見てきました!!! 午前十時の映画祭15「風と共に去りぬ」
先日見た1941年の「我が町は緑なりき」に続いて、
ほぼ同時期の超大作、1939年の「風と共に去りぬ」です。
原題:GONE WITH THE WIND
製作国:アメリカ
ジャンル:ロマンス
製作年:1939年
カラー:カラー
スクリーンサイズ:スタンダード
上映時間:233分
監督:ヴィクター・フレミング
出演者:ヴィヴィアン・リー
クラーク・ゲイブル
レスリー・ハワード
受賞歴:アカデミー賞 作品賞・監督賞・主演女優賞・助演女優賞・撮影賞(カラー) 他
解説
南北戦争直前のジョージア州アトランタを舞台に、上流階級の娘、スカーレット・オハラがたどる波乱万丈の人生を壮大なスケールで描いたスペクタクル・ロマン。
ヴィヴィアン・リー演じる美しく情熱的なヒロインは、今も時代を超えて魅力的。
アカデミー作品賞ほか全10部門に輝いたアメリカ映画史に名だたるテクニカラー超大作。
上映時間233分という長さ。
劇場入口には、こんな表示が出ていました。
・本編前半 約1時間44分
・休憩 INTERMISSION表示約4分、間奏曲約2分
・本編後半 約2時間3分
最初に見たのは、日本テレビの「水曜ロードショー」だったと思います。
ウィキペディアで確認すると、1975年10月8日と10月15日。
家族で楽しみにして見たのが思い出されます。
その後、名画座か何かで見た記憶もありますが、もう数十年前。
今回、久しぶりに見ましたが、やはり良いですねぇ。
南部の上流階級の豊かな生活。
一転して、悲惨な南北戦争の負け戦。
戦後の混乱期。
やっと掴んだ平穏な生活に訪れる悲劇。
当たり前のことを書くようですが。
主人公を基準に、時系列通りに話が進みます。
最近の大作映画では、良くありますよね。
入り組んだ人間関係とか、複数の人物を並行して描くとか、
時制が前後するとか、一瞬見逃すと分からない伏線とか、
そういった複雑な構成は、一切ありません。
シンプルなストーリーを、豪華な映像でしっかり見せてくれます。
おかげで、映画への没入感ひとしお。
約4時間という長い上映時間、じっくりたっぷり楽しんで来ました。