2018年5月1日(火)の続きです。
ウィキペディアから転記です。
群馬県吾妻郡中之条町の概要は、以下の通りです
面積 439.28km2
総人口 16,034人(推計人口、2018年4月1日)
人口密度 36.5人/km2
商業
駅前商店街はかつては賑わいをみせていたが、保守的に過ぎた商工会と
後継者不足、東吾妻町原町の積極的な商業誘致活動により寂れつつある。
夜景は美しい。
入内島町長に変わり、駅南にバイパス道路が完成したのを期に
誘致活動や広報活動、路面整備を行い賑わいを取り戻そうとしている。
国道353号線「博物館通り」の街並みです。
空き店舗もありますが、パン屋さんやラーメン屋さんなど、それなりに賑わっているようです。
坂道に建つのは「町田家」。国登録有形文化財。
代々名主をつとめた家だそうです。
立派な民家は、出し梁造りや手すりの装飾が素晴らしい。
元は商家だったのでしょうか。
国道沿いの電気屋さん。
ショーケースには、懐かしい家電がいっぱい。
ワープロNEC文豪MINI5、コニカC35、ポラロイドジョイカムヒッパレー。
8ミリ映写機 FUJICASCOPE M30、NECのビデオカメラ、シャープのビューカムなどなど。
少し離れたバイク店。
ピカピカのカワサキW1-S、奥の方はヤマハDT-1でしょうか。
ホンダのDAXは、埃だらけですが欠品はないようです。
フロントにはカゴまで付いて良い感じ。これから修復するのでしょう。
更にうろうろ歩きます。
立派な看板に格子戸のお宅は「白井屋」。
国登録有形文化財。昭和54年まで旅館として営業していたしうです。
脇にはなんと、新しい会計事務所の看板。
なるほど、中では数人の方がお仕事中のようでした。
とにかく使って残せれば、大したものだと思います。
そのお向かいには、今はめったに見かけないごみ箱。
キレイになっているので、今も現役で使われているのかも。
検察庁入り口には「道路元標」。
大正8年制定の旧道路法に基づくもの。
昭和40年頃の群馬県土木部の調査で、県内で47基が現存していたとのこと。
今ではもっと減っているのでしょう。
以前、埼玉県の小川町でも見かけています。
さーて、床屋さんの奥が「中之条町 歴史と民俗の博物館 Musee・ミュゼ」です。
明治初期の疑洋風建築、旧吾妻第三小学校校舎。
その脇にしゃれたロビーが作られています。
内部は撮影禁止ですので、画像はありません。
ぎしぎし音のする木造の床。
縄文時代から順に、様々な展示物。
木造ガラスケースの上には、動物の剥製が乗っています。
以前よく見かけた、自然の動植物中心の展示の名残なのでしょう。
近世では、カメラや時計などの中途半端な展示物がやたらに多かったり。
地元の方の、寄贈品なのでしょうね(^^;
昭和初期の教室の再現展示には、実際に弾ける木製オルガン。
なごめる博物館で、好感が持てます。
というわけで。
この町なかだけで、一日ゆっくり過ごしたいくらい。
長い歴史のある宿場町の風情が楽しめました。