埼玉県幸手市「権現堂公園」と茨城県古河市「古河公方公園」その2
2024年6月13日(木)の続きです。
梅雨入りが遅れていますが。
埼玉県幸手市「県営権現堂公園」で、今が盛りのアジサイを見てきました。
さてこの後は。
埼玉県久喜市菖蒲町で「あやめ・ラベンダーのブルーフェスティバル」が開催中なのですが。
ちょっと気が変わりました。
茨城県古河市「古河公方公園」です。
名前の由来は、ウィキペディアから転記です。
享徳4年(1455年)、第5代鎌倉公方・足利成氏が鎌倉から古河に本拠を移し、初代古河公方となった。
お。
駐車場そばにヤマモモの木があります。
昨年の今頃、私も採って食べてみましたっけ。
・2023年6月21日(水) ご近所散歩 埼玉県川島町「平成の森公園」でヤマモモの実が完熟
二人のお姉さんが、色付いた果実を採っています。
(写真は自粛しました)。
ちょっと話しかけてみました。
ネパールの方だそうです。
この実は黒ずむくらい熟した方が甘いのですが、まだ若い色の実も採っていました。
どうも香辛料と一緒に食べるらしいです。
へぇー。
さて中を歩いてみます。
広大な公園ですが、ほとんど人は歩いていません。
レンゲの花には、ベニシジミ。
ぱっと飛び立ちました。
ジブリのアニメに出てきそうな不思議な物体は「排水ポンプ」。
かつて水害が頻発した御所沼の干拓工事で設置された物だそうです。
日立製作所、昭和24年製造。
老朽化で交換後、ここに展示したそうです。
広大なハスの池。
早朝に開花して昼間は閉じてしまうそうですが。
ぽつぽつと開いている花もありました。
古民家園。
2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の撮影が行われたそうです。
遊歩道の脇のこの花は、、、
げ。「ワルナスビ」ですね。
・2022年6月12日(日) 埼玉県行田市「古代蓮の里」蓮の花 開花状況
茄子のようなキレイな花で、葉にはトゲがあります。
ウィキペディアで確認。
外来生物法による「要注意外来生物」。
耕耘機などですきこむと、切れた地下茎の一つ一つから芽が出てかえって増殖してしまう。
除草剤も効きにくいため、一度生えると完全に駆除するのは難しい。
今回、再度ちょっと調べてみました。
この名前を付けたのは、あの牧野富太郎。
三里塚で採取して、自宅に植え替えて始末に困ったそうです。
この経緯は、青空文庫で読めます。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001266/card46820.html
図書カード:No.46820
作品名:植物一日一題
作品名読み:しょくぶついちにちいちだい
著者名:牧野 富太郎
初版発行日:1953(昭和28)年3月
ワルナスビ
ワルナスビとは「悪る茄子」の意である。
前にまだこれに和名のなかった時分に初めて私の名づけたもので、時々私の友人知人達にこの珍名を話して笑わしたものだ。
中略
私は見逃さずこの草を珍らしいと思って、その生根を採って来て、現住所東京豊島郡大泉村(今は東京都板橋区東大泉町となっている)の我が圃中に植えた。
さあ事だ。それは見かけによらず悪草で、それからというものは、年を逐うてその強力な地下茎が土中深く四方に蔓こり始末におえないので、その後はこの草に愛想を尽かして根絶させようとしてその地下茎を引き除いても引き除いても切れて残り、それからまた盛んに芽出って来て今日でもまだ取り切れなく、隣りの農家の畑へも侵入するという有様。イヤハヤ困ったもんである。
それでも綺麗な花が咲くとか見事な実がなるとかすればともかくだが、花も実もなんら観るに足らないヤクザものだから仕方ない、こんな草を負い込んだら災難だ。
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