すぎでしょう(^^)

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2023年4月22日 (土)

見てきました!! 午前十時の映画祭13「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」

遅ればせながら。
午前十時の映画祭13の第2作は「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」です。
グループAとB共通で、4月14日(金)~4月20日(木)の1週間公開。
スティーヴン・スピルバーグ監督の1997年作品。
Gozen10_13_jurassic

先週の「ジュラシック・パーク」のお客さんは、埼玉の映画館で、わずか10人ほど。
おやおや、と思ったら立川のシネマシティの公式サイトでは、こんな記事が。
https://ccnews.cinemacity.co.jp/asa10_jura_p_2and3_goku-on/
【無念】
《午前十時の映画祭13》
『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』『ジュラシック・パークIII』はcスタジオ【極音】に変更します

2023年4月9日
第1作「ジュラシック・パーク」の入場成績が振るわず、2作3作は小さめのスクリーンに変更だそうです。
やはりそうかー。
見なくても良いと思った第2作ですが。
「応援鑑賞」のつもりで、見ておきましょう。

前作で、孤島に作られたパークにやってきた学者は3人。
本作の主人公は、3人の中で一番活躍場面の少なかった数学者のマルコム博士です。
更に、その恋人の考古学者も登場。
マルコム博士は僅か数人で恐竜の島に向かいます。護身装備は麻酔銃のみ。
一方、恐竜捕獲のために強力な装備の一団も同時に上陸。

恐竜とは関係ないハラハラシーンが多かったり。
まぁそれ位は良いのですが。
参ってしまうのは、マルコム博士たちの、こんな行動。
強力装備のチームが捕らえた恐竜の檻の鍵を外して、恐竜を逃がす。
T-REXを狙うハンターの銃の弾丸を、こっそり抜いてしまう。
おいおい、そこまでやるの?
それでは敵とはいえ人の命が危ないぞ。
まるで過激な環境保護団体のよう。

そして、最後の見せ場は、、、サンディエゴの街中で暴れ回るT-REX。

決して面白くない、というわけではないのですが。
一作目の「古代の恐竜が現代に蘇る」という第1作特有の感動は、全くありません。
この内容なら、別に恐竜である必然性は無いですね。
エイリアンでもロボット軍団でも架空の怪獣でも、全然構わないような感じです。

ありきたりの表現ですが。
恐竜へのリスペクトが足りない。
なんてね。

第1作では、蘇った恐竜にびっくり。
第2作では、T-REXがサンディエゴで大暴れ。
第3作では、翼竜が飛び回る・・・

来週の「III」は、今度こそ、もういいやと思っています。
そう言えば、8年前の「ジュラシック・ワールド」も、いま一つでしたっけ。
2015年8月12日(水) 見てきました映画「ジュラシック・ワールド」

まぁねぇ。
ゴジラシリーズを見て、、、
原水爆の恐ろしさが描かれていない。
と文句を言うようなものかも知れませんが。

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2023年4月21日 (金)

見てきました!!! 午前十時の映画祭13「ジュラシック・パーク」

遅ればせながら。
午前十時の映画祭13の第1作は「ジュラシック・パーク」です。
スティーヴン・スピルバーグ監督の1993年作品。
グループAとB共通で、4月7日(金)~4月13日(木)の1週間公開。
Gozen10_13_jurassic

絶海の孤島で、最新技術で蘇えらせた古代の恐竜たち。
広い草原でクルマを停め、アラン博士とサトラー博士は何かを見て驚愕の表情。
そこには、ゆっくりと近づいてくるブラキオサウルスの群れ。
生きている姿を見られるはずのない恐竜が、まさに目の前に現れる。
力強く響くテーマ曲が重なって、見ている私も二人の博士と同じ感動が味わえます。

昔の「水曜ロードショー」での水野晴郎の決め台詞。
「いやぁ、映画って本当に良いものですね~」
今回のような作品では、、、
「いやぁ、映画館って本当に良いところですね~」
と感じます。
「ジュラシック・パーク」は続編が何本もありますが、これだけでもう充分、という感じです。

ちなみに。
この映画は、当時の世界歴代興行収入1位
同じ1993年には「シンドラーのリスト」も公開されアカデミー賞で作品賞、監督賞
スティーヴン・スピルバーグ監督、本当にすごい。

ハヤ

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2023年4月20日 (木)

新しい道路をチェック「県道本田小川線バイパス」

先日の「若御子神社春季例大祭」と「白久の串人形芝居」に向かう途中です。
せっかくなので、新しく開通したバイパスを通ってみます。

https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/4070/houdour50301.pdf
埼玉県<報道発表資料>
県道本田小川線バイパスが全線開通します
ー 令和5年3月28日(火)10時供用開始ー

失礼して、位置図をpdfからキャプチャ。
Ogawabypass_202304
文字がつぶれて読みにくい。
薄赤と薄青の矢印に、シマシマが出ています。
調子の悪いインクジェットプリンターで印刷して、その紙をスキャンしてpdf化したようですね。
県の公式発表資料が、これですか。
データから直にpdf化すれば良いのに。
「紙で上司の承認を得て、それをデータ化することになっています」
こんな決まりがあるのかも知れません・・・

それはさておき。
国道254号「小川バイパス」の下りです。
角には「JA埼玉中央 小川農産物直売所」のある「下横田交差点」
20230416_01

ここから、真新しい道路を右折。
交通量も少なく、見晴らしの良い快適な道路が続きます。
20230416_02

短い距離ですが、これは良いですねー。
また来てみましょう。

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2023年4月19日 (水)

大外し 秩父の「若御子神社春季例大祭」と「白久の串人形芝居」

2023年4月16日(日)です。
秩父市の「若御子神社春季例大祭」「白久の串人形芝居」を見に行きました。

小鹿野町の「小鹿野の春祭り」は、毎年4月の第2金・土曜日。
秩父市の「若御子神社春季例大祭」「白久の串人形芝居」は、毎年4月の第3日曜日。
相互に関連はありませんが、連日開催です。

一昨日の金曜日に「小鹿野の春祭り」を見てきました。
2023年4月14日(金) 行ってきました「小鹿野の春祭り」
20230414_01
今年は、4年振りに「屋台の曳きまわし」が復活していました。
それならば、こちらもきっと復活しているでしょう。
6年前に見に行きましたが、また行ってみましょう。
2017年4月16日(日)「若御子神社春季例大祭」と「白久の串人形芝居」

というわけで。
秩父市荒川上田野の「若御子神社」に到着。
https://wakamiko.org/
Wakamiko_202304

今日は「若御子神社例大祭 太々神楽奉納」が行われているはずですが、、、
あれれ?誰もいません。
20230416_03

すぐお隣の「清雲寺」の駐車場です。こちらも空っぽ。
名物の「しだれ桜」の花は終わっているので、仕方ないですが。
20230416_04

気を取り直して。
もう一つの目的地「白久の串人形芝居」に向かいます。
会場は、秩父市荒川白久地区「豆早原(ずさばら)区公会堂」
このカンバンを目印に、細い道を歩いていきますと。
20230416_05

あれれ?
こちらも、誰もいません。
20230416_06

何もすることがないので、カンバンを眺めて。
しだれ桜の花は、もう終わり。
何やらお社などが並んでいます。
小さなお社は、特に表示もなく、扉が三つ。
何様か分かりませんが、三柱の神様を合祀しているのでしょう。
その隣にはお地蔵様、小さな石祠、大きな大黒天
20230416_07

石造りの小さな祠の中には、小さな木像。
折れていますが、右手に剣、左手には縄らしきもの。
ということは「不動明王」のようですね。
眺めるだけでは申し訳ない。
一応お賽銭をして手を合わせて、引き上げです。
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途中のあちこちで、三脚にカメラをセットして待っている人たちを見かけました。
スマホで時刻表を確認。下りのSL「パレオエクスプレス」がもうすぐ通るようです。
せっかくですので、フェンス越しですが、一応撮影しておきましょう。
通りかかったカブも、良い感じに納まりました。
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遅いお昼は、すぐ近くの「あづまや園」
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外の席で、天ざる 税込1000円
お店の方のお勧めで、はじめは岩塩で一口。
天ぷらも程よい量で、さくっと美味しく頂きました。
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向かいの「道の駅あらかわ」
満開のハナミズキが青空に映えます。
オミヤゲは、山菜の「ぜんまい」など購入。
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その辺で咲いていた雑草の花です。
「カラクサケマン(唐草華鬘)」でしょうか。
2年前の越生でも咲いていました。
2021年4月3日(土) 再訪です 埼玉県越生町「三つ葉つつじ園」
20210403_05
この時は、こんなことを書きました。
ウィキペディアでは唐草[毛]鬘とありましたが、検索すると[華]鬘が正しいようです。
「鬘」はカツラの事ですが、どういう意味なのでしょう。
いやいやー。違いますね。
ネットで調べてみると「ケマンは仏具の華鬘のこと」のようです。
20230416_13

帰宅後、ネットで確認
https://navi.city.chichibu.lg.jp/p_festival/1295/
秩父観光なび
白久の串人形芝居
令和5年の開催は延期となりました。
令和5年4月16日(日)は開催しません。
延期日が決まりましたらこちらに掲載します。
やれやれ。
「延期」で期日未定ですか。
「若御子神社春季例大祭」の方は、情報が見つかりませんでした。
観光協会かどこかに、電話で聞いてみましょうか。

というわけで。
全くアテが外れて、がっくりな一日でした。
とは言え。
桜は咲いていなくても、青空に新緑が映えて、良い気持ちでした。
お蕎麦も美味しかったですし。
まぁ、こういう日もありますね

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2023年4月17日 (月)

寄居町「中間平緑地公園」をチェック

2023年4月14日(金)の続きです。
埼玉県秩父郡小鹿野町の「小鹿野の春祭り」を見てきた帰りです。
埼玉県大里郡寄居町の「中間平緑地公園」に、ちょっと寄ってみました。

前日に行った「中間平」の、道路を隔てて反対側です。
2023年4月13日(木) GSR250Sで贅沢昼食「埼玉県寄居町 中間平」

残念ながら「中間平」のウッドデッキは結構傷んでいました。
「中間平緑地公園」には、立派な展望台や多くの木製ベンチなどがあったと記憶しています。
それらはどうなっているか、今後のためにチェックしておきましょう。

釜伏峠と寄居の市街地を結ぶ、かつては関所もあったという古い峠道です。
今はもう寂れた山道。
クルマのすれ違いも厳しいくらいの道幅で、舗装もキレイとは言えません。
SR400やGSR250Sなら、のんびり走って気持ち良い道なのですが。
スペイドで通っても、ぜんぜん楽しくありあません。

ガマンして走って、到着。
駐車場は5~6台分で、あまり広くはありません。
見上げるとすぐそこに、立派な展望台が見えます。
20230414_31

おっと。
やはり傷んでいますねぇ。
簡単にビニールひもが縛ってあるだけですが、要は立入禁止なのですね。
鉄製の階段や床面は、しっかりしているように見えますが、まぁ止めておきましょう。
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横に回ってみます。
屋根のない部分の木製デッキは、崩壊しています。
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別の「あずまや」です。
ベンチの座面が抜けています。
20230414_34
他の雨ざらしの木製ベンチなども、かなり傷んでいました。
うーん。
木製の設備を作りっぱなしで、更新や維持管理の予算が付かないのでしょうか。

その一方、樹木や下草はしっかり手入れされているようです。
清掃や緑化の人件費は、毎年一定額で予算化されているのでしょうか。
或いは、地元の方のボランティアとか。
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尾根の部分は高木が伐採してあって、素晴らしい眺望。
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昨日の「中間平」のウッドデッキは、あまり広くありません。
ですので、良い場所を長時間占有するのは気が引けます。
一方こちら「中間平緑地公園」は、かなり広くて様々な眺望が楽しめます。
作り付けベンチなどはあてにせず、折り畳み椅子や敷物持参で来れば、良い場所が選び放題(^^)

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2023年4月16日 (日)

行ってきました「小鹿野の春祭り」その2

2023年4月14日(金)の続きです。
埼玉県秩父郡小鹿野町の「小鹿野の春祭り」を見てきました。

4年振りに復活した「屋台の曳きまわし」を見物して。
さて午後は、歩いて小鹿神社まで行ってみます。
安田屋からは1kmほど。
笠鉾が通れる、大きな鳥居。
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境内の飾りが、ずいぶんにぎやかです。
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拝殿脇の、バイク用交通安全お守りなど。
「代金は賽銭箱へ」というおおらかさ。
私も「交通安全祈願ナンバーボルト」600円を頂きました。
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春祭りの案内図には、、、
神社出発 上町13:00頃、春日町13:15頃
とあったのですが。
バイクで来た参拝者がいるだけで、お祭りの人は誰もいません。
案内図をよく見ると、これは土曜日の予定のようでした(^^;

町なかをぶらぶら。
本屋さん。
外に雑誌が置いてある、懐かしい形式です。
定休日は土日祝ですか。
20230414_14

ドラッグストアには「サトちゃん」
どなたもご存知、佐藤製薬の企業キャラクター
このデザインは2010年3月10日にリニューアルしたもののようです。
ニュースリリース
平成22年3月
佐藤製薬の企業キャラクター
“サトちゃん・サトコちゃん”デザインリニューアルのお知らせ
https://www.sato-seiyaku.co.jp/newsrelease/2010/100310/
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大変立派な建物には「ときわ珠算研究所」というカンバンが。
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貼り紙は「鹿中→秩高」から、埼玉大学工学部と山梨大学教育学部の合格者。
スタンプには、秩父市内の住所で「ときわ英数研」とありました。
今は秩父市内で学習塾を開いているのでしょうか。
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崩壊寸前の廃屋。
色あせたカンバンには「喫茶スナック ふるさと」とあります。
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一方、新しく芝生を張って池を作っていたり。
町の様子も、様々です。
20230414_19

町なかに戻ると「上町」の屋台を固定して、両側に張り出しを付けています。
これが歌舞伎の舞台になるのですね。
白木のカンバンに「菅原伝授手習鑑吉田社頭車引上之場」とありました。
見てみたいですが、、、開始は午後5時。
そろそろ引き上げましょう。
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小鹿野に来たら、いつものオミヤゲ。
太田甘池堂の羊羹です。
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いつもの、本練、田舎、柚子の三種類。
6個で1350円。
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帰りの寄り道につきましては、後ほど。

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2023年4月15日 (土)

行ってきました「小鹿野の春祭り」

2023年4月14日(金)です。
埼玉県秩父郡小鹿野町の「小鹿野の春祭り」を見てきました。
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毎年4月の第3金曜日と土曜日に開催される、小鹿神社の例大祭です。
通常は、屋台と傘鉾それぞれ2台の引き回しがあるのですが、ここ数年はコロナで中止。
今年は4年振りに「屋台の曳きまわし」のみ復活だそうです。
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このお祭りは、5年前の2018年4月21日(土)に行きました。
2018年4月21日(土) Breva750で「小鹿野春まつり」
久し振りに、また行ってみましょう。

土曜日は天気が悪そうなので、金曜日にします。
結構歩くことになるので、GSR250Sはやめてスペイドにします。

10時過ぎに「JAちちぶ」そばの臨時駐車場に到着。
近くの「春日町」の会所での準備を眺めて「屋台の曳きまわし」を見物。
華やかな衣装を着けた「金棒突き」の女の子たち。
「今日は学校は良いの?」なんて聞いている人もいました。
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背中にはピンクのキツネのぬいぐるみ。
あぁこれは、ディズニーキャラクター。
ダッフィーのお友だち「リーナ・ベル」ですね。
魔除けの身代わり人形で、毎年好きなものを選んでいるのだそうです。
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こちらは、5年前の画像です。
お母さんが手伝い、衣装の仕上げ。
やはりダッフィーのお友だち、ウサギの「ステラ・ルー」
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公式サイトを見ますと、ぬいぐるみはひとつ4000円。
えーなにを選んでもいいの?
じゃぁディズニーキャラがいい!
ねぇねぇ、どれにしようか?

参加した女の子たちへの、ごほうびなのかも知れませんね。

小さい子どもたちも参加していました(^^)
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さて。
もう一台の屋台「上町」の準備の様子です。
出発前の記念撮影ですね。
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さぁ出発です。
小さい女の子が、すぐそばで眺めています。
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お兄さん、気合の入ったヘアスタイル(^^;
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早めにお昼にします。
小鹿野町ですと、これになりますね。
安田屋のわらじカツ丼。
平日の11時半頃。
先客はいましたが、まだ行列は出来ていませんでした。
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二枚乗せで900円。
参考まで、一枚は800円、三枚は1250円。
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店を出る頃には、外の長椅子に5~6人が待っていました。

おまけです。
自転車のおまわりさん。
写っていませんが、もちろんヘルメット着用。
「ジャイアント」のクロスバイク。
ハンドルには電池式のライトとスマホホルダー。
フレームにはボトルケージ。
マッドガードはなぜか後ろだけ。
フロントには金具だけ付いているので、外れてしまったのかも。
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続きは後ほど。

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2023年4月14日 (金)

GSR250Sで贅沢昼食「埼玉県寄居町 中間平」

2023年4月13日(木)です。
朝一番で用事を済ませ、急に時間が空きました。
天気予報は一日快晴。ただし中国からの「黄砂」に注意。
それでは、GSR250Sで、さくっとお昼を食べに出掛けてきましょう。

吉見町の農作物の無人販売所です。
おっ。タケノコが出ています。Uターン。
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まだ行きがけですが、帰りには無くなってしまうでしょう。
今年の初物ゲットです。
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ちょうどご主人が現れ、新聞紙とビニール袋でくるんでくれました。
私と同年配の方で、若い頃はバイクに乗っていたのだそうです。
「ちょっと跨ってみて良いですか?」
「どうぞどうぞ(^^)」
おまけということで「揚げかき餅」を一袋、頂いてしまいました(^^)

少し早めの昼食は、ここ「秩父高原牧場」そばの小高い丘の「あずまや」で、と思っていました。
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ここは、昨年の夏にも来ています。
2022年7月22日(金) GSR250Sで贅沢昼食
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ところが。
すぐそばに、赤いセリカのコンバーチブル
見るとエンジンの下あたりの地面に、何やら染みが。
若いオーナーの方に「何かお手伝いは?」と話しかけてみました。
「ただのオーバーヒートなので、少し冷ませば大丈夫です」とのこと。
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しばらくクルマの話などして、オーナーと別れましたが。
さすがに、立ち往生の車を見下しながら昼食、という訳にも行きません。
第二候補の場所に移動しましょう。
途中の「二本木峠」です。
山桜や山ツツジが、良い感じに咲いています。
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ここのベンチでも良かったのですが、、、
更に進み「釜伏峠」にある「釜山神社」に、ちょっと寄って手を合わせて。
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その先の古い道には、小さな白い花が群生していました。
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12年前にSR400で通った時にも、この花を見かけました。
2011年5月4日(水) SR400で奥武蔵
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ネットで調べて、その時は「アネモネ・シルベストリス」だと思ったのですが。
考えてみれば、そんなこじゃれた名前のヨーロッパ原産の花が、こんな田舎道に自生しているはずもありません。

4年前に見た「ニリンソウ」ではないかと思います。
2019年3月26日(火) 埼玉県比企郡小川町「カタクリとニリンソウの里」「カタクリとオオムラサキの林」その2
画像の右下です。
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というわけで。
寄り道ばかりで遅くなりましたが、食事場所の第二候補「中間平」に到着です。
「ちゅうかんだいら」ではなく「ちゅうげんだいら」
私がここに初めて来たのは、50年前です。
若かったですねぇ。自転車でぐんぐん登って来て、ここで小休止。
45年前には、スズキハスラー TS250 8型 で来ました。
ちょうど居合わせた、地元の人たちの宴会に誘ってもらいましたっけ。
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ウッドデッキは少し傷んでいますが、見晴らしが素晴らしい。
ベンチではなく、右側の柵の切れ目の階段に座りましょう。
遮るものが何もない眺望を楽しみながら、お弁当で贅沢昼食(^^)
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周囲を見ると、ワイヤーに「南京錠」が幾つもぶら下がっています。
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何でしょう?
10年前に見かけた「恋人同士の愛の誓い」なのでしょうか?
2013年10月20日(日) 鎌倉ウォーク
映画「陽だまりの彼女」松本潤&上野樹里の南京錠
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ウィキペディアにも記載がありました。
愛の南京錠」と呼ぶのですね(^^;

というわけで。
あれこれと、昔話ばかりになってしまいました。
我ながら、老化が進んでいるようです・・・

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2023年4月12日 (水)

サニーレタスに桜の花びら(^^)

スーパーでサニーレタスを買いました。
ウチでは、買ったらすぐに根元をもぎ取って洗い、タッパーに入れて冷蔵庫で保存します。
いつものように、もぎ取った葉っぱを大きなボウルで洗っていると。
あれ?
指の爪くらいの大きさの、薄い白っぽいものが、幾つもくっついています。
ゴミだと思い、つまんで捨てていたら気付きました。
桜の花びらですね(^^)
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日本のどこかの畑のそばに、桜の木があって。
収穫直前のサニーレタスの上に、散った花びらが舞い落ちたのでしょうか。
捨ててしまっては、もったいない。
とっておいて、サラダのトッピングにしましょう。

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2023年4月11日 (火)

JR東海TVCM「会いにいこう」

遅ればせながら、東海道新幹線のCMです。
2月から始まり、4月になってもテレビで結構目にします。

東京、品川、新横浜の駅。
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売店で弁当を買って。

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東海道新幹線に乗り込む賀来賢人さん。
座席は進行方向右側。私の好みと同じ(^^)
東京タワーがちらっと見えたり。
謎のカンバン「727 COSMETICS」。
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新富士駅あたりでしょう。工場の向こうに見える富士山。

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くつろぐ賀来賢人さん。CMの曲を口ずさんでいます。
一瞬映る丸いフタは、社内販売のコーヒーでしょうか。
その後、缶ビールをプシュ。これは帰りのシーンですね。
アイスも社内販売のやつですね、カッチカチ(^^)
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目的地に到着。
広いロビーで、スーツにIDカードの男女。
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フォークリフトのある工場に作業服姿のメンバー。
建設現場でヘルメット姿の担当者。
先の工場の中で、今度はチェックの制服の女性も加わって。
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先のロビーの続きらしい、何やら立派な会議室。
テーブル6脚くらいの会議室に、カジュアルな若い男女。

バックに流れる歌の歌詞はこうです。
走り出そう トンネル抜けて
会うから見える顔がある
会いにいこう
どんなときでも
踏み出す一歩が 今日を変えていく

うーん。懐かしい。
私は埼玉在住ですが、以前は仕事で東海地区に行く機会が多くありました。
東海道新幹線や目的地で見る光景は、まさにこのCM通り。

それが。ねぇ。
2020年春からの新型コロナウィルス感染拡大で、すべてが一変。
出勤不要の在宅勤務。出張に代えてリモート会議。
もう仕方ない、、、ですね。

ビジネスシーンに特化したCMは、鉄道会社としては珍しいのではないでしょうか。
私も含め、この方が心に響くという人も、多いだろうと思います。

公式サイトでは、約4分の挿入歌フルバージョンも公開されています。
そちらでは、家族の光景も描かれています。


おまけです。
20年前に書いた新幹線の思い出を、8年前にこのブログに転載していました。
2015年4月2日(木) リニア・鉄道館を見学 おまけです
 ■2003年10月29日(水)ヤッホーしんかんせん
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2023年4月10日 (月)

見てきました!!! 映画「生きる LIVING」

2023年03月31日公開。
黒澤明監督、志村喬主演の「生きる」のリメイク。
脚本は日本生まれのノーベル賞作家カズオ・イシグロ。
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映画館で席に座って上映を待つ間のルーチンですが。
何本もの予告映像などを見せられ、その後するするっと黒幕が動いて、さぁ上映開始。
こんな感じですよね。
ところがこの映画は「するするっ」がありませんでした。
なんと画面比は、昔ながらの「スタンダードサイズ」
カラーながら、抑えた色彩と質感の映像。
クラシカルな書体で、タイトルや俳優の名前など。
いやー。もうオープニングから引き込まれます。
そのあとは、縦横比はそのままですが、現代的な鮮明な映像に変わります。

さぁ始まりました。
舞台はオリジナルと同じ、1950年代。
年代は同じでも、敗戦から数年の日本と大英帝国では、ずいぶん風景が違います。

最初のシーンは、ロンドン近郊の通勤列車。
ピンストライプのスーツに山高帽、手には雨傘という、典型的な英国紳士
志村喬の猫背で目を大きく見開いた姿に対し、こちらは背筋を伸ばし毅然としています。

その後の展開は、黒澤オリジナル通り。
変化のないお役所仕事の様子、病院での癌の宣告、ちょっと折り合いの悪い息子夫婦との生活・・・

ストーリーは同じでも。各シーンの描かれ方は、かなり違います。
癌の宣告を受け、慣れない夜遊び。
オリジナル版では、騒がしい酒場で歌う「ゴンドラの歌」
大正時代の流行歌で、ピアノ奏者にも「あぁ昔の歌ね」などと軽く見られます。
志村喬が涙ながらに訥々と歌い、周囲は一気に白けます。
いのち短し 恋せよおとめ
朱き唇 褪せぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に
明日の月日の ないものを

一方こちらは「The Rowan Tree ナナカマドの木」というスコットランド民謡だそうです。
字幕までは覚えられませんが。
懐かしいふるさとの木の、四季の姿
それらと共に思い出す、家族の姿
そんな内容を、やはりピアノの伴奏で歌い、周囲の客も聞き入っていました。

元同僚の女性を遊びに誘います。
オリジナルでは手打ちのパチンコ
本作では、クレーンゲームなど。へぇーこの頃からあったのか。
彼女が取り出す、ゼンマイ仕掛けの犬のおもちゃ
おっ。オリジナルで、元同僚の女性が働く工場で作っていたものですね。
その後の食事は、オリジナルでは、お汁粉やお蕎麦やお寿司。
一方こちらは「フォートナム&メイソン」と聞いて、彼女は目を輝かせます。
へぇー。
私はただの高級紅茶のブランドだと思っていたのですが、ロンドンの老舗百貨店だったのですか。
そこで彼女が頼むデザートは、果物とナッツを乗せたサンデー。

衰えてくる主人公。
右手に持ったハンカチをさっと隠しますが、そこには吐血の赤い染み
これはカラー版ならでは。

二度目の「The Rowan Tree ナナカマドの木」は、雪の中のブランコ。
これは変えられませんよね。

どうも、いけませんねぇ。
どうしても、オリジナルとの対比という見方になってしまいます。
まぁね。鑑賞後数日を経てから、あれこれ思い出して書いているわけですからね。

鑑賞中は、すっかり引き込まれて見ていました。
全体として、オリジナルの「どよーん」とした「お役所仕事」や風俗描写に対して、
「しみじみ」しながらも明るめで、希望が持てるような結末になっていたと思います。

エンドロールでも、三度目の「The Rowan Tree ナナカマドの木」が流れます。
ここでも歌詞の字幕を付けてくれたら、ラストのしみじみ感が増したかも知れません。

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2023年4月 7日 (金)

埼玉県寄居町と東秩父村の花めぐり その2

2023年4月3日(月)の続きです。
東秩父村の「花桃の郷」に続き「虎山の千本桜」です。
県道294号に沿って流れる「槻川」の向こう岸。
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大きなかんばん。
会場案内のほか、この場所の経緯など
以前は砂利の採石場だったそうです。
個人が緑化をすすめ、今は地元ボランティア団体が維持管理しているとのこと。
ポストに協力金ひとり100円。
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谷間の川沿いのせいか、平地よりいくらか開花が遅いようです。
ソメイヨシノも満開を過ぎたばかり。
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お。
小高い場所で、何やらドラマチックなお姉さん。
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その後も、あちこちにコスプレイヤーさん。
「刀剣乱舞」なのですね。
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ネットで検索。
http://www.cosbonfan.com/dt_portfolio/juneforest/
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ブーム最高!原神/刀剣乱舞に桜が舞う!    
関東最大級!『虎山弐千本桜』
◆現地集合:事前登録、当日参加
 事前登録=3900円
 当日参加=4500円(事前登録がない方です)
へぇー。
「千本桜」ではなく「弐千本桜」
無料の民営観光地に現地集合なのに、結構な料金ですね。
そう言えば、駐車場には「コスプレの方はこちら」というようなカンバンがありました。
料金の一部が、ボランティアの管理団体に還元されているとすれば、結構なことです。

さて帰りです。
東秩父村に来たら、いつもの「小松屋本店」
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季節のお菓子「桜餅」ひとつ税込み160円。
ちょうど出来立てという「あんこ玉」ひとパック税込み400円。
そしていつのも「生クリーム大福」まで買ってしまいました(^^;
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というわけで。
・鉢形城公園は、公営なので入場無料
・花桃の郷は、協力金クルマ1台300円
・虎山の千本桜は、協力金一人100円
その上、花桃の郷虎山の千本桜も、飲み物の自販機さえありません。
小松屋のお菓子以外は、ほとんど費用が掛からないと言いますか、、、
ろくにお金も使わなくて、申し訳ないくらいでした。

おまけです。
左が在来種のニホンタンポポ。鉢形城公園にて。
右が外来種のセイヨウタンポポ。花桃の郷にて。
花の下の「総苞片(そうほうへん)」が反っているのが、セイヨウタンポポ。
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たったこれだけ覚えて、その辺の草っ原で「したり顔」でつぶやいてみたり・・・(^^;

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2023年4月 6日 (木)

埼玉県寄居町と東秩父村の花めぐり

2023年4月3日(月)です。
埼玉県の平地の桜ソメイヨシノは、早くも散り始めています。
少し山の方なら、どうでしょうか?
近場ですが、少し見て回りました。
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まずは、寄居町「鉢形城公園」です。
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桜はやはり散り始めていますが、まぁまぁキレイ。
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足元には、タンポポやヒメオドリコソウ。
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5kmほど移動します。
東秩父村大内沢「花桃の郷」です。
駐車場のポストに協力金300円。
先客が4~5台ほど。
残念。花桃はピークを過ぎています。
ですが、他にも様々な花が咲いています。
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ここに初めて来たのは12年前。
2011年4月9日(土) 花盛りショートツーリング
当時新設されたばかりの展望台の周辺は、はげ山(^^;
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今の展望台の上り坂には、レンギョウがキレイに咲いています。
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展望台からの光景。
集落全体が「大地啓き、花笑う」ふわーっと春の色です。
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はげ山だった展望台の周辺。ヤマツツジですかね。
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花桃もまだまだ咲き残っています。
手前は木瓜ですね。
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というわけです。
ここから移動します、3km足らず。
続きは後ほど。

コミ

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2023年4月 2日 (日)

見てきました!!! 午前十時の映画祭12「無法松の一生(三船敏郎版)」その2

午前十時の映画祭12の最後を飾る「無法松の一生(三船敏郎版)」
1943年の阪東妻三郎版で検閲削除されたシーンが復活した、1958年のリメイク版です。

本来のシーンのおかげで、松五郎が未亡人に思いを寄せる様子が、良く伝わってきます。
「乱暴者が、手の届かないような女性に思いを寄せる」
あぁ。
この感じは「男はつらいよ」そのものですねぇ。
1943年版でもぼんやりと思ったのですが、1958年を見ると一層強く感じました。
例えば、こうです。
・「困っている女性を親身に助ける」これはもう、いつものパターン
・「花火の見える縁側で語り合う」これは、京マチ子の「純情詩集」や吉永小百合の「恋やつれ」
・「わしの心は汚ない」と自己嫌悪に陥る、これは大原麗子の「真実一路」
更には、松五郎は人力車夫。寅次郎の名字は「車」ですし。
もちろん、こちらの方が古い作品です。
「男はつらいよ」のルーツがこの映画なのでしょう。と言うべきですね。

明治の風俗描写と言う意味でも、色々と面白いです。
提灯行列の様子や、旧制中学と師範学校の喧嘩。
お祭りの屋台では、一匹ずつの型で焼くたい焼き、足踏み式で回転させる綿あめなど。

そのほか、見どころいっぱい。
松五郎がお客そっちのけで、幼い息子の面倒を見る。待たされた客の滑稽な仕草。
くるくる回る人力車の車輪など、映像の美しさ。
三船敏郎の無法者振りは、1954年の「七人の侍」の菊千代のよう。
阪東妻三郎との演技の違いと言った話は、やめておきます。

アラさがしをひとつ。
大尉の名字「吉岡」について。
表札などは「士に口」ではなく、下の長い「土に口」でした。
ところが、角塔婆だけ「士に口」で書かれていたようでした。

我ながら性格の悪いことです。
これくらいにしておきましょう。

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2023年4月 1日 (土)

見てきました!!! 午前十時の映画祭12「無法松の一生(三船敏郎版)」

午前十時の映画祭12の最後は「無法松の一生」2本です。
・1943年の阪東妻三郎版 3/10(金)から1週間上映
・1958年の三船敏郎版 3/17(金)から2週間上映

いずれも、伊丹万作脚本・稲垣浩監督で、ストーリーは全く同じです。
舞台は明治30年の小倉。
主人公は無法者の人力車夫の松五郎。
偶然陸軍大尉の一家と知り合いうが、その大尉が急死。
松五郎は、残された幼い息子と未亡人に献身的に尽くす・・・
といったお話です。
1943年版は、戦中の内務省の検閲で幾つものシーンが削除され、更に戦後もGHQにより一部が削除。
1958年版は、完全版としてのリメイクです。

1943年版の上映は、期間が短くて見損ねました。
若い頃に名画座で見ていますし、先日は録画で見直していますので、まぁ惜しくはありません。
というわけで。
初めて、1958年作品、三船敏郎主演の完全版を見てきました。

まずは「完全版」という点です。
削除された主なシーンは、こんな感じです。
内務省の検閲分
「帝国軍人の妻に懸想するとはけしからん」ということでしょう。
・友人が松五郎に嫁を貰うよう勧める
 松五郎が未亡人に似た清酒の美人画のポスターを貰って帰る
・未亡人は、親戚夫婦の再婚の勧めを断る
・未亡人が自宅で若い娘たちに和裁を教えている
 若い娘の一人が、縫った羽織を学生の息子に着せ掛ける
・松五郎が自宅にいる未亡人を訪ねる
・「わしの心は汚ない」と酒におぼれた松五郎が、雪の中で行き倒れる
GHQ検閲分
「暴力や歴史的描写はダメ」なのですね。
・日清戦争戦勝記念の提灯行列
・旧制中学校と師範学校の生徒の乱闘

戦前戦後、全く違う観点からの検閲ですからね。
ひどいものですねぇ。

感想などは、後ほど。

ハヤ

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