気になる言葉

2018年7月 1日 (日)

やっぱり面白い!!!「重版出来 11巻」

昨年秋に、既刊の全10巻をまとめて読んで、大いに気に入った漫画です。
その後、テレビドラマ全10話も見て、こちらも原作に勝るとも劣らない面白さ。

先日の映画「終わった人」で思い出して調べたら、5月に11巻が出ていました。
20180701_01
早速、ネットではなく近所の書店で購入。
おっと、急いで読んではもったいない。
既刊の10巻全部読み返したいですが、それも大変なので、、、
8~10巻を読み返してから、取り掛かります。

いやー、やはり良いですねー。
漫画雑誌の若手女性編集者を主人公とした、関係者の「群像劇」。
出版社の編集や営業、漫画家や書店員はもとより。
印刷会社やフォントのデザイナーなど、様々な人物が登場します。
今巻のメインは、2作目でつまづき、立ち上がれない新人漫画家です。
ここに、電子書籍化の進展がからんで、物語が進みます。

ちょっとひっかかったのは、ここです。
新作に悩む新人漫画家のモノローグ。
20180701_02

 召喚せよ わたしの
   キャラクターたち――

一瞬、これはおかしいと思いました。

召喚=「何らかの物を呼び出す魔法」です。
キャラクターたちは「召喚される側」ですからね。

クルマやバイクの「納車しました・されました」の誤用のようなものかと。

「わたし」が「キャラクター」に向けて言うのなら、例えばこんな感じでしょう。

 降臨せよ わたしのキャラクターたち
 出でよ わたしのキャラクターたち

でも、そうではないのですね。
自分に「キャラクターを召喚せよ」と命令しているのでしょう。
くじけそうな自分自身を奮い立たせるために。

結局、1巻めから読み直しです(^^;

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ついでに書いておきます。

ヤマノススメ サードシーズン まもなくスタート!

Yamano3_201807

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2018年3月24日 (土)

継続中「一日わずか15分」雑考

あれ?

「なぞる」って、漢字ではどう書くのでしょう?

goo辞書では、以下の通りです。

 1 すでにかかれた文字や絵などの上をたどって、そのとおりにかく。「手本を―・る」
 2 すでに行われた事実や書かれた文章などをたどって、再現する。「事件の経過を―・っただけの小説」

意味は分かりましたが、あてはまる漢字は無いようです。

この行為は、文字や絵を薄い色で印刷した紙が前提ですよね。
とすれば、印刷技術の発達した、ごく近代に出来た言葉なのかも知れません。
つまり「和語」なのでしょう。

似た言葉として「なぞらえる」「なでる」「なぜる」「たどる」が思いつきました。

なぞら・える〔なぞらへる〕【▽準える/▽准える/▽擬える】の意味
 1 ある物事を類似のものと比較して、仮にそれとみなす。擬する。なずらえる。「人生を航海に―・える」
 2 まねて作る。にせる。なずらえる。「正倉院に―・えた造り」

な・でる【×撫でる】の意味
 1 てのひらで軽くさわり、さする。「犬の頭を―・でる」
 2 物や風などが軽く触れる。「高原の風が~を―・でる」
 3 髪に櫛(くし)を入れる。
 「化粧鏡を取出し鬢を―・でて」〈荷風・腕くらべ〉
 4 大切にする。いたわる。いつくしむ。
 「善を―・で悪を罪するは天なり」〈読・雨月・貧福論〉

な・ぜる【×撫ぜる】の意味
 「なでる」の音変化。「~を風が―・ぜる」

たど・る【×辿る】の意味
 1 道筋に沿ってめざす方向へ進む。「家路を―・る」
 2 歩きにくい道や知らない道を確かめながら苦労して行く。迷いながら手探りで進む。
  「山道を歩一歩と―・る」「いばらの道を―・る」
   (以下略)


「撫でて、辿って、擬える」ことを「なぞる」と言うのでしょうか?

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2017年12月 4日 (月)

飛燕のほとり

旧日本陸軍の戦闘機「飛燕」が、ヤフオクに1,500万円で出品されて話題になりました。
Hien_201711_1

ちゃんと落札者がいたのですね。
旧日本陸軍の戦闘機「飛燕」落札 岡山・倉敷の男性「復元したい」
山陽新聞デジタル 12/1(金) 6:10配信
落札した「飛燕」のほとりに立ち「日本の技術を伝える遺産として復元したい」と語る武さん
Hien_201711_2

その心意気がすごいと、おおいに感心。
どういう方かと思ったら「ドレミコレクション」の社長さんですって。
Hien_201711_3


話は飛びます。
え?
落札した「飛燕」のほとり・・・ですか?
Hien_201711_4

私は「ほとり」と言えば、水辺の場合に使う言葉と感じます。
言うまでもなく「川のほとり」などですね。

ネットの辞書では、以下の通り。
 1 その付近。近辺。あたり。そば。
  「道の―」「子供の身の―の世話から言っても」〈藤村・新生〉
 2 海や川・池などの水際。きわ。「川の―を散歩する」
 3 はし。はずれ。辺際。
 「―の土(くに)いまだ清(しづ)まらず」〈神武紀〉
 4 側近の者。また、縁故の者。縁辺。
 「人ひとりを思ひかしづき給はむ故は、―までも匂ふ例(ためし)こそあれ」〈源・真木柱〉

水がなくても「その付近」ですか、そうですか。

うーんと考えて、思い浮かぶのがこのくらい。

島崎藤村
 小諸なる古城のほとり

フランク永井「有楽町で逢いましょう」
 ビルのほとりのティールーム

ネットで検索しても、文例はあまり出てきません。
青空文庫の中で検索してみても、やはり、水に関わる用例ばかり。

岡山の方では、こういう使い方が普通なのでしょうか?

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2017年11月24日 (金)

こともあろうか

ニュースサイト「ホウドウキョク」。フジテレビが運営しているそうです。

11月14日の南流山駅で午前9時44分40秒発の下り電車が、
こともあろうか「20秒早く発車」してしまったという。

Tsukuba_201711

これは「こともあろうに」と「あろうことか」が、ごっちゃになったのでしょう。

ほんの独り言です。

こんな話は、リアルに誰かに話せば、嫌がられるに決まっているので。

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2017年9月10日 (日)

気になる言葉「有名な逸話」「三献茶」

先日の「関ケ原」で、こんなことを書きました。

 有名な豊臣秀吉と少年の石田三成の出会いのエピソード「三献茶」に繋がります。

ここは、一旦こう書きかけてから、直しました。

 有名な豊臣秀吉と少年の石田三成の出会いの逸話「三献茶」に繋がります。

以下、ウィキペディアから抜粋です。

 逸話(いつわ、英: anecdote)とは、世間や世人にあまり知られていない興味深い話、
 世人の目から逸した(逃れた)話のこと。
 特定の人物や物事に纏わる興味深い話として逸話が語られることが多い。

漢字の「逸」について、Google辞書では以下の通りです。

 〖逸〗 (逸) イツ イチ・はやる・それる
 1.にげ走る。とりにがす。 「逸走・奔逸・後逸」
 2.世間から隠れる。世間に知られない。失われた。
 「逸書・逸文・逸事・逸民・逸名・逸話・隠逸・散逸」

というわけで、良く知られた話は「逸話」ではないと思いました。

ですが。
時々「有名な逸話」などという言い回しも見かけます。

それは違うだろー!と思ったのですが、ちょっと確認。
すると、こんな説明がありました。

NHK放送文化研究所

 その一方で、「逸」には「いい・すぐれた」という意味もあります。
 「逸材、逸品、秀逸」などがその例です。
 このような意味で「逸話」を再解釈したのが、近年の「有名な『逸話』」の
 ような用法なのだと思います。
 つまり、「逸話」を「いい話」という意味で使っているのです。

あまり納得できませんが、一応そうなんですかと。


ついでに「三献茶」です。

読み方は「三杯」+「献茶」したので「さんけんちゃ」だと思たのですが。

そうではなくて「さんこんちゃ」ではないかという議論もあるのですね。
お酒ですと「一献=いっこん」なんて言います。
この意味で「三献」+「お茶」という解釈のようです。

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2017年7月13日 (木)

笑「バイアグラ100ml」

どうにもアレな話で、恐縮ですが。


何やらタレント夫婦の離婚騒動で、奥さん側が大あばれのようで。
先日の週刊誌の広告です。
Shincho_poster_20170720

え?

「バイアグラ100ml男」ですって(^_^;
思い浮かぶのは、、、リポビタンDのような、ビン入り「飲むバイアグラ」(笑)

上の広告では隠れていますが、ご本人がそう書いていたようです。
20170706141209

錠剤ですからね。「100ml」のはずはありません。
言うまでもなく、有効成分「100mg」の錠剤のことでしょう。

明らかに書き間違いだと思いますが、マスコミは訂正しないのですね。

「原文ママ」さえ無い、ということは、まさか気付いていない?
いやいや。気にもしていない、のでしょう。

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2016年5月30日 (月)

どうなんですかね「折々のことば」

「文系」と「理系」という言葉がありまして。
言うまでもなく、様々な学問を大まかに二分類する用語です。

日常会話としては、個人の学歴から転じて、気質や性格を語る際に使われますよね。
更には「体育会系」も含めて、三分類とか(^^;

ホメるより、揶揄するような使われ方が多いように思います。

 そんな気を使っても通じないよ、あいつ理系だから
 えー、そんな計算わかんなーい、文系だもん
 あいつならオダてればやる、体育会系

さて、某全国紙の連載記事です。
含蓄のある言葉も多く、私の毎朝の楽しみです。
Oriori20160510


折々のことば:394 鷲田清一
2016年5月10日
 長いこと変わらんものは、よくできている。
 (尾池和夫)
    ◇
新幹線を前にして、「電車や航空機がうんと高性能になっても、
ワイパーだけは変わりませんね」
と言うと、地震学者からこんな答えが。
たしかに矢尻も鍋も古代からほとんど変わっていない。
冠婚葬祭などにもそういうところがある。
「高速の新幹線にどうしてシートベルトが付いてないんでしょうね」と
こんどは先生から。
不思議は思考を刺激する。京都鉄道博物館にて。


ありゃー。
鷲田清一さんは「文系」なんだなー、と思いました。
悪い意味で。

電車や航空機に対し、ワイパー「だけ」は変わらないと語っています。

電車や列車であれば、蒸気機関車からリニアまで。
航空機なら、ライト兄弟からロケットまで。
博物館で見るまでもなく、全体として「変わっている」のは、明らかです。

ですが、変わらないのはワイパー「だけ」ですかね?
そもそも「変わらない」とは何を指すのでしょう?
基本形状や動作原理のことでしょうか。
前置きが「高性能」ですので「性能が変わらない」という意味でしょうか。

矢尻や鍋についても「ほとんど変わっていない」と言っています。
こちらも同じ。
何をもって「ほとんど」なのでしょう。

私も、見もしないで頭の中でちょっと考えてみます。

例えば電車について。
基本形状や動作原理の面で、ワイパーと同程度に「変わらない」と思えるもの。
 ・駆動力を伝える鉄の車輪とレール
 ・電線と接触して電力を得るパンタグラフ
 ・かぎ型の連結器
いくつも思い当ります。

個人的な体験ですが。

クルマのワイパーやお鍋なら、数年に一度位は買い替える機会があります。
これらの新品って、結構嬉しいものですよね。
キレイに拭くとか焦げ付かないのは、もちろんのこと。
デザインが変わっていたり、材質やコーティングが変わっていたり。
単に新品交換というだけではない、変化に気付きます。

文中の矢尻や、私が思いついた車輪やパンタグラフや連結器。
これらについて、私は触ったこともありませんし興味も知識もありません。

ですが、これらだってワイパーやお鍋と同じであろうことは、分かります。
素人目には変わらなく思えても、様々な改良を重ねているに違いありません。

同様に、政治経済芸能文学教育福祉などなど。
私は知らなくても、どの分野でも様々な方が、日々努力を重ねているのでしょう。
更には、変えないための努力とか。

さて、鷲田清一さんです。
「不思議は思考を刺激する。」とのこと。

オープンしたばかりの京都鉄道博物館。
ご本人は、不思議も感じなければ、思考も刺激されなかったのでしょうね。

まぁねぇ。
年配の偉い哲学者さんです。
ワイパーもお鍋も矢尻も、使う機会も興味も無いのでしょう。

ですが。
哲学って「世界や人間についての知恵や原理を探究する学問」でしょう?
そのような方が、限られた文字数とは言え、いかにも安易な断言は、どうなんですかね。

昭和天皇の有名なエピソード「雑草という草はない」を思い出します。

鷲田清一さんの言葉に対して、尾池和夫さんは否定も肯定もしてないようです。


参考まで。
ウィキペディアで確認した、お二人の経歴です。

鷲田 清一(わしだ きよかず、1949年9月2日 - )は、日本の哲学者(臨床哲学・倫理学)。
京都市立芸術大学理事長・学長、せんだいメディアテーク館長。
関西大学文学部教授、大阪大学総長などを歴任した。

尾池 和夫(おいけ かずお、1940年5月31日 - )は、日本の地震学者。
京都造形芸術大学学長。元京都大学総長。理学博士。東京府出身。
「2038年に南海トラフの巨大地震が起こる」という論文を書いている。
また、趣味の俳句では、俳人としても著書を出版している。


長いこと変わらんものは、よくできている。
こちらについても書きたいですが、この辺で。

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2016年5月29日 (日)

ラベル「設備保護洗浄」その3

男性用のトイレの「設備保護洗浄」の、続きの続きです。
これで終わりにしますので。

サニタリー事業部 意匠設計1部 外装企画室に、人事異動でやってきた、庄司SPM。
SPMは、Senior Project Manager。外装1課から3課までを統括する、次長級です。

この人が、血液型B型の体育会系。
良く言えば親分肌なのですが、自分に酔ってしまうタイプ。
声も大きく、ガンコで自説を曲げません。

池谷さんとは、どうもソリが合わないんですよ。

 あのさぁ、池谷くん。
 君の設計したラベルは、こうだよね。
   1.無人で水が流れるという「現象」
   2.設備をキレイにするという「目的」
   3.この機能の「名称」
 時々水を流してキレイにする。それは分かる。
 だけど、ユーザーに「名称」まで知らせて、どんな意味があるの?
 こちらの内部事情を押し付ける。
 そういうのを「メーカーのエゴ」って言うんじゃないの?

かくして、男性用小便器の新型では、ラベルも「設変」が入りました。
設計変更のことですね。

前は、こうでした。
Toto_2
 人がいなくても、水が流れる
 ことがあります。
 ------------------------
 臭いや排水管のつまりを予防するための
 「設備保護洗浄」です。      S-2316


設変後は、こうです。
Toto_3
 人がいない場合ても水が流れる
 ことがあります。
 ------------------------
 臭いや排水管のつまりを予防するためです。
         HO4375R

家族とのお出かけで立ち寄った、高速道路の新しいサービスエリア。
トイレで設変後のラベルを見て、あの時の悔しさが蘇る池谷さん。

実は「場合」という単語についても、ひと悶着あったのです。
辞書で調べると、場合=「物事が行われているときの状態」です。
池谷さん、心の中で突っ込みます。

 なんだよ「いない場合」って。
 誰もいなくて何も行われていないんだから、「場合」じゃないだろ。
 「人がいなくても、水が流れる場合があります」なら、分かるけどさ。

あーぁ、せっかくの楽しい休日なのに。
そしてつい、つぶやいてしまうんですねぇ。

 くっそぉー。  ← トイレだけに (^0^)/

隣に並んだ私は、彼に話しかけます。

 分かりますよー、その気持ち。
 私も「設備保護洗浄」は、あっても良いと思います。
 どんな物でも、名前があるなら教えて貰う方が、親しみが湧きますものね。

な~んてね。

 ぷるんぷるん。 シュワ~。



以上は、すべて私の妄想です。念のため。

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2016年5月28日 (土)

ラベル「設備保護洗浄」その2

男性用のトイレの「設備保護洗浄」の続きです。
こんな感じのラベルが貼ってありますよね。

 誰もいなくても、自動で水が流れます。

Toto_1

メーカーは、TOTO株式会社。
これで正式な社名です。
旧社名は東洋陶器株式会社。創業は1917年。
歴史のある大企業ですからね、人員も多く組織も複雑です。
サニタリー事業部の設計開発関連の部門は、ざっとこんな感じ。

・まずはこの機能の特許管理です。
 先に書いたような特許の調査出願管理などは、知的財産管理部の特許管理課の仕事。
 この部署は、理工系よりは法学系の出身者が多いのです。
 地味な仕事に思われますが、他社との類似特許の係争とか、結構大変。

・基礎的な技術については、基礎研究センター。
 陶器の焼成や釉薬などから、センサーや洗浄機能の開発まで。
 大学院卒の地味めな学究肌や、理工系のエンジニア。

・量産製品の機能部分を担当する、機能設計部。
 陶器、機構、制御、流体など各担当者がチームを組みます。
 メンバーは、主に学部卒の元気の良い工学系男子。

・主に外観デザインを担当する、意匠設計部。
 美術系出身ながら、メカも好きというようなタイプ。
 「ホントは俺は、ガンプラかクルマのデザインがしたかった」というような。

先の注意書きラベルは、この意匠設計部の仕事です。
部内の仕事の幅も、結構広いのです。
一番の花形は、シリーズ全体のコンセプトを企画するような、総合デザイン室でしょう。
そして一番地味なのが、こういったラベルなどを担当する、外装課。
スタッフ的な業務は「室」、ライン製品の担当部署は「課」なんですね。

そしてこのラベルは、主にトイレ用品を担当する、外装3課2係の仕事。
担当は、ベテランの池谷APM。
APMは、Assistant Project Manager。係長級。
大人しくて生真面目で、ちょっと理屈っぽい性格。血液型A型。

ラベル設計なんて、地味な仕事ですからね。
社内でも、影で「シール屋さん」なんて、揶揄するような呼ばれ方をしていたり。

それでも、ユーザーが直接目にする部分を担当する、謂わばアンカーなのです。
池谷さんは、密かにそんな自負を持って仕事をしています。

先に書きました「設備保護洗浄」の新システムの商品化の際、彼は考えました。

 新機能搭載の新製品には、動作の注意だけでなく、機能名称は外せないな。

この機能の実装は、機能設計部の制御担当、竹内APMチームの仕事。
池谷さんは、竹内さんとは同期入社で仲が良いのです。
竹内さんがどれほど頑張っていたかも、良く知っています。

こうして、こんなラベルが出来ました。
Toto_2

 人がいなくても、水が流れる
 ことがあります。
 ------------------------
 臭いや排水管のつまりを予防するための
 「設備保護洗浄」です。      S-2316

ところがその後、人事異動がありましてね。
やってきた上司がどうにも・・・池谷さんとソリが合わないんです。

長くなってしまいました。
続きは後ほど。

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2016年5月27日 (金)

ラベル「設備保護洗浄」

最近の男性用のトイレに、こんな注意書きのラベルが貼ってありますよね。

 「使っていなくても水が流れます」 とか何とか。

Toto_1

これを「設備保護洗浄」と言います。

男性用のトイレって、昔は使用後にボタンを押して水を流していました。
その後、人感センサーと電磁バルブで、自動で水が流れるようになりました。
これはもう、どなたもご存知ですね。

さて、長時間トイレが使われないと、配管内が乾燥して汚れが固着してしまいます。
これを避けるために、一定時間毎に自動で水が流れる機能が組み込まれました。
知らない人がびっくりしないように、先のようなラベルが貼られたわけです。

更に、次の課題です。
昨今の省エネのニーズに対応するため、水の使用量を最低限に押さえたい。
具体的には、次のようなことです。

  おしっこが多くても少なくても同じ量の水が流れては、もったいない。
  使用頻度に関係なく「設備保護洗浄」が行われるのも、もったいない。

そして、新しいシステムが開発されました。
おしっこの量をセンサーで測定し、それに応じて流す水の量を調整します。
設備保護洗浄は、おしっこの流量を積算して、実施タイミングを計算する、というものです。
もちろん、特許も取得しています。
Setubihogo_tokkyo

続きは後ほど。

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