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2024年7月

2024年7月28日 (日)

埼玉県吉見町「四方吉うどん」

連日の猛暑の中、お昼に「四方吉うどん 吉見本店」に行きました。
なぜかホームページは二つ。
http://www.yomokichi.net/
http://www.yomokichi.jp/

時々行くお店ですが、このブログでのご報告は久しぶり。
・2021年11月17日(水) 埼玉県吉見町「四方吉うどん」

最近はすっかり人気店で、いつ行っても混雑しています。
この炎天下で待つのはきつい、、、と思ったら。
以外にもすんなり座れました。
考えることは皆同じで、炎天下の順番待ちを敬遠しているのか。
あるいは、皆さんもっと気の利いたところへ出かけているのか。
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もりうどん小 750円
舞茸天小 150円
鶏天小 150円
辛ねぎ 150円
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お、マグナキッドくんだね。
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2024年7月25日 (木)

県立図書館の映画会「お茶漬の味」

下書きだけして、アップするのを忘れていました。

先月の「そして父になる」に続いて、埼玉県立熊谷図書館の名作映画鑑賞会です。
埼玉県立熊谷図書館
名作映画鑑賞会「お茶漬けの味」
(115分)(1952年・日本作品・モノクロ・劇映画)
7月5日(金) 14:00~
予約不要 先着30名 入場無料

おっと、タイトルが間違っています。
正しくは「お茶漬の味」です。
Ochaduke_202407

概要は、ウィキペディから拝借。
1952年の日本映画。監督は小津安二郎。
『麦秋』に続いて小津と野田高梧が共同で脚本を執筆。
地方出身の素朴な夫と夫にうんざりする上流階級出身の妻、二人のすれ違いと和解が描かれる。


夫は都心の会社の部長さん。お手伝いさんが二人いるような、裕福な家庭です。
妻は夫の「汁かけ飯」や安煙草「朝日」など、何もかもが気に入らない。
妻は見え見えの嘘をついて、毎日遊び歩いている。
夫はそれと知りながら、気づかないふりをしているのでしょう。
妻はそんな夫を「鈍感さん」と呼ぶ。

夫婦に子どもはいないようです。
まぁこれでは、子どももできないでしょう。
お見合いを嫌がる姪について、夫は妻に語ります。
「無理強いしても、僕たちみたいな夫婦が出来るだけだ」。

そんな二人が、ちょっとしたきっかけで心が通い合う。
深夜の台所で、慣れない二人がお茶漬を作って食べる。

それだけの、シンプルな話ですが。
当時の風俗描写なども面白く、居心地よく見ていられます。


終盤で、夫が妻に語ります。
「インティメントでプリミティブな関係」になりたいと語ります。
「遠慮や体裁を繕わない」といった説明をしていたと思います。
念のため、ネット辞書で確認。
intimate 親密な、懇意な
primitive 素朴な、古風な、旧式な
ある辞書サイトでは、以下のような注意書きがありました。
intimate
【注意】性的関係を連想させる場合がある。
米国では通例、性的な関係の婉曲表現として、男女の間柄についてのみ使われる。
なるほど。そんな意味もあったのかも知れません。
70年以上前ですからね。言葉の意味も今とは違うかも知れませんが。

野暮ついでに、書いてしまいます。
機械部の部長である夫の出張先はウルグアイのモンデビデオ
一体どんな製品の商談だったのでしょう?
ウィキペディアから2行だけ抜粋。
それでも第二次世界大戦、朝鮮戦争のころまで体制は安定していた
1955年から主要産業であった畜産業の低迷により経済が停滞すると、次第に政情は不安定になり
どうも、商売をするのは大変そうです。
まぁねぇ。
戦時中に書かれた元々のシナリオでは、夫が出征するという内容だったそうです。
それを戦後に書き直す際に、適当にこうしただけ、なのでしょうか。

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2024年7月23日 (火)

熱中症指数:極めて危険

昨日の2024年7月22日(月)です。

私の住む埼玉県平野部のヤフー天気予報は、この通りです。
Keikai_1_20240722
本日は、最高気温39℃。
明日も、最高気温38℃。
いずれも、熱中症指数:極めて危険。

全国で見ても、この通り。
Keikai_2_20240722
熱中症警戒アラートが39都道府県。
東海から関東の内陸で、40℃に迫る暑さの所がある見込み。

もはや暑熱順化などと言っている場合ではありませんね。

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2024年7月22日 (月)

上尾丸山公園で暑熱順化・・・

2024年7月20日(金)です。

梅雨が明け、いきなり35度を超える猛暑が続いています。
熱中症指数「危険」ですが、ちょっとだけ近所の公園に行ってみました。
夏休み突入初日の土曜日というのに、人出は多くありません。

うへー。暑い。
木陰はそれなりに風が通りますが、日なたには出る気になれません。
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ミーアキャットなどのいる小動物コーナーも、あまり人はいません。
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新設のコーナーで、ヤギさんの「お披露目会」があったそうです。
白い粉は靴裏の消毒剤。液体のものと二種類ありました。
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市長さんも来ていました。
暑い中、お疲れさまです。
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というわけで。
休憩を含め、1時間足らずで撤退
それでも、汗びしょびしょ。

暑熱順化「徐々に体を暑さに順応させる」のレベルを超えていますね。
無理せず、屋内で過ごした方が良いようです。

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2024年7月21日 (日)

GSR250Sで発見!!!「桶川の美少女」の姉妹

梅雨も明けて、いきなり猛暑です。
暑熱順化というほどでもありませんが、薄曇りの午前中にGSR250Sで近所を流してきました。

その帰り道です。
埼玉県吉見町「大沼」という「ため池」がありまして。
昭和の初めに灌漑用につくられたものです。
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小さな公園や遊歩道もありますが、わざわざ寄るほどの場所ではありません。
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今日は、ほんの思い付きで、周囲の道を通ってみました。
えぇ~!?
個人のお宅の前に「桶川の美少女」そっくりの像がありました。
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話題になったのは、もう10年も前です。
・2013年3月10日(日) 「桶川の美少女」見学
・2013年5月15日(水) 「桶川の美少女」バージョンアップ
・2015年2月18日(水) RIDEになんと「桶川の美少女」

帰りがけ「本家」にも、ちょっと寄ってみました。
貼り紙も痛み像も色あせています。
20240719_04

両者の画像を並べてみます。
20240719_05
確かに同じデザインです。
塗装されていない「吉見の美少女」は、側面に合わせ目のような跡が見えます。

これは迂闊でした。
木や石の彫刻なら、一点ものでしょう。
ですがこちらは、おそらく「モルタル」
ネットで制作手順を調べても、良く分かりませんが。
流動性のある素材ですからね。「型」を使って作ったのでしょう。
とすれば、複製はいくつでも作れます。

怪獣映画「ゴジラ」第一作の有名なセリフ。
「あのゴジラが最後の一匹だとは思えない」を思い出します(^^;
日本のどこかに、まだ姉妹が存在するのでしょうか?
そもそも「型」は、誰が何のために作ったのでしょうか?

いろいろと、想像が膨らみます。
いやまぁ、本当にどうでも良い話なのですが(^^;;

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2024年7月20日 (土)

ビッグマックCM「I feel Coke」

ぼんやりテレビを見ていたら。
懐かしい音楽と映像。
画像は公式サイトから拝借。

I feel Coke
初めてじゃないのさ いつでも一緒なら
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お、懐かしい。
私の若い頃の、コカ・コーラのCMそっくりです。
Ifeelcoke_02

楽しそうな家族や若者たちの映像が続きます。
Ifeelcoke_03

最後はこうです。
あの頃も、今も、いつだってビッグスマイル。

ビッグマック!
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マクドナルドコカ・コーラのコラボCMなのですね。
ネットで確認。
1987年から流れていたCMのイメージだそうです。

うーん。
あの頃は、まさにバブル絶頂期。
私なんぞは、特に良い思いをした覚えもありませんが。
それでも、未来に対して何の心配もしていませんでした。
ラージサイズのコカ・コーラをごくごく。大口開けてビッグマック。
良い時代でしたねぇ。

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2024年7月19日 (金)

行ってきました「古代蓮の里」

2024年7月15日(月)です。
埼玉県行田市「古代蓮の里」に行ってきました。
ウチからは、車で1時間足らず。
近いので、この時期には2年に一度くらい出かけています。

蓮の花のピークは過ぎていますが、まだまだキレイ。
後ろに見えるのは「古代蓮会館」の展望タワー。
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白い花もキレイですね。
昼間に咲いている花は、開花後3~4日経って散る間際だそうです。
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先の展望タワーです。
天井には最近流行の「アンブレラスカイ」。
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毎年恒例「田んぼアート」
今年は、能登復興応援の「キリコ祭り」
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園内で見かけたコスプレ風の方々。
話し声から、中国の方のようでした。
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奥の方の「水鳥の池」。
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おっ。蓮の葉っぱの上に何やら小さな水鳥。
画像が粗いですが、私のコンデジではここまでです。
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まだ子どもなのでしょう。
水面に航跡を残し羽ばたきましたが、離陸はまだ難しいようです。
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蓮池の中に、大きなおたまじゃくし
枯れた蓮の茎に頭を乗せて、じっとしています。
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あれ?
何匹も同じようなポーズを見かけました。
流されないように茎を枕に寝ているのでしょうか?
熱に弱いらしいので暑くて休憩しているのでしょうか?
おたまじゃくしは夜行性なのでしょうか?
ネットで検索しても、分かりません。
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げ。
「ワルナスビ」の群生です。
ウィキペディアで確認。
外来生物法による「要注意外来生物」
耕耘機などですきこむと、切れた地下茎の一つ一つから芽が出てかえって増殖してしまう。
除草剤も効きにくいため、一度生えると完全に駆除するのは難しい。
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ここで初めて見かけたのが2年前。
・2022年6月12日(日) 埼玉県行田市「古代蓮の里」蓮の花 開花状況
その後、埼玉県幸手市や埼玉県川島町でも見かけました。
・2024年6月13日(木) 埼玉県幸手市「権現堂公園」と茨城県古河市「古河公方公園」その2
・2024年6月20日(木) ご近所散歩 埼玉県川島町「平成の森公園」でヤマモモの実が完熟
各地に広がっているのでしょうか?
それとも、私がそれと知って目につくようになっただけ、なのでしょうか?

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2024年7月17日 (水)

行ってきました「ザ・ヒロサワ・シティ」の「ユメノバ」感想です

展示概要のご報告だけで、7日もかかってしまいました。
大変な見ごたえで、一日たっぷり楽しめました。
ここ「ザ・ヒロサワ・シティ」内には、隈研吾設計による美術館もあります。
そちらも寄ろうかと思っていましたが、時間が足りませんでした。

「ユメノバ」は今年の2月にオープンということで、どこも新しくてピカピカ。
私なんぞ、どの分野にも大した知識もありませんが、それでも感心して眺めてしまいました。
貴重な個人コレクションの散逸を防ぐ文化的な意義のある施設だと思います。
Yumenoba_202407


とは言うものの。
今後どうなるか、個人的にはちょっと心配になりました。

思い出されるのは、埼玉県小鹿野町の「バイクの森」です。
個人のコレクションをベースにした展示で、入場料は1000円でした。
ここ「ユメノバ」と、よく似た成り立ちです。
私も何度も行きましたが、駐車場のイベントだけ参加して入場しない日もありました。
結局、2009年5月に開館して2010年9月に閉館してしまいました。

さて「ユメノバ」です。
YS-11や零戦、D-51や寝台車などは、普遍的価値と言っては大げさでしょうか。
大人でも子どもでも、大きくてスゴくて、それなりの見ごたえを感じるかと思います。

その一方で、クルマやバイクの展示内容ですが。
個人のコレクションのようですが、60代半ばの私でさえ免許年齢以前のものがほとんどです。
つまり、展示車両を懐かしく感じるのは70代以上の方でしょう。
私より若い方々にとっては、良く知らない古いものばかり。

そしてここは、基本的に「展示場兼収蔵庫」のようです。
ミニカーや消防車が良い例ですが、ありったけのコレクションを全部並べているようです。
あまりの数に驚き、1台ずつをじっくり見る気になれません。
そして、再度訪問しても展示内容の変化は期待できないでしょう。

更に、入場料は大人2,500円と結構な金額です。
これだけの施設です。初期費用と維持費用を考えれば、決して暴利ではないとは思いますが。
この金額で「同じ展示をもう一度」では、リピートの足は向きにくいでしょう。


他にも気になることが幾つか。

まずは、広大な敷地に多くの展示室。
展示品にさわれるのに無人という場所が多かったのが、どうも引っかかります。

思い出されるのは「所沢航空発祥記念館」です。
・2012年2月4日(土) 所沢航空発祥記念館
平成4年(1992年)まで所沢の運輸省東京交通管制部で使われていたという管制卓。
一見ちゃんとしているようですが、スイッチやコード類など細かい部分はボロボロでした。
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「自由にさわれる」ということは、つまりそういうことですよね。
考えたくないですが、悪意のある来訪者も心配です。


展示品は、クラシックな機械類がメインですが、他にも様々な物品や印刷物など。
それらをちゃんと維持管理できるのかも、気になります。

思い出されるのは「サーキットの狼ミュージアム」です。
2018年7月15日(日) 補完計画「東国三社~サーキットの狼ミュージアム~佐原の大祭」その2
メインのスーパーカーは、キレイに維持管理されていました。
ところが、サブの展示品はひどいもの。
当時の少年ジャンプやスクランブル・カーマガジンなどの書籍類。
更には、プラモデルや玩具類。
すっかり色あせて、残念な状態でした。
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こちら「ユメノバ」の展示品は、もっと幅広い分野ですからね。
配慮すべき点は多そうです。


調べてみると、広沢グループの会長の廣澤清氏は現在85歳のようです。
失礼ながら、現役で活躍できる期間は、そう長くはないでしょう。
採算度外視のような「ユメノバ」を、先のような懸念点を克服し、今後も維持管理して行けるでしょうか。

批判をしたいわけではありません。
繰り返しになりますが、国立博物館の所蔵品の初の民間展示や、個人コレクションの散逸を防ぎ維持公開する。
これらの文化的な意義は、大変大きいと思います。
それだけに、管理体制をしっかり整え、長く存続してもらいたいと思うわけです。

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2024年7月15日 (月)

「ザ・ヒロサワ・シティ」その7「無料展示あれこれ」

快晴の猛暑のなか、以前から気になっていた茨城県筑西市の「ザ・ヒロサワ・シティ」に行ってきました。
個別の施設は以前から存在していましたが、今年2月11日に「ユメノバ」としてリニューアルオープンしたようです。

ひと通り「ユメノバ」を見て回り、引き上げようと思ったのですが。
「ザ・ヒロサワ・シティ」内には、乗り物関連の無料展示室が幾つもあります。

まずは「ホンダ バイク館 」。入場無料。
君和田コレクションと表記されています。
ネットで検索。
八重洲書房から「ホンダ オリジン THE HONDA ORIGIN 1945-1960s」というムックが出ています。
「本書はその奮闘努力の歴史を、君和田薫氏の所蔵車で追想したものである」とのこと。
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うわっ。すごい。
奥でしゃがんでいる整備士は人形です。
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初期のドリームD型とかE型とか。
ノンレストアの車両の後ろに、ぴっかぴかの同型車。
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スクーターのジュノオが3台。
・2015年12月3日(木) 見てきました「続・下町の空想画家 小松崎茂展」
独創的な野心作だったものの、重くて遅くて、販売は振るわなかったようです。
これのデザインに、小松崎茂が関わっていたと「いわれる」そうです。
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この辺はリアルに懐かしい。
CB77CB72など。
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スポーツカブもずらり。
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うーん。
これはもう、入場無料でぼ~っと眺めるレベルではありませんねぇ。


「段ボール蒸気機関車館」
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「4号機関車」という機種なのですね。
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運転台内部も、この通り。
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ダンボール加工協力
大幸紙工株式会社
https://www.taiko-shiko.co.jp/
いろいろと面白い試作をしているようです。
https://www.taiko-shiko.co.jp/trials
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話を戻します。
名称 六輪連結タンク機関車4号総組図
縮尺 1/30
日付 2015.6.14

わずか9年前の図面ですが、CADではなく手描きのテイストが、たまりません。
数字はテンプレートで書き込んでいるようですね。
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金属模型もありました。
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各種の鉄道車両の模型。特に説明などはありません。
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「モークル・イン」
モークルは、どういう意味なのか分かりません。
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置いてあるクルマは、ホットロッドと呼べばよいでしょうか。
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中はこの通り。
バイク用のヘルメットやグローブなど。
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ハーレーのロゴ入りのアパレルも並んでいます。
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別の建物です。
「バイクサロン」と貼り紙がありました。
巨大なハーレーのサイドカー。
壁にもハーレーのロゴ。
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ガラスケースには、月間や年間のハーレー販売台数の表彰プレート。
広沢商事のハーレー販売店だった建物なのでしょうか?
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クラシックなバイクが並んでいます。
比較的新しいCB450の先は、ヤマハXS750スペシャルでしょうか。
その隣には、丸正ライラック。
寄贈者の名前を記したプレートもありました。
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ヤマハのFZ750の先には、ヤマハのレーシングマシン。
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埼玉県の小鹿野町にあった「バイクの森」で見た車両のように見えます。
・2009年7月19日(日) 小鹿野町情報その1「バイクの森おがの」
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というわけで。
「ザ・ヒロサワ・シティ」のご報告は、ここまでとします。
7日もかかってしまいました。

感想については、後日にしておきます。

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2024年7月14日 (日)

「ザ・ヒロサワ・シティ」その6「レールパーク」

快晴の猛暑のなか、以前から気になっていた茨城県筑西市の「ザ・ヒロサワ・シティ」に行ってきました。
個別の施設は以前から存在していましたが、今年2月11日に「ユメノバ」としてリニューアルオープンしたようです。

構内を反時計回りに見て回りました。
最後は鉄道関連展示「レールパーク」です。

東北・上越新幹線「E2系」
蒸気機関車「D51 1116号機」
電気機関車「EF81-138」「北斗星」のヘッドマーク付き。
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「北斗星」は4両編成になっています。
特急や寝台特急のヘッドマークが展示されています。
鉄道車両も、すべて冷暖房完備。
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寝台車の車内も清潔に保たれています。
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おっ。
宿泊時のベッドメイクの手順や注意事項の説明が置いてあります。
係の方に聞いてみました。
貸し切りで利用可能。料金は20万円。
40人位まで宿泊できるそうです。
ちょっと面白そうですね。
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ロビーカーという呼び方で良いでしょうか。自由に入れます。
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食堂車もこの通り、厨房にも入って見られます。
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鹿島臨海鉄道「マリンライナーはまなす」
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中には歴代の「電車でGO!」
「電車でGO!」「電車でGO! 2」「電車でGO! 2 3000番台」「がんばれ運転士!!」など。
いずれも無料で遊べます。
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さらに客車には、ゆらゆら揺れる幼児用の遊具が並んでいます。
こちらも無料。
スタートボタンを押すだけで遊べます。
冷房がしっかり効いているので、ゆっくり休憩できます。
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「鉄道資料館」
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ひたちなか海浜鉄道、鹿島臨海鉄道、関東鉄道、真岡鉄道など、ローカル私鉄の資料がずらり。
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上野駅で使われた、吊り下げ式の発車案内板
これは懐かしい。
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「鉄道きっぷ館」
各種の記念切手コレクション
これは「昭和天皇在位60年記念 記念乗車券」。
東京南鉄道管理局、東京都交通局、東京モノレール、
新京成、京急、西部、京王、名古屋、小田急、南海など15社がずらり。
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最後の展示室「グライダー 模型飛行機館」です。
ガラスケースに、様々な飛行機のミニチュアがびっしり。
第二次世界大戦当時の世界各国の軍用機が多かったです。
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奥の方に、グライダー実機や資料類。
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ふぅー。
これで入場口。売店に戻りました。
茨城特産の、サツマイモやメロンのお菓子など。
トミカなど乗り物のおもちゃなど。
「じぷた」の絵本もありました。
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これで「ユメノバ」ご報告は終わりです。
さて帰りましょう、、、と思ったら。
「ザ・ヒロサワ・シティ」内には、乗り物関連の無料展示室が幾つもあります。
うーん。
素通りもできません。
あと一回だけ。

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2024年7月13日 (土)

「ザ・ヒロサワ・シティ」その5「科博廣澤航空博物館」

快晴の猛暑のなか、以前から気になっていた茨城県筑西市の「ザ・ヒロサワ・シティ」に行ってきました。
個別の施設は以前から存在していましたが、今年2月11日に「ユメノバ」としてリニューアルオープンしたようです。

さて「科博廣澤航空博物館」です。
国立科学博物館所有の「重要航空資料」が多数展示されています。
今までの展示室はすべて冷房が効いていましたが、さすがにここは窓が開いていました。

どーん。YS-11 量産初号機
吊るされているのは、人力飛行機日大式ストークB
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零式艦上戦闘機と、南極観測で使用したヘリコプター、シコルスキーS-58
吊るされているのは、1952年のグライダー電建号。戦後初の登録機JA2001。
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零戦の脇に置かれた栄21型エンジンは、5年前にも科学博物館で見ました。
・2019年1月8日(火) 行ってきました「国立科学博物館 明治150年記念 日本を変えた千の技術博」
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足元には、金属製プロペラ金型
住床金属から国立科学博物館に寄贈されたものだそうです。
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上に吊るされているストークBの構造模型
バルサ材を使用した繊細な造形。
自転車部分は時代を感じさせます。
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胴体の展示は、ビジネスジェットのガルフストリームII
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コクピットまで首を突っ込んで見られます。
ヘッドセットも下がっていて、座席にはムートンらしい敷物。
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壁際には、なぜか敬礼しているマネキン。
そのわきのパネルは、渡部利久という方の航空機のイラスト
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一條正典という方の、飛行機に関するネクタイピンのコレクション863点。
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「YS-11量産初号機公開プロジェクト」寄付支援者ご芳名板。
100万円コースの5団体のロゴ。
一般社団法人 日本航空宇宙工業会
SUNTORY
dwango
鈴与株式会社
Gakken
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「ジオラマ・ゲーム館」
整備のために閉館中。
ガラス越しに2ショット。
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さーて。
残るのは鉄道関係です。

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2024年7月12日 (金)

「ザ・ヒロサワ・シティ」その4「クラシックバイク博物館・宇宙館など」

快晴の猛暑のなか、以前から気になっていた茨城県筑西市の「ザ・ヒロサワ・シティ」に行ってきました。
個別の施設は以前から存在していましたが、今年2月11日に「ユメノバ」としてリニューアルオープンしたようです。

さて「クラシックバイク博物館」です。
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一番手前は、ノートン・コマンダー。500㏄のロータリーエンジン搭載車。
その先には、ロイヤル・エンフィールドやトライアンフなどなど。
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ざっと40~50台はあるでしょうか。
テーブルと椅子もあるので、ひとやすみ。
窓の外には、最近の救急車。
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ドゥカティがずらり。
一番手前は600SLパンタ。
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ラベルダRGS1000。
輸入元の村山モータースのスペシャル。
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マチレスG80。
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これらは、埼玉県の小鹿野町にあった「バイクの森」で見覚えがあります。
同一車種ではなく、同じ車両そのもののようです。
・2010年9月11日(土) 「バイクの森おがの」情報

ホンダのソーラーカー。
1990年代にオーストラリアで開催されたワールド・ソーラー・チャレンジの参加車両だそうです。
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https://ja.wikipedia.org/wiki/ワールド・ソーラー・チャレンジ

なんと。
前後反対向きでの二人乗り。
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ヘリコプターが3台。
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Bell 47G-2
朝日新聞南極支局2004~2005
といった表記があります。
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ヘリコプター歴史保存協会
というステッカーも。
こちらが公式サイトのようです。
http://hhpa.site/about/about.htm

「宇宙館」です。
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ラムダロケットの開発モデル。
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1958年の「カッパ5型ロケット」。
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ペンシルロケット水平発射実験50周年記念として、2005年8月のイベントで作られた再現実演の装置。
たくさん並んだパネルは「電気標的」。
薄い紙に細い銅線が貼られていて、ロケットが切断することで通過時間を計測するそうです。
突き破った位置から、ロケットの軌道も計測したそうです。
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ラムダロケットの脇に、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構から株式会社廣澤精機製作所への感謝状がありました。
「大口径直管の開発に貢献し」とありました。
なるほど。
そんな「縁」があったのですか。

まだまだ終わりません・・・

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2024年7月11日 (木)

「ザ・ヒロサワ・シティ」その3「消防自動車博物館・ミニカー館」

快晴の猛暑のなか、以前から気になっていた茨城県筑西市の「ザ・ヒロサワ・シティ」に行ってきました。
個別の施設は以前から存在していましたが、今年2月11日に「ユメノバ」としてリニューアルオープンしたようです。

構内の作業場には、こんなのが並んでいました。
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「消防自動車博物館」です。
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どどーん。
まずは、福音館書店の絵本「しょうぼうじどうしゃじぷた」の主人公「じぷた」のレプリカ。
子どもサイズの消防服もあり、記念撮影が出来るようです。
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展示物にはお手を触れないようお願いします。
と表示されている車両もありますが。
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こういう表示の車両もあります。
乗車出来ます
ハンドル・手回しサイレン・鐘以外は
お手を触れないようにお願いします
ということは。
このサイレンも鳴らしてよいのですね(^^)
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「火の見やぐら」です。
手回しサイレンも付いています。
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「消防信号」一覧表。
半鐘や余韻防止サイレンで表す各種の信号。
その上にはなんと。
半鐘を叩いてみよう!
素晴らしい(^^)
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消防関係、まだまだ続きます。
別のガレージの比較的新しい消防車4台。
一部はナンバー付き。どうなっているのでしょう?
通路には、まだ新しい救急車や巨大なはしご車なども。
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奥には各種パトライトがずらり。
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別棟には、様々な消防服
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おっ。
格好良い「インパルス銃」
背中に圧縮空気のタンクを背負い、銃のように構えて、バシュ!っと高圧の水を発射。
私は30年位前に、デモ放水を見た記憶があります。
一瞬で火が消えるのに、感心しましたっけ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/インパルス消火システム
今は「圧縮空気泡消火システム」に切り替えが進んでいるようです。
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「ミニカー館」です。
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どどどーん。
消防車、救急車、そのほか一般の乗用車やトラックなどなど。
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飛行機や旧車のプラモデルシリーズなど。
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とにかく何千台あるのか分かりません。
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奥の方には、機械部品を使ったバイクなどのオブジェもずらり。
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ウルトラ警備隊のポインター。
科学特捜隊の専用車両、ZATのWOLF777もありました。
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先のパトライトのコーナーなどに「鈴木靖幸コレクション」という表記がありました。
係の方に聞いてみましたところ。
「元自衛官の方で、かけた費用は家が二軒建つほど」だそうです。

ネットで「鈴木靖幸 消防車」を検索。
幾つかのサイトがヒットします。
以前は千葉県夷隅郡で私設の消防自動車博物館を開いていたものを、こちらに移動・展示したようです。

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2024年7月10日 (水)

「ザ・ヒロサワ・シティ」その2「クラシックカー博物館」など

快晴の猛暑のなか、以前から気になっていた茨城県筑西市の「ザ・ヒロサワ・シティ」に行ってきました。
個別の施設は以前から存在していましたが、今年2月11日に「ユメノバ」としてリニューアルオープンしたようです。

広大な「野外広場」の脇を歩き「バナナ園」の先。
「おもちゃ王国 あそぼっ!ランド」です。
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柔らかい素材で覆われた、幼児のお遊びコーナー。
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その先には、シルバニアファミリーふわふわハウスなど。
もちろん冷房がよく効いています。
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その先には「レストラン」
まだ来たばかりなので、入りませんでした。
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メニューはこちら。
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「船の博物館」
クルーザーと和船が池に浮かんでいます。
ボルボのエンジンも展示されていました。
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よく手入れされたバラのアーチをくぐって。
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「サボテン園」「熱帯植物園」が並んでいます。
なかにはなぜか、グライダー小型飛行機
3機の登録番号から履歴をチェック。
・JA3107「いこま」
https://flyteam.jp/registration/JA3107
機種 Cessna 172
日本産業航空 1973/07~1986/06
朝日航空 1986/06~1992/03

・JA3187
https://flyteam.jp/registration/JA3187
機種 Cessna 150
日本学生航空連盟 1963/04~1977/02
日本個人所有 1977/02~2014/04

・JA2140
http://hikokikumo.net/a3023-1-TheHirosawaCity.htm
機種 スリングスビー・ケストレルT59D 
1972/05/20 登録 JA2140 
日本グライダークラブ 定置場 板倉滑空場
2010/06/30 JA抹消登録
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「クラシックカー博物館」
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おーすごい。
ざっと20台ほど。
ボルボのアマゾン、ジャガーが2台、巨大なファイヤーバード・トランザムやキャデラック・エルドラドなど。
国産車では、二代目の日産ローレル、マツダの三輪トラック、ジムニーなど。
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シトロエン2CV、ルノー、ミニなど。
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シトロエンHトラックはドアも開いていて、中も見られました。
手前のクラシック風の車は「スパークカソ」とありました。
カスタムカーなのでしょうが、ネットで検索しても、この車両情報しか出てきません。
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カスタム車両もう一台。
DUCKS-GARDEN Akama GT とあります。
ロードスターのNAかNBがベースのようです。
検索すると、こちらのショップの旧製品のようです。
https://www.ducks-garden.co.jp/
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巨大なキャデラック・エルドラド。
どーんとオープンで展示してあり、この通りすぐそばで見られます。
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奥の別棟です。
ロールス・ロイスが3台。
さすがにこちらは、簡単な仕切りがありました。
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向かい側にも3台。
チェコのタトラ。TYPE11。
現存車両は世界で7台と言われているそうです。
1931年の東京自動車 筑波号。
「2022年日本自動車殿堂 歴史遺産車」とのこと。
KEN OKUYAMA DESIGNのkode7。
https://www.kenokuyamadesign.com/oneoff/kode7.php
「ワンオフ」なんですね。
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ふぅー。
先のロールス・ロイス、タトラ、kode7はナンバー付き。
画像でお分かりいただけると思いますが、かなりの展示車がナンバー付き。
また、ハーレーやマツダRX-8など、寄贈車も数台。

続きは後ほど。

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2024年7月 9日 (火)

行ってきました「ザ・ヒロサワ・シティ」概要です

快晴の猛暑のなか、以前から気になっていた博物館に行ってきました。
個別の施設は以前から存在していましたが、今年2月11日に「ユメノバ」としてリニューアルオープンしたようです。

概要は、ウィキペディアからの抜粋です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ザ・ヒロサワ・シティ
ザ・ヒロサワ・シティは、茨城県筑西市にあるテーマパーク。
美術館や博物館をはじめ、ゴルフ場やバーベキュー場、体験農園など、多数の展示施設やレジャー施設などを持つ。
鉄道車両や航空機などの保存・展示を行っている。
所有・運営は、金属プレス加工や精密金型の製作会社「広沢製作所」(現:廣澤精機製作所)を母体とした、総合企業グループ「広沢グループ」。
広沢グループの代表である廣澤清が50代から構想し、100万平方メートルの敷地に拡張を続けている。

公式サイトはこちら。
ザ・ヒロサワ・シティ
https://www.shimodate.jp/index.html
廣澤精機製作所
https://www.hirosawaseiki.co.jp/index.htm
広沢商事株式会社
http://www.hirosawa-shoji.jp/

入館時のパンフレットです。
Yumenoba1_202407
Yumenoba2_202407
ちなみに、住所はこうです。
「茨城県筑西市ザ・ヒロサワ・シティ」。
番地はないようです。
広大な私有地だからでしょうか。


前置きが長くなりました。
さて行ってきましょう。
公式サイトに案内がありました。
カーナビは「下館ゴルフ倶楽部 0296-20-1111」にセット。

途中の「セイコーマート」で「ガラナ」購入。
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到着です。
広大な駐車場。筑波山も見えます。
まだお客さんはいないようです。
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入口の手前の建物「ビジネスプラザ」です。
「広沢グループ ショールーム」と表示が追加されています。
周囲の施設は、みな同じデザインで統一されています。
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ほほー。
歯科医療器具や金庫類。
横長の機械は「育良精機株式会社 自動棒材供給機OS4RE」。
商事会社としての取扱商品なのでしょうか。
奥の棚には、金属や樹脂の成型部品の事例など。
その奥には、グループ会社の紹介パネルがびっしり。
更には「ヒロサワ・シティこども園」や「つくば歯科福祉専門学校」のパンフレット。
一体いくつグループ会社があるのでしょうか。
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さて。
「ユメノバ」入口です。
特に説明はないですが「夢の場」なのでしょう。
入場料は、大人2,500円~小学生500円まで。
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よく手入れされた芝生や植栽。
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いきなり「バナナ園」です。
暑くてたまりませんので、ちょっとのぞくだけ。
青いバナナが育っていました。
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案内図を見ながら、反時計回りに歩いてみましょう。
「恋人の聖地」の丘があり、その先には広大な芝生広場。
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巨大な遊具。
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自由に使えるサッカーボールやラグビーボールなど。
親切にも、カゴが倒してあります。
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周囲にはいろいろ屋外展示。
何やらのレーシングカー。
本物で、エンジンは取り外してありました。
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巨大な「LAMBDA-3」「LAMBDA-2」ロケット模型
「旧東京大学付属宇宙科学研究所から国立博物館が寄贈されたもの」だそうです。
ウィキペディアで確認。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ラムダロケット
1963年から1965年にかけて打ち上げられたようです。
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先は長そうなので、これくらいにしておきます。
続きは後ほど。

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2024年7月 7日 (日)

見てきました!!! 映画「違国日記」その2

遅ればせながら。
2024年6月7日(金)公開の映画「違国日記」について。
Ikoku_202406_1

一応書いておきます。
アニメ化も進んでいるそうです。
https://ikoku-anime.com/
Ikoku_202406_5
ちがう国の女王の
王座のかたすみで眠る
原作第一巻の印象的な言葉です。

小説家の槙生が一人で暮らしていた、狭いマンション。
同居することになった女子高生のは、仕事部屋の隅に布団を敷いて寝ます。
原作では、こうです。
Ikoku_202406_4
映画同様に、原作重視で作られているのが、良く分かります。

前のページののモノローグがなかなか良いです。
失礼して、全文転記します。

槙生ちゃんの

叩くパソコンの
キーボードの音

たまに迷うように止まって
たまに殺すようにたぶん
消去を連打する

紙をめくる音と
深いため息

おざなりに消された電気と
あけっぱなしのカーテンから入る
遠くのコンビニの明るさ
枕元の本の山の隙間で眠る

私の好きな夜

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2024年7月 6日 (土)

見てきました!!! 映画「違国日記」

遅ればせながら。
2024年6月7日(金)公開の映画「違国日記」です。
Ikoku_202406_1
主演は新垣結衣と新人の早瀬憩。
監督は瀬田なつき。
原作はヤマシタトモコの同名漫画。
上映時間は139分。
概要はネット記事から拝借。
人見知りな女性小説家と人懐っこい姪の奇妙な共同生活を描いたヒューマンドラマ。
大嫌いだった姉を亡くした35歳の小説家・高代槙生は、姉の娘である15歳の田汲朝に無神経な言葉を吐く親族たちの態度に我慢ならず、朝を引き取ることに。
他人と一緒に暮らすことに戸惑う不器用な槙生を、親友の醍醐奈々や元恋人の笠町信吾が支えていく。

原作漫画の発表期間は2017年11月~2023年6月。
いつ頃からでしたか、この作品を知って以来、新刊を楽しみにしてきましたが、昨年全11巻で完結。
そして今回、待望の映画化です。
じっくり見てきましょう。


人見知りでだらしなく、部屋は散らかり放題の小説家を、新垣結衣が違和感なく演じていました。
突然両親を亡くし、それまで会ったこともなかった叔母と暮らし始める少女「朝」を、新人の早瀬憩
小説家の友人で、三人で餃子パーティーを開く夏帆
小説家の元恋人で今は友人、だらしない彼女を支える瀬戸康史
いずれも原作のイメージぴったり。
強いて言えば、弁護士役の染谷将太も原作では面白いキャラクターなのですが、出番が少なく惜しかったです。

が高校の入学式の日に歌う「怪獣のバラード」
ある朝目覚めたら 遠くにキャラバンの
鈴の音聞こえたよ 思わず叫んだよ
海が見たい 人を愛したい
怪獣にも 心はあるのさ
なるほど。こう来ましたか。
なんとなく聞き覚えのある古い合唱曲です。
もう一曲。
高校の軽音楽部に入って、文化祭のライブで歌う、映画オリジナル曲「あさのうた」
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更に、エンディング近くでは、井上陽水の「夢の中へ」を歌っていました。
いずれも原作では出てきませんが、の心情をうまく表現していたと思います。

139分という長尺ながら、全くそれを感じさせない。
いつまでもこの世界に浸っていたいと思わされる、良作でした。

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2024年7月 4日 (木)

テレビでチェック「シン・ウルトラマン」

今さらですが。

CS放送の「チャンネルNECO」で「シン・ウルトラマン」初登場です。
6月22日(土) 21:00~
録画して、ゆっくり見てみました。
まずは一度通しで見てから、気になるシーンをチェック。

禍特対に出向してきた浅見弘子(長澤まさみ)を迎える、船縁由美(早見あかり)のあいさつ。
「独立愚連隊へようこそ」
岡本喜八監督の映画のタイトルですね。
私は未見です。
シン・ゴジラの冒頭、プレジャーボートで行方不明になった牧教授の写真の方。

船縁由美(早見あかり)さん、ウルトラマンのフジ・アキコ隊員(桜井浩子)にちょっと似ていますね。
私服のカーディガンは、科特隊の制服の色ですし。
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やる気のない滝明久(有岡大貴)に対し、船縁由美(早見あかり)のひとこと。
生き延びたいから強くなる
そのための知恵と力と勇気でしょ
おぉ。
若い人なら「ゼルダの伝説」に出てくる秘宝「トライフォース」なのでしょうが。
そちらは「力、知恵、勇気」のようです。
私のような60代のジジイには「スーパージェッター」のテーマ曲。
「未来の国からやってきた 知恵と力と勇気の子」

いかにも胡散臭いメフィラス。
山本耕史さん、こういった役がぴったり。
NHK大河「鎌倉殿の13人」の三浦義村とか、映画「ギャラクシー街道」のポン引きとかね。
名刺はこうです。
特命全権大使
外星人第0号 メフィラス
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さて。
映画館で見た時の疑問のセリフ。
2022年5月14日(土) 見てきました!!! 映画「シン・ウルトラマン」その3
ラスト近くでのウルトラマンと「ゾーフィ」の会話です。
人間を、有害種として雑草のように駆除しようとするゾーフィ。
ゾーフィが考えを改めた後のセリフの中で「人間をざんし」と言っていたようです。

見直しましたら、あっさり分かりました。
人類は残置し傷ついた君だけを送還することにしよう
私は「ざんち」「ち」を聞き漏らしたのですね。


おまけです。
ネットで発見した、滝明久のパソコンの壁紙。
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じゃーん。
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これでもう、気分は禍特対、いやマイティ・ジャック(^^)

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2024年7月 2日 (火)

埼玉県平和資料館の親子映画会で「火垂るの墓」・・・

2024年6月22日(土)の埼玉県平和資料館の映画会で「カサブランカ」を見ました。
当日貰ってきた「親子映画会」のチラシの一部です。
Oyako_202406
懐かしい名作アニメがずらり。
欄外にはそれぞれ (C)NIPPON ANIMATION CO.,LTD. といった著作権表示があります。
あれ?
8月24日(土)火垂るの墓
夜のホタルですね、良く分からない絵柄です。
その上、著作権表示もありません。
念のため、公式サイトをチェック。
https://www.saitama-peacemuseum.com/services-1
1988年作品。カラー。88分。
昭和20年、夏。
父が出征中のため母と3人で暮らす14歳の清太と4歳の節子の兄妹は、空襲によって家を焼け出され、母も亡くしてしまう。

防空壕に住み着いた彼らは、2人きりの貧しくも楽しい生活を送り始めるが・・・。

やはり、間違いなく「あの」ジブリ作品です。
上映会は出来ても、チラシでの画像使用が許されなかったのでしょうか?


そう言えば。
私もあまり愉快ではない経験がありましたっけ。
2014年8月30日(土) 見てきました「江戸東京博物館 思い出のマーニー×種田陽平 展」

会場について、入場前にワンショット。これです。
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すぐに画像右の警備員さんが駆け寄ってきました。
「撮影禁止です」とのこと。
え?ここはまだロビーですよ。撮影禁止は「会場内」ではないのですか?
もちろん、入場する際には、禁止事項には従うつもりでいました。
それが「入場前から」とはねぇ(-¥-)
それならば。
「撮影されてマズいならさぁ、中が見えないように暗幕でも下げておけば?」
そんな文句を言いたくなるような、あまり愉快ではないお話です。

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2024年7月 1日 (月)

埼玉県平和資料館の映画会「カサブランカ」

2024年6月22日(土)の続きです。

埼玉県平和資料館では、毎週末に映画会を開催しています。
https://www.saitama-peacemuseum.com/services-1
上映開始13:30、参加無料、各回160名先着順。
月に一本は「親子映画会」として子ども向けアニメ、あとは往年の名画や戦争関連という感じです。

今回は往年の名画「カサブランカ」
1942年作品。
主演はハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマン。
言わずと知れた、アメリカ映画の古典名作です。
「ボギー!俺も男だ」なんていうパロディ映画があったり。
「カサブランカ・ダンディ」なんていう沢田研二の歌があったり。

私は、若い頃に飯田橋の名画座で見ました。
当時飯田橋には名画座がふたつ。佳作座かギンレイホールどちらだったか記憶が曖昧です。
とにかく、良い機会です。
久しぶりに「君の瞳に乾杯」「そんな先のことはわからない」を見てきましょう。

さて当日です。
会場は新しくてキレイ。結構大きいスクリーン。
客席は収納式のひな壇型で、どの席からでもよく見えそう。
椅子は小さめですが、昔の名画座を思い出して懐かしい。
観客は結構多く、8割くらい席が埋まっています。

さーて始まりました。
ありゃ。
吹き替え版なのに字幕付き上映。
言葉と字幕が微妙に違います。
さらには通貨単位の「フラン」を「フランク」と表記したり。
どうにも気が散って、残念ながら、あまり楽しめませんでした。
あのセリフは4回もあったのかぁ。なんて冷静に思ったり。


翌朝の日曜日です。
新聞の週間テレビ番組表を見てびっくり。
明後日の6月25日(火)、NHKのBSプレミアムシネマで「カサブランカ」が放送されます。
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何と良いタイミング。
録画して、ゆっくり見直しました。

耳から英語のセリフ Here's looking at you, kid.
目から日本語の字幕「君の瞳に乾杯」
お馴染みの視聴スタイルで、じっくり見直しました。

4回も出てくる、このセリフの意味もしっかり伝わりました。
初めの2回は、恋人同士だったパリ時代の回想。
その次は、思いがけず再会した、現在パート。
そして最後は、互いの気持ちを確認しながらの別れ。
こちらは最初のシーン。
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スクリーンではなく、家のテレビで見る方が心にしみるという、逆転現象(^^;


おまけです。
沢田研二「カサブランカ・ダンディ」。作詞は阿久悠

ききわけのない女の頬を
ひとつふたつ はりたおして

ボギー ボギー あんたの時代は良かった
男のやせがまん 粋に見えたよ

いまでは許されない歌詞ですねぇ。

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