「虎に翼」に「茨田りつ子」(^-^)
NHKの朝ドラ「虎に翼」。
2024年6月27日(木)の回です。
2024年6月25日(火)に、こんなことがありました。
終戦後、新しい民法が制定され家庭裁判所が発足したばかりの頃。
主人公の寅子は、家庭局事務官と判事補を兼任して多忙を極める。
そんな中で、家庭裁判所の存在を広く知ってもらうためのコンサートの準備に奔走。
まずは会場を押さえることが出来たが、問題は出演する歌手。
寅子の上司が「彼女が良いんじゃないか?」と「東京ブギウギ」のメロディーを口ずさむ。
寅子いわく「福来スズ子なんて呼べるわけないでしょう」。
笠置シヅ子ではなく、福来スズ子。
全作「ブギウギ」の主人公の名前が出てきましたよ。
本当に、趣里さん演じる福来スズ子が登場したら面白いでしょう。
まぁ無理だろうなと思っていたら。
2024年6月27日(木)のオープニング主題歌の出演者テロップに「茨田りつ子・菊池凛子」と表示(^0^)
そして放送局で茨田りつ子が登場。
なんと。
沢村一樹演じる久藤頼安判事の知り合いという設定。
早くもウィキペディアが更新されています。
・https://ja.wikipedia.org/wiki/ブギウギ (テレビドラマ)
登場人物
音楽関係の人々
茨田りつ子(いばらだ りつこ)
演 - 菊地凛子
歌手。スズ子の生涯のライバル。
モデルは青森出身の歌手で、“ブルースの女王”と呼ばれた淡谷のり子。
なお、次回作の連続テレビ小説「虎に翼」の第64話(13週その4)で、家庭裁判所の広報活動の一環として「愛のコンサート」が開催される事になった際、茨田りつ子が出演する事となった。
もうひとつ。
この回では、寅子の大学時代の友人の、遺産相続をめぐるトラブルも一気に解決。
冷たい夫や夫の母に苦しんでいた、主婦ながら大学で学んでいた大庭梅子さん。
夫の死後の遺産相続でもめていました。
亡くなった夫もその母、三人の子どものうち長男次男共に、自分勝手でどうしようもない。
そして頼みの三男は、この回でなんと夫のお妾さんと恋仲になってしまった。
どうにも行き詰った彼女は、遺産も人間関係全て放棄すると宣言。
ここで民法第730条が出てきます。
「直系血族及び同居の親族は互いに扶け合わなければならない」
後は兄弟で勝手にしろと捨てゼリフ。
うーんすごい。
この民法第730条。
民法改正審議会で、がちがちの保守派の帝大教授がねじ込んだものでした。
そうかー。
ただの保守派の愚かさを表すエピソードだと思った条文が、ここで活きて来たのか。
というわけで。
大変に充実した15分。
こういうのを「神回」と言うのでしょう。
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