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2023年7月 4日 (火)

見てきました!!! 午前十時の映画祭13「大脱走」

午前十時の映画祭13、6月の上映は、この2作です。

日本公開60周年!スクリーンで堪能せよ
「大脱走」
Gosen10_202306_1
「アラビアのロレンス/完全版」
Gosen10_202306_2

どちらも面白いのですが。
どちらかと言えば、私は断然「大脱走」ですね。
ですが、ウチから一番近い「グループB」の上映館では、すでに上映終了。
仕方ありません。
ウチから10数キロ離れた「グループA」の映画館まで行ってきました。

ドイツの捕虜収容所で、脱走を図る連合国の捕虜たち。
第二次大戦当時のナチスドイツと言えば、ユダヤ人虐殺など残忍非道なイメージですよね。
ところが、この映画はぜんぜん違います。
ドイツ空軍が管理する収容所は、ジュネーブ条約に基づき捕虜の人権を尊重した対応。
脱走を発見しても、両手を挙げて止まれば撃たない。
暴力シーンも、ほとんどなし。

同様に、第二次大戦当時の日本軍と言えば、戦陣訓「生きて虜囚の辱を受けず」
ところがこちら連合国軍の捕虜は、ぜんぜん違います。
現在の立場で出来る作戦「脱獄して敵軍の後方攪乱を図る」を遂行。

というわけで、残虐陰惨な描写はほとんどなし。
虚々実々の脱走計画に、どきどき、はらはら。

出てくる俳優も、私でも知っている有名な人がずらり。
スティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、デヴィッド・マッカラムなどなど。
製作・監督はジョン・スタージェス
「OK牧場の決斗」「荒野の七人」などの名監督。

登場人物の一人ひとりに、しっかり見せ場があります。
個々のシーンを書き出すと、ものすごく長くなりそうなので省略します。
あぁ。
この感じは、かつての大映東映のオールスター「忠臣蔵」みたいです。

あー面白かった。
見終わって感じるこの満足感、爽快感。
上映時間は約3時間。
前半が脱走計画、後半が脱走後の逃走劇。
途中に休憩が入るほど長いのですが、全く飽きさせません。
見ている私も、脱走チームの一員になったような気持ちで、見入ってしまいました。

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