映画など

2017年4月24日 (月)

見てきました 映画「パッセンジャー」

久し振りに映画を見てきました。
レイトショーで、観客は一桁(^^;
Passenger_201704
宇宙船内で極限状態に置かれた男女の愛と運命を描いたSF大作。
20XX年、乗客5000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、新たなる居住地を目指して地球を旅立ち、
目的地の惑星に到着するまでの120年の間、乗客たちは冬眠装置で眠り続けていた。
しかし、エンジニアのジムと作家のオーロラだけが予定よりも90年近く早く目覚めてしまう。
絶望的で孤独な状況下で生き残る方法を模索するうちに、2人は惹かれ合っていくのだが……。
おぉ。これは面白い(^^)

普段私は、ヤフー映画などのネット上の映画評は見ないようにしています。
こんなアレな見方があるのかと、驚くような視点からの感想が続々。
映画を見るスタンスは、人それぞれだと痛感します。
それはさておき、映画を見るスタンスについて、一般的にはこうでしょうか。

「主人公に感情移入して、現実にはあり得ない世界の疑似体験を楽しむ」

 ジャングルや宇宙や戦場で、次々と迫る危機にドキドキハラハラしたり。
 人生に悩む主人公と共に、自分ならどうするか、、、なんて思ったり。
 思いがけない恋や成功を得て、幸せいっぱいのエンディングに、嬉しくなったり。

で、この映画です。
何しろ登場人物が少なくて、ストーリーもシンプル。
おかげで、主人公に「なりきり」で映画にどっぷり浸れます。

 どこにも逃げ場のない巨大宇宙船の中で、たった一人。
 身の危険はなく、食事もお酒も娯楽もある。
 それでも、たった一人で目的地まで90年!
 目の前には、コールドスリープの5000人。
 彼らを覚醒させる方法も分かった。
 さぁ、アナタなら、どうしますか?

その後も、何回も究極の問いが突き付けられます。

 宇宙船に深刻なトラブル。
 見ず知らずの5000人を救うため、自分の命を捨てられるか?

 90年のコールドスリープに戻れるのは、一人だけ。
 愛する人にそれを譲ることが出来るか?

思考実験という言葉がありまして。
有名な話では「トロッコ問題」なんて言うのがありますが。
まさにそんな感じです。

 暴走するトロッコ。直進すれば5人が死ぬ。
 分岐路に入れば、5人は助かるが別の1人が死ぬ。
 さぁどうする?

主人公の男性は、5000人の中から一人だけを蘇生させてしまいます。
そのことについて、別の一人の言葉が泣かせます。

 海で溺れてすがりついた者の、その行為を責められるか。

宇宙船のトラブル、人間同士のトラブル。
それらの危機を乗り越えて、一体最後はどうなるのか・・・
おぉ、これは素晴らしいエンディング。

1人でじっくりでもよし、二人で語り合うもよし。
こう言ってはアレですが、幾つかの突っ込みどころで盛り上がるのも、アリでしょう。

良かったです(^^)

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2017年2月 3日 (金)

見てきました!!! 映画「君の名は。」

どなたもご存知の、昨年の大ヒット映画です。

Kiminona_1

 2016年8月26日の公開から、今もロングランを継続。
 2016年の邦画興行収入は、ダントツ一位の209億円。
 海外でも公開されて、大評判。

このブログをご覧の方には、見抜かれているでしょう。
私は、ええかっこしいのセコい俗物です。

例えば映画「この世界の片隅に」なら、こんな感じ。

 あぁ、あれねぇ。
 今頃見に行く人も、いるんですか。
 私なんてね、公開2週目に見てますからね。←(ドヤ顔)

逆に言いますと、大評判の人気作は、見に行く気になれないという。
まったく、我ながら、ニンゲンが小さい(^^;

とは言うものの、2016年は邦画の当たり年。
ご存知「シン・ゴジラ」や「この世界の片隅に」など。
その中でこれを見逃しては、後日「あぁ、あの年はねぇ」と語れませんからね。

新海誠監督作品なら、私はデビュー作「ほしのこえ」のDVD持ってますからねぇ。←(ドヤ顔)
(実は、新海作品は、これしか持っていませんが(^^;)
Hoshinokoe
 国連宇宙軍に選抜され、太陽系を離れて旅立つミカコ。
 ケータイメールがノボルに届くのに、1年。
 そして、ハイパードライブ後は、なんと8年。
 距離も時間も遠く離れてしまった二人の、切ないストーリー。

というわけで。
言い訳は、これ位にして。



遅まきながら「君の名は。」を見てきました。
平日の夜です。観客はなんと、私ひとり(^^;
これまで、観客2~3人は何度かありましたが、たった一人は初めてです。

さて感想です。
いやー良かったです。

とにかく「○○モノ」と言うような要素が、あれこれてんこ盛り。
 ・高校生恋愛
 ・田舎と都会
 ・男女入れ替わり
 ・タイムスリップ+パラレルワールド
 ・1200年巫女伝説
 ・彗星激突ディザスター

このような要素が絡み合い、あっと驚く場面転換の連続です。
思いつくまま、幾つか書いてみます。

冒頭の主人公姉妹の巫女の踊りの美しさ。
お米を口に含んで噛んで吐き出し、お酒を仕込む。
このお酒が、物語後半で重要な要素として使われます。

体が入れ替わった二人。
田舎暮らしのカレンダーは2013年。
休日なのに制服を着てしまったり。
おやっと思って見ていると。
なんと、二人の時間には、3年のズレがあることが判明。

二人の連絡手段は、スマホの日記アプリ。
スマホの3年は長いようですが、iPhoneなら5です。
旧型とはいえ、さほどの違和感はないでしょう。
例えば、5年ずれると結構な違和感がありそう。
また、ケータイからスマホの切り替えの時代ですと、このような展開は難しいですね。

その後の二人は、東京で並走する電車で目が合います。
あぁなるほど。
総武線と中央線ですね。
埼玉方面では、山手線と京浜東北線で、結構ある状況です。
向こうの車両の人々が、ぐーんと近づいて良く見えたりします。
そんな日常を、ドラマチックな一瞬として切り出して、さすが。

入れ替わりのパターンとか、記憶や記録が消えるとか、様々な出来事が続きます。
以前書きましたが、アレコレですとね。
そういった「法則」が気になって、私は映画に入り込めませんでした。
ところがこの映画は、そのような面が、ぜんぜん気にならないんです。

複雑な状況が分かりやすく描かれ、伏線と回収がうまく噛み合い、実に爽快です。
映像の美しさと相俟って、パズルがぴたりと嵌るような、実に心地よい疾走感と後味の良さ。

映画館で見ておいて、良かったなーと思いました。

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2017年1月12日 (木)

両国で落語・講談

2017年1月8日(日)です。

やはり実演は良いですねー。

普段は、テレビ録画やCDなどの音源で落語を楽しんでいます。
それらの多くは、有名な古典の名作です。
これに対し、演芸場は違います。
ヘンな新作や小噺が、テンポ良く次々と演じられます。
好きな食べ物を持ち込んで、飲んだり食べたりしながら、気楽に笑う。
この雰囲気が良いんですよね。

というわけで。
出掛ける用事を早めに済ませて、午後から両国へ。

お江戸両国亭「第3回 愚者の会」
・2017年1月8日(日)13時~15時30分頃
・木戸銭無料
・番組
 オープニングサイコロトーク
 「開口一番」悠完亭駒輔
 講談「越の海出世相撲」玉井亀鶴
 落語「祝辞」万年堂きさ馬
  お仲入り
 助演「落語」寝床家道楽 (演目は「二番煎じ」でした)
 落語「紺屋高尾」有借亭圓
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愚者と言えば、落語では「薬缶」(^^)
プロではなく「社会人落語」と呼ばれる方々の出演です。
パイプいす約40席は、ほぼ満席。
いやーすごい。面白い。
万年堂きさ馬という方は「社会人落語日本一決定戦」で優勝した方だそうです。
他の方々も「玄人はだし」で、私にはもうプロと区別がつきません。

どれも良かったですが、最後の「紺屋高尾」で、びっくり。
どなたもご存じ、染物職人の久蔵が、高尾太夫に一目惚れ。
3年がかりで10両のお金を得て、吉原に会いに行く、、、というお話。

演じるのは、有借亭圓さん。
箱根駅伝優勝校出身の30歳という、見た目もスマートな方。
その上、初めての子どもが生まれたばかりという、リア充っぷり。

こんな人に、愚直で一途な職人の久蔵が演じられるのかな?
そう思ったら。
ご本人も自覚しているのでしょう。
恋の病も、3年の苦労も、すーいすい。
吉原に行く前には、美肌洗顔料「うぐいすの糞」で藍の染みた手を洗っていました。
なるほどねぇ。
こんな洒落者の久蔵は、初めてです(^^)

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2017年1月10日 (火)

久し振りの「鈴本演芸場」

2017年1月5日(木)の続きです。

上野に戻り、アメ横を少しぷらぷら。
商品撮影はどうもアレですが、ちょっとだけ失礼します。
オトナの秘密基地というお店では、ミニ四駆がずらり。
パンダがカタナやドゥカティに乗っていたり。
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その後、広小路の「鈴本演芸場」へ。
 正月初席第二部
 1月1日~10日 午後2時10分~午後5時まで
 一律3,500円
1月4日までは全席指定ですが、5日からは自由席です。
客席は八分の入り。
途中の入退場も多かったです。
昔から変わらない、売店の風情も嬉しいところ。
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落語の演目は、こんな感じ。

林家たい平さん
 箒をかける釘が長屋の隣に突き抜ける「粗忽の釘」

古今亭菊之丞さん
 お腹の赤ちゃんは町内の若い衆が作ってくれたという「町内の若い衆」

・三遊亭天どんさん、初めて聞きましたが面白いですねー
  学生時代の話、おばかな同級生がいっぱい
  話変わってウルトラマンエース、二人がかりで指輪で変身する
  話戻って、当時の週刊誌の裏表紙の通販はヘンなものばかり
  通販で「モテる指輪」を買った同級生二人は「北斗と南」と呼ばれた
 文字にしても、ぜんぜん伝わらないですよね。
 これがナマで聞くと、大笑いです。
 この人について、ちょっと調べてみなくては。

・その他、林家あずみさんの「三味線漫談」。
 漫才やジャグリング紙切りなどの「色もの」。

正月初席は、3,500円で一部二部を通しで見られるんですね。
普段なら、昼席夜席で各2,800円。この金額で4時間楽しめます。
映画2本分と思えば、安いものです。

時間の余裕があった若い頃は、こちら鈴本講談の本牧亭など、結構通ったものでした。
大昔の私のホームページにも、一度書いていました。
この時で入場料は2,700円。値上げは15年でたった100円。

ホームページも、以前からこのスタイルで変化なし(^^)
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夕暮れの上野公園です。
昨年の、ポケモンGOブームも収束したようで、不忍池の周辺も静かでした。
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2016年12月30日 (金)

渋谷で「南こうせつ」「青の洞窟」

2016年12月28日(水)です。
こんなのに行ってきました。


南こうせつ 年末スペシャルコンサート2016

20161228_kousetsu


Bunkamuraオーチャードホール
開場 18:00 / 開演 18:30 全席指定\7,000(税込)

ついでに、こんなイベントも。
青の洞窟 SHIBUYA
Shibuya_aono


公園通りから代々木公園まで、青いLEDのライトアップ。
スポンサーは、あのパスタ屋さんなのですね。

というわけで。
最寄り駅は渋谷ですが、原宿駅から少しお散歩です。
明治神宮は、すっかり初詣の準備完了。
代々木公園も、ライトアップの準備中。
シートを敷いて、水で濡らしてあるようです。
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坂を下って、渋谷駅方面へ。

JTの「たばこと塩の博物館」跡地。
2015年4月に墨田区に移転したのですが、建物はそのまま。
早めの夕食のあとは、もうすっかり暗くなりました。
ヒカリエの11階からと、109前の夜景です。
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Bunkamuraオーチャードホールは、すぐそこ。

前回の大宮や鴻巣と同じ、私のようなおっさんやおばさんが大勢。
ほぼ満席に近い盛況です。
当然、公園中は撮影禁止。開演の直前と直後の様子です。
いつもながらチケット購入が遅くて、同じ料金ではじっこの席(^^;
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帰りは、来た時と同じ公園通りの坂道を上ります。

すごいですねー、ブルーのライトアップ。
どうにも、ねぇ。冷たい光です。
私はやはり、柔らかい自然の色が好きですね。


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表参道も、日の丸がずらり。
初詣の準備は、すっかり済んでいるようです。
あと三日で、大晦日ですもんね。

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2016年12月29日 (木)

見てきました映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」

2016年12月25日(日)です。

見てきましたよ「ローグ・ワン」。
「スターウォーズ」シリーズのスピンオフ作品です。
第1作の直前のエピソードが描かれます。
Swr1
世界的に人気のSFシリーズ『スター・ウォーズ』のサイドストーリー。
圧倒的な破壊力を誇る帝国軍の宇宙要塞デス・スターの設計図を奪うという
任務を遂行した反乱軍兵士たちの戦いを追う。
監督は『GODZILLA ゴジラ』などのギャレス・エドワーズ。

前半は人間関係が複雑で、ややごちゃついています。
後半になり、デス・スターの設計図を奪う作戦が始まり、支援する同盟軍も総攻撃!
主人公は格好良い女性兵士。
仲間も多彩です。
同盟軍から奪ってプログラムを書き換えたロボット。
神秘的な力を持つ盲目の東洋人 など。

あちこちに、お馴染みの第1~3作に繋がる小技が満載。
お祭り騒ぎをしてがっかりだったアレよりは、はるかに良かったです。
最初の三部作が好きな人なら、見て損のない映画だと思います。
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盲目の東洋人、チラット・イムウェが念仏のように唱える、祈りの言葉。
I'm one with the Force, and the Force is with me.
「私にはフォースがついている。フォースは私と共にある」

主人公ジン・アーソがメンバーにいう言葉。
May the Force be with us.
「フォースが我々と共にあらんことを」

第1作などでは、こうでしたよね。
May the Force be with you.
「フォースがあなたと共にあらんことを」

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2016年12月 7日 (水)

行ってきました「伊勢正三&イルカ コンサート」

2016年12月4日(日)です。
こんなコンサートに行ってきました。

夏の南こうせつに続き、私の世代には懐かしい、フォークソング。

伊勢正三&イルカ ~二人の世界~
 平成28年12月4日(日)
 開演17:00 (開場16:30)
 鴻巣市文化センター(クレアこうのす)大ホール
 S席:5,000円 A席:4,500円 (税込)
Ise_iruka_20161204
伊勢正三とイルカのスペシャルコンサートが実現!!
二人の物語が皆さんの心に沁みわたることでしょう。
「なごり雪」「海岸通」「雨の物語」「22才の別れ」
「まあるいいのち」「サラダの国から来た娘」など
時を経て今もなお心に残る名曲の数々をお届けします。

約1,300人収容の会場は満席。
仲の良い中年夫婦という感じの方が大半。
もちろん、おばさんのグループやおじさん1人とかも。
予約が遅かったので2階の奥の方ですが、オリンパス Monocular i がありますし(^^)
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記憶をたどって、曲の流れをご報告します。

まずはいきなり、初期の代表曲を連発。

 ・なごり雪
 ・雨の物語

その後、イルカさんのソロの時間。
いきなり「私の青空」の曲で歌詞違い。
大昔の流行歌と言いますか家電のCMソングと言いますか。
その後はもう、懐かしいのなんの。

 ・私の青空
 ・サラダの国から来た娘
 ・Follow Me
 ・枯葉のシーズン
 ・くまもとマイソング 光るグリーンシティ

伊勢正三さんがバースデーケーキのワゴンを押して登場。
イルカさん、昨日の12月3日が65歳の誕生日ですって。
なんと、孫が18歳とのこと!

お二人で、さくっと歌います。
初めて聞く曲で、歌詞にIUCNって何かと思ったら。

 ・ハッピーバースデートゥーユー
 ・We Love You Planet!~ひびけ!惑星に。
  IUCN国際自然保護連合の歌

その後、伊勢正三さんのソロ。
ギターが格好良かったです。

 ・あの唄はもう唄わないのですか
 ・冬京
 ・お前だけが
 ・ペテン師

最新のオリジナル曲

 ・さよなら以外に
 ・なみだ
 ・にじ

最後に再度お二人で。

 ・あの頃のぼくは
 ・海岸通
 ・まあるいいのち
 ・22才の別れ

アンコールがまた、たまりません。
締めにふさわしい曲は、これですね。

 ・ささやかなこの人生

最後には、一曲目をみんなで歌いましょうと。

 ・なごり雪

伊勢正三さんは、幾つかの新曲。
イルカさんは、熊本市や国際自然保護連合の歌。
お馴染みの曲以外に、新しい曲が聞るのも嬉しいものですね。

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2016年11月24日 (木)

見てきましたが、、、映画「続・深夜食堂」

ホメておいて、落とすようですが。
映画そのものは、大変良かったのですが。
この映画を、マンガ原作やテレビドラマ版と同列に見て良いのか、、、と思います。

推理小説で「安楽椅子探偵」というジャンルがありまして。
例えば、アイザック・アシモフ「黒後家蜘蛛の会」の給仕ヘンリー。
レストランの定例夕食会で、その場の会話を聞くだけで、鋭い推理を展開します。
ポイントは、定例メンバーとゲストの会話の面白さと、なぞ解きの面白さ。

ジャンルは全く違いますが「深夜食堂」の面白さも、これに近いと思います。
お店に何やらワケありのお客が来て、好きな料理と共にお話が展開。
主人や常連さんはあくまで傍観者。出来ごとに主体的に関わることはありません。

それに対して、映画の面白さは少し違います。
お店を離れた周囲の様子や、主人のプライベートなことがらなど。
多部未華子さんはじめ、映画常連メンバーは事態解決に動きます。
そして今回「できるもんなら作るよ」が、決めセリフのように使われました。

原作の世界が丁寧な作り込みの実写で見られるのは、確かにすごく楽しいのですが。
うーん。
もしこの調子で映画がシリーズ化されると、、、水戸黄門になってしまいそうです。
もちろん、それはそれで楽しいでしょうが。
それはもう、「深夜食堂」の本来の面白さとは、別ものになってしまうでしょう。

というわけで。
映画版の2本は本当に面白かったですが、これで打ち止め、、、で良いように思います。

いつの日かテレビの新シリーズで、みちるちゃんがお店に来るのを、楽しみに待ちたいと思います。


おまけです。

原作まんがの16巻です。
ドラマや映画で小寿々さんを演じている、綾田俊樹さん。
お店にやって来て、本物の小寿々さんと会っています。
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ついでにもうひとつ。
ペヤングソースやきそばのCMの、9代目桂文楽(当時は桂小益)さん。
 スゲェ! 本物だ! わ~~!!
2015年の、虫混入事件後の販売再開の頃の話ですね。
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2016年11月23日 (水)

見てきました 映画「続・深夜食堂」

少し前から度々名前を出している、映画「続・深夜食堂」です。

昨年の冬に続く、2作目の映画です。

Zoku_sinya

思ひで 鈴木常吉
 君が吐いた白い息が
 今ゆっくり風に乗って
 空に浮かぶ雲の中に
 少しずつ消えてゆく

1日が終わり、人々が家路へと急ぐころ、俺の1日が始まる。
メニューはこれだけ。
あとは勝手に注文してくれりゃあ、
できるもんなら作るよってのが、俺の営業方針さ。
営業時間は夜12時から朝7時ごろまで。
人は「深夜食堂」って言っているよ。
客が来るかって?
それが、結構、来るんだよ。

定番のオープニング。
  新宿の夜景、テーマソング、ナレーション。
一瞬にして、深夜食堂の世界にぽーんと運ばれてしまいます。
Shinya

前作同様、今回も3話のオムニバスです。
どのお話も、前作同様に心地良いエピソード。
佐藤浩市さんが渋いセリフ決めていると思ったら、なんと詐欺師。
渡辺美佐子さんが電話の詐欺に騙されますが、多部未華子さん親身の大活躍。

テレビでお馴染みのお店の常連さんは、いつものようにいつものメニュー。
前作映画に登場した、警察官や女主人なども続々登場。
多部未華子さん、セリフもないシーンでも、ちゃんと「とろろ飯」を食べていたり。

前作では、主人の自宅や食材の仕入れの様子が見られました。
今回はお墓参り。「豚汁を教えてくれたおやじさん」ですって。

原作のマンガやテレビドラマの世界が、店を離れ空間的にも大きく広がります。
これはもう、たまりません。
原作のファンなら、見て損のない映画だと思います。

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2016年11月18日 (金)

見てきました!!! 映画「この世界の片隅に」

2016年11月12日(土)公開の映画です。
Konosekai

舞台は、戦前戦中戦後の呉と広島。
となれば、軍港への空襲や原爆。

どうも、この時代の映画や小説はねぇ。
もちろん、良いものもありますけど。

私にとっては、あまり期待は出来ないんです。
山田洋次「母と暮らせば」や、野坂昭如「火垂るの墓」。
そのほか、巨大戦艦やら両国から描いた離島奪還やら。

ということで。
この映画も、私は見る気は全くありませんでした。

ところが先日見てきたある人が、大絶賛。
 「ぜひ見てきてよ、ただし一人でね。」

ちょっと調べると、なるほどかなり評判は良いようです。
埼玉県内での上映は、わずか4館です。
これでは、この後どうなるか分かりません・・・

というわけで。
ちょうど都合がついたので、夕方の回を見てきました。

あれ?
映画館の中には、この映画のポスターさえありません。
唯一見つかったのは、地味~な主人公のタテカンだけ。
20161117



というわけで。
いやー、なるほどこれは良かったです。

水彩画のような、穏やかな絵柄。
手足の大きい、良い意味でまんがっぽい人物造形。

主人公は、小柄で絵が好きで方向音痴で天然な女の子。
広島から呉にお嫁入りします。

昔の話ですからね、親兄弟舅姑小姑親戚。
その他ご近所や偶然出会う人など、登場人物は多数。
それらの人々も、人物像が明快でストーリーもあざやか。

風景や料理や裁縫など、細部の造り込みが素晴らしい。
和服を裁ってもんぺに仕立てる手順とか、野草の食べ方とか。
米軍のビラを拾って「落とし紙」にするとか。

戦争が激化し、穏やかな生活が崩れて行きます。
本人や家族や知人が、傷ついたり亡くなったり。
やがて、町が焼け野原になったり。

ぽよんとした主人公も、さすがに大粒の涙をこぼします。
主人公の心の動きそのまま、水彩画のような背景が乱れたり。

ですが、陰惨な戦場描写や、ことさらな悲劇的描写は一切なし。
主人公と家族の生活が、丁寧に淡々と描かれます。
淡くて美しい水彩画のように。

そして、終戦後の物不足のなかにも、少しづつ明るさが見えてきます。
深く静かな悲しみとともに、小さな救いもあり、さわやかなエンディング。

エンドロールの後には、クラウドファンディングに協力した方のリスト。
それに添えられた鉛筆画が、また良かったですねぇ。
映画に登場した脇役の、サイドストーリーになっているんです。
まさに頭からしっぽまで、すみずみがしっかり楽しめる、素晴らしい映画でした。



呉は、わずかな時間ながら昨年訪れたばかり。

そして今回映画を見たのは、昭和20年8月14日夜に空襲された、埼玉県唯一の戦災都市。
映画の感激も、ひとしおでした。

原作も、さっそくチェックしなくては。

それから「続・深夜食堂」も、早めに見なくては。

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