バイクの高速料金

2011年3月26日 (土)

中止三連発

個人的なバイク関連情報の記録として、書いておきます。

「第38回東京モーターサイクルショー」中止

2011年3月25日(金)~27日(日)にかけて開催予定でした。
会場に予定されていた東京ビッグサイトでも、被災者3000人を受け入れるそうです。
テレビのニュースで、床に薄いマットを敷いている光景を見ました。
コンクリートの床は、かなり冷え込むでしょう。
避難場所としては決して良い条件ではなさそうで、お気の毒です。
Tms

ファインモータースクール上尾校「まるごとバイクフェスティバル2011」中止
2011年4月29日「昭和の日」に予定されていました。
昨年に続き、今年も楽しみにしていたのですが、、、
Fine_ms

「高速道路の料金割引」中止
Mlit
高速道路の当面の新たな料金割引について
平成23年4月から当面3年間、以下の取り組みを行う。
(1)生活交通(普通車以下)について
[上限料金]
・激変緩和の観点も踏まえ、土日祝日1,000円[ETC]を継続する
・環境への配慮や休暇の分散化のため、平日にも上限制を拡大し、終日
 2,000円(軽1,000円)とする
・上限制は現金車にも適用することとし、全日2,000円(軽1,000円)とする
・地球温暖化対策を推進するため、普通車のエコカーの免税対象車の料金
 は軽自動車と同等(1,000円)とする(事前登録制[ETC]とし、開始時期は平成23
 年夏頃を予定

4月から「ETCなしのバイクが平日上限1000円」になるはずでした。
休日はETC付きのみ?という、おかしな話ではありましたが。
こちらも中止で、当面現行の制度を継続とのこと。


私が楽しみにしていた春のイベントが、みんな中止になってしまいました。
がっかりの三連発です。

まぁ仕方ありません。
多少の不便はあるものの、普通の生活が送れている幸せに改めて感謝して。
これら行事の入場料相当の金額くらいは、募金させて頂きます。

ありがたい事に、人間の生活に何があっても、季節はめぐります。
風は日ごとに優しくなり、花のつぼみも膨らんでいます。
ガソリンの供給状況が好転するのを、楽しみに待ちましょう。

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2010年12月 3日 (金)

高速料金「普通車上限2000円」 国交省見直し案

来ましたねぇ。高速料金の改定案です。
http://www.asahi.com/business/update/1202/TKY201012020521.html
高速料金「普通車上限2000円」 国交省見直し案
2010年12月3日3時7分
国土交通省が検討している全国の高速道路の新しい料金制度の見直し案が明らかになった。前原誠司前国交相が4月に発表した「普通車2千円」などの上限料金制をおおむね踏襲する一方、中・大型車、特大車は距離別料金を残し、本州四国連絡高速道路は負担を和らげる。来年4月からの実施を目指す。
 見直し案によると、新料金は曜日やETCの有無に関係なく適用。軽自動車とエコカー(燃費が1リットル当たり20キロ以上)は1千円、普通車は2千円の上限料金制とする点は前原案と同じだが、普通車で上限3千円としていた本四高速を同2千円に引き下げる。また、中・大型車、特大車は上限制を適用せず、走行距離に応じた現行の距離別料金とする。 (以下略)


6月にダメになった法案の復活です。
「曜日やETCの有無に関係なく軽自動車とエコカーは1千円」
当然二輪車も含むのですよね。
クレジットカードや小銭が不用で、千円札1枚でゲートを通過できるワケで。
これならETCでノンストップでは無くても、私は充分満足です。
バイクがこうなるのでしたら、クルマは2千円でもぜんぜん構いません。
今度こそ実現して欲しいものです。

それにしても、迷走する政策に振り回される業界はたまらないでしょうね・・・

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2010年5月13日 (木)

やっぱりダメですか・・・「高速料金」

こんなニュースがありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100513-00000060-san-pol
高速新料金、6月実施先送りへ 審議入りのめど立たず
5月13日7時56分配信 産経新聞
 前原誠司国土交通相が6月の導入を表明していた高速道路の上限料金制が先送りされる可能性が強まった。
12日に行われた衆院国土交通委員会の理事懇談会で、新料金制導入に関連する改正法案の審議入りのめどが立たなかったためだ。
 新料金制度は本州四国連絡道路の上限料金をほかの高速道路よりも高く設定したことや、現行割引の廃止で値上げになるケースが多いことに反発が強い。
与党内には夏の参院選への影響を懸念、新料金の導入を参院選後まで見送る意見も出ている。
 法案は「休日上限千円」などの現行割引の財源を高速道路の新規建設などに転用できるようにする内容で新料金制度の前提となる。
川内博史衆院国交委員長(民主)は上限制導入に反対し、改正法案を「受け入れられない」と発言。
民主党の小沢一郎幹事長も「値上げになるのは問題」として反対を表明し、国会の審議によっては実施時期や内容を見直すことになった。
 料金徴収システムの改修などには1カ月程度必要で、6月中に新料金を始めるには5月中にも法改正案を成立させなければならない。


あーあ。がっかりです。
私は、二輪車がETCなしでも上限1000円になるのを、楽しみにしていたのですが。
これだけ批判が多いと、夏の参議院選挙が終わっても、このまま通るかは分かりませんねぇ。

そもそも「休日上限千円」は、2011年3月までの限定措置だったはずです。
言うなれば「期間限定特別大バーゲン」。
ところが、一度始めてしまえば、今の状態を基準に世論は動く、ということでしょう。
期間限定の政策を見直す場合は、それ以前との比較も含めた冷静な議論が必要ではないかと思います。

とは言うものの。
つい先日、近所のスーパーで「もやしひと袋10円」という目玉商品がありました。
私は最近「タジン鍋」にハマっておりまして、これはラッキー、ふた袋購入(^^)
その数日後に行ったら、、、「緑豆もやし98円」しかありません。
「えー、これは高いなぁ!」と、ブツブツ言う私。
まぁ私も、その程度の人間ですので。

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2010年4月23日 (金)

「迷走」高速道路料金

度々のコピペばかりですが。こんなニュースがありました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010042302000072.html
新高速料金 見直しは法案成立後
東京新聞 2010年4月23日 朝刊
 鳩山由紀夫首相は二十二日、民主党から見直し要求が出ている高速道路の新たな料金制度案は、当面は見直さないものの、関連法案成立後に引き下げる意向を固めた。 
 首相は首相官邸で記者団に「現時点では見直さない。(しかし)国会という場で真剣に議論していただき、もし見直すことが必要なら、その結論を見いだしていく」と述べた。
 具体的には、道路財政特別措置法改正案を衆院国土交通委員会で審議する中で、新料金制度への異論が多ければ、それを理由に上限料金の引き下げに踏み切る意向とみられる。法案は新料金の金額を定めてはいない。
 新制度をめぐっては、小沢一郎民主党幹事長が二十一日の政府・党首脳会議で、近距離では実質値上げとなることに異を唱え、政府側が再検討することを約束していた。
 これに反発した前原誠司国土交通相は二十二日昼、首相と会談。終了後、記者団に「現時点においては見直しは行わない」と述べた。同時に会談では「新たな料金の在り方は国会審議を踏まえ国交省で総合的に検討していく」ことも確認。法案成立後の見直しをにじませた。
 新制度は、自動料金収受システム(ETC)搭載車を対象とした現在の「地方部で休日上限千円」を廃止し、非搭載車を含めて、普通車は曜日を問わず上限二千円とする内容。政府は六月からの実施を目指している。


http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2010042300154
高速新料金、6月実施に自信=鳩山首相
時事ドットコム
 鳩山由紀夫首相は23日午前、高速道路の新料金制度の導入時期について「(国会での)議論の中で(見直しの是非についての)結論が出る。心配は要らない」と述べ、予定している6月実施に自信を示した。首相公邸前で記者団の質問に答えた。
 首相は、国土交通省が先に発表した新料金制度について、民主党の小沢一郎幹事長が異論を唱えたのを受け、見直す意向を示したが、前原誠司国土交通相が反発したため、関連した法案の国会審議を踏まえて見直しの是非を最終判断する方針に変えた。しかし、関連法案は衆院国土交通委員会での審議入りのめどが立っておらず、6月実施は困難との見方が広がっている。(2010/04/23-09:54)


要は、こういうことですか。
21日に小沢幹事長が異論をとなえ、政府が再検討を約束。
22日に前原国土交通相が反発し首相に直談判。現行案で行くことに戻る。

東京新聞では「法案成立後の見直しをにじませた。」
時事ドットコムでは「6月実施は困難との見方が広がっている。」

やれやれ。
楽しみにしているのに。
過去に遡り「バイクの高速道路料金」というカテゴリーを追加しました。
元々「高速道路料金値下げ予算を道路建設に転用するのが、今回の改訂の本音」と言われています。
これ自体が問題であるところに、さらに混乱を重ねているわけで。

「民主党・鳩山首相は期待外れ」ということで、支持率も急落しています。
ですが、今の厳しい情勢の背景には、世界的な不況や長年の自民党政権のツケがあります。
誰が首相になっても、そう簡単に上手く行くはずもありません。
無論ご本人にも問題はあるのでしょうが、鳩山首相は誠にお気の毒だと思います。

このブログで政治について語る気はありませんが、気が付いたことをメモします。

普天間問題が気になり、民主党のマニフェストを見直してみました。
http://www.dpj.or.jp/special/manifesto2009/index.html
「日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む」
元々、たったこれだけだったのですね。
それを鳩山首相は自分で難しくしてしまった・・・

ついでに、ご存知の方も多いとは思いますが。

雑誌「ミスターバイク」2004年2月号グラビアページに鳩山首相が登場。
2004年 Mr.Bike 2月号 
鳩山由紀夫の「タンデム・マニフェスト」ライダーが主役の社会を作っていきます!
http://www.hatoyama.gr.jp/masscomm/mrbike2.pdf
この時の「高速道路での二輪車二人乗り解禁」は、2005年4月1日に実現しています。
そんな風に、うまく行くと良いのですけどねぇ。

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2010年4月 9日 (金)

6月よりバイクの高速料金上限1000円

こんなニュースがありました。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100409-OYT1T00413.htm
高速料金上限、普通車2千円・エコカー半額優遇
 国土交通省は9日、一定の走行距離を超えた場合に料金を定額にする、新たな高速道路の上限料金制度を発表した。
 6月から導入し、首都高速や阪神高速などを除いて普通車は2000円、軽自動車は1000円、トラックなどの中・大型車は5000円を上限とする。
 昨年3月に導入された土日・祝日の「上限1000円」の割引や、曜日や時間帯で異なる現行の割引制度に代わるもので、国交省は料金体系を単純にすることが狙いだとしている。ただ、現行の割引が廃止される結果、多くのドライバーには実質的な値上げとなりそうだ。(以下略)
(2010年4月9日11時05分  読売新聞)
国土交通省の発表資料はこちら。
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000103.html

よっしゃぁ(^o^)
バイクにETCを付けていない私には、大歓迎です。
・料金所の通過は1000円札一枚で済み、端数の心配なし
・「大都市圏の別料金」も撤廃で、近所の圏央道も対象になる
・平日も割引適用
これなら、クルマが2倍でも個人的には充分満足です。
6月には平日に休みを取って、スカーバーで遠出しましょうか。
ただし、この制度は11年3月末までの試行で再度見直しもあるようです。

一方、この案に否定的な報道も多くみかけます。
・多くのドライバーには実質的な値上げ
・平日も割引となり、他の交通機関への影響は必至
・値上げ分が一旦凍結した道路建設に使われるのは問題  などなど。

景気低迷の中、様々な分野で「思い切った改革が必要」といった論調を見かけます。
言うのは簡単ですが、実際はどうでしょう。
今回の「高速道路上限1000円」は充分「思い切った改革」だと思います。
ところが実際は、恩恵を受ける人は喜び、そうでない人は困ると。
だからといって、薄く広く、仮に「高速料金一律1割引」では誰も大して喜ばないでしょう。
どんな政策でも「全国民が賛成」などあり得ないという、当然の話です。

いずれにしても、財源は国債頼みで巨額な財政赤字は膨らむ一方。
子どもたちの世代にツケを残し「バイクは1000円」と浮かれているのも、いかがなものかと・・・

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2010年3月14日 (日)

圏央道 桶川北本IC もうすぐ開通

圏央道は神奈川県、東京都、埼玉県、茨城県、千葉県を結ぶ延長約300kmの環状道路です。
工事が進み、埼玉県では3月28日に「桶川北本IC」が開通予定です。

このインターチェンジは、私の自宅からわずか5Kmほどの近さです。
天気の良い日曜日の午後、息子と一緒に工事の進み具合を見てきました。

周囲は家と畑が点在する、かなりのどかな場所です。
インターチェンジへのアクセス道路「上尾道路」の工事が進んでいます。
これにより、元からあった狭い道路が、あちこちで寸断されています。

そういった行き止まりの道路から、工事の様子を眺めました。
すると、すぐ脇にある生コン会社の人が声をかけて下さいました。
「ウチの設備の上からなら、良く見えますよ」とのこと。
ちょうど機械を止めて整備中なので、上がっても構いませんよと。
これはラッキー(^^)
20100314_3
高さは20メートルだそうです。
上ってみると、周囲に遮るものが無いので素晴らしい眺望です。

20100314_1
こちらが、桶川北本IC。
左側が川越市から八王子方面。右側は久喜市から千葉方面。
右側には、工事中の橋脚だけが並んでいます。
インターチェンジ自体には人影は見えず、もう工事は終わっているようです。

20100314_2
こちらは、南のさいたま市から東京方面。
「上尾道路」の工事中で、約20Km離れた「さいたま新都心」のビル群が見えます。

ちなみに、歩道橋の名前は「天沼はぐくみ橋」と「前領家にこにこ橋」(^^)
地元の小学校の通学路になるのでしょう。

家や畑が買収されたり、すぐ近所だった家が道路が分断され、はるか遠回りになったり。
新しく道路が出来て、以前の道沿いで繁盛していたお店が移転したりコンビニが潰れたり。
それなりのドラマがあるようです。



ついでに、圏央道からの高速道路つながりで「上限料金制」関連の最近のニュースをぺたり。
2009年12月25日(金)の続報です。
もうコメントを書く気もありません。
こうして残しておくだけでも「あの頃はこうだった」という記録になるかと。

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201003/2010031200394
上限料金制「予定の6月から」=前原国交相
 前原誠司国土交通相は12日の閣議後記者会見で、6月の導入を目指している車種別に上限を設ける高速道路料金の新たな割引制度を夏の参院選以降に先送りするとの一部報道について、「事務方に確認したが6月から行うことに問題はないと報告を受けている」と述べ、予定通り実施する考えを強調した。(2010/03/12-12:09)

http://www.yomiuri.co.jp/atcars/news/20100311-OYT8T00256.htm?from=os4
高速料金の上限制 先送り
参院選後に JRなどに配慮
 政府は10日、6月導入を目指していた高速道路の上限料金制度を先送りする方針を固めた。
 新制度に対するJRや関係業界の反発が強いほか、料金引き下げより高速道路の整備優先を求める地方自治体などに配慮し、夏の参院選後に実施する方向だ。高速道路の一部無料化に合わせて導入することで高速料金の簡素化を狙った政府の構想は大幅に後退する。
 上限料金制度は、昨年3月から週末に実施している「上限1000円」の割引制度を見直し、平日も走行距離にかかわらず料金の上限を設定する計画だ。軽自動車1000円、乗用車2000円、トラック5000円とする案が有力となっていた。曜日や時間帯などで割引幅などが異なる高速料金を分かりやすくすることが最大の狙いだ。
 政府が先送り方針を固めたのは、新制度に対する反発が根強いためだ。減収を警戒するJR7社とフェリー会社は反対意見を表明、トラック業界の一部は新制度が割高になるケースがあるとして現行の割引制度の継続を求めている。
 さらに、参院選を控えて高速道路の整備促進を求める地方の意向にも配慮せざるを得なくなった事情がある。新制度導入に必要な財源の一部については、すでに整備費用に振り向けることを決定している。
 政府は先月、高速道路の無料化について、全国37路線の50区間で6月をメドに実施することを表明。上限料金制度が見送られることで、無料化区間を除く地方路線などでは6月以降も現在と同様に週末の1000円割引が継続されることになる。
 政府は上限料金制度の導入方針は変えていないものの、導入時期はメドが立っていない。上限料金についても、現在有力視されている乗用車2000円などの水準から引き上げられる可能性も指摘されている。
(2010年3月11日  読売新聞)

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2009年12月25日 (金)

高速料金・・・

こんなニュースがありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091225-00000017-maip-pol
高速道 実験で新上限制、普通車2000円 ETC不要
12月25日15時0分配信 毎日新聞
政府は25日、高速道路無料化へ向けた社会実験として、10年度から普通車の料金を走行距離がいくら長くなっても最大2000円とする上限料金制度を新設する方針を固めた。
軽自動車は1000円、トラックは5000円を上限とする。
自公政権で開始したETC(自動料金収受システム)搭載車に限った「休日上限1000円」など現行の割引制度は全廃し、ETC搭載車以外の現金客にも上限料金制度を適用する。
複雑すぎると批判された割引制度を利用者に分かりやすいものに変える。
曜日設定はつめている。


これは美味しいニュースです(^^)
軽自動車が1000円なら、バイクも同じでしょう。
安くなるだけでなく、千円札1枚でお釣りも不要なら、支払いもぐっと楽になります。
とは言え、全ての路線に同時適用されるのか、いつからなのか、まだまだ分かりませんが。

スカーバー購入以来、高速道路ETC割引については、面白くない思いをしてきました。

昨年の3月の補助金支給は、1月から情報をつかんでいたのに、つい見逃し。
近所のNAPSでも特別プランを実施していましたが「BMWはお断り」。
普通に取り付ければ4万円。幾らなんでも高すぎ。
ウチには軽自動車もありますので、四輪用車載器の「自主運用」も一時真剣に考えました。

「バイクでの高速料金支払いは煩わしい」と言われますよね。
ですが実際は、あらかじめ支払いの段取りを考えていれば、それほどではありません。
ところが、この騒ぎのおかげで、それまで大して気にならなかったのに、ひどく煩わしく感じるようになってしまいました。

その上「補助金を逃して惜しかった」とか「高速を何回使えばモトが取れる」などと計算して悩む。
せっかく趣味の道具を楽しんでいるのに、わずか2~3千円の支払いの度に、セコい考えが頭に浮かびます。
人間までセコくなるようで、まったく不愉快な話です。

そこに、このニュースです。
もしもETC車載器を付けていたら、、、逆にさぞかし腹立たしく感じたでしょう。

ETC割引導入後、混雑がひどくなった上に、これですからね。
鉄道のグリーン車のように、高くても快適な道路、、、なぁんて出来っこないですが(^^;

景気低迷と政治の混迷のおかげで、楽しかるべきバイクライフまでスポイルされてしまう。
運輸業界の方の切実な悩みに比べれば、取るに足らないお話ではありますが。

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2009年3月 8日 (日)

ETC助成金復活・続報

最近、「ETC 助成金」といったキーワードで、このブログをご覧下さる方も多いようです。
すぐに分かる情報ですが、一応書いておきます。

こんなニュースがありました。
ETC助成金に問い合わせ殺到 特設サイトが一時ダウン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090306-00000004-jct-bus_all
3月6日20時5分配信 J-CASTニュース
国土交通省所管の財団法人高速道路交流推進財団は2009年3月6日、「ETC」車載器の新規購入者に対し、3月12日から助成金を出すと正式に発表した。財団には、「問い合わせがものすごく殺到」、特設サイトが一時ダウンした。
 09年3月から、ETC搭載車を対象にした休日1000円乗り放題など、高速道路料金の大幅な値下げが始まるのを受けて、ETC車載器の新規購入者に対して、4輪車では5250円、2輪車では1万5750円を助成する。財団のホームページにはアクセスが集中し、6日午後、制度を説明する特設サイトが一時ダウンした。同財団には、助成金の額や助成の方法、助成取扱店などの問い合わせが電話で殺到、
「数のカウントができないくらい、対応に追われている」 (以下略)

近所のNAP'Sでも聞いてみました。
1店舗で150台位を予定しているそうです。
今までの例から、1週間位でで受付終了になりそうだとのこと。
ただし、BMWに取り付けはしていないそうです。
仕方ありません、後日ディーラーで聞いてみましょう。

※3/10 追記
 私がスカーバーを購入したディーラーに電話で聞いてみました。
 「土日にじゃんじゃん電話がかかってきて、予約一杯になりました」とのこと。
 まぁ急ぐことでもありません。次回を待ちましょう。
 取付費用を聞きましたら、別体型でNAP'Sより大体1万円位高いです。
 うーむ。予想通りの展開です。
 4月の6ヶ月点検は、どんな明細になることやら・・・

財団法人高速道路交流推進財団のサイトを見ました。
 http://www.etcjyosei.com/main02/
先日の「分割払い」については、以下のような表現がありました。

二輪車ETC車載器新規導入に係る費用から助成金を割り引いた残額を、2年以上の契約期間かつ2回以上の、分割又はリース契約で支払いされる方、又は助成金を割り引いた後、当該費用に残額がない場合、ETC車載器を2年以上使用して頂ける方

「残額が無い場合」というのは、「残額を一括支払」すれば良いのでしょうか。
それとも「取付費用が15,750円以下」の場合のみ、なのでしょうか?
今ひとつ良く分かりません。

また、こんな表現もありました。
※平成21年度も、国、高速道路会社と相まって、引き続き実施すべきものと考えていますが、助成台数については、理事会等で決定後、お知らせします。 

すぐに使う予定が無ければ、あわてて飛びつかなくても良いかも知れません。

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2009年1月29日 (木)

ETC助成金復活

国土交通省の資料発表です。
高速道路の有効活用・機能強化について 平成21年1月16日
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000051.html
(別添1)「生活対策」期間における高速道路料金引下げ概要
 物流の効率化(1)地方部で、平日全時間帯を3割引に
 地域の活性化(2)地方部で、乗用車は、土日祝日、終日5割引で上限料金1,000円
            ※本四高速走行分、1,000円上限 ※アクアライン走行分、1,000円上限
          (3)大都市圏で、乗用車は、土日祝日、
            ①首都高速、阪神高速は終日500円 ※首都高は日曜祝日
            ②大都市近郊区間は昼間3割引

(別添2)ETC普及促進策の概要について
 1.ETC車載器購入助成
  (1) 実施主体:(財)高速道路交流推進財団
  (2) 対象:新規にETC車載器を2年以上、2回以上の分割払いで購入される方
  (3) 助成額:四輪車5,250円/台、二輪車15,750円/台
 ◇ 概ね2ヵ月以内に助成を開始できるよう準備を進めてまいります。
  (助成開始時期、助成台数については、後日発表予定。)

引用が長くなりました。
「二輪車15,750円」の助成金復活は魅力ですねぇ(^^)
ちょっと気になるのは「分割払い」が前提という点です。
わずか数万円を2年以上の分割とは、いかにも面倒な話です。
手数料がどれ位になるか、ちょっと計算してみます。

クレジット会社によって分割払いの手数料率は異なるようです。
一覧表の出ているサイト
http://creditcard-navi.org/propercard-1.html
また、対象はETC車載機本体のみなのか、工賃なども含むのか、私は知りません。
とりあえず、本体の希望小売価格だけとしても、、、
 ・クレジットの手数料は、11.9%~15%
 ・ETC車載機の価格は、一体型19,950円と別体型29,820円
 ・手数料は、最低 19,950円×11.9%=2,374円
         最高 29,820円×15%=4,473円
15,750円トクするために、これ位は余分に払うことになります。
利用者向けの助成金のはずが、その15%~28%がクレジット会社に流れるようなもので。
国土交通省とクレジット業界との間で、何か「裏の話」でもあるのでしょうか?
 「越後屋、おぬしも悪じゃのう」
 「いえいえ、お代官さまほどでは」・・・というほどではないとしても。

※3/14追記:テレビニュースによりますと、分割払いの狙いは「転売防止」だそうです。
  また、あめみさんの情報によりますと、(クルマの場合ですが)ほとんど全額を購入時に支払って、
  わずかな金額だけを2年後に支払い、手数料負担をほぼゼロにする。という扱いをしてくれるお店も
  あるそうです。
  あまり勘繰るのも、良くありませんでした・・・(^^;

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