見てきました!!! 午前十時の映画祭14「戦場にかける橋」その2
3月末で終わる、1年間の企画上映「午前十時の映画祭14」。
「戦場にかける橋」2月14日(金)~2月27日(木)上映 を見てきました。
この映画は、つい先日の2月11日(火)に NHK BSプレミアム4Kで放送されました。
映画館で見た後、自宅で録画しておいたのを見て「重箱の隅」をチェック。
橋の完成を祝う、イギリス軍捕虜の慰労会。
舞台上でスピーチするニコルソン大佐。
舞台左側の後ろに、彼がひどい目にあった「営倉」が見えています。
その頃。
シアーズたち決死隊は、ついに橋まで到達。
水中に爆弾を仕掛け、川の反対側の岩陰に点火装置を設置。
ここで動作確認。
指をペロッと舐めてV字型にして、二つの端子に触れる。
T字型のハンドルを押し込むと、びりっと来て、動作OK。
電池などは使わず、ハンドルを押し込む動作で発電して点火するのですね。
ウィキペディアには「ダイナマイト・プランジャー」という名称で記載があります。
・https://ja.wikipedia.org/wiki/ダイナマイト・プランジャー
完成した橋に掲げられたプレート。
THIS BRIDGE
WAS DESIGNED AND CONSTRUCTED BY
SOLDIERS OF THE BRITISH ARMY
FEB-MAY 1943
Lt. Col. L.NICHOLSON D.S.O COMMANDING
Google翻訳やウィキペディアで確認。
Lt. Col. は、Lieutenant Colonel「中佐」。
D.S.O COMMANDING はDistinguished Service Order「殊功勲章を授与された指揮官」のようです。
・https://ja.wikipedia.org/wiki/殊功勲章
一方、ウィキペディアや字幕では、ニコルソン「大佐」と語られています。
エンドロールを見直すと「Colonel Nicholson ・・・ ALEC GUINNESS」。
Google翻訳で確認。
Colonelは「大佐」。
どうも良く分かりません。
死後に「特進」したわけでもないでしょう。
余談ですが。
「二階級特進」は、日本だけの習慣のようです。
・https://ja.wikipedia.org/wiki/殉職#二階級特進
それはさておき。
仕掛けた爆弾は汽車の通過直前に気付かれて、戦闘になります。
ニコルソン大佐は、砲撃により失神して倒れ込みます。
なんと。
その体が、点火装置のハンドルを押してしまう。
ついに橋は大爆発。
橋が崩れ去った後、その光景を見る軍医。
右側のシャツの襟が、内側に折れています。
シャツの襟が擦り切れてきて、そうしているのでしょうか。
単に偶然そうなっただけ、かも知れませんし。
それはさておき。
この映画の最後のセリフです。
軍医がつぶやきます。
「Madness...Madness」
うーん。
細かいチェックのつもりが、つい見入ってしまいます。
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