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2024年8月 5日 (月)

見てきました!!! 午前十時の映画祭14「シャイン」

久しぶりに「午前十時の映画祭」です。
Shine_202408
概要は、公式サイトより拝借。
デヴィッド(ジェフリー・ラッシュ)は、少年時代から厳格な父親(アーミン・ミューラー=スタール)の下、ピアノの英才教育を受けていた。
コンクールでの演奏が評価され、イギリスの王立音楽院に留学する話が持ち上がり、デヴィッドは父の反対を押し切って、家出同然でロンドンに渡った。
レッスンに打ち込むデヴィッドは、コンクールでラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」に挑戦し、見事に弾きこなしたが、その後、心を病んでしまう。


実在するオーストラリアのピアニスト「デヴィッド・ヘルフゴット(1947~)」の数奇な半生を描いた映画。
物語の多くは実話に基づくそうです。
ピアノを弾く手元と言いますか、演奏は本人だそうです。
私は音楽など分かりませんが、鬼気迫るというような、迫力だけは伝わってきました。


息子を手放そうとしない父親以外は、登場人物は善人ばかり。
心を病んだ後に限っても、こうです。
精神病院にピアノを弾きに来ていたボランティアの女性。
主人公が神童と呼ばれていた頃を知っていて、彼を引き取る。

雨の夜、閉店後のレストラン。
ドアを叩いて訳の分からないことを話す主人公に対し、穏やかに対応する女性従業員。
主人公のピアノ演奏に驚き、彼を雇うレストランの主人は、住む部屋まで提供する。
主人公の愛を受け入れ、結婚する女性。

このような、心の病の主人公に暖かく対応する人々を描く映画って、海外では結構あるようです。
最近見たものでは、これですね。
・2022年9月9日(金) 見てきました!!! 午前十時の映画祭12「レインマン」
他にも「ビューティフル・マインド」とか。

日本ではどうでしょう。
体の病気の「難病もの」は沢山ありますよね。
それに対し、心の病気を題材にした映画は、ごく少ないように思います。
思い当たるのは「博士の愛した数式」「ツレがうつになりまして。」くらいですが、親身になるのは身内です。
世間の人に厚遇される作品と言いますと、テレビドラマ「裸の大将放浪記」くらいしか思い当たりません。

まぁね。
私の「逆の偏見」かも知れませんが。

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