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2023年7月21日 (金)

見てきました!! 映画「君たちはどう生きるか」

宮﨑駿監督の10年振りの新作映画「君たちはどう生きるか」です。
監督は1941年1月5日生まれ、82歳。
失礼ながら、長編アニメ映画は、これが最後になるでしょう。
さっそく見てきました。
Kimi_movie_202307
この映画の事前情報は、ざっとこんな感じです。
・宮﨑駿監督、スタジオジブリ制作、2023年7月14日(金)公開
・宮﨑駿監督は2013年7月20日公開「風立ちぬ」後に引退宣言したが、10年を経て新作発表
・タイトルは吉野源三郎の小説「君たちはどう生きるか」によるが、原作ではない
・宣伝を一切行わない
・公式の事前情報はポスター一枚だけ
・あらすじ予告編声優キャストなどの事前情報も一切なし

・作品パンフレットも後日発売
・本作より、苗字の二文字目を崎から﨑に改名

内容は、ざっとこんな感じです。
ウィキペディア「君たちはどう生きるか(映画)」には、ストーリーが大変詳しく記載されています。
・時代は、太平洋戦争の後期
・主人公は、凛々しい目をした男子中学生
・舞台は、父と共に引越してきた広大なお屋敷
・お話は、姿を消した義理の母を追って、不思議な塔から不思議な世界での冒険へ

というわけで。
主人公の造形も不思議な世界の描写も、ジブリ映画の定番という感じです。
次々と場面が変わって、危険な目に遭ったり謎の人物に助けられたり。
なのですが。
なんとなく「座りが悪い」のは、なぜでしょうか。
・不思議な世界に迷い込む前の現実のお屋敷がすでにアヤしく、二つの世界の対比になっていない
・意味の分からない唐突な場面転換が多い
・妊娠中の義理の母親が不思議な世界に行く理由が分からない
などなど。

先のウィキペディア「君たちはどう生きるか(映画)」にも出ている、試写会後の監督のコメント。
https://book.asahi.com/article/14953353
好書好日 2023.07.14
「君たちはどう生きるか」宮崎駿監督が、新作映画について語っていたこと。そして吉野源三郎のこと
「おそらく、訳が分からなかったことでしょう。私自身、訳が分からないところがありました」

以前見て感想は省略した、フェデリコ・フェリーニ監督の「8 1/2」が思い出されます。
・2022年10月11日(火) 見てきました.. 午前十時の映画祭12「8 1/2」
あの映画は、まるで熱にうなされた時の悪夢のようでした。
今回の映画「君たちはどう生きるか」も、そこまでではないですが、それに近い感じがしました。

夢と言えば、夏目漱石の「夢十夜」も思い出されます。
「吾輩は猫である」の中で、越智東風がこんな話をします。
せんだっても私の友人で送籍と云う男が一夜という短篇をかきましたが、
誰が読んでも朦朧として取り留めがつかないので、
当人に逢って篤と主意のあるところを糺て見たのですが、
当人もそんな事は知らないよと云って取り合わないのです。

うーん。
続きは後ほど。

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