県立図書館の映画会「月世界旅行&月世界征服」
2025年10月23日(木)です。
埼玉県立久喜図書館の名作映画鑑賞会に行ってきました。
有名なクラシックSF映画が二本。
「月世界旅行(1902年)」と「月世界征服(1950年)」です。
どちらも、YouTubeなどでフリーで見られますが。
自宅のパソコンやテレビでは、じっくり集中して見るのは難しいです。
今回は、そこそこ大きなスクリーンで見られる、めったにない機会。
最前列で、しっかり見てきました。
・月世界旅行 Le Voyage dans la Lune
1902年、監督・脚本・主演:ジョルジュ・メリエス、モノクロ、サイレント、16分
砲弾式の宇宙船にメンバーが乗り込み、大砲で月に打ち込む。
出発時には、セーラー服にショートパンツの女性たちが並ぶ。サービスカットなのでしょうか。
襲ってくる月世界人は、叩くと煙になって消えてしまう。そのタイミングが絶妙。
帰還は、がけから宇宙船を落とし自由落下。
その際に、月世界人がひとりロープにつかまり、地球に来てしまう。
DVDによるサイレント映画の上映です。
弁士はもちろん、ナレーションや音楽も一切ない無音上映。
違和感がすごく、最初はちょっと辛かったです。
それでも、入り込んでしまえばそれなりに面白く、しっかり見入ってしまいました。
・月世界征服 Destination Moon
1950年、製作:ジョージ・パル、脚本・原作:ロバート・A・ハインライン、カラー、91分
こちらはもう、普通に面白いです。
科学者と将軍が実業家の援助を受けて、宇宙ロケットを建造。
当局からの出発禁止命令を振り切って、出発。
地球とは無線通信で交信、通信の遅延も描かれる。
月からの離脱には重量超過、不要物を廃棄しても足りない。
ついに、一人が月に残ろうとするが、、、
なるほど。
その後のSF映画に受け継がれるようなシーンが、幾つも見られます。
赤黄緑など色違いの宇宙服も、スーパー戦隊のルーツと言えるでしょうか(^^;
あー、楽しかった。




















