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2023年11月

2023年11月25日 (土)

四コマ漫画「ポリバケツのできるまで」

2023年11月22日(水)、新聞朝刊の四コマ漫画の抜粋です。
Asahinp_nono_202311
ののちゃんの小学校では、体育館で映画鑑賞会。
「どうせつまらない」と言う子どもたち。
藤原先生は、ある人の名言を引用。
「どんな映画にもかならずどこかおもしろいところがある」と語ります。
そして上映されたのは「ポリバケツのできるまで」
子どもたちに頭を下げる藤原先生。
ふたコマだけでもギャク漫画として成立しています。さすがですね。

それはさておき。
子どもたちにも藤原先生にも、映画は全く面白くなかったようです。

先の名言は、淀川長治さんですね。
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淀川さんになったつもりで、小学生に語るつもりで、勝手なことを書いてみます。
もちろん架空の映画の内容も、勝手に想像するわけですが。


はい。ごめんなさいね。
ポリバケツなんて、面白くも何ともないありふれた日用品です。
それと同じに、面白くも何ともないドキュメンタリー映画でしたね。

でも、ポリバケツが出来るまでには、多くの人が関わっていることが分かりました。
新しいポリバケツを考える人。
コンピューターでポリバケツの図面を描く人。
そしてポリバケツは、あんな大きな機械で作られるんですね。
ポリバケツを作る機械を作る人までいましたね。
他にも、ポリバケツを運ぶトラックを運転する人など、多くの人が出てきました。

この映画の主人公はポリバケツです。
でも本当は、それを作り出す人々こそが、主人公なんですね。

「プロジェクトX」のように、世界初とか日本一ではなくても。
ポリバケツに限らず、世の中の様々な物やしくみ。
それらはみな同じように、普通の人の誠実な仕事で出来ているんですね。
そして、そんな仕事のお給料で、皆さんの生活も成り立っている。
世の中って、そういうものなんですよ皆さん。
それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。


蛇足ですが。

藤原先生が担任する、ののちゃんたちは小学3年生。
この映画鑑賞会の目的は、、、
「地域の産業と消費生活の様子,人々の生活との関連を踏まえて理解する」
だったのかも知れません。

文部省のサイトから、学習指導要領の解説を一部抜粋します。
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387017_003.pdf
小学校学習指導要領(平成29年告示)解説
社会編
平成29年7月
〔第3学年の目標〕
 社会的事象の見方・考え方を働かせ,学習の問題を追究・解決する活動を通して,
次のとおり資質・能力を育成することを目指す。
(1)身近な地域や市区町村の地理的環境,地域の安全を守るための諸活動や地域
の産業と消費生活の様子,地域の様子の移り変わりについて,人々の生活との
関連を踏まえて理解するとともに,調査活動,地図帳や各種の具体的資料を通
して,必要な情報を調べまとめる技能を身に付けるようにする。
(2)社会的事象の特色や相互の関連,意味を考える力,社会に見られる課題を把
握して,その解決に向けて社会への関わり方を選択・判断する力,考えたこと
や選択・判断したことを表現する力を養う。
(3)社会的事象について,主体的に学習の問題を解決しようとする態度や,より
よい社会を考え学習したことを社会生活に生かそうとする態度を養うとともに,
思考や理解を通して,地域社会に対する誇りと愛情,地域社会の一員としての
自覚を養う。

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2023年11月23日 (木)

浪曲「真柄のお秀」雑考

先日の神田連雀亭での「真柄のお秀」について。
この演目は、私は今回初めて知りました。
思うところがありましたので、書いておきます。


まずは、池波正太郎「剣客商売」の登場人物との類似について。

この演目の主人公「お秀」は、このような人物です。
・身長六尺余体重三十五貫という大女で、化粧もしたことのない十八歳
・伊勢参りの途中でこの宿に泊まったが、母親が病で亡くなる
・世話になったお礼として、この宿で働いている
・身の上は分からないが、武芸の嗜みもあり、才智あり機転も利く正直者
・酒の席での「嫁に欲しい」を真に受けるほど、うぶで純情

なるほど。
池波正太郎「剣客商売」には、こんな登場人物がいます。

「杉原秀」(第五巻・手裏剣お秀)
・事情があり脱藩した剣術師範の娘
・父を亡くし、一人で道場を守る手裏剣の名手
・見た目は農婦のようだが人格高潔

「おせき」(第三巻・深川十万坪)
・深川で升酒屋を営む「金時婆さん」
・荷車から落ちた米俵を、ひょいひょいと荷車に積み直してしまう怪力
・若い頃から苦労を重ね、人情に篤い

「千代乃」(第三巻・婚礼の夜)
・出羽本庄藩江戸藩邸の武具奉行の娘
・醜女というのでもないが、だからといって美女には遠すぎる
・体格が立派で、縦にも横にも量感がありすぎる
・だが、肌の色はぬけるように白く、細い眼はやさしい光をたたえ、性質は温順そのもの

様々な点で今回の「真柄のお秀」に似ています。
池波先生、このような古典芸能からも、人物像の着想を得ていたのかも知れません。


次に、当日の観客について。

観客から笑いが起きたのは、次のようなシーンです。

・関内はお秀に「嫁にする」と軽口をたたく
 お秀がそれを真に受けたのに驚き、夜中に宿を抜け出す

・一年後、お秀が伊勢から越前まで押しかけてくる
 驚いた関内は、使用人に後を任せて屋敷から逃げ出す

容姿に問題のある女性の、純粋な気持ちからの行動を笑う。
まさに「ルッキズム」ですねぇ。
観客は男性がほとんど。
年齢層は、言うまでもありませんね。

テレビで古い番組などの放送時に、こんな感じの表示が出ます。
「時代背景や作者の意図を尊重しオリジナルのまま放送します」
寄席でも同様の表示が必要だ、なんて思いつきましたが、、、
ルッキズム解消には、全く関係ないですね。

古典に対して、現代の視点で文句をつける。
野暮は承知してはいますが。

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2023年11月21日 (火)

行ってきました「神田連雀亭」

8月にも行った、小さな寄席です。
2023年8月21日(月) 歩いてきました 神田周辺「神田連雀亭」

秋葉原駅から、徒歩10分足らず。
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二ツ目の落語家・講談師専用の定席。
わずか38席です。
前回は平日で、観客は数人でした。
今回は20人以上という盛況でした。
20231119_3
日替り昼席&講談きゃたぴら
開場13:00 開演13:30 終演15:00
木戸銭は1,000円。
今回は浪曲師二人と講談師一人、全員女性です。

東家三可子 浪曲「沼津の秋太郎」(三味線 けい子)
渡世人の秋太郎。
義理で殺めた藤太郎に頼まれ、母の元に預かった金を届ける。
そこで母に藤太郎と間違えられ、そのまま藤太郎として孝養をつくす決心をする。
ところが、祝言の日に秋太郎を恨む男がやって来て・・・

神田こなぎ 講談「出世証文」
大坂のおもちゃ屋、淡路屋喜三郎。
大仕事で事故があり150両の借金を背負う。
それを知った妻は逃げてしまう。
江戸へ出て菓子屋や鰹節屋で働き、練り羊羹の店で成功。
鰹節屋の娘と結婚し、大坂に戻って借金の「出世証文」を清算する。

国本はる乃 浪曲「真柄のお秀」(三味線 道世)
宿屋で働くお秀は身の丈六尺の大女。
宿に泊まった優男の侍の真柄刑部。
嫁に迎えると軽口をたたくが、お秀が本気にしたことを知って逃げる。
お秀は刑部を追って家に押しかけて・・・

きりっと格好良い東家三可子さん。
ふくよかで優しい感じの神田こなぎさん。
大きな身振りで、若くて元気な国本はる乃さん。

落語講談浪曲の三大話芸。
男性が女性を演じたり、その逆だったりするわけですが。
女性演者でも、修羅場はきちんと声を張り上げて迫力十分。
そして、女性を演じる場面では、しっかりと女っぽく。
女性演者の方が、その違いが際立つように感じます。
特に若手講談師に女性が多いというのも、納得です。

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2023年11月15日 (水)

見てきました!!! 映画「ゴジラ-1.0」

2023年11月3日(金)公開の映画です。
ゴジラ-1.0(マイナスワン)
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戦後「無」になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラがこの国を「負」に叩き落す。
史上最も絶望的な状況での襲来に、誰が?そしてどうやって?日本は立ち向かうのか―。


いやー良かったです。

まずは「人間の物語」について。
神木隆之介演じる主人公は、特攻隊の生き残り。
復員後、ヒロイン浜辺美波と血の繋がりのない幼児との疑似家族。隣人が安藤サクラ
終戦直後のバラックでの荒れた暮らしから数年、家を建て仕事も探し、生活も落ち着いてきます。
それでも、癒えない心の傷を抱えて苦しむ主人公。
そんな頃に、戦中に大戸島を襲ったゴジラが、巨大化して東京湾に現れる・・・

「自分の中の戦争を終わらせる」強い決意をもって、ゴジラを迎え撃つ主人公。
おかげで、撃退作戦の見応えもひとしお。
なるほどねぇ。
「この手があったか」と感心します。


次に、怪獣映画のお約束「撃退作戦」について。
日本にはまだ自衛隊もなく、米軍は政治的な理由で軍事活動は出来ない。
返還された重巡洋艦「高雄」戦車による攻撃も全く効果なし。
さぁどうする?

元海軍兵を中心に、民間で作戦を立案し協力者を募ります。
メンバーからの「そんなのでうまく行くのか?」という声に、
吉岡秀隆演じる元海軍技術将校「じゃあ代案があるのかぁ!?」

作戦用に用意されたのは、米軍から返還された駆逐艦「雪風」など。
おぉー。
太平洋戦争で活躍し、大きな損傷を受ける事なく終戦を迎えたという「奇跡の駆逐艦」ですね。

そして、ゴジラをおびき出すために主人公が乗り込むのは、十八試局地戦闘機「震電」!!!
おぉー。
これこそまさに、当時の「秘密兵器」
知っている人なら、だれでも大好きですよね。
小説やアニメの架空戦記ものでは、大スターだと思います。
前例があるのか分かりませんが、実写映画で見られただけでも、大感激です。


そしてラストです。
「震電」は、武装や装備を一部撤去し、二十五番と五十番爆弾を搭載。
「ゴジラの口の中に突入し爆破してやる!」
いやーもう、たまりません。
特攻隊の生き残りで、先立った仲間に対する負い目を抱えた主人公です。
これは文字通り「決死の覚悟」、、かと思ったら、しっかり脱出(^^)
おぉー。
そう言えば、座席には何やらアルファベットのような文字が見えました。
そうか、あれはドイツ製の脱出装置だったのか。

その上、死んだと思ったヒロインも、生きていて入院中(^^)
おぉー。
そうか、出動直前の家に届いた電報は、これだったのか。

一方、こちらもお約束。
海中では、ボコボコと再生が進むゴジラ・・・

それから、入院中のヒロインの首筋には、何やら黒いシミ・・・
そう言えば、主人公も「黒い雨」を浴びています・・・


あー面白かった。
とにかく、分かりやすくて見やすくて面白い。
・大戸島、東京湾、銀座と、ゴジラの大暴れがたっぷり
・人間ドラマ部分も、しっかり見ごたえあり
・あっとおどろく新兵器
・戦中戦後の生活もゴジラの大暴れも、極端に陰惨な描写はなし
・ハラハラさせて全員無事のハッピーエンド
・いやいや、これで済むわけではなさそう・・・

これなら、怪獣好きのおっさんや子どもはもちろん、全く興味のないお母さんなど、誰でも楽しめるでしょう。


おまけです。
http://www.hasegawa-model.co.jp/product/sp579/
ハセガワのプラモデル
限定品 九州 J7W1 局地戦闘機 震電 『ゴジラ-1.0』 劇中登場仕様

Godzilla_hasegawa_202311
スケール … 1:48
品番 ……… SP579
コード …… 4967834527393
弊社発送 … 2023年12月22日
発売日 …… 2023年12月27日ごろ
本体価格 … 3000円(税込価格:3300円)
パーツ数 … 56
模型全長 … 196.5mm
模型全幅 … 231mm

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2023年11月13日 (月)

GSR250Sで「定峰峠のネコバス」から「堂平天文台」で贅沢昼食

新記録的な夏が過ぎ、秋も深まってきました。
天気予報では、来週からはぐっと寒くなるそうです。

それでは、今のうちにGSR250Sで軽く流してきましょう。
小川町側から定峰峠に向かいます。
「定峰峠の鬼うどん」を過ぎたあたりで、ありましたねぇ。
苔を削って描かれた「ネコバス」
かなりの大きさです。脚立でも持ってきて描いたのでしょうか?
数年前には、トトロなどが描かれて評判になりましたっけ。
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近くには、あまり上手ではない「ちいかわ」「アオサギ」
左端は「もぐらコロッケ」でしょうか。
他にもアンパンマンなど。
こちらは高さ2メートル足らずです。
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スプレー塗料などによる毀損ではなく、苔を削っているだけですからね。
そのうち自然に元に戻るというのが、良いですよね。

晩秋の風情を楽しみながら。
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「堂平天文台・星と緑の創造センター」に到着。
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すぐ脇の頂上も、見晴らしが良いのですが、結構人が来ています。
そこで、人の少ない植え込みの裏のベンチにします。
お湯を沸かしてお茶を淹れて、JA直売所で買ったお弁当。
やや曇っていますが、気持ちの良い眺望です。
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「ネコバス」がいたので、白石峠を下って「どんぐり山のトトロ」をチェック。
ときがわ町「やすらぎの家」の奥にいるのですが。
残念。解体されて骨組みだけでした。
もしかしてこの球体は、遊具の「回旋塔」?
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ちょうど1年前には、こうだったのですが。
・2022年10月31日(月) GSR250Sで埼玉県比企郡ときがわ町「慈光寺」から「堂平天文台」で贅沢昼食
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ここのトトロは「二年に一度作り直している」という話を聞いた覚えがあります。
ネットで調べると、最近は2020年12月だったようです。
そのうち、ピカピカのトトロが見られるでしょうか。

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2023年11月11日 (土)

磐越西線「SLばんえつ物語」撮影 その2

2023年11月6日(月)です。
前日の「SLばんえつ物語」撮影の後は、温泉でのんびり。

新潟県五泉市「咲花温泉 河畔の宿 碧水荘 (へきすいそう)」
https://www.hekisuisou.jp/
小さな温泉街の一番奥にある宿です。
純硫黄物温泉かけ流し。ほのかに硫化水素の匂いがします。
浴槽は、熱めとぬるめの二つに仕切られていて、快適。
部屋は古いですが、広くてキレイに改装されています。
料理も大変良かったです。
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客室係の猫(^^)
案内時には部屋までついてきたり。
ロビーでは子どもに付き合ったり。
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最寄りのJR花咲駅まで、歩いてみました。
コンパクトな無人駅ながら、近代的で立派な造り。
2階は展望デッキ。SL撮影にちょうど良さそう。
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途中にあったウッドデッキ。
「咲花きなせ堤河床」とありました。
温泉街で共同で設置したもののようです。
ネットで調べると、2016年に作られたようです。
https://www.hekisuisou.jp/咲花きなせ堤が完成しました/
テーブルもイスも雨ざらしでちょっと気の毒ですが、桜の頃は良いかも知れません。
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駅までの道沿いにあった、大きな藁人形
怖い顔で手には刀を持っています。
貼られたお札には、以下のように書いてありました。
正鬼大神
新潟県東蒲原郡
阿賀町熊渡 鎮座
なるほど。
すぐ近くの阿賀町熊渡の「正鬼」=「鍾馗様」の流れなのですね。
https://www.aga-info.jp/特集ページ/鍾馗様/
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宿の朝食に「ヤスダヨーグルト」が出ました。
この近くに、本社と直売所があるそうで、ちょっと立ち寄り。
広い工場に隣接して「Y&Yガーデン」という直売施設が並んでいます。
http://www.yasuda-yogurt.co.jp/shop/yy_garden.html
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ブルーベリーサンデー500円。
大変うまい(^^)
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通りがかりに発見。
国道49号沿いに、何やら古い洋風建築。
閉館した展示施設のようです。
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こちらの車両には「蒲原鉄道 モハ51」とあります。
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ネットで確認。
こちらの個人ブログによりますと「安田民俗資料館」という個人施設だったようです。
1999年(平成11)頃に休館とのこと。
http://blog.livedoor.jp/club007/archives/32126924.html
2020年05月01日
【新潟】時が止まった私設資料館 安田民俗資料館

1年ほど前の、こんな新聞記事もありました。
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/156569
新潟日報
旧蒲原鉄道本社社屋や明治の輸入ピアノ…旧安田民俗資料館所蔵品、活用を
新潟阿賀野・所有者が譲渡先募る
2022/12/27 14:45
 大正から昭和初期のモダンな洋風建築を移築した新潟県阿賀野市六野瀬の旧「安田民俗資料館」の所有者が、建物や資料の活用の道を探している。
資料館は旧蒲原鉄道の本社社屋(村松駅舎)と旧安田警察署庁舎などを移築したもので、民具や鉄道資料など幅広い所蔵品約1万5千点を展示していた。
所有者は「建物の活用や購入に関心のある人がいれば相談に応じたい」としている。また、所蔵品は無償で譲渡するなど整理が進められている...

さて次の立ち寄り先です。
新潟県東蒲原郡阿賀町「狐の嫁入り屋敷」
https://www.aga-info.jp/tourist-attractions/kitsune-no-yomeiri-yashiki/
まだ新しい観光施設です。
「狐の嫁入り行事」関連展示や地元お土産品の売店など。
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なぜか「狐の嫁入り」仕様のスーパーカブ。
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お昼はこちら。
福島県喜多方市「宮古そば権三郎」
https://gonzaburou.com/
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人気メニューという「夢見そば」
おそばに加え、こづゆ、にしんの山椒漬け、さしみこんにゃく、季節の天ぷら。2200円。
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その他、寄り道をしながらゆっくり帰りました。

今年の夏は新記録的な暑さが続きましたが、さすがにもう11月。
ローカルなルートで、紅葉が楽しめたのも良かったです。

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2023年11月10日 (金)

磐越西線「SLばんえつ物語」撮影

2023年11月5日(日)の続きです。
「朝ラー」の後は「SLばんえつ物語」の撮影です。

3か月前に乗ってきたSLを、今日は外から撮影してきます。
・2023年9月9日(土) 一気乗りです「只見線全線」と「磐越西線 SLばんえつ物語」その5
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5年前にも、ほぼ同じメンバーで来ています。
・2018年4月7日(土) ステップワゴンで「磐越西線SL撮影ツアー」
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皆さん立派な機材をお持ちですが、私はコンデジ手持ち撮影のみ。
鹿瀬駅から日出谷駅に向かう鉄橋でこんな感じ。煙がすごい。
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おっと。
ススキに埋まって半分見えません。
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山都町の「一ノ戸川鉄橋」。皆さん手を振っています。
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おっと。
塩川駅から笈川駅に向かう日橋川にかかる鉄橋の踏切そば。
横風で煙が横に流れてしまいました。
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津川駅です。まだ午後5時過ぎですが、真っ暗。
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ホームで点検中。
乗車しているお客さんも下りて見ています。
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逆光でちょっと格好良い。
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というわけでした(^^)

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2023年11月 9日 (木)

福島県喜多方市で「朝ラー」

2023年11月5日(日)です。
友人と4人で夜明け前に埼玉県を出発し、朝8時に喜多方に到着。
有名店「坂内食堂」は7時開店だそうで、すでに長い行列が出来ています。
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並ぶこと1時間。お店の前まで来ました。
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英文のカンバンがありました。
上段は、Hakata、Kitakata、Sapporoの特徴の紹介。
下段は、こちらのお店のメニュー四種類の紹介。
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さて。
Niku Soba (Chashumen)
Ramen with extra braised pork
1,100円です。
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スープも麺も美味しかったのですが。
チャーシューは多すぎでした。
ネギとメンマは、逆に少なく感じました。
ただのShina Soba(Chuka Soba) 800円にしておいた方が、良かったかも知れません。

この後は、午後2時を過ぎて遅いお昼。
ぜんぜんお腹が減らないので、チーズケーキと飲み物だけにしておきました。
「遅い時間+朝ラー+チャーシュー増し」といったイレギュラーには、もう体がついて行けないのですねぇ。


6年前に、別のお店で食べたのを思い出しました。

・2017年5月13日(土) 再訪です福島県「喜多方~会津若松」
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近くの本屋さんで紹介された「香福」というお店です。
「人気店で修業して独立したお店で、間違いないですよ」
とのことでした。

普通の時間に、普通のラーメン。当時は600円。
チャーシュー・ネギ・メンマの量にも違和感なく、普通に美味しかったです。
これ位なら、まだイケるかも知れません。

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2023年11月 5日 (日)

埼玉県川島町「中華そば四つ葉」と「金笛しょうゆ」ソフトクリーム

2023年11月3日(金)です。
お昼に食べたラーメン。
埼玉県川島町「中華そば四つ葉」
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https://yotsubasoba.com/
こちらの「特製四つ葉そば」1,350円
公式サイトでは、以下のように紹介されています。
・四つ葉そば(1,000円)
比内地鶏をメインに複数の地鶏をブレンドした贅沢な濃口醤油。
・特製四つ葉そば(1,350円)
四つ葉そばに煮玉子をトッピング。チャーシュー増しをした贅沢な一品。
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ちなみに、先日の岩槻「ヨロ研カフェ」では、カレーが1,320円
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最近のラーメン店で「全部乗せ」という感じですと、この程度なのは承知していますが。
ラーメンやカレーで1,000円超えは、どうなのかと思ってしまいます。
まぁねぇ。
60代半ばのジジイの、私の感覚が古いのでしょう。


おまけです。
「中華そば四つ葉」のすぐ近所にある「金笛しょうゆパーク」
以前にも何度か来ています。
・2022年6月3日(金) 工場見学です「金笛しょうゆパーク」
こちらの「金笛ソフトクリーム」420円
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「特製四つ葉そば」1,350円と合わせて1,770円
まぁこんなもの、ですね。

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2023年11月 3日 (金)

行ってきました 埼玉県さいたま市岩槻区「ヨロ研カフェ」

埼玉県さいたま市岩槻区の、東武野田線岩槻駅からすぐ近く。
「岩槻人形博物館」
と同じ敷地に「にぎわい交流館いわつき」という施設がありまして。
市民の交流のための会議室などがある施設です。
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そこに「ヨロ研カフェ」というのがありました。
「ヨロ研」って何のことかと思ったら「さいたまヨーロッパ野菜研究会」だそうです。
https://saiyoroken.jimdofree.com/
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ちょうど良いので、ここでお昼にしましょう。
「ヨロ研カレー」1,320円。
「ヨロ研野菜」の素揚がたっぷり。
バターナッツかぼちゃは、以前ウチでも食べてみましたっけ。
・2022年10月20日 (木) バターナッツかぼちゃ
他に、ちょっと太くて柔らかいゴボウのような、黒ニンジンなど。
カレー自体は、後から辛さが来る感じ。
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バスクチーズケーキ550円、セットのコーヒー220円。
ケーキもコーヒーも、美味しかったですが。
食事の後には、ちょっとケーキが大きすぎかも知れません。
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合計で2,090円。

お水がハーブウォーターなのも良かったし、いずれも美味しかったですが。
食器返却はセルフ、カレーの後のコーヒーとケーキは、自分でレシートをカウンターに提出。
たまたま混んでいたからですが、テーブルの密度が高くて、ちょっと騒々しい。
うーん。
次回この博物館に来ることがあれば、別のお店を探しましょうかね。

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2023年11月 2日 (木)

行ってきました 埼玉県さいたま市岩槻区「岩槻人形博物館」

2023年10月22日(土)です。
埼玉県さいたま市岩槻区の「岩槻人形博物館」に行ってきました。
https://ningyo-muse.jp/
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日本初という、人形をテーマとする公共博物館です。
開館は2020年2月22日。
東武野田線の岩槻駅からすぐ、岩槻区役所の跡地に作られました。
まだまだ新しく、ぴかぴかです。
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ロビーに入ると、いきなりガーガーと場違いな機械の駆動音。
見ると、お雛さまが乗った車の下で、ベルトコンベアが動いています。
センサーで自動起動するようです。
へーえ。
「さいたま国際芸術祭2023」というのが開催中のようで、その展示品のようです。
男雛女雛、三人官女、五人囃子の三台が、銀色のビラビラを貼ったコンベア上でドライブ。
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さて入場です。
特別展開催中。
・「岡本玉水 人形芸術にかけた生涯」
・2023年10月7日(土)~2023年12月3日(日)
・一般400円、高校生・大学生・65歳以上200円、小中学生150円
 通常料金より、大人で100円プラスとなっています。

まずは人形の制作工程の展示です。
お雛さまの頭の工程なのですが。
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眼の作り方にびっくり。
ガラスで作った目玉を先に埋め込み、後から目を切り出すのですって。
繊細な細工だとは思っていましたが、ここまで凝った作りだったのですね。
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様々な人形の展示がありまして。
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特別展「岡本玉水 人形芸術にかけた生涯」
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こちらの作品名は「春鶯囀(しゅんのうでん)」となっていました。
かな漢字変換は「はる、うぐいす、さえずる」
とは言うものの。
上半身が人で下半身が鳥「迦陵頻伽(かりょうびんが)」のようです。
良くお寺の彫刻や絵画で楽器を奏でている、あれですね。
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作品名は「矢の根」とあります。
私の好きな日本三大仇討ちのひとつ「曾我兄弟」。
弟の「曾我五郎時致」が、大きな砥石で矢の根を磨いているところ。
「春鶯囀」と共に、五月人形のようなデフォルメがかわいい。
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人形の制作工程の展示は、大変面白かったです。
あまり規模は大きくないですが、キレイで落ち着いた雰囲気で、良かったです。

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