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2023年10月 7日 (土)

乗ってきました「宇都宮ライトレール」

2023年10月2日(月)です。
今年の8月26日に開業した、栃木県の「宇都宮芳賀ライトレール線」に乗ってきました。
用語が混乱してしまうので、一応確認。
・運行している会社名:宇都宮ライトレール株式会社
・路線名:宇都宮芳賀ライトレール線
・鉄道事業の種類:ライトレール、ライトレールトランジット(Light rail transit, LRT)
・車両の愛称:ライトライン

さて、JR宇都宮駅東口です。
しゃれた商業施設や、名産の大谷石をあしらった広場。
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階段下に、LRTの始発駅が見えます。
名称は「宇都宮駅東口」
将来的に「宇都宮駅西口」といった駅が出来ることも考慮した名称なのかも。
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駅前広場からカーブした線路をLRTがゆっくり走ります。
車両は超低床。
路面と線路も、段差が全くありません。
20231002_13

3両編成で、各車両とも台車は中央に1台。
小回りを利かせ、超低床にするための構造なのでしょう。
おかげで、オーバーハングがこんなに長い。
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客席の様子です。
超低床のため、普通の電車やバスとは雰囲気が違います。
ドアから車両中央に向かいわずかに高くなり、更に座席の下が箱状になっています。
この部分の下が車輪なのでしょう。
広告などの液晶画面は、2画面を横に繋げたような横長。
窓の上の間接照明の部分が、荷物置き場ですね。
20231002_17

運賃の支払い方法ですが。
現金で支払う場合は、乗車時に整理券を取り、降車時に料金を投入。
交通系ICカードの場合は、乗車用と降車用のパネルをタッチ。
ワンマンバスや1両編成なら、料金支払いは運転手のすぐそばです。
ですが、こちらは3両編成ですからね。
タッチしたふりをして、料金を払わずに乗り込むのも、簡単そう・・・
20231002_14

運転席を見てみます。
左側に、2両目3両目のドア周辺を表示する画面がありました。
子ども連れのお母さんがもたついていると、アドバイスのアナウンスも入りました。
なるほど。
それなりにチェックは出来ているようです。
とは言え、混雑時には手元まで確認は出来ないでしょう。
そこは「性善説」と言いますか、コストとリスクのバランスということでしょう。
20231002_15

運転席をもうワンショット。
液晶画面が沢山。
外部の表示が4画面、白い枠で運行情報の表示が1画面。
更に左側には、先の室内の2画面がありますので、全部で7画面。
中央の丸い速度計だけは針式ですね。
その上に、緑の丸いくぼみ。
お、これは「鉄道時計」の置き場ですね。
ところが、その上に四角い液晶デジタル時計が置いてあります。
それも時と分のみの表示です。
こんなので良いのかと思いますが、、、
この運転士が、個人的に置いているだけかも知れません。
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車外の光景です。
大きく線路が分岐しているポイント。
この先が車両基地なのですね。
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市街地を抜けると、片側二車線の幹線道路
ファミリーマトにツタヤ、メガネ店やファミレスが並びます。
スターバックスもありました。
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交差点では、片側2車線+右折車線+LRTと並ぶことになります。
矢印の信号も、クルマ用の左折・直進・右折+LRT用の色違い
右折待ちのクルマは、両側から抜かれることになるのですね。
20231002_20

終着駅です。
周囲は工業団地で、駅のすぐそばにホンダの工場の入口がありました。
20231002_21

というわけです。
開業して1カ月ほど。
車両や駅などの施設もぴかぴか。
見物乗車らしい人も大勢。
これから、地元の皆さんの「足」として発展できれば良いですね。

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