見てきました!!! 映画「スオミの話をしよう」
この女、何者?
大富豪の妻・スオミが消えた。集まったのは彼女を愛した5人の夫たち――。
この秋、三谷幸喜・最高傑作!極上ミステリー・コメディの幕が上がる!
三谷幸喜による脚本・監督の最新作です。
見るかどうか迷っていたのですが。
・2024年9月13日(金) どうしますかねぇ…映画「スオミの話をしよう」
友人に誘われて、見てきました。
この映画は、単体としてだけでなく、周辺事情も気になります。
公開から時間が経ちました。
まずは、世間一般の評判です。
普段、このような他人の評価など気にしないのですが。
どうもあまり評判が良くないようなので、一応確認します。
なるほど。
映画.comで2.8ポイントと、かなりの低水準。
私としては、充分満足したのですが。
もうひとつ。
三谷幸喜の過去作品との比較です。
前々作の「ギャラクシー街道」は、話にならないひどさ。
・2015年11月21日(土) 一体どうした…? 映画「ギャラクシー街道」
前作の「記憶にございません!」も、いまひとつでした。
・2019年10月4日(金) 見てきました! 映画「記憶にございません!」
これらに比べますと「スオミの話をしよう」は、はるかに良かったと思います。
現夫の豪邸に集まる、スオミの元夫たち。
皆が個性的でエキセントリックで面白い。
彼らに対応するスオミの姿、出会いや暮らしの様子も、うまく特徴を出していると思います。
前作のような、下らないギャグや唐突な感動シーンがなく、落ち着いて見ていられました。
後半には、瀬戸康史扮する新米刑事が、真犯人の謎解きをします。
これをもって、この映画を「ミステリー作品」と捉えるのは、違うでしょう。
このシーンは、新米が名探偵を気取ってスベるギャグと見るべきでしょう。
ごく短い、感動シーンのようなものが、一つだけありました。
坂東彌十郎演じる、大金持ちの現夫です。
スオミと4人の元夫の話を聞いて、スオミが相手が求める女性像を演じていると知ります。
「もし私が求めていれば・・・?」
愛していた前妻のようなスオミに出会えていたかも知れません。
坂東彌十郎さん。「鎌倉殿の13人」に続いて、年を取ってもモテ男。
良い味を出していました。
続きは後ほど。
| 固定リンク
「映画など」カテゴリの記事
- 見てきました!!! 午前十時の映画祭15「風と共に去りぬ」(2025.06.14)
- 県民活動センターの映画会「我が谷は緑なりき」(2025.06.10)
- 見てきました!!! 映画「HERE 時を越えて」(2025.04.24)
- 午前十時の映画祭14「アメリカン・グラフィティ」余談(2025.04.05)
- 見てきました!!! 午前十時の映画祭14「アメリカン・グラフィティ」(2025.04.01)
コメント