埼玉県さいたま市北区盆栽町「清水瀞庵翁紀功碑」
2023年5月4日(木・祝)の続きです。
埼玉県さいたま市北区盆栽町にある「大宮盆栽村」。
ここで開催中の「第40回 大盆栽まつり」に行ってきました。
「植獄(うえたけ)稲荷神社」の境内にある「清水瀞庵翁紀功碑」です。
大宮盆栽村の創設に尽力した清水園の園主だった方を称える石碑だそうです。
碑文は、昭和10年に書かれた漢文でした。
手前に「書き下ろし文」のパネルも設置してあります。
石碑の漢文なんて誰も読まないでしょうが、これなら読みやすい。
大変結構なことだと思います。
榛名山の「長野堰疎水紀功碑」にも、同様の掲示がありましたっけ。
2022年10月25日(火) タントで榛名山周辺「長野堰用水と長野堰疎水紀功碑」
「書き下ろし文」のパネル。
性格の悪い私は、ちょっとひっかった所がありました。
「斯界」に「かくかい」とルビが振ってあります。
ネットの辞書で確認。
「斯」の読み方は[音]シ、[訓]これ この かく この これ
訓読みで「斯くの如し=かくのごとし」は、よく見かけます。
ですが、この「斯界」の場合は、音読みで「しかい」ですよね。
一応ネットで再確認。
各種の辞書や文例のサイトを見ても、これ以外の読み方は見つかりませんでした。
昭和10年当時は、このような訓+音で「かくかい」と「湯桶読み」をしたのでしょうか?
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