歩いてきました 埼玉県吉見町「吉見さくら堤公園」
2025年4月7日(月)です。
先日の「こだま千本桜」は五分咲き程度でした。
三日たって、埼玉県の平地の桜も満開に近くなってきました。
埼玉県吉見町「吉見さくら堤公園」を、ちょっと歩いてきます。
駐車場は「県道東松山吉見線」からすぐそば。
ここが桜堤の南端。
キレイなトイレも設置されています。
平日ながら、ほぼ満車です。
土手の上には「桜堤 寄贈 日本桜の会」という石柱。
裏側には「昭和五十四年五月 吉見町」とあります。
ここを起点に1.8㎞ほど、ほとんど切れ目なく桜の花と菜の花が続きます。
ほぼ真っ直ぐに続いていて、はるか先まで桜のトンネル。
北側の終点は、荒川の土手に繋がっています。
「川幅日本一」のポイントまで1km足らず。
この通り、一面の菜の花。
さて折り返しましょう。
振り返ると、こんな感じ。
北側の終点近くに、こんな石碑がありました。
後日、全文転記しようと思いますが、まずは要点のみ。
さくら土手の由来
(桜堤公園)
・昭和53年以前に、荒子内谷地内で桜を100本植えた
・昭和53年3月の町議会に、約2km区間全体への桜の植栽を提案・採決
・昭和54年に植栽された
途中から、堤の西側にも遊歩道があります。
往路は、こちらを歩いてみます。
菜の花越しに、下から見上げる桜も良い感じ。
途中の「県道東松山鴻巣線」の「堤の切れ目」です。
コンクリート壁には「溝」があります。
水止板が挟み込めるようになっているようです。
ネットで軽く調べてみました。
この堤自体は、水害を防ぐ「吉見領の大囲堤(おおいづつみ) 」として、江戸時代に築かれたものだそうです。
https://www.ktr.mlit.go.jp/araike/pdf/sonota/100neta/100neta_012.pdf
国土交通省関東地方整備局
荒川の大囲堤~荒ぶる川から集落・田畑を守る先人の知恵~
氾濫を繰り返す荒川中流部には、川を堤防で囲うのではなく、
集落や田畑を囲う堤防である「大囲堤(おおいづつみ)」が築かれてきました。
なるほど。
最後に、周辺の設備などについて。
駐車場は、先の通り「県道東松山吉見線」わきにあります。
花のシーズンだけ「県道東松山鴻巣線」に臨時駐車場が開かれます。
トイレは、これら駐車場など数か所。
その他には、飲み物の自販機が一か所ありますが、ほとんど売り切れ。
歩ける範囲には、コンビニなどもなし。
売店や屋台も、ベンチさえもありません。
敷物を敷いて花見宴会をするような場所も、ごくわずか。
というわけで。
ここへ行くときは、事前に飲み物など用意して。
着いたらとにかく、てくてく歩くだけ。
ゆったりと、お花見散歩が楽しめます(^^)
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