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2025年1月29日 (水)

埼玉県平和資料館の映画会「紅い襷~富岡製糸場物語~」

2025年1月25日(土)です。
埼玉県平和資料館では、毎週末に映画会を開催しています。
https://www.saitama-peacemuseum.com/services-1
上映開始13:30、参加無料、各回160名先着順。

今回は「紅い襷~富岡製糸場物語~」
富岡製糸場と絹産業遺産群の世界文化遺産登録3周年を記念して作られた映画です。
当時、普通に映画館で公開されましたが、あっという間に上映終了して見そこねました。
Akai_202501

2017年12月に映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」を見たときに、ビラを貰っていました。
・2017年12月15日(金) 見てきました!!! 映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」その2
Kama_201712_2

概要は、映画.comから数行拝借。
明治時代の富岡製糸場で、日本近代化を支えた絹の生産に携わった、名もなき女性たちの姿を描いた。
全国から製糸場に集った若き工女たちは、フランス人教師の厳しい指導、身分による差別、容易ではない糸取り作業など、さまざまな苦労を味わいながらも、紅い襷をかけることが許されている一等工女となり、技術を習得し故郷に戻ることを目標に糸を引き続けた。

主人公は、長野県松代区長の娘横田英」
設備は出来ても働き手が集まらず、士族の娘が「お国のため」に工女として働くことを志願します。
富岡製糸場は、近代的な設備と共に、労働条件も整っています。
一等工女までのステップは、出来高など評価が決まっており、貧しい農家の娘も頑張ります。
一方、明治初期ですからね。山口県から来た工女たちが優遇されるのに抗議したり。
同僚が病に倒れたり。

エンディングは、もちろんハッピーエンド。
主人公は立派に一等工女となります。
フランス人教師の送別会では、山口県の工女たちと一緒に踊ったり。
その後、故郷の松代に作られた日本初の民営機械製糸場「六工社」創業に尽力すると語られます。

彼女の富岡製糸場での日記が「富岡日記」として出版されています。
概ねそれに沿った内容です。

絹産業遺産群は、以前あちこち見て回りましたし、富岡製糸場は昨年も行っています。
主人公の「英」に関わる、松代市や六工社跡地も、以前ゆっくり見て回りました。
・2017年7月22日(土) スペイドで長野県長野市松代町「六工社跡・松代大本営跡・松代の町並み」
20170722_11

映画の出来としては、さほど面白いものではありませんが。
あれこれ懐かしい思い出がよみがえり、楽しく見てきました。


おまけです。
埼玉県平和資料館で開催中の企画展「児童文学の中の戦争」
20250126
1937年初出版の「君たちはどう生きるか」の位置づけとか。
第二次世界大戦中の動物園の猛獣処分も、戦争遂行のプロパガンダとして扱われたとか。
今も小学3年生の教科書に載っている、あまんきみこ「ちいちゃんのかげおくり」の紹介とか。
大変興味深い内容でした。

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