« 世間話その2 | トップページ | 埼玉県平和資料館の映画会「紅い襷~富岡製糸場物語~」 »

2025年1月27日 (月)

行ってきました 埼玉県上尾市「令和7年 新春コミセン寄席」

近所で開催された、落語と講談の会に行ってきました。
20250119
令和7年 新春コミセン寄席
出演:神田あおい・一龍斎貞友・三遊亭好の助・三遊亭げんき
日時:2025年1月19日(日) 開場13時30分 開演14時00分
会場:三井金属あげおコミュニティセンターホール
料金:全席指定 2,000円

会場は、埼玉県上尾市の「コミセン」です。
ネーミングライツで、名前が少し長くなりました。
それと共に、トイレなどの設備もリニューアル。
緞帳も新しくなっていました。


さて演目など。

・三遊亭げんき「元犬」
前座さんです。
かなり若く見えましたので、ネットで検索。
https://ameblo.jp/sanyuteiouraku/entry-12802189709.html
2023年3月に高校を卒業したようです。
ということは、19歳か20歳ですか。
定番の噺を、落ち着いて演じていました。
白犬が八幡さまに祈って人間になり、商家に奉公・・・
この噺はオチが二つあります。
一つは、主人が女中の「お元」を呼ぶ。
「もとはいぬか?」「今朝ほど人間になりました」。
今日は、もう一つのこちらでした。
「おもしろいやつだ」「頭も白いです」。

・三遊亭好の助「長短」
マクラが長めでした。
落語のオチの種類など話をして。
初めて口座に上がった時の失敗談。
「塀が出来たってね」「そうですか」とやってしまったとか。
客層を見て、内容を決めているのでしょうね。
「長短」は、のんびり男とせっかち男の二人の、分かりやすい滑稽話。
まずは、ゆーっくりと旨そうに饅頭を食べて見せてくれます。
せっかち男が慌ただしくキセルでタバコを吸って、たもとが焦げている。
それを、のんびり男がゆーっくりと注意する・・・

・一龍斎貞友「徂徠豆腐(そらいどうふ)」
声優としても活躍している方です。
「忍たま乱太郎」しんべヱ、「ちびまる子ちゃん」お母さん、「クレヨンしんちゃん」マサオくん。
以前一度イベントで聞いたことがあります。
・2017年11月2日(木) 歩いてきました「両国から日本橋薬研堀不動院」その3
声優の話から始めて。
講談は、パン!と話を切り替えられるのが良いですね。
貧乏していた頃の荻生徂徠に、毎日豆腐やおからを振る舞う豆腐屋。
数年後、豆腐屋が火事になった時に、荻生徂徠がしっかりとお礼をする。

・神田あおい「左甚五郎 七越太夫」
まずは先の一龍斎貞友について。
声優としての実績では、小学生の頃見た「小公女セーラ」のベッキー役が好きだったと。
演目は、全く初めて聞く内容でした。
若き日の左甚五郎が、遊郭に頼まれて鯉を彫る。
それを見た花魁「七越」が、作者の左甚五郎に惚れるが相手にされず、惚れ死にする。
左甚五郎は花魁の亡骸と祝言を上げ、そのまま葬式も行う。
その後、花魁の像を彫って、死体に着せかけてあった打掛を像に着せかける。
え?
花魁が木彫りの鯉の作者に惚れて、大量の手紙を書く?
修行中だからと相手にされず、惚れ死に?
甚五郎は、なぜ花魁を受け入れる気になった?

タイトルは、ネットで調べてこの方の演じた実績にもとづき、こう表記しました。
他の方が演じた情報は、全く見つかりません。
神田陽乃丸という方が「左甚五郎 七越人形」という演目について、つぶやいている程度です。
神田一門のオリジナルなのでしょうか?

|

« 世間話その2 | トップページ | 埼玉県平和資料館の映画会「紅い襷~富岡製糸場物語~」 »

講演会公演など」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 世間話その2 | トップページ | 埼玉県平和資料館の映画会「紅い襷~富岡製糸場物語~」 »