2026年9月27日(日)の続きです。
川越スカラ座で、まずは映画「箱の中の羊」を鑑賞。
日本語字幕付き上映でした。
バリアフリー対応なのでしょうが、つい字幕に目が行ってしまいます。
正直なところ、気が散ってあまり嬉しくはありません。
さて、映画の上映後は、是枝裕和監督のティーチインです。
観客の質問に、監督が答えてくれます。
様々な話が出ましたが、私の聞き違いやニュアンスの違いがあってもいけません。
シンプルな話を、少しだけ。
質問
日本語字幕上映について。
少年少女たちが別れの準備を進めていることを知った、母のつぶやき。
「いっていいよ」は「行って」ではなく「逝って」でした。
これで監督の意図通りなのですね?
回答
その通りです。脚本もそうなっています。
そう聞こえるよう、綾瀬はるかには「i」の発音を指導しました。
私の感想
あー、これは惜しい。
「逝って」=「逝去」ですからね。
「死んでいいよ」と言っていることになると思います。
それは、どういう心情をあらわしているのか、突っ込んだ話を聞きたかったです。
質問
最後の森の木に行くメンバーには、人間もいるが・・・
回答
工務店の職人「俺もここに残らなきゃ」と言っています。
この後は、時々様子を見に行くんじゃないですかね。
私の感想
なるほど。
完全に縁が切れるわけではないのですか。
私は、そこまでの視点は全然ありませんでした。
理解力が足りませんね。
質問
スピルバーグの映画「AI」や「鉄腕アトム」では、AIは無垢のものとして描かれている。
現代では、AIの暴走が報道されるなど、悪意脅威を感じる存在になっているが。
回答
ヨーロッパに行って現地の人と話すと、アンドロイドに嫌悪感を感じている人が多い。
日本人は、そういう感じはない。
宗教観の違いですね。
それから、日本人は「アトム」や「ドラえもん」で育っていますからね。
私の感想
ひと笑いを取っていました。
これはまぁ、良く聞く話ですね。
質問
息子アンドロイドの修理をした担当者は、背中の傷も気付いている。
そこで、行動範囲を制限するGPSが抜き取られたことに気付くはず。
彼は、あえて見逃したのか?
回答
息子アンドロイドのGPSを取り外したのは、あの修理担当者なんですよ。
彼がヒューマノイドに自由を与えたんです。
ちょっとだけ微笑んでいるのに気付きましたか?
悪人に見えるが、そうではないんです。
私の感想
会場が「えー」と、どよめきました。
私も、GPSを抜き取ったのはアンドロイドのグループのリーダー格の少年だと思っていました。
考えてみれば、その場合彼のGPSを誰が取り外したかの説明が付きません。
これは気づきませんでした。
一度目の鑑賞報告も、後で修正しておきましょう。
これくらいにしておきます。
その後、サイン会があり、18時に終了。
今日は後の予定があり時間が限られていましたが、いつもは平気で時間オーバーだそうです。
是枝宏和監督は、新作の都度ここでこのようなイベントを行っています。
私はこれまで、都合がつかなかったり、後から知ったり。
今回はじめての参加でしたが、大変楽しかったです。