2025年12月7日(日)です。
映画「さかなのこ」を見てきました。
埼玉県久喜市「久喜市栗橋文化会館」での、イベント上映です。

どなたもご存知、あの「さかなクン」の半生記。
小学生~高校生~社会人~初めての地方テレビ出演までが描かれます。
主演は、女優の「のん」さん。
なぜか男性の主人公に、女優を起用しています。
この件は、ウィキペディアに記載がありました。
さかなクンとは性別が異なるのんを起用した理由について、監督の沖田は「性別は特に重要ではない」とし、「中性的な魅力もある、のんさんならこの役にも違和感なく、不思議とすんなり入っていける気がした」と語っている。
さて、感想ですが。
上映時間139分。
いやー長かったです。
上映時間以上に長く感じたのは、ずっとつきまとった違和感のせいでしょう。
違和感のひとつめ。
「主人公は男性なのに、女性が演じている」
映画のはじめに「男か女かはどっちでもいい」というフレーズが映し出されます。
いやいやー。
そこがはっきりしないと、通じないシーンが幾つもあるじゃないですか。
映画冒頭の小学生時代。
子役の少女が主人公を演じています。
少女が同級生の女の子を好きだと話すと、男の子たちがはやし立てる。
え?
女の子同士が仲良しなだけなのに。
あぁそうか。
小学生の頃、男の子が女の子を好きだというと冷やかされる、あれですか。
その後、高校生になります。
のんさんが、ヘアスタイルもそのままで、黒い学生服を着て登場。
ヤンキーのグループにスゴまれても、ぜんぜん平気。
やがて高校を卒業。
一人暮らしのアパートで一人飲んだくれたり。
幼なじみの女性と、キャバクラでばったり会ったり。
あぁそうか。
見た目はのんさんだけど、若い男の子だから、これくらいはするのね。
更に。
一人暮らしのアパートに、キャバクラにいた幼なじみの女性が、子連れで転がり込む。
見た目は女性同士ですが、設定上は男性の部屋に女性が同居するわけです。
この面での緊張感や戸惑いは、描かれていませんでした。
つまりこれが「どっちでもいい」の表現なのでしょうか?
シーンによって都合よく「男性的」だったり「どっちでもいい」だったりしているように感じました。
もう一つの違和感と言いますか、とまどい。
「登場人物が多い上に、時間の経過とともに姿が変わる」
主人公の通う荒れた高校。
ヤンキーのグループの、他校との対立抗争が描かれます。
卒業後は、その中の誰だったかが、寿司屋になったり。
幼なじみが、地方テレビ局の職員になったりしたようです。
えーと。
10人くらいいたヤンキーの、誰がどうなったのか?
ラストシーン。
魚好きの小学生の女の子が登場。
えーと。
誰だっけこの子は?
その子の母親が夏帆さんのよう。
あぁそうか。
幼なじみの女性の娘なのですか。
3歳くらいの永尾柚乃ちゃんが成長、、、と言いますか子役交代したのね。
とにかく、映画の初めから終わりまで。
主人公の性別と、大きく変化する登場人物の姿かたちに、ついていけません。
状況変化が「画面からは理解できず、頭で考えて、そういうことかと納得する」の繰り返し。
おかげで、ぜんぜん映画に入り込めませんでした。
帰宅後ネットで確認して気付きました。
監督は、この映画の方なんですね。
・2020年12月14日(月) 見てきました! 映画「おらおらでひとりいぐも」
こちらでも、老人の心情を表すのに、ずいぶんユニークな表現をしていましたっけ。
映画のレビューサイトの評価ポイントを確認。
・さかなのこ
映画.comでは、3.8ポイント、383件
Filmarksでは、4.0ポイント
最近見た映画もチェック。
・TOKYOタクシー
映画.comでは、3.8ポイント、412件
Filmarksでは、4.0ポイント
へぇ~。
この2作で、評価ポイントはちょうど同じです。
皆さん、ずいぶん満足度が高かったのですね。
ということは。
性別や登場人物の変化についていけない、私の理解力が足りないのでしょうか。