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2024年7月 6日 (土)

見てきました!!! 映画「違国日記」

遅ればせながら。
2024年6月7日(金)公開の映画「違国日記」です。
Ikoku_202406_1
主演は新垣結衣と新人の早瀬憩。
監督は瀬田なつき。
原作はヤマシタトモコの同名漫画。
上映時間は139分。
概要はネット記事から拝借。
人見知りな女性小説家と人懐っこい姪の奇妙な共同生活を描いたヒューマンドラマ。
大嫌いだった姉を亡くした35歳の小説家・高代槙生は、姉の娘である15歳の田汲朝に無神経な言葉を吐く親族たちの態度に我慢ならず、朝を引き取ることに。
他人と一緒に暮らすことに戸惑う不器用な槙生を、親友の醍醐奈々や元恋人の笠町信吾が支えていく。

原作漫画の発表期間は2017年11月~2023年6月。
いつ頃からでしたか、この作品を知って以来、新刊を楽しみにしてきましたが、昨年全11巻で完結。
そして今回、待望の映画化です。
じっくり見てきましょう。


人見知りでだらしなく、部屋は散らかり放題の小説家を、新垣結衣が違和感なく演じていました。
突然両親を亡くし、それまで会ったこともなかった叔母と暮らし始める少女「朝」を、新人の早瀬憩
小説家の友人で、三人で餃子パーティーを開く夏帆
小説家の元恋人で今は友人、だらしない彼女を支える瀬戸康史
いずれも原作のイメージぴったり。
強いて言えば、弁護士役の染谷将太も原作では面白いキャラクターなのですが、出番が少なく惜しかったです。

が高校の入学式の日に歌う「怪獣のバラード」
ある朝目覚めたら 遠くにキャラバンの
鈴の音聞こえたよ 思わず叫んだよ
海が見たい 人を愛したい
怪獣にも 心はあるのさ
なるほど。こう来ましたか。
なんとなく聞き覚えのある古い合唱曲です。
もう一曲。
高校の軽音楽部に入って、文化祭のライブで歌う、映画オリジナル曲「あさのうた」
Ikoku_202406_2
更に、エンディング近くでは、井上陽水の「夢の中へ」を歌っていました。
いずれも原作では出てきませんが、の心情をうまく表現していたと思います。

139分という長尺ながら、全くそれを感じさせない。
いつまでもこの世界に浸っていたいと思わされる、良作でした。

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