「虎に翼」に「総力戦研究所」
2024年8月2日(金)の第90話です。
主人公の寅子の同僚、岡田将生演じる裁判官の星航一。
これまで、戦争で深い心の傷を負った登場人物に対し「ごめんなさい」と語りかけるシーンが複数回ありました。
今回、なぜそんな言い方をするのかが、明らかになりました。
彼は戦前に「総力戦研究所」のメンバーであったとのこと。
おぉ。
昭和15年に設立されたエリートの組織。
対米戦争の机上演習で「日本必敗」との結論に達したが、上部の方針は変わらなかった・・・
私は1980年代の終わり頃に、猪瀬直樹の本で知りました。
「昭和16年夏の敗戦 総力戦研究所"模擬内閣"の日米戦必敗の予測」
積み重ねた段ボール箱のどれかに入っているはずですが。
この番組では、先日の朝鮮人被告の裁判の際には「関東大震災朝鮮人虐殺事件」も取り上げていました。
なかなか攻めてきます。
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