映画など

2017年7月18日 (火)

両国で落語・講談「第四回愚者の会」その2

2017年7月15日(土)、「第四回愚者の会」の続きです。

20170715_1

感想と言うのもおこがましい、さくっと演目のご紹介です。

まずは、頭下位亭虎奴さん。
どう読むのかと思ったら「とうかいてい」。
なるほど、出身校なのですね。
演目は「権助魚」
主人の浮気をごまかすため、下男の権助が「網魚」を買って帰る。
ところが、権助はでたらめな魚を買って帰り、奥さんにバレバレ。
元気いっぱいに演じる、ずうずうしい下男の権助に笑わせて頂きました。

有借亭圓さん さん(^^;は「不動坊」
講談師の不動坊火焔が急死して、奥さんが長屋の吉さんと再婚。
それを聞いた長屋の独身ものたちが悪だくみ。
火の玉や太鼓と共に、不動坊火焔の幽霊に扮しておどろかせようと。
光景を思い浮かべると、ホンモノに見えるはずもなく、かなりばかばかしい。
それを面白く見せてくれる、膝立ちの大熱演(^^)

玉井亀鶴さんの講談「河村瑞賢」
初めて聞く話でした。
後で調べると「河村瑞賢 お盆の金もうけ」という演目のようです。
ネットで検索してもヒット件数は少ないので、結構珍しい話なのでしょう。
お盆の胡瓜の馬や茄子の牛を貰い集めて、漬物にして売るというお話。
マネをした人がしくじったり、漬物が衛生面ではアレだとか、落語のような面白さ。
偉人伝にしてはどうも、、、と思ったら。
瑞賢さん、人格者として称賛されるような人では、ないようです(^^;
出世話というより滑稽話で聞かせる、玉井亀鶴さんの工夫なのでしょうか。

若木家元翁さん落語
お香をくべると煙の中に故人が現れる。
これは「反魂香」かと思ったら。
次々と政治家落語家漫談家のモノマネ。
田中角栄、大平正芳、松鶴家千とせなどなど。
他にも落語家など何人も出ましたが、、、失念(^^;
文字通り「わっかるかなぁ~」という感じ。
これがベテランの味と言うものでしょう。

万年堂きさ馬さんの落語「愛しのよもやま団地」
2016年10月の「第8回社会人落語日本一決定戦」で優勝された方だそうです。
老朽化した団地を舞台にした新作落語。
取り壊しを免れようと、住民が団地の世界遺産登録を目指します。
ところが、近くの団地が先行で申請済み。
それならばと、何か行事をネタにして世界文化遺産を狙う。
そして、近くの団地と一体で世界文化遺産登録決定。
なるほどこれは面白い。
富士山をはじめ昨今の○○遺産ブームは、確かにこんな面がありますね。
手ぬぐいをスマホに見たててタップする落語は、初めて見ました(^^)

というわけで。
メンバーお三方もゲストお二人も、まさに玄人はだし。
終演がぴたりと予定通りの15:30というのも、大したもの。

こう言ってはナンですが。
大きな寄席の遠い席でプロの落語家の小話をさらりと聞くより、よほど面白い。
来年の日程も、さっそくスケジュール登録しましょう。


その後、池袋に移動しました。
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暑気払いと言いますか。
もう、大汗ですよ(^^;

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2017年7月17日 (月)

両国で落語・講談「第四回愚者の会」

2017年7月15日(土)です。
酷暑の中、両国まで行ってきました。

 両国で 落語・講談 愚者の会 ← これで五七五(^^)

お江戸両国亭「第四回愚者の会」
・7月15日(土) 12:30開場・13:00開演・15:30終演
・木戸銭無料

2017年1月8日(日)の第三回に続いて、訪れるのは二度目です。
プロではなく「社会人落語」の方々の出演です。

前回も書きましたけど。
「愚者の会」という名は、落語の「薬缶」から採ったのでしょう。
まんが「どうらく息子 第十五噺 愚者」を引用させて頂きます。
入門したての銅ら壱が、師匠に初めて稽古をつけてもらうシーン。
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前回同様、パイプいす約40席は満席です。
今回の番組は以下の通りです

・オープニングサイコロトーク
・開口一番 頭下位亭虎奴(ゲスト)
・落語「不動坊」 有借亭圓さん
・講談「河村瑞賢」 玉井亀鶴
  お仲入り
・助演「落語」 若木家元翁(ゲスト)
・落語「愛しのよもやま団地」 万年堂きさ馬

続きは後ほど。

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2017年6月27日 (火)

見てきましたが、、、、、映画「メッセージ」

映画.comから抜粋です。
 劇場公開日 2017年5月19日
 ある日、突如として地球上に降り立った巨大な球体型宇宙船。
 言語学者のルイーズは、謎の知的生命体との意思疎通をはかる役目を担うこととなり、
 “彼ら”が人類に何を伝えようとしているのかを探っていくのだが……。

公式サイトの予告編動画の冒頭はこうです。
 人生の転機は突然やってくる
 娘を失った言語学者ルイーズ
  あなたに力を借りたい
  これは・・・
 ある日現れた謎の飛行物体が彼女の運命を変えた

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へぇー、これは面白そう。

古今東西、様々な宇宙人が地球にやってきました。
セミのような顔で大きなハサミを振り立て「フォッフォッ」とか言ったり。
子どもの自転車のカゴに乗って夜空を飛んだり。
来訪目的は、侵略だったり調査だったり。

異星人との意思疎通に、真正面から取り組んだこともありました。
光と音で「トテチテタ~」という、第三種接近遭遇。
その後、豪華絢爛な宇宙船は、すぐに飛び立ってしまいました。

さて、この「メッセージ」です。
言語学者と理論物理学者が組んで、宇宙人と意思疎通をはかる。
一体どんな手法を使うのか、そして宇宙人の来訪目的は何か。
なるべく事前情報は見ないようにして、映画館へ。


ところが、大変残念な結果となりました。

以下、主な流れをメモします。
黒字は主な話の流れ
青の[挿入]は、途中で突然入る、挿入シーン。
赤の[解釈]は、私なりの挿入シーンの解釈。

・世界12か所に、高さ450mの巨大宇宙船が出現
・アメリカでは、軍隊主導で宇宙人との意思疎通計画が発動
・一人暮らしの女性言語学者ルイーズが対応を依頼される
※挿入:ルイーズの出産、子育て、成人した娘の死までの光景
 [解釈:彼女は、過去にそのような経験をしたのだろう]

・仲間には男性の理論物理学者
・共同で言語学的手法による宇宙人の文字解析を進める
※挿入:娘との会話で、ルイーズは「数学的な単語ならお父さんに聞けば」と答える
 [解釈:娘の父親は理系の人、話の中で該当するのは理論物理学者だけ]

※挿入:「自分のひと言で夫と別れることになった」といった発言
 [解釈:相手が理論物理学者なら、なぜ今平然と仕事をしているのか?]

・中国では宇宙人の意図が曲解され、武力攻撃が計画される
・ルイーズの研究も、かなり進んでいる
・宇宙人は、突然大量の文字を一度に提示する
・宇宙人の来訪意図が分かる、3000年後に地球人に助けられるので、何かを届けに来た?
 [解釈:宇宙人は時間の流れを超越した存在らしい]
※挿入:ルイーズが著者らしい、宇宙人言語の研究本が出版される
 [解釈:本の出版は、どうも未来の出来ごとらしい]
※挿入:ルイーズはパーティで中国軍の責任者と会う
 [解釈:友好的な様子から、パーティは本の出版記念か世界平和樹立?の記念らしい]

・中国の武力攻撃の時刻が迫り、アメリカでも反撃を恐れ撤退が始まる
・ルイーズは衛星携帯電話で中国軍の責任者を説得し、攻撃を中止させる
 [解釈:挿入映像は、すべて未来の出来ごとなのが明らかになる]

・ルイーズと男性の理論物理学者の2ショット
 [解釈:ルイーズは、未来で子どもを失うのを覚悟で、理論物理学者の愛を受け入れる]

ざっとこんな感じです。

これは、どうも参りました。
何度も時間の流れから逸脱した、未来の光景が挿入されます。
これは、どう解釈するのでしょうか。
 ・解釈1:彼女の記憶?脳裏に浮かんだ?映像
 ・解釈2:彼女に関わりない、演出上の挿入映像

もしも解釈1ならば。
未来の出来事を知っている?見せられる?事に大して、彼女は何の反応もしません。
娘を失うというショッキングな映像です。平然としているのは不自然でしょう。
例えば「不思議な夢だった」と語るとか、深刻な表情を見せるなどすれば、納得なのですが。

もしも解釈2ならば。
一種のファンタジーとして、それで構いません。
ところが、最後のパーティの中国軍人の映像は、その後の行動の重要なキーになります。
としますと、この解釈を採ることは出来ません。

やはり、解釈1:彼女の記憶?脳裏に浮かんだ?映像 と考えざるを得ません。

ということは、観客に「あの挿入映像は過去だ」と、意図的に誤解させているとしか思えません。

 亡くなった娘さんは、10代後半か20代位かな。
 であれば、ルイーズ先生は大体40代か。
 若く見えるけど、外国人の年齢は分からないからなー。
   :
 あれー、アレは過去ではなくて、未来だったの?

いやー、やられましたね。

ラストで、ルイーズは理論物理学者の愛を受け入れるようです。
二人とその娘には、やがて悲劇的な未来が訪れるのを知りながら。
これこそが、この映画のキモでしょう。

ここでちょっと、他の映画も持ち出します。

例えば「2001年宇宙の旅」です。
前半では科学的考証に基づいた、素晴らしい宇宙旅行が描かれます。
パンナムの定期旅客宇宙船で客の居眠りとか、惑星間飛行の調査宇宙船とか。
最後に幻想的なシーンに切り替わりますが、その切り替わりは明確です。

例えば「君の名は。」です。
体が入れ替わった高校生ふたりの様子が、交互に描かれます。
当然同時進行かと思ったら、実はふたりの時間には、数年の隔たりがあります。
それは、曜日の勘違いやカレンダーの年号などで、観客にも分かるように表現されています。

これらに比べますとねぇ。
意図的に観客を混乱させて、かえって感動を削がれているように思います。

ウィキペディアで、受賞歴を確認です。

 ・2017年度全米脚本家組合賞では、脚色賞を受賞
 ・第70回英国アカデミー賞では9部門にノミネート、受賞は音響賞のみ
 ・第89回アカデミー賞では8部門にノミネート、受賞はアカデミー音響編集賞のみ

脚色音響、なるほどね。

ウィキペディアで、あらすじを確認です。

 ルイーズは母子の光景のフラッシュバックに悩まされる。
 そこに自分は母として登場し娘は病で死ぬ。
 彼女は娘を持ったことがないため、なぜそれが過去の記憶のように感じられるのか分からない

へぇ。
フラッシュバックに「悩まされて」いたのですか。
私は全く分かりませんでした。

 ルイーズはヘプタポッドの言語を学ぶにつれ、ヘプタポッドのように未来を認識することができるようになっていた。

へぇ。
つまり、未来の挿入シーンは、最初は無自覚、後半では自分の意志で見たのですか。
私は全く分かりませんでした。

ウィキペディア先生がそう言うなら、私の理解力が足りないのでしょう。
原作を読んでから映画を見て、したり顔ドヤ顔で語る、そんな映画だと私は思いました。

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2017年6月17日 (土)

見てきました 映画「家族はつらいよ2」

山田洋次監督の最新作です。
昨年の「家族はつらいよ」の続編です。
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山田洋次監督のコメントは、こうです。
 喜劇映画では「死」を描くことはタブーだけれども、あえてそのタブーに挑み、
 その「死」がもたらす、滑稽でバカバカしい大騒ぎを丁寧に描いてみようと思います。
 観客は笑いながら、大笑いしながら、
 格差社会の重苦しさにもふと思いを馳せてくれればいいなと思います。

今回は、橋爪功の免許返上問題。
そして、旧友のワーキングプア、独居老人問題。
これらを軸に、大笑いの展開が連発です。

使用中のトイレのドアを開けてしまったり。
うんこが出なかったり。
初期の「男はつらいよ」のような、お下品ギャグも満載。
特上うな丼肝吸付きの出前ギャグなど、前回から続くネタも連発。
更には、二階で亡くなった旧友の遺体を、階段でひっくり返したり。
ここまでやるか、という感じです。

その一方で、しんみりするシーンもちゃんと用意されています。
懸命に生きてきた人が、こんな生活をしているなんて。
まるで、寅さんの妹さくらのようなセリフ。

涙を誘って、次の瞬間には大爆笑。
この甘辛の切り換えが、醍醐味でしょう。

思うところを、いくつか。

橋爪功は道路工事の誘導員の旧友に会い「なんであんな仕事を」と嘆きます。
おっと、その表現はマズいでしょう。
せいぜい「大変な仕事だなぁ」程度にすれば良いのに。
でもまぁ、わざとやっているのでしょうから、置いておきます。

主人公一家は、相当に恵まれた家庭です。
 横浜あたりの一戸建てで、三世代同居。
 夫は、定年後もゴルフが趣味で近所の居酒屋の常連。
 妻は、オーロラを見る海外旅行にお友だちがメルセデスのワゴンでお迎え。
 長男は、海外出張があるようなサラリーマン。
 長男の妻は専業主婦。小学生の孫が二人。

サザエさんのような大家族で、経済的にも相当の余裕。
先行き不安な今の時代には、現実離れしているようにも思います。

だからといって「柴又のだんご屋に零細印刷工場の従業員」ではねぇ。
先行き不安のリアリティで、気が滅入ってしまうでしょう(^^;

その他、大したことではないですが。
警察24時のような、車載カメラ画像があったり。
イッテQのような、棺桶の上のアクションカム画像があったり。
山田洋次監督、なかなかです。

1931年9月13日生まれの85歳。
お若いなーと思います。
まだまだ、がんばって頂きたいものです。

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2017年5月 1日 (月)

少しだけ「川越の町歩き」

2017年4月29日(土)の続きです。

古くて小さな映画館「川越スカラ座」のついでに、少し川越の町歩き。
川越城本丸御殿は、歴史の付き具合が素晴らしい。
床なんて、無垢の板がぎしぎし言ってますからね。
こういうのを見てしまいますとね、、、名古屋城の木造復元は、やはりどうかなぁと。
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すぐそばの野球場では、女子プロ野球があったようです。
近くの和菓子屋さんで一休み。
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早めのお昼は、お蕎麦。
もとは釣具屋さんだった「銅板建築」の建物です。
壁面全体が、きれいな緑青に覆われています。
今や、残っているだけでも大したもの。
ぜひこのまま残してもらいたいものです。
以前も同じアングルの、レストラン「太陽軒」
次回こそ、ここでお昼にしましょう。
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埼玉県では有名な、弓削多醤油の醤油ソフトクリーム。
リニューアルした時の鐘周辺には、レンタル和服姿の女の子。
帆布のバック屋さんなど、和風テイストのお店がどんどん増えています。
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以前は、愚痴っぽく書いてしまいましたが。
まぁ良いですよね。
先のお蕎麦屋さんのように、古いものを残せるのでしたらね。

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2017年4月30日 (日)

見てきました 映画「時をかける少女」1983年版

2017年4月29日(土)の続きです。

ウィキペディアから、ちょっと抜粋。
 時をかける少女
 1983年 (旧)角川春樹事務所
 主演:原田知世、監督:大林宣彦
 原田知世主演による大ヒット映画。
 大林監督の代表作「尾道三部作」の一つと数えられる。
 主題歌「時をかける少女」(作詞・作曲:松任谷由実)も原田が歌った。
 公開時のキャッチコピーは「愛の予感のジュブナイル」であった。
Tokiwo1983_1 Tokiwo1983_2

原作者の筒井康隆のSF小説は、中高生の頃から私の大好物です。
この「時をかける少女」は、1972年にNHKでテレビドラマ化されています。
その「タイムトラベラー」も、毎回楽しみに見ました。

一方、1983年のこの映画です。
私はすでに20代半ばですからね、公開時には全く興味なし。
むしろ、先のように、カドカワ映画には反発を感じていたくらいです。
それでこの映画は、一度くらいはテレビで見たような記憶がある程度です。

あれから30年以上。
なぜ、この映画を見る気になったかと言いますと。
5月の後半に、尾道へ行く計画がありましてね。
ちょうど良いタイミングで、今回の上映予定がありまして。
以前から気になっていた川越スカラ座で見ることにしました。

というわけで、ほんの尾道の予習、そんな軽い気持ちだったのですが。
今回初めてスクリーンで見ますとね。
良いんですねー、これ。

なんとも清純無垢な原田知世ちゃん。
女の子を「くん」付けで呼ぶ、幼馴染の男子高校生。
理科室、部活動、長いスカートの制服、短い白いブルマーの体操服。
さらに、高度に文明の進んだ未来人、同時に二人は存在できないタイムパラドクス。
別れた後は、一切の記憶を失う。これは今でも定番(^^)
うーん。
昭和の青春ドラマやSFドラマのテイストが満載。
さらに、大林宣彦独特の、くすぐったいようなファンタジーワールド。
いやもう、どうにもこれは、たまりません。

尾道三部作の残り2作「転校生」「さびしんぼう」も見たくなりましたが、、、
残念、上映予定もレンタルDVDも見つかりません。
そのうち機会があれば、押さえておきたいところです。

おまけです。
今の原田知世さん、AGFブレンディで、ふぅ。
あれから30年以上。さすがですねぇ(^^)
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見てきました 映画館「川越スカラ座」

2017年4月29日(土)です。

ウチから近い埼玉県川越市の、古くて小さな映画館「川越スカラ座」です。
ウィキペディアから、ちょっと抜粋。
 旧名称 一力亭、おいで館、川越演芸館、川越松竹館
 完成 1945年
 開館 1963年
 客席数 124
 設備 ドルビーステレオ
 用途 映画上映、各種催し
 旧用途 寄席、演芸
 運営 特定非営利活動法人(NPO法人)プレイグラウンド
歴史のある映画館が、近隣のシネコンに押されて、2007年5月に一時閉館。
その後、NPOに経営が譲られ、賛助会員を募って2007年8月に復活。

観光客でにぎわう「蔵造りの街並み」や「時の鐘」から、わずか200メートルほど。
どうですか、この通りの風情です。
春の連休は「角川映画祭」。
犬神家の一族の、金田一耕助とスケキヨがうろうろ。
入場料は大人1,500円。
プレゼントは、角川映画の復刻版チラシ5枚セット。
おぉ、これを見るだけで当時の気分が蘇ってきます(^^)
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ロビーや劇場は、この通り。
私が子供の頃の昭和の映画館そのものです(^^)
前から2列目をテーブルに改装してあるのが、うまい工夫ですね。
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で、角川映画です。
今回の上映作は、こんな感じ。

 犬神家の一族(1976年10月)
 時をかける少女(1983年7月)
 Wの悲劇(1984年12月)
 セーラー服と機関銃(1981年12月)
 蘇える金狼(1979年8月)
 汚れた英雄(1982年12月)
 里見八犬伝(1983年12月)
 野性の証明(1978年10月)
 蘇える金狼(1979年8月)
 人間の証明(1977年10月)

1970年代後半から1980年代前半にかけて大人気でした。
原作と映画と新人女優を、セットで派手に宣伝する。
今でいうメディアミックスの先進事例です。

個人的には、あまり好きではありませんでしたね。

当時でも忘れられていた作家を発掘するのは、まぁ良いとしても。
例えば、原作はこんな感じ。
 大藪春彦 野獣死すべし 1958年 
 横溝正史 犬神家の一族 1950年
数作を映画化すると、その後は他の作家に乗り換え、次々と使いつぶす。
そんな印象でした。

今でも覚えている、カドカワのテレビCM。
 雨の中で車が止まり、大きな袋から文庫本を濡れたボンネットにぶちまける。

あぁ、この会社は文庫本を「一過性の消費材」として扱っているんだ。
そんな風に思いましたね。

話が逸れてしまいました。
今日見てきた「時をかける少女」につきましては、後ほど。

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2017年4月24日 (月)

見てきました 映画「パッセンジャー」

久し振りに映画を見てきました。
レイトショーで、観客は一桁(^^;
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宇宙船内で極限状態に置かれた男女の愛と運命を描いたSF大作。
20XX年、乗客5000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、新たなる居住地を目指して地球を旅立ち、
目的地の惑星に到着するまでの120年の間、乗客たちは冬眠装置で眠り続けていた。
しかし、エンジニアのジムと作家のオーロラだけが予定よりも90年近く早く目覚めてしまう。
絶望的で孤独な状況下で生き残る方法を模索するうちに、2人は惹かれ合っていくのだが……。
おぉ。これは面白い(^^)

普段私は、ヤフー映画などのネット上の映画評は見ないようにしています。
こんなアレな見方があるのかと、驚くような視点からの感想が続々。
映画を見るスタンスは、人それぞれだと痛感します。
それはさておき、映画を見るスタンスについて、一般的にはこうでしょうか。

「主人公に感情移入して、現実にはあり得ない世界の疑似体験を楽しむ」

 ジャングルや宇宙や戦場で、次々と迫る危機にドキドキハラハラしたり。
 人生に悩む主人公と共に、自分ならどうするか、、、なんて思ったり。
 思いがけない恋や成功を得て、幸せいっぱいのエンディングに、嬉しくなったり。

で、この映画です。
何しろ登場人物が少なくて、ストーリーもシンプル。
おかげで、主人公に「なりきり」で映画にどっぷり浸れます。

 どこにも逃げ場のない巨大宇宙船の中で、たった一人。
 身の危険はなく、食事もお酒も娯楽もある。
 それでも、たった一人で目的地まで90年!
 目の前には、コールドスリープの5000人。
 彼らを覚醒させる方法も分かった。
 さぁ、アナタなら、どうしますか?

その後も、何回も究極の問いが突き付けられます。

 宇宙船に深刻なトラブル。
 見ず知らずの5000人を救うため、自分の命を捨てられるか?

 90年のコールドスリープに戻れるのは、一人だけ。
 愛する人にそれを譲ることが出来るか?

思考実験という言葉がありまして。
有名な話では「トロッコ問題」なんて言うのがありますが。
まさにそんな感じです。

 暴走するトロッコ。直進すれば5人が死ぬ。
 分岐路に入れば、5人は助かるが別の1人が死ぬ。
 さぁどうする?

主人公の男性は、5000人の中から一人だけを蘇生させてしまいます。
そのことについて、別の一人の言葉が泣かせます。

 海で溺れてすがりついた者の、その行為を責められるか。

宇宙船のトラブル、人間同士のトラブル。
それらの危機を乗り越えて、一体最後はどうなるのか・・・
おぉ、これは素晴らしいエンディング。

1人でじっくりでもよし、二人で語り合うもよし。
こう言ってはアレですが、幾つかの突っ込みどころで盛り上がるのも、アリでしょう。

良かったです(^^)

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2017年2月 3日 (金)

見てきました!!! 映画「君の名は。」

どなたもご存知の、昨年の大ヒット映画です。

Kiminona_1

 2016年8月26日の公開から、今もロングランを継続。
 2016年の邦画興行収入は、ダントツ一位の209億円。
 海外でも公開されて、大評判。

このブログをご覧の方には、見抜かれているでしょう。
私は、ええかっこしいのセコい俗物です。

例えば映画「この世界の片隅に」なら、こんな感じ。

 あぁ、あれねぇ。
 今頃見に行く人も、いるんですか。
 私なんてね、公開2週目に見てますからね。←(ドヤ顔)

逆に言いますと、大評判の人気作は、見に行く気になれないという。
まったく、我ながら、ニンゲンが小さい(^^;

とは言うものの、2016年は邦画の当たり年。
ご存知「シン・ゴジラ」や「この世界の片隅に」など。
その中でこれを見逃しては、後日「あぁ、あの年はねぇ」と語れませんからね。

新海誠監督作品なら、私はデビュー作「ほしのこえ」のDVD持ってますからねぇ。←(ドヤ顔)
(実は、新海作品は、これしか持っていませんが(^^;)
Hoshinokoe
 国連宇宙軍に選抜され、太陽系を離れて旅立つミカコ。
 ケータイメールがノボルに届くのに、1年。
 そして、ハイパードライブ後は、なんと8年。
 距離も時間も遠く離れてしまった二人の、切ないストーリー。

というわけで。
言い訳は、これ位にして。



遅まきながら「君の名は。」を見てきました。
平日の夜です。観客はなんと、私ひとり(^^;
これまで、観客2~3人は何度かありましたが、たった一人は初めてです。

さて感想です。
いやー良かったです。

とにかく「○○モノ」と言うような要素が、あれこれてんこ盛り。
 ・高校生恋愛
 ・田舎と都会
 ・男女入れ替わり
 ・タイムスリップ+パラレルワールド
 ・1200年巫女伝説
 ・彗星激突ディザスター

このような要素が絡み合い、あっと驚く場面転換の連続です。
思いつくまま、幾つか書いてみます。

冒頭の主人公姉妹の巫女の踊りの美しさ。
お米を口に含んで噛んで吐き出し、お酒を仕込む。
このお酒が、物語後半で重要な要素として使われます。

体が入れ替わった二人。
田舎暮らしのカレンダーは2013年。
休日なのに制服を着てしまったり。
おやっと思って見ていると。
なんと、二人の時間には、3年のズレがあることが判明。

二人の連絡手段は、スマホの日記アプリ。
スマホの3年は長いようですが、iPhoneなら5です。
旧型とはいえ、さほどの違和感はないでしょう。
例えば、5年ずれると結構な違和感がありそう。
また、ケータイからスマホの切り替えの時代ですと、このような展開は難しいですね。

その後の二人は、東京で並走する電車で目が合います。
あぁなるほど。
総武線と中央線ですね。
埼玉方面では、山手線と京浜東北線で、結構ある状況です。
向こうの車両の人々が、ぐーんと近づいて良く見えたりします。
そんな日常を、ドラマチックな一瞬として切り出して、さすが。

入れ替わりのパターンとか、記憶や記録が消えるとか、様々な出来事が続きます。
以前書きましたが、アレコレですとね。
そういった「法則」が気になって、私は映画に入り込めませんでした。
ところがこの映画は、そのような面が、ぜんぜん気にならないんです。

複雑な状況が分かりやすく描かれ、伏線と回収がうまく噛み合い、実に爽快です。
映像の美しさと相俟って、パズルがぴたりと嵌るような、実に心地よい疾走感と後味の良さ。

映画館で見ておいて、良かったなーと思いました。

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2017年1月12日 (木)

両国で落語・講談

2017年1月8日(日)です。

やはり実演は良いですねー。

普段は、テレビ録画やCDなどの音源で落語を楽しんでいます。
それらの多くは、有名な古典の名作です。
これに対し、演芸場は違います。
ヘンな新作や小噺が、テンポ良く次々と演じられます。
好きな食べ物を持ち込んで、飲んだり食べたりしながら、気楽に笑う。
この雰囲気が良いんですよね。

というわけで。
出掛ける用事を早めに済ませて、午後から両国へ。

お江戸両国亭「第3回 愚者の会」
・2017年1月8日(日)13時~15時30分頃
・木戸銭無料
・番組
 オープニングサイコロトーク
 「開口一番」悠完亭駒輔
 講談「越の海出世相撲」玉井亀鶴
 落語「祝辞」万年堂きさ馬
  お仲入り
 助演「落語」寝床家道楽 (演目は「二番煎じ」でした)
 落語「紺屋高尾」有借亭圓
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愚者と言えば、落語では「薬缶」(^^)
プロではなく「社会人落語」と呼ばれる方々の出演です。
パイプいす約40席は、ほぼ満席。
いやーすごい。面白い。
万年堂きさ馬という方は「社会人落語日本一決定戦」で優勝した方だそうです。
他の方々も「玄人はだし」で、私にはもうプロと区別がつきません。

どれも良かったですが、最後の「紺屋高尾」で、びっくり。
どなたもご存じ、染物職人の久蔵が、高尾太夫に一目惚れ。
3年がかりで10両のお金を得て、吉原に会いに行く、、、というお話。

演じるのは、有借亭圓さん。
箱根駅伝優勝校出身の30歳という、見た目もスマートな方。
その上、初めての子どもが生まれたばかりという、リア充っぷり。

こんな人に、愚直で一途な職人の久蔵が演じられるのかな?
そう思ったら。
ご本人も自覚しているのでしょう。
恋の病も、3年の苦労も、すーいすい。
吉原に行く前には、美肌洗顔料「うぐいすの糞」で藍の染みた手を洗っていました。
なるほどねぇ。
こんな洒落者の久蔵は、初めてです(^^)

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