見てきました「弥生美術館 高畠華宵展」
2024年8月4日(日)です。
こんな企画展示を見てきました。
大正ロマン・昭和モダンのカリスマ絵師 高畠華宵が伝えてくれたこと
・会期:2024年7月6日(土)~9月22日(日)
・料金:一般1000円/大・高生 900円/中・小生500円
竹久夢二美術館と併せてご覧いただけます
これまで、弥生美術館ではこんな展示を見ています。
・2022年9月11日(日) 「デビュー50周年記念 村上もとか展」
・2018年1月20日(土) 「昭和×東京下町セレナーデ 滝田ゆう展」
・2014年10月25日(土) 「鋼の超絶技巧画報 髙荷義之展」
村上もとかを除き、「懐かしの」と前置きが必要な方々です。
今回は更に遡る、大正末から昭和初期にかけて活躍した方、
「高畠華宵(たかばたけ かしょう)」です。
快晴・猛暑の日曜日です。
上野駅から歩いて20分ほど。
途中までは、上野公園内の木陰を選んで歩きましょう。
日差しギラギラの弥生美術館に到着。
一階の入り口です。
こちらの展示室は撮影可。
それでは遠慮なく。
全体はこんな感じ。
自宅でくつろぐ高畠華宵の大きな写真。
昭和の初め頃の撮影のようです。
美しい「モダンガール」。
何やら妖しい「凛々しい美少年」。
世に出るきっかけとなった、津村順天堂「中将湯」の広告画。
「浅草オペラ」のダンサー(と呼んでよいのでしょうか)。
昨年のNHK朝ドラ「ブギウギ」の蒼井優が思い出されます。
掛軸に仕立てられた、なかなかに色っぽい女性。
右の二人の武士は、日本三大仇討ちのひとつ「曽我兄弟」。
こちらは、冒険物語「南蛮小僧探奇譚 死中の活」。
縛られて身動きできない主人公。
上には大きな岩が吊るされ、垂れたロープの先には火がつけられています。
うーん。
この「縛り」は、ちょっとヤバいでしょう・・・
掲載誌が、古書の検索サイトに出ていました。
https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=367495618
実業之日本社 日本少年 大正15年6月号(21巻6号)
在庫なし
ちなみに。
ウィキペディアより抜粋。
幾多の美女・美少女・美少年を描き続けたが、特定のモデルはいなかったとされている。
また本人にはまったく浮いた話がなく、生涯独身であった。
縁談を勧められたときも「私には絵の中の女たちがいますから」と切り返した話は有名である。
なるほどね。
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