秩父山麓いなか道ウォーク

2014年11月16日 (日)

秩父山麓いなか道ウォーク 総括

秩父札所の「あるく」バスツアーが終わりました。

秩父なんてね、もう通い慣れた場所です。
クルマでもバイクでも、ウチからほんの2時間足らず。
そんな場所に行くため、ひとり一回1万円ほど払って、毎月参加しました。
二人で9回、約20万円も支払ったわけです。

でも、それだけの価値は充分ありましたね。
例えば、旧バイクの森や水潜寺に、山越えをして下って到達(^^)
クルマやバイクでは、考えられないルートです。
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そして、秩父の自然や歴史を熱く興味深く語ってくれる、講師のOさん。
例えばモミジの種類や秩父事件の経緯など、まさにその場で説明が聞けます。
単なるパンフレット棒読みではない、お金を払ってでも聞く価値がある内容でした。
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人気があるのもうなずける、うまいビジネスモデルだと思いますねー。
 ・周回コースで、前回ゴールが次回スタートになる、継続性と達成感
 ・自分では尻込みしそうなコースも歩ける楽しさ
 ・行き帰りはバスでお任せの、安楽さ
 ・ベテラン講師が歴史や自然を語ってくれる、ちょっと知的っぽい楽しみ
 ・健康的で文化的っぽい「歩いて一周」と自慢できるテーマ

以前も書いたと思いますが「ハーレーのビジネスモデル」に、そっくりですね。
 ・短足でも何とかなる、ロー+アップライトなポジション
 ・メタボでも何とかなる、黒レザーやジーンズのウェア
 ・ゆっくり走っていても恥ずかしくない
 ・ショップのツーリングでコースはお任せ、仲間も出来る
 ・誰でも知っている「ハーレーに乗っている」と自慢できる

さーて次ですが、、、来週から三浦半島です。

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秩父山麓いなか道ウォーク 第9回・最終回 峠を越える結願の道 その2

道の駅「龍勢会館」に到着。ここでお弁当でお昼です。
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入館料を支払い、さくっと見学。
「あの花」も大きく展示されています。
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さーて午後です。
急な坂道で、山の奥深くへ。
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「杖立峠」に到着。
見晴らしも効かない狭い道。
下りも急で狭くて石だらけ。
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三十四番札所「水潜寺」に到着です。
峠を越えて、普通に訪れた場合の一番奥に出ました。
大混雑です。
それもそのはず。秩父札所午歳総開帳は、2014年3月1日~11月18日まで。
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その後「満願の湯」で入浴です。こちらも大混雑。
最終回という事で、完歩証の授与式と夕食会。
もちろん、その分料金もアップしていますが。
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これで秩父札所めぐりは終わりです。
このツアーは巡礼ではないので、納経もご朱印もありません。
それでも、札所や他の寺社では、毎回帽子を取りお賽銭をして参拝してきました。

札所を訪れる方々は、私のような物見遊山ばかりではないですよね。
ずしりと重い祈りの心を抱いて巡っている方も、いらっしゃるでしょう。
そのような方にも思いを込めながら、手を合わせて来たつもりです。

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秩父山麓いなか道ウォーク 第9回・最終回 峠を越える結願の道

札所巡りの最終回です。

前回や前々回は、距離があるところをバスで「中抜き」しました。
おかげで、物足りないくらいに楽な行程でした。
今回もバス移動はあるものの、後半は結構きつい峠越えでした。
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まずは三十三番札所菊水寺からスタート。
すぐそばの家に、立派な「鏝絵」がありました。
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素晴らしい快晴。
おっ。農家の駐車場に、鉄人28号とエイトマン(^^)
「ようばけ」のような地層も見えます。
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「秩父事件」の舞台である「椋神社」です。
紅葉は少し早いですが、銀杏は黄葉まっさかり。
「秩父事件」はご存知ですか?
ウィキペディアから少し引用。
秩父事件 (ちちぶじけん)は、1884年(明治17年)10月31日から11月9日にかけて、
埼玉県秩父郡の農民が政府に対して起こした武装蜂起事件。
自由民権運動の影響下に発生した、いわゆる「激化事件」の代表例ともされてきた。

詳しい説明図が掲示されていました。
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神社の裏手から「龍勢」のやぐらや、城峯山が良く見えます。
「龍勢」はご存知ですか?
ウィキペディアから少し引用。
龍勢祭り (りゅうせいまつり)は、埼玉県秩父市下吉田にある椋神社の例大祭で行われる祭りである。
毎年10月の第二日曜日に実施される。
27の流派があり、毎年三十数本の龍勢(火薬を仕掛けた龍)を轟音とともに天高く打ち上げるものである。
上がった龍勢は、発煙等の仕掛けを展開する事もある他、パラシュート状の物体を内包することもある。
この祭りで奉納する龍勢は各流派の手作りで作成される。通称農民ロケットとも呼ばれている。

バイクでいつも通っている、城峯山そばの道。
「龍勢会館」はすぐそこ。
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続きは後ほど。

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2014年10月19日 (日)

秩父山麓いなか道ウォーク 第8回 紅葉織成す伝統の道 その2

さて午後は平地歩きです。
穏やかな良い天気。
元「バイクの森」の脇を、沢山のバイクが駆け抜けます。
立派な蔵のような建物は「小鹿野歌舞伎保存会収蔵庫」とありました。
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休憩した道の向こう側に「尚栄輪業」という看板がありました。
YAMAHA SUZUKI そして MIYATA。脇には CABIN MILDSEVEN。
道を渡って、ちょっとガラス窓の中を覗きますと、、、
おっ。
ホンダCL50の中古車が9万円。程度は良さそうでしたよ(^-^)
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青空に色付いた柿。
道路の向こうに、先ほどの「ようばけ」も見えます。
これは「夕陽のあたるハケ(崖)」という意味だそうです。
「高さ100m幅400mもの1500万年前の地層の大路頭」とのこと。
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稲刈りの終わった田んぼ。
広場では「秩父音頭」の練習をしていました。
そろそろ12月の「秩父夜祭」の準備なのでしょうか。
おっ。
カワサキ2ストのトリプル。
結構静かで小柄だったので、KH250でしょうか。
真面目そうなおじさんが、乗っていましたよ。
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穏やかな田舎道を歩いて、三十三番札所の菊水寺でゴール。
入浴は、ぬるぬる重層泉の「梵の湯」です。
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昨日のBreva750に続いて、土日とも素晴らしい快晴で、ラッキーでした。
この「秩父山麓いなか道ウォーク」も、いよいよ次回で最後です。

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秩父山麓いなか道ウォーク 第8回 紅葉織成す伝統の道

昨日の日光に続き、今日も素晴らしい秋晴れで、ありがたいことです。
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今回は、前回のゴールである小鹿野町役場の観光案内所からスタートのはずですが。
ちょうど小鹿野町で行われる、ロードレース大会と重なってしまいました。

そのため、いきなり三十二番札所の法性寺からスタート。
急な崖に沿って立てられた、珍しい形式「懸造り」のお寺です。
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本堂は、急な石段を上り、靴を脱いで上がります。
更にはるか山の上に、奥の院が小さく見えます。
くさり場などの難所もあり、往復1時間とのこと。
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一般道からそれて、尾根にそった山道に入ります。
「古洞峠」には自動車の通れる道もあり、小さなお地蔵さまもいました。
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峠を越えて「般若の丘公園」に下ります。
おー見えるみえる。パレオパラドキシアもいますねぇ。
その先は、お馴染みの元「バイクの森」。
更に向こうに、白く見える崖「ようばけ」も見えます。
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お昼は「梁山泊」という民宿のような旅館です。
写っていませんが、あとからお蕎麦も出ました。
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午後の部は、後ほど。

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2014年9月21日 (日)

秩父山麓いなか道ウォーク 第7回 秋草揺れる修験の道

道の駅両神温泉からスタートし、飯田橋を経て国道299号へ。
バスで「中抜き」をして昼食。
石段を上って三十一番札所の観音院にお参りをして、小鹿野町の役場まで歩きます。
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前回は雨でしたが、今日は素晴らしい快晴です(^^)

道の駅両神温泉では、秋のイベント。
たらし焼と味噌ポテトは各100円。ポン菓子と味噌おでんは無料です。
バイクの駐輪場も、朝から賑わっています。
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コスモスが満開。
歩行者だけの巡礼道は、虫の音が響き良い雰囲気です。
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日陰の道で自生する山椒の実です。指先でつぶすとしっかりと香ります。
小さな橋を渡ってと。
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お馴染みの国道299号に出ました。
秋の香りの金木犀が満開。
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志賀坂峠に向かうバイクが沢山。
おぉっ。ホンダのCX-EURO!
ツイステッドOHV水冷Vツイン400ccシャフトドライブ。
バイクだったら、追いかけて話しかけてみたいです。
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この後、お昼を食べて札所に向かいますが、、、後ほど追記致します。

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秩父山麓いなか道ウォーク 第7回 秋草揺れる修験の道 その2

さて続きです。

蜘蛛がいたり、青空にくっきり飛行機雲が浮いていたり。
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バスで少し「中抜き」をして、三十一札所の観音院の下まで。
「観音茶屋」でお昼です。
紫蘇ごはん、煮物香の物大根おろし。
天ぷらはちゃんと後から出てきましたし、おそばも茹でたて。
なかなか美味しかったです。
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サイトを見ましたら、団体向けの要予約で1600円のセットのようです。
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さて。
石造りの仁王様のいる山門から、296段を登ります。
石段の脇には、秋海棠が真っ盛り。
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崖下の立派な観音堂。
更に山の上の奥の院まで上がれました。
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歩いて下って、国道299号に戻ります。
途中には、珍しい銀木犀が咲いていたり、牧場があったり。
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小鹿野の町中をゆったり歩き、町役場に併設の観光案内所でゴールです。
その後「梵の湯」で入浴して帰りました。
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先週の2014年9月13日、Breva750とSR400で走った道を、てくてく歩きました。
もちろんバイクも良いのですが、じっくり歩くのも楽しいです。
天気も良く、バイクも沢山見かけました。
静かな集落を結構なスピードで走り抜ける集団は、見ていて気持ちは良くないですね。
シングルやツインのミドルクラスがゆったりと走っているのが、やはり好ましく見えます。

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2014年9月 7日 (日)

秩父山麓いなか道ウォーク 第6回 夏山眺める蝉鳴く道 その3

さーて午後です。
雨も上がり、霧の湧き立つ荒川沿いの山。
国道140号から、小鹿野方面に向かう県道37号へ。
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小さな宿場町「贄川宿」を眺めたり。
埼玉県で唯一、日本の滝百選に選ばれた「丸神の滝」への分岐点。
スカーバーで走ったのは、2010年9月でした。
このレトロな建物は、かつて医院だったり造り酒屋だったりしたそうです。
傷んでしまっていて心配です。行政で補助は出来ないのでしょうかね。
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「道の駅両神温泉薬師の湯」。
「ウェルカムライダースおがの」で作られたバイク専用の立派な駐車場。
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ここから更に少し歩き、薬師さまがあって。
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誰もいないような「埼玉県山西省友好記念館」の脇を通って「国民宿舎 両神荘」でお風呂。
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以上でご報告は終わりです。
雨の中、県道37号を延々と歩くことになると覚悟していたのですが、、、
途中でバスが迎えに来て、数キロを「中抜き」でした。
8月に開催した際に、暑くてきつくて体調を崩す人がいたための対応だそうです。

うーん。
正直なところ、楽ちんすぎて達成感がありません。
この辺は地味ですが田舎道の風情があり、じっくり歩くのを楽しみにしていたのですが。

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秩父山麓いなか道ウォーク 第6回 夏山眺める蝉鳴く道 その2

秩父鉄道の終点、三峰口駅には、お約束の「鉄道むすめ」。
「駅務係の桜沢みなみ」は、今年の3月デビューだそうです。
どこでも同じようなイメージだと思いましたら、、、
株式会社トミーテックという、タカラトミーの子会社が展開しているんですってね。
古い車両は「秩父鉄道車両公園」の展示です。
すぐそばに、SLの転車台もありました。
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駅の向かいの「福島屋」でお昼です。とろろ定食。
休日のお昼頃は、SL目当てのお客さんで込み合うそうです。
そのため、早めのお昼で、おまけにラップのかかった「作り置き」(^^;
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すぐそばの「柴崎もち屋」さんの草餅。2個で200円。
土日だけ営業しているそうです。
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両方のお店にあった色紙です。
「ザ・スーパーガール」は、1979年の東京12チャンネルのテレビドラマ。
「笑点」でおなじみの林家たい平さんは、秩父出身です。
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私も、駅前まで来たのは何年振りか思い出せません。
交通の主力が自動車に代わり、駅前の様子は、、、です。
それでもね。札所めぐりやSLなど、それなりにがんばっていますね。

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秩父山麓いなか道ウォーク 第6回 夏山眺める蝉鳴く道 その1

都合により8月はパスして、9月に入ってからの6回目です。
昨日からの雨が降り続き「夏山眺める蝉鳴く道」には程遠い天候です。

さてコースです。
これまでは、毎回4~5カ所のお寺をめぐりました。
いよいよ終盤となり、今回訪れるのはたった一か所、三十番の法雲寺だけです。
何しろ、次の三十一番の観音院とは、道のりで16㎞も離れています。
そのため、法雲寺の後は中間点の「道の駅両神温泉薬師の湯」でゴールです。
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前回の終着点「道の駅あらかわ」で休憩後、少しバス移動した場所からスタート。
白久駅から坂を上り、三十番の法雲寺です。
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良く手入れされたお庭に心字池。大変美しい観音堂。
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回向柱には、傘が付いていました。道端の、雨に打たれる秋海棠。
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画像はありませんが、伝説にちなむ「天狗の爪」や「龍の骨」が展示されていました。

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