乗ってきました「宇都宮ライトレール」
2023年10月2日(月)です。
今年の8月26日に開業した、栃木県の「宇都宮芳賀ライトレール線」に乗ってきました。
用語が混乱してしまうので、一応確認。
・運行している会社名:宇都宮ライトレール株式会社
・路線名:宇都宮芳賀ライトレール線
・鉄道事業の種類:ライトレール、ライトレールトランジット(Light rail transit, LRT)
・車両の愛称:ライトライン
さて、JR宇都宮駅東口です。
しゃれた商業施設や、名産の大谷石をあしらった広場。
階段下に、LRTの始発駅が見えます。
名称は「宇都宮駅東口」。
将来的に「宇都宮駅西口」といった駅が出来ることも考慮した名称なのかも。
駅前広場からカーブした線路をLRTがゆっくり走ります。
車両は超低床。
路面と線路も、段差が全くありません。
3両編成で、各車両とも台車は中央に1台。
小回りを利かせ、超低床にするための構造なのでしょう。
おかげで、オーバーハングがこんなに長い。
客席の様子です。
超低床のため、普通の電車やバスとは雰囲気が違います。
ドアから車両中央に向かいわずかに高くなり、更に座席の下が箱状になっています。
この部分の下が車輪なのでしょう。
広告などの液晶画面は、2画面を横に繋げたような横長。
窓の上の間接照明の部分が、荷物置き場ですね。
運賃の支払い方法ですが。
現金で支払う場合は、乗車時に整理券を取り、降車時に料金を投入。
交通系ICカードの場合は、乗車用と降車用のパネルをタッチ。
ワンマンバスや1両編成なら、料金支払いは運転手のすぐそばです。
ですが、こちらは3両編成ですからね。
タッチしたふりをして、料金を払わずに乗り込むのも、簡単そう・・・
運転席を見てみます。
左側に、2両目3両目のドア周辺を表示する画面がありました。
子ども連れのお母さんがもたついていると、アドバイスのアナウンスも入りました。
なるほど。
それなりにチェックは出来ているようです。
とは言え、混雑時には手元まで確認は出来ないでしょう。
そこは「性善説」と言いますか、コストとリスクのバランスということでしょう。
運転席をもうワンショット。
液晶画面が沢山。
外部の表示が4画面、白い枠で運行情報の表示が1画面。
更に左側には、先の室内の2画面がありますので、全部で7画面。
中央の丸い速度計だけは針式ですね。
その上に、緑の丸いくぼみ。
お、これは「鉄道時計」の置き場ですね。
ところが、その上に四角い液晶デジタル時計が置いてあります。
それも時と分のみの表示です。
こんなので良いのかと思いますが、、、
この運転士が、個人的に置いているだけかも知れません。
車外の光景です。
大きく線路が分岐しているポイント。
この先が車両基地なのですね。
市街地を抜けると、片側二車線の幹線道路。
ファミリーマトにツタヤ、メガネ店やファミレスが並びます。
スターバックスもありました。
交差点では、片側2車線+右折車線+LRTと並ぶことになります。
矢印の信号も、クルマ用の左折・直進・右折+LRT用の色違い。
右折待ちのクルマは、両側から抜かれることになるのですね。
終着駅です。
周囲は工業団地で、駅のすぐそばにホンダの工場の入口がありました。
というわけです。
開業して1カ月ほど。
車両や駅などの施設もぴかぴか。
見物乗車らしい人も大勢。
これから、地元の皆さんの「足」として発展できれば良いですね。
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