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2023年11月15日 (水)

見てきました!!! 映画「ゴジラ-1.0」

2023年11月3日(金)公開の映画です。
ゴジラ-1.0(マイナスワン)
Godzilla_202311_1
戦後「無」になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラがこの国を「負」に叩き落す。
史上最も絶望的な状況での襲来に、誰が?そしてどうやって?日本は立ち向かうのか―。


いやー良かったです。

まずは「人間の物語」について。
神木隆之介演じる主人公は、特攻隊の生き残り。
復員後、ヒロイン浜辺美波と血の繋がりのない幼児との疑似家族。隣人が安藤サクラ
終戦直後のバラックでの荒れた暮らしから数年、家を建て仕事も探し、生活も落ち着いてきます。
それでも、癒えない心の傷を抱えて苦しむ主人公。
そんな頃に、戦中に大戸島を襲ったゴジラが、巨大化して東京湾に現れる・・・

「自分の中の戦争を終わらせる」強い決意をもって、ゴジラを迎え撃つ主人公。
おかげで、撃退作戦の見応えもひとしお。
なるほどねぇ。
「この手があったか」と感心します。


次に、怪獣映画のお約束「撃退作戦」について。
日本にはまだ自衛隊もなく、米軍は政治的な理由で軍事活動は出来ない。
返還された重巡洋艦「高雄」戦車による攻撃も全く効果なし。
さぁどうする?

元海軍兵を中心に、民間で作戦を立案し協力者を募ります。
メンバーからの「そんなのでうまく行くのか?」という声に、
吉岡秀隆演じる元海軍技術将校「じゃあ代案があるのかぁ!?」

作戦用に用意されたのは、米軍から返還された駆逐艦「雪風」など。
おぉー。
太平洋戦争で活躍し、大きな損傷を受ける事なく終戦を迎えたという「奇跡の駆逐艦」ですね。

そして、ゴジラをおびき出すために主人公が乗り込むのは、十八試局地戦闘機「震電」!!!
おぉー。
これこそまさに、当時の「秘密兵器」
知っている人なら、だれでも大好きですよね。
小説やアニメの架空戦記ものでは、大スターだと思います。
前例があるのか分かりませんが、実写映画で見られただけでも、大感激です。


そしてラストです。
「震電」は、武装や装備を一部撤去し、二十五番と五十番爆弾を搭載。
「ゴジラの口の中に突入し爆破してやる!」
いやーもう、たまりません。
特攻隊の生き残りで、先立った仲間に対する負い目を抱えた主人公です。
これは文字通り「決死の覚悟」、、かと思ったら、しっかり脱出(^^)
おぉー。
そう言えば、座席には何やらアルファベットのような文字が見えました。
そうか、あれはドイツ製の脱出装置だったのか。

その上、死んだと思ったヒロインも、生きていて入院中(^^)
おぉー。
そうか、出動直前の家に届いた電報は、これだったのか。

一方、こちらもお約束。
海中では、ボコボコと再生が進むゴジラ・・・

それから、入院中のヒロインの首筋には、何やら黒いシミ・・・
そう言えば、主人公も「黒い雨」を浴びています・・・


あー面白かった。
とにかく、分かりやすくて見やすくて面白い。
・大戸島、東京湾、銀座と、ゴジラの大暴れがたっぷり
・人間ドラマ部分も、しっかり見ごたえあり
・あっとおどろく新兵器
・戦中戦後の生活もゴジラの大暴れも、極端に陰惨な描写はなし
・ハラハラさせて全員無事のハッピーエンド
・いやいや、これで済むわけではなさそう・・・

これなら、怪獣好きのおっさんや子どもはもちろん、全く興味のないお母さんなど、誰でも楽しめるでしょう。


おまけです。
http://www.hasegawa-model.co.jp/product/sp579/
ハセガワのプラモデル
限定品 九州 J7W1 局地戦闘機 震電 『ゴジラ-1.0』 劇中登場仕様

Godzilla_hasegawa_202311
スケール … 1:48
品番 ……… SP579
コード …… 4967834527393
弊社発送 … 2023年12月22日
発売日 …… 2023年12月27日ごろ
本体価格 … 3000円(税込価格:3300円)
パーツ数 … 56
模型全長 … 196.5mm
模型全幅 … 231mm

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