富士山すそ野ウォーク

2012年8月 4日 (土)

富士山すそ野ウォーク第12回 道の駅かつやま から 北口本宮浅間神社

富士山のすそ野約150kmを、12回に分けて歩いて一周するバスツアー。
今回の第12回で、最終回です。
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午前中は川口湖畔の「道の駅かつやま」から、湖畔の遊歩道を歩きました。
「さくや愛の鐘」は木花咲耶姫命にちなんだネーミングですね。
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更に進み、点のない「冨士御室浅間神社」。
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お昼は湖畔の土産物店で、ワカサギの天ぷらと冷やし汁で食べるほうとう。
天ぷらはちゃんと揚げたてでした。
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午後は一転、雑然とした国号137号の歩道を延々と歩きました。
富士急ハイランドそばで小休止。
おーすごい。私はとても乗れません。
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火祭りで有名な吉田町。
かつては富士登山の人で賑わったという「御師の街並み」。
昭和39年に富士スバルラインが開通し、登山者の流れが変わって衰退してしまったそうです。
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その一軒を見学。解説を聞かせて頂きました。
風が通ると、涼しくて気持ちの良いこと。
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国号137号沿いの「北口本宮浅間神社」でゴールです。
ここが1回目のスタート点。確かに一回りしたことになります。
ちょうど薪能の準備中。
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「ふじやま温泉」でさっぱり。
ここは良かったですねー。大きな木造の浴室が良い気持でした。
その後「フジヤマミュージアム」で表彰式です(^^;
完歩の証明書と、記念品はデジタル時計。
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この美術館は、富士急が創立75周年記念事業として開館したものだそうです。
富士山にちなんだ絵画が沢山。
横山大観、藤田嗣治、山下清など大家がずらり。
その他、久里洋二や八代亜紀の作品なども。
大きな窓の外に、絶叫マシンがうねうねと。
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さて12回の総括です。

 ・12回の天候 晴れ:6回 曇り:3回 雨:3回
 ・富士山の見えた回:7回

埼玉県在住の私には、富士山周辺はちょうど良い距離の観光スポットです。
富士五湖や忍野八海や白糸の滝など、多くの場所は何度も来たことがあります。
それでも、解説付きでじっくり歩くと、また違った面白さがあります。

初めの頃は結構疲れて筋肉痛が残ったりしたのですが、だんだん慣れてきました。
シューズやレインウェアなども買い替えて、すっかり「その気」になって。

このバスツアーは、私のような中高年が、ぴったりパマる要素が満載です。
 ・運動不足でも何とかなる、無理のないウォーキング。
 ・レジュメとガイドが付き、自然や歴史などの解説が聞ける。
 ・名物の食事付き、帰りは温泉でさっぱりと。
 ・参加費は、食事や温泉も付いて9000円ほどとお手軽。
 ・一周ルートで、達成感を味わえる。
中高年向けのビジネスモデルとして、成功するワケだなぁと。

顔なじみになった皆さんとも今回でお別れです。
「次はどのコースにしようか」などと話し合ったりしました。

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2012年7月 7日 (土)

富士山すそ野ウォーク第11回 鳴沢氷穴から道の駅かつやま

富士山のすそ野約150kmを12回に分けて一周するバスツアーも、11回目です。
今回は「鳴沢氷穴」から「青木が原樹海」の中の遊歩道を歩き、「西湖いやしの里根場」へ。
午後は、西湖の北岸を歩き「文化洞トンネル」を抜けて川口湖畔の「道の駅かつやま」まで歩きました。
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鳴沢氷穴からの樹海への入口には、こんな立看板が。
「全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会」なんていうのが、あるのですね。
こちらは「縄状溶岩」という現象だそうです。遠慮なく踏みつけて歩きました(^^;
溶岩のわずかな隙間の腐葉土に根を伸ばし、その上から保水性のある苔が。
珍しい光景を、たっぷりと楽しめました。
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樹海の出口付近では、アセビ(馬酔木)の花がキレイでした。
クルミ(胡桃)の実もなっていました。
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西湖いやしの里根場
http://www.fujisan.ne.jp/iyashi/index.html
「旧足和田村の根場地区」と言う場所です。
昭和41年の台風による土石流災害で壊滅的な被害を受け、多くの住民が移住してしまった場所だそうです。
平成15年に合併してできた富士河口湖町となった後に、茅葺き屋根の集落を甦らせて観光地としたようです。
立派な兜作りの茅葺き屋根の家が、23棟あるそうです。
それぞれ、お蕎麦屋さんや陶芸やちりめん細工やお土産やさんだったり。
入館料は大人350円。お昼はお蕎麦に天ぷら。
ゆったりとお散歩も、悪くないですね。
通常のドライブやツーリングで、少し時間を取って寄り道しても良さそうです。
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午後は一般道。
山梨県道21号線「湖北ビューライン」。西湖の湖岸を延々と歩きました。
天気も回復し、景色の素晴らしいこと。
富士山の先っちょが、ちょっとだけ見えました。
この日に富士山が見えたのは、この時だけ(^^;
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西湖の東端で、一旦幹線道をそれます。
「西湖地区の集落」だそうですが、、、
根場地区と同じ台風でやはり壊滅的な被害を受け、多くの方が移住したそうです。
幾らかの人が残っているそうで、放置された空家と、新しい家が混在しています、、、
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更に奥に進みます。
崩れかけた土蔵に、放置された桑畑。
集落の奥からは、落石危険で通行止めの道路へ。
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「旧文化洞トンネル」に出ました。
西湖と河口湖の間にある「三つ峠」を通るトンネルです。
このトンネルが出来るまで、西湖地区と根場地区の中学生は、峠を越えて河口湖側の学校に通っていたとのこと。
うへー。大変そうです。

新しい文化洞トンネルは、1993年3月に竣工。延長164m。
その後、旧のトンネルは心霊スポットとして有名になってしまい、塞いだのだとか。
V字型に下って、新しいトンネルへ。
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新しい文化洞トンネルをくぐったら、再度幹線道路からそれます。
気持ちの良い里道。
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緑の校庭の中学校。そうかー、ここまで峠を越えて通学したのですね。
やがて河口湖の湖畔に出て、遊歩道へ。
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紫陽花の咲く遊歩道を通り「道の駅かつやま」に到着。
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午前中は曇っていて樹海の中は寒い位でした。
午後になって日差しが強くなり、まだ体が慣れていないせいか、結構疲れました。
樹海、なごみ系の観光地、美しい湖畔の道。
ちょっとした探検気分の過疎地域や、その歴史的背景。
盛り沢山の内容で、楽しかったです。

いやー、じっくり歩くのって良いですね。
さぁて来月は、いよいよ12回のゴールとなります。

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2012年6月 9日 (土)

富士山すそ野ウォーク第10回 本栖湖から鳴沢氷穴

富士山のすそ野約150kmを12回に分けて一周するバスツアーも、10回目です。
今回は「中道往還」という古道と「青木が原樹海」の中の遊歩道を歩きます。
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「道の駅なるさわ」には、こんなポスター。
「萌えキャラ」と「ゆるキャラ」のコラボだとか。
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本栖湖から出発。
関東は今日から梅雨入り。レインウェアでのスタートです。
まずは近隣の旧跡見学。
「渡辺因獄佑(わたなべひとよのすけ)」のお墓や武田信玄由来の石碑など。
「のろし」に使う火薬を保管していた「煙硝屋敷跡」は私有地なのでしょう。わんわんわんわん。
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原生林の中の、苔むした「石塁」。
武田信虎、信玄の時代に築造されたと言われているそうです。
「この程度の高さで、防衛上の役に立つの?」と思いました。
ガイドの方のお話では「馬が乗り越えられない高さ」だそうです。
なるほどね。
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旧「中道往還」。
戦国時代からの、甲州・駿河を結ぶ道路だそうです。
ハイキングコースとして整備され、歩きやすく、落ち葉でふかふか。
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お昼は、精進湖湖畔の「ファミリーレストランことぶき」。
http://www.mfi.or.jp/kotobuki/
「地の物」を生かしたお料理とのこと。
ワカサギや山菜のてんぷら。ジャガイモの丸あげ。鹿肉の甘辛煮。
自家製「塩麹」で漬けたキュウリとニンジンなどなど。
自家製野菜のサラダは、ドレッシングも豊富でお代わり自由。
更に、お吸い物代わりに野菜たっぷりのほうとう。
デザートは、水気を切ったヨーグルトに焼きバナナ、メープルシロップかけ。
写っていませんが、最後に小さいカップでハーブティー。
量も程よく、美味しくて楽しくて、大満足です。
また食べたい位ですが、これは団体客専用のオリジナルメニューのようです。
次に富士五湖に行く時は、ぜひここに寄って、別のメニューも試してみましょう。
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近くの小さな古い集落と、精進諏訪神社。
お店は、すでに廃業した家屋を、保存用に改築したようです。
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さて、青木が原の樹海です。
ごつごつと木の根っこや溶岩があり、歩きにくくて疲れます。
所々、岩の穴からは、どこから伝わるのか涼しい風が吹いたり。
溶岩なので水はけが良く、雨でも水たまりが全く出来ないのは、助かりました。
遅いヤマツツジや「幽霊草」が咲いていたり。正しくは「銀竜草(ギンリョウソウ)」と言うのですね。
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それほど奥に入ったわけではありませんが、「樹海」の雰囲気は味わえたかと思います。
天気が悪かったですが、どうせ樹海の中では富士山は見えませんしね。
むしろ、苔などの植物が活きいきとしていたのが、印象深かったです。というのは、負け惜しみですが。
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2012年4月 7日 (土)

富士山すそ野ウォーク第8回 田貫湖から道の駅・朝霧高原

4月7日のできごとです。
富士山のすそ野約150kmを12回に分けて一周する、8回目に行ってきました。

前回は雨にたたられましたが、今朝は天気は上々。
「田貫湖」からウォーキング開始。
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今回は、ルートのほとんどが「東海自然歩道」です。
自動車に煩わされることもなく、良い雰囲気でした。
都内や私の住む埼玉県の平地では、桜がほぼ満開です。
ですがこの辺では、まだまだつぼみは固いまま。足もとも枯れ草ばかり。
それでも、そこかしこに春の芽吹き。
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「小田貫湿原」です。
規模は大きくはありませんが、静かで良い雰囲気。
漢字を見なければ「たぬき湖から、こだぬき湿原への道」。
ジブリの映画みたいですね。
振り返ると、富士山が、どーん。
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途中では、こんな道が。
浅くて幅の広い河原になっています。
雨で増水すると通行止めになるのですね。
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「遠照寺」から「陣馬の滝」へ。
名所と言うほどでもない、小さなお寺や滝です。
こんな機会でなければ、名前を知ることさえ無かったでしょう。
きれいな湧水には、山葵栽培のハウス。良いですねぇ。
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お昼は「銀座スエヒロ 富士」の溶岩板でのステーキ。
お肉は120グラムと、少々少なめ(^^;
ですが、午後も歩くのですから、軽めでちょうど良いです。
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「麓の吊り橋」は、ぐらぐら揺れて楽しいです。
歩き疲れたところで、良い気分転換。
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午後は曇ってきて、一時は雪が舞いました。
その後、また晴れてきて富士山も見えてきたり。
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帰りの温泉は「富士眺望の湯 ゆらり」。
「道の駅なるさわ」に隣接しています。
入泉料は大人 1,200円。貸バスタオル・タオル付き。
タオルなどの用意がなしでも、気楽に寄れるということですね。
浴場が内部で1階2階でつながっているという、珍しい構造。
香り風呂や洞窟風呂など、ユニークな湯船が色々。
ゆったりと体を休めることが出来ました。
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2012年3月17日 (土)

富士山すそ野ウォーク第7回 大石寺から田貫湖

富士山のすそ野約150kmを12回に分けて一周する、第7回です。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今年はまだ寒い日が続いています。
おまけに、前の晩の天気予報は、この通り。
う~んこれは参りました。
まぁ、こういう日もありますよね。
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今回は、全体的にだらだら上り坂が続きます。
ですが、国道などはほとんどなし。
のどかな里道や、交通量の少ない整備された林道などが主体なのは嬉しいところ。
天気が良ければ、富士山の絶景ポイントがいくつもあったそうです(^^;

見学地は、源頼朝の「富士の巻狩」にちなむ場所が多いです。
最初の見学地は「狩宿の下馬桜」「井出家高麗門及び長屋」。
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お昼は、富士宮市内の「和乃泉」というお店。
形通りの和食ですが、わさびや桜エビが静岡テイストでしょうか。
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「富士の巻狩」関連の旧跡です。
「曽我兄弟の仇討」の「工藤祐経の墓」「曽我の隠れ岩」。
私は落語や講談が結構好きなので、こういう見どころはちょっと嬉しいです(^^)
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「音止の滝」「白糸の滝」は、地震の影響で立ち入り制限があって、ちょっと残念。
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すぐそばには「頼朝のおびん※」ではなくて「水」。
周囲には、ありがちな土産物店がずらっと並び、雰囲気は今一つですねぇ。
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雨はどんどん降り続きます・・・
モンベルのゴアテックスレインウェアは、良いですね。
中に着る服を調整すれば、濡れも蒸れも、ほとんど無しです。
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人造湖の「田貫湖」。
気持ちの良い歩道。水辺には釣り用のスペース。
周囲はきれいに整備されています。
逆にキレイすぎて物足りないような。
おいおい、俗っぽいのもダメでキレイなのもダメかい。
なんて。自分に突っ込んでしまいました。
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立ち寄った温泉は「富士山溶岩の湯 泉水」。
マイクロバブルの露天風呂。
溶岩は遠赤外線効果があるとか。
「3億5000年前」の地殻変動で出来たミネラル岩塩。
ものすごく精度の高い年代測定ですねぇ(^^;
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2012年2月18日 (土)

富士山すそ野ウォーク第6回 村山浅間神社から大石寺

富士山のすそ野約150kmを12回に分けて一周する、第6回です。
都合により、2週連続で参加です(^^;

さて今回は富士宮市の周辺。
前回からがらりと変わって、大きなお寺や神社を何か所も見学しました。

まずは「富士山本宮 山宮浅間神社」。
鳥居をくぐって、どんどん奥に行きますと、、、
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柵で囲まれた場所には、何もなし。
ご神体である富士山を「遥拝」する場所だそうです。
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「法華本門寺根源」。
日蓮正宗の七大本山の一つとのこと。
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お昼は「紅ます」のちらし寿司。
これも富士宮市の名物だそうです。
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「若獅子神社」。
旧陸軍少年戦車兵学校の跡地だそうです。
サイパンから帰還した九七式戦車が展示されていました。
装甲の厚さは25mmとあり、あちこちに攻撃を受けた跡が。
現物の「重さ」に、あれこれと思いが広がります。
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「大石寺」
こちらも日蓮正宗の総本山で、富士五山の一つだそうです。
いやー広くて立派ですねぇ。
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「富士山本宮浅間大社」
富士宮の市内にあるのですね。
参道は公園のように整備され、地域に溶け込んでいるのが良い感じでした。
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石碑は「富士山頂奥宮境内地行政訴訟勝訴之碑」。
富士山の八合目から上は、登山道などを除き、この神社の所有なんですって。
ガイドの方によれば、この神社は徳川家康から富士山頂を貰ったのだと(^^;
それで、戦後に行政訴訟を起こし、昭和49年に神社側の主張が認められた記念碑だそうです。
へぇ~面白い(^^)
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途中には道祖神があちこちに。
「アラレちゃん」のコップで水があげられていました(^^)
不思議な植え木は、植木屋さんの売り物でしょうか。
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天気も良く、白い衣をまとった富士山を撮り放題(^^)
今回で全12回の半分をクリアした事になります。
自分がどんな場所が好きなのか、何に心惹かれるか、だんだんわかってきますね。

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2012年2月11日 (土)

富士山すそ野ウォーク第5回 十里木から村山浅間神社

しばらく中断していたバスツアー参加を再開しました。
これは、富士山のすそ野約150kmを、12回に分けて一周しようという企画です。
今回はその第5回。
杉と檜の林の中の国道469号を、延々と歩きます。
ガイドの方いわく、12回の中で一番地味なルートだそうです。
Walkmap

参加者は、中高年の女性が多いです。
初めの頃の回は、親子連れや若い女性もいたのですが。

まずは裾野市の富士山資料館。
なにやら「ゆるキャラ」がお迎え。
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裾野市のキャラクターだろうと思って、名前も聞きませんでした。
ですが、帰宅後に検索してみますと、、、
「市民10,000人あたりのギョーザ取扱店数が日本一の町「裾野」のPRキャラクター」は「すぅちゃん」。
Gyoza

あれー違いますねぇ。
としますと、このコは誰だったのか・・・
竜のようなキャラですが、検索してもわかりません。
私の住む埼玉だけでも、似たようなのがこんなに(^^;
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小さなビデオカメラを持った人も一緒でした。
ローカルテレビ局か何かのロケだったのでしょうか。

さてウォークです。
気温は2度。歩き始めて体を動かせば、寒くはありません。
ハーレーの人は、顔が寒いでしょうねぇ。
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交通量の少ないバイパスとは言え、国道でスケボーですか(^^;
お昼は裾野市内のレストランで、こんな感じ。
静岡っぽい内容は、桜エビのかき揚げ。
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送電線の切り通し?です。樹林の深さが分かります。
「富士本分教場」の跡地。解説文がありました。
この地域の開墾がはじまったのは明治13年。
当初は桑やお茶を生産したものの、苦しい生活が続き、
その後、杉や檜を植えて馬車の通れる道を作り、ようやく生活が安定。
分教場が出来たのが明治36年。
なるほどねぇ。
子どもの教育にお金をかけられるようになるまで、20年以上かかったのですね。
何も考えずに眺めていた林ですが、そんな苦労があったのですねぇ。
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話はちょっとそれますが。
以前、プラモデルの田宮模型の工場見学に何度か行きました。
その際、会社の沿革について、こんな話を聞きました。
 静岡は元々林業がさかん。
 一級河川が複数あり、山で伐り出した木を川で海沿いまで運んだ。
 戦前は、製材する際に出る端材を使って帆船などの木工模型セットを作っていた。
 戦後アメリカからプラモデルが入ってきて、木工模型は壊滅。
 やむなくプラモデル製造に業態を切り替え、今に至る。
10数年振りに、話が繋がりました(^^)

道路沿いに、馬が歩いていたり。
鹿でしょうか、死がいと言うか骨が散らばっていたり(^^;
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ゴールの村山浅間神社では、地震で崩れた石垣を復旧中。
ここでは、江戸時代の富士登山ルート「村山登山道」の復元が進んでいるそうです。
その復元古道も、少しだけ歩きました。
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いやー面白いです。
クルマやバイクなら、30分かからない距離です。
ゆっくり歩くおかげで、色々なものが見えますね。

歩行時間は11時から4時まで。
その後、温泉でゆっくり休憩して、バスで半分寝て帰りました。
自分で運転しなくても良いし、楽で良いですね。

さて。明日は、12カ月点検の終わったF800STを取りに行かなくては。

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2011年6月26日 (日)

またまた富士山すそ野ウォーク「復習」

夏至の22日から真夏のような快晴が続いたのに、週末から雨です。
それはナイでしょうと文句を言っても、どうにもなりません。

先日に続き、富士山の復習で、こんなDVDを購入しました。
新田次郎原作のNHKドラマ「芙蓉の人」。
私の世代には懐かしい「少年ドラマシリーズ」。
1982年4月放送。
DVDは2006年発売。

明治28年に、富士山頂での越冬気象観測に挑戦した野中夫妻の伝記です。
古いVHSビデオ並みの画像でしたが、ドラマとして充分楽しめました。
富士山頂の小屋の小ささや衣服など、やはり画像は説得力がありますね。
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原作の小説中には、実際の手紙の抜粋が何度も出てきます。
そういった「候文」も当時の雰囲気を出す味として、原作では楽しく読みました。
ドラマの中でも手紙を読むシーンがあり、現代語の字幕が付いていました。
これは面白い工夫だと思いました。
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あーあ。
昼間はバイクに乗って、DVDは夜見ればそれで済むのに。
梅雨明けには、まだ時間がかかりそうですねぇ・・・

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2011年6月19日 (日)

またもや富士山すそ野ウォーク「復習」

またもや富士山の復習です。今回は新田次郎のあれこれ。
学生の頃、何冊かは読んだ記憶があるのですが、もうすっかり忘れています。

小学生の頃に、マンガでも読んだような記憶があり、ネットで探してみました。
ありましたねぇ。これこれ。
1968年の少年マガジン。
「強力伝」を池上遼一、「富士山頂」を横山まさみちが描いているようです。 
運よく、池上遼一の古本が入手できました。
池上遼一珠玉作品集 (2)強力伝/ウニデス潮流 (KCデラックス)2003年発売
絵柄も印刷もチープですが、初期の「劇画」のテイストを、懐かしく面白く読みました。

小説も買い直し、読み返しています。
まずは今回記念碑を見てきた「芙蓉の人」文春文庫で520円。

本当は、これらを予習してから現地に行けば、その方が感激が大きいのでしょうが。
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2011年6月12日 (日)

富士山すそ野ウォーク第3回「須走浅間神社」から「御胎内温泉」

梅雨の真最中。天気予報通り、しっかり降られてしまいました。
今回は須走の富士浅間神社から、御胎内温泉という所までの約13キロでした。

前回は良い天気だったのですけどね。
富士山は、一番良く見えた時で、この程度・・・(^^;
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今年4月にオープンしたばかりの「道の駅すばしり」。
自衛隊グッズのコーナーがありました。
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「伊奈半左衛門」を祭った伊奈神社。「野中至・千代子」の顕彰碑。
それぞれ、新田次郎の小説「怒る富士」「芙蓉の人」のモデルです。
ガイドの方の説明を聞いて、高校生位の頃に小説を読んだのを思い出しました。
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おぉ、キレイなわさび畑。
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ゴール近くの地名「時の栖」ときのすみか。
ファンタジー小説にでも出てきそうな名前です。一体どういう謂れがあるのでしょう?
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という訳で、大した名所もない地味なルートでありました。
でもそれで良いのです。
バイクでツーリングに行ったとしても、一般道7割+名所3割位は普通ですものね。

新しく購入したモンベルのゴアテックスレインウェア。
さすがに擦れる部分は、少し染みてくるのが分かります。
気温もあまり高くなくさほど汗もかかなかったので、値段なりの快適さでした。
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