見てきました!!! 映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」雑考
映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」。
いやー良かったです。
先日の「ゴジラ-1.0」も良かったですが。
今年劇場で見た映画では、これが一番良かったかも知れません。
思ったことをランダムに。
「目玉おやじ」について。
この時に、ちょっと触れていますので、再度掲載。
・2014年9月11日(木) もう一度 見てきました 映画「思い出のマーニー」
次に思い出したのは「目玉おやじ」です。
どなたもご存知の「ゲゲゲの鬼太郎」の父親です。
幽霊族の生き残りの鬼太郎の両親は、二人とも鬼太郎が生まれる前に病死します。
鬼太郎はなんと、自分で墓石の下から地上に出てきます。
そして父親は、息子の身を案じて、目玉だけの姿で甦るのです。
ユーモラスな外観とは裏腹の、息子を案じる思いの強さ。
これが目玉おやじの本質なんですね。
「幽霊族最後の生き残り」の男について。
後の鬼太郎の父ですが、製薬会社社員「水木」が名前を聞いても答えません。
そこで水木は、勝手に「ゲゲ郎」と呼びます。
これは良いですねぇ。
これまで鬼太郎の両親の名前は、一度も出ていないと思います。
それをこの映画で「公式設定」するような愚かなことをしなかったのは、好感が持てます。
ついでに書いておきます。
言うまでもなく、「ゲゲ郎」は後の「目玉おやじ」。
当然、姿も声も全く違いますが、話し方や言い回しが似ているんですよね。
このあたりも、うまいなーと思いました。
映画初めの方で出てくる「バベルの塔」について。
「ゲゲ郎」が、幽霊族のこれまでについて語るシーン。
幽霊族はかつて地上で栄えていたが、人間の迫害を受けて衰退した・・・
ここで、有名なブリューゲル「バベルの塔」そっくりの絵柄が登場します。
画像はウィキペディアから拝借。
あぁー、そうそう。
原作「墓場の鬼太郎」の同じシーンでも、見開きで描かれていましたっけ。
舞台は昭和31年。
この時点で鬼太郎の母は妊娠中。
あまりお腹は目立っていません。
ということは、鬼太郎が生まれるのは、昭和31年か32年。
現在は66歳か67歳くらいですか・・・
懐かしいテーマソング。
「おばけは死なない 病気もなんにもない」
少年に成長して、その後は時間が止まっているのでしょう。
| 固定リンク
「映画など」カテゴリの記事
- どうしますかねぇ…映画「スオミの話をしよう」(2024.09.13)
- 県立図書館の映画会「マイスモールランド」余談(2024.09.11)
- 県立図書館の映画会「マイスモールランド」(2024.09.10)
- 映画「カミノフデ ~怪獣たちのいる島~」予約画面の謎(2024.09.05)
- 見てきました 映画「カミノフデ ~怪獣たちのいる島~」その2(2024.09.04)
コメント