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2025年5月 9日 (金)

埼玉県鴻巣市「なんじゃもんじゃの木」めぐり その3

埼玉県鴻巣市「なんじゃもんじゃの木」は、どこから来たのでしょうか?

愛宕神社のそばの木の説明文
・書かれているのは「明治神宮外苑」の「二代目の六道木」の由来
・書かれた時期は「昭和53年12月」
・目の前の木との関連は不明

鴻神社の説明文
・この木は「六道の辻にあった木の三代目」
・「明治神宮」より下賜された
・相手は「当時の文化財保護委員の藤井誠氏」
・下賜された時期は「昭和56年」

勝願寺住職の話
地域ニュースサイト号外NETライター(鴻巣市・北本市)
【鴻巣市】「この木はなんじゃ!?」が語源といわれている「なんじゃもんじゃの木」が見頃です♪
4/29(火) 21:01
・「明治神宮」から「文化財保護委員の方」を通して譲り受けた
・時期は「今から40~45年前」
・同時期にいくつかのお寺や神社に渡った


ははぁ。
・明治神宮外苑に「なんじゃもんじゃの木」の「二代目」があった
・その木の子孫が、鴻巣市の文化財保護委員を通して、市内各地に配られた
・時期は「昭和50年代」
ということですか。

「明治神宮」と「明治神宮外苑」の違いも、少し気になりますが。
配ったのは、宗教法人の「明治神宮」で、木の植えてある場所が「明治神宮外苑」なのでしょう。

それはさておき。
なぜ埼玉県鴻巣市なのでしょう?
他の地域で同じような事例はないのでしょうか?
ネットで探して、わずかにこの2件が見つかりました。


埼玉新聞
淡雪をまとったよう…埼玉・幸手に幻想的な光景広がる
 元幸手市長宅でナンジャモンジャが見頃

5/1(木) 10:43
埼玉県の元幸手の市長・町田英夫さん。
町田さんは1978年に明治神宮外苑から「この木を地域に広めてほしい」と譲り受けた苗木を、約4千平方メートルの庭に植栽。
15本の大木を含む55本まで増やした。


NPO法人 静岡市観光ボランティアガイド 駿府ウエイブ
城北公園の「なんじゃもんじゃ」の木の白い花がきれいです。
2024年4月21日
公園内の木は、昭和59年に神宮外苑と岐阜県瑞浪市の篤志家から譲ってもらい、100本近くあるそうです。

近くの埼玉県幸手市と、遠く離れた静岡県静岡市
どうも良く分かりません。


この木は、通称名「なんじゃもんじゃの木」ですが、正式名は「ヒトツバタゴ」
ウィキぺディアによりますと、以下の通りです。
日本では分布域が限られ、対馬、長野県、岐阜県の東濃地方の木曽川周辺、愛知県に隔離分布する珍しい分布形態をとる。
人為的に植えられ、公園などで見ることもある。
日本において本種は希少種のひとつであり、絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)に指定されている。

鴻巣市内では、今回の三か所以外でも「なんじゃもんじゃの木」を見かけました。
20250504_17
絶滅危惧種に指定されるくらいですから、育ちにくいのでしょうか?
昭和50年代に全国各地に配られたものの、埼玉県鴻巣市が特に生育に適していたのでしょうか?

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