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2026年9月28日 (月)

見てきました!!! 実写映画「ルックバック」

2026年9月26日(金)です。
是枝裕和監督の最新作を見てきました。
Look_1_202609
実写映画「ルックバック」
劇場公開:2026年9月11日
監督・脚本・編集:是枝裕和
原作:藤本タツキ
出演:出口夏稀、蒔田彩珠、菅田将暉

原作漫画が人気になり、アニメ映画が作られて。
そして、実写映画になりました。
監督へのインタビューによりますと。
是枝は偶然立ち寄った書店で原作表紙の“背中”に惹かれて購入し、一気に読んだという。
とのこと。
これですね。
Look_3_202609
主人公は、漫画が上手な小学4年生。
もう一人の主人公の作品と並べて学年新聞に掲載され、あまりの差にショックを受けて。
必死に絵の練習をする・・・

この時の様子ですね。
私も、この表紙をしばらく眺めてみます。
開いた本は、人体デッサンの参考書のようです。
窓から外の木が見えていますが、背中の影がしっかり机に落ちています。
ははぁ、二方向に窓がある角部屋なんですね。
私なんぞ、いくら眺めてもその程度の感想ですが。
この背中に惹かれたという是枝裕和監督。
さすがです。


もちろん映画自体も、見ごたえ充分。
わずか143ページの原作を、99分の長尺映画として、しっかり見せてくれました。

美しい秋田県にかほ市の四季。
さすが雪国。
白鳥や雪景色の美しいこと。

主人公二人の、漫画の作画の様子が、しっかり描かれています。
線を引く音までリアル。
最初はたどたどしい描線の音が「シューッ」と確信に満ちた音に変わって行きます。
インクのにじみを避ける「10円玉を貼り付けた定規」で「集中線」を描いたり。
インクを飛ばす「スパッタリング」をして、二人で笑いあったり。
やがて二人は、別々の道を歩き出して。
一人きりの部屋で「液タブ」で描くカッカッという音が響く・・・

原作もアニメも見ていますが、このような表現は、実写ならではですね。

子役と大人俳優の切り替わりもすごい。
小学4年生から卒業式。高校生から成人。
全く違和感がなく、どこで切り替わったのか分からないくらい。

というわけで。
大変良かったです。


少し物足りないと言いますか。つい思い出してしまうのは。
同じ是枝裕和監督作「海街Diary」です。

どちらも、一年がかりの撮影で描かれた四季の風景が素晴らしい。
ですが。
海街は、超有名観光地の鎌倉の海や桜ですからね。
その上、綾瀬はるか長澤まさみ夏帆広瀬すずという、超豪華四姉妹(^^;
原作が漫画なのも共通点ですが。
こちらは全9巻の長編をぎゅっと凝縮して映画化しています。

このように比較しますとね、「ルックバック」は、いささか地味に感じます。
まぁね。
同じ監督の作品とは言え、持ち味の異なる映画ですからね。
比較しても意味はないとは思いますが。


入場者特典の小冊子です。
Look_4_202609
Volume1とありますので、2以降もあるのかも知れません。
全64ページ。
関係者の対談や、作中の漫画原稿解説。
そしてなんと、主人公二人の初長編作全40ページが、まるまる掲載されています。
映画の中で編集者がラストシーンをほめていましたが、なるほどと言う感じ。

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