見てきました!!! 映画「仕掛人・藤枝梅安2」
遅ればせながら。
2023年4月7日公開の映画を見てきました。
2023年2月3日公開の「仕掛人・藤枝梅安」との二部作の二本目です。
2023年3月2日(木) 見てきました!!! 映画「仕掛人・藤枝梅安」
うーん。
今回も、良かったですねぇ。
まずは、メインのゲスト俳優について。
梅安と彦次郎の旅の途中。
彦次郎は、かつて妻子を死に追いやった無頼浪人を発見。
今は立派な侍姿で、梅安はそのような凶悪な男には見えない。
実は瓜二つの弟がおり、その無頼浪人こそ、彦次郎の仇。
椎名桔平が、全くタイプの違う二役を演じ分けています。
一方、梅安が初めて命を奪った浮気女の夫の浪人。
実は梅安たちと同じ仕掛人の凄腕。
梅安を倒すべく、梅安の自宅を見張る。
こちらは佐藤浩市ですが、静かで恐ろしく迫力十分。
前作に続き、陽気で明るい百姓婆さんの高畑淳子。
暗く緊迫したシーンが続く中で、良いアクセントになっていました。
原作は「仕掛人・藤枝梅安 殺しの四人」。
全5作の短編集です。
その中で、先の映画第一作は「おんなごろし」と「梅安晦日蕎麦」。
そして本作は「殺しの四人」と「秋風二人旅」が元になっています。
複数の短編をうまく組み合わせて、一本の映画として仕上げています。
原作のセリフや食事の内容が、原作そのままに出てきたりして、嬉しくなります。
敵の襲撃に備え事前に屋根裏にひそむ彦次郎と、帰宅して座敷にいる梅安の会話。
「ちょいと、降りて来ないか」
「いけねえ。そいつが油断というものだぜ。いつなんどき、あいつらが斬りこんで来るか知れたものじゃあねえ」
「なるほど。それでは、私は熱い飯に生卵をかけて食う。わるいなあ」
「いいってことよ」
池波正太郎. 殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一) (講談社文庫) (pp.82-83). 講談社. Kindle 版.
屋根裏の彦次郎は、焼きおにぎり。
ただの卵かけごはんや焼きおにぎりですけどね。
原作そのままなのが、たまらなく嬉しいです。
続きは後ほど。
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