見てきました!!! 映画「ジュブナイル」
2000年に公開された、山崎貴の映画監督デビュー作です。
・映画「ジュブナイル」4Kデジタルリマスター版
・2024年11月22日(金)~11月28日(木)までの限定公開
・第二作の「リターナー」も翌週に限定公開
さっそく見てきました。
やはりこれは、良いですねぇ。
・幼なじみの少年たちの、友情と淡い恋
・未来からやってきた、丸くてかわいい小型ロボット
・小さな電器店の変わり者店長は、実は天才科学者
・相次ぐ不思議なできごとは、地球の海水をすべて奪おうとする宇宙人のしわざ
・地球の危機を救うのは、もちろんロボットと少年たち
この映画の主人公たちは、小学校の高学年。
少し話は逸れますが、だんだんナマイキになる年頃です。
幼い頃は夢中で見ていたヒーロー番組に、突っ込みを入れたりするようになったりね。
この映画の面白さのひとつ。
そういった「突っ込みポイント」に、しっかり「答え」を用意しているところかと思います。
・初めて扱う新兵器なのに、なぜ初めからちゃんと操作できるのか?
戦闘ロボットの操作方法は、事前にPS2のゲームで学ぶ。
・主人公に指令を出す人物は、なぜ正体を隠すのか?
謎の人物は未来の自分、名乗らない理由は、、、
「将来の自分を知ってしまえば、俺は絶対になまける」
・新兵器を作る材料は、どこから持ってきたのか?
未来から来た球体の小型ロボットは、まず廃材で自分の手足を作る。
その後、ある研究所から資材をトラックで持ち出して戦闘ロボットを作る。
この逆もありました。
・有名なウェルズの「宇宙戦争」で宇宙人を倒したのは、地球の病原菌。
宇宙人に捕らえられた少女は、乳酸菌入り胃腸薬を切り札として取り出すが、、、
あっさり光線で焼かれてしまう(^^;
ナマイキなティーンエイジャーも納得する、心おどる要素がてんこ盛り。
まさに「ジュブナイル」=少年少女向けの物語です。
何歳になっても子どもの尻尾が取れない、しょうもない大人も大感激。
おまけです。
当時のSMAPの香取慎吾さん。
タイムマシンを研究する天才科学者として、少年たちを助けて大活躍。
小さな電器店の名前は「神崎ラヂオ商会」。
山崎貴監督の第三作「ALWAYS 三丁目の夕日」では、舞台の商店街に同じ名前のお店がありましたっけ(^^)
帰りの電車では「サントリー天然水きりっと果実」を、笑顔で飲んでいました。