映画など

2020年1月19日 (日)

見てきました!!! 映画「スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」その2

映画「スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」を見てきました。
昨年12月21日公開の、シリーズ最終作です。
Sw9_202001_20200115220101
今作は、40年にわたる「スター・ウォーズ」シリーズ全9作の完結編です。
この機会に、このシリーズについて、ちょっと書いてみます。
これまで何度も書き散らしたことと重複しますが。

私は、シリーズ全体の大ファンという程ではありません。
それでも、第一作をリアルタイムで見た世代ですので、それなりに思い出があります。

当時は今のような世界同時上映ではなく、日本公開は一年遅れでした。
1977年当時の日本での仮題は「宇宙大戦争」だったのを覚えています。
そして一年後の1978年に「スター・ウォーズ」として公開されました。

あれは本当にスゴかったです。
それまで見慣れた「東宝特撮映画」などとは次元の違う、大迫力映像。
そして、シンプルで爽快なストーリー。

別格として「2001年宇宙の旅」がありますけれど。
こちらは後半ひどく哲学的になってしまいますからね。

当時、ジョージ・ルーカスは「スター・ウォーズ シリーズは全9作」と話していました。
メインの三部作と、その前と後の時代の各三部作。
全作を通して登場するのは、R2-D2とC-3POだけだ、とも。

それが、いつの間にか「全6作」という話になって。
その後で、ディズニー資本でエピソード7から9までの制作が決定。
更には、スピンオフ映画まで。
個人的には、これらはことごとく不満足でした。

1から3は、アナキンがダース・ベーダーになるまでが描かれます。
人間関係が複雑で、隠隠滅滅の展開。
幼かったアナキンが成長しパドメと結ばれても「あぁ良かった」とは思えませんよね。
なにしろ、この後どうなるか先の先まで知っているのですから。

そして7と8では、ルークもレイアもすっかり老けてしまって。
まるで、久しぶりの同窓会でクラスのマドンナに会ったような、がっかり感。
ハン・ソロ=ハリソン・フォードは、他の映画でも見慣れているので違和感はありません。
けれど、先のお二人はその後ぜんぜん見かけませんでしたからね。
その上、ハン・ソロやルークが死んでしまうなんて。

悪役のカイロ・レン。
あまり怖くも強くもありません。
若くて弱気で癇癪持ちで迷いがあって。
シリーズが続くに連れ、恐ろしい大悪人に育つのでしょうか。
第一、いきなり素顔をさらす仮面の男って、どうなんでしょう。

スピンオフ「ローグ・ワン」も一応見ましたけれど。
ただもうアクションが派手なだけで、ストーリーはねぇ。

これらのことから、エピソード9は見る気はありませんでした。
ジジイはオリジナル三部作だけ懐かしんでいれば、沢山だと。


ところが、今回見てびっくり。
先に書いたように、大感激大満足です。
7も8も、この9に至る「つなぎ」と思えば、受け止め方も変わります。


そう言えば。シン・ゴジラです。
私は、この映画は失敗すると思っていました。
何しろ、庵野秀明と樋口真嗣、エヴァや平成ガメラなど名作の監督さんたちです。
しかしながら。
最近は、体調が不安定という噂があったり、あんなのでコケたり。
そうでなくても、強烈な個性のお二人ですからねぇ。
噛み合わなくて、ひどいことになるに決まっていると、思っていました。

ところが、見てびっくり。
ものすごく面白くて、映画館で二回見てしまいました。

この時と同様に、今回も自分の不明を恥じる結果になりました。
まぁ、良い方に外れたのですから、うれしい話です。


| | コメント (0)

見てきました!!! 映画「スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」

映画「スター・ウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」を見てきました。
昨年12月21日公開の、シリーズ最終作です。
Sw9_202001
正直なところ、全く期待はしていませんでした。
いやーとんでもない。大変良かったです。

シリーズ第一作やオリジナル三部作を思わせる、納得のストーリー展開。
懐かしいキャラクターやメカも続々登場して、大感激。
エピソード7と8で亡くなった、ハン・ソロやルークの扱いも、大いに納得。
R2-D2やC-3POにも、シリーズを通しての準主役にふさわしい見せ場。
そして第一作にしっかりと繋がる、感動のエンディング。

これぞまさに大団円。
40年にわたる人気シリーズの最終作として、大満足でした。


私は、シリーズ全体の大ファンというわけではありませんが。
1979年公開の第一作を、リアルタイムで見た世代です。

真夏の日比谷映画街で、当時の邦題「宇宙大戦争」の看板を見上げてから40年以上。
ルークやレイアたちと同様に、当時学生だった私も、すっかりジジイになりました。
それぞれの作品に、それぞれの思い出があります。
シリーズ最終作を、良い思い出として映画館で見られて、幸せなことです。

いつか第一作のリバイバル上映を、映画館の大画面で見たいものです。

| | コメント (0)

2020年1月 7日 (火)

見てきました 映画「この世界の(さらにいくつかの)片隅に」

2016年11月公開の映画「この世界の片隅に」の増補版です。
上映時間は、従来版の129分に対し、今回は168分。
約40分、250カットが追加されているそうです。

お正月休のシネコンで見てきました。
比較的座席数の少ない劇場での上映ですが、席は結構埋まっています。
ポリ袋ごそごそポップコーンぽりぽり、無神経な音とともに上映開始。
ですが。
中盤以降は静かになり、エンドロールで席を立つ人もごくわずか。
多くの観客が、すっかり映画に引き込まれたようです。

私はオリジナル版を公開直後に見て、その後CS放送でも見ています。
 2016年11月18日(金) 見てきました!!! 映画「この世界の片隅に」
その記憶と比べて、思いつくままに変化点を書き出してみます。

映画冒頭、まだ子どものすずさんと周作さんは、怪人にさらわれます。
映画のラストで、橋の上で語り合う二人の後ろを、その怪人が通りかかります。
オリジナルでは、背中のかごの中でワニがふざけていました。
本作では、怪物が振り返って微笑むシーンが追加されていました。

おばあちゃんの家で、すずさんは屋根裏から座敷童が下りてくるのを見ます。
本作 では、その正体について、おばあちゃんが語るシーンが追加されていました。

すずさんの夫の周作さんと娼婦のリンさんの関係について。
リンさんの名札は、周作さんのノートの裏表紙を破いて書いたもののようです。
本作では、親戚の口から過去の二人の関係が語られます。
更に、お花見ですずさんと出会ったり、リンさんの登場シーンがかなり増えています。

ぼーっとした性格のすずさん。
いつまでも、ぼーっとして暮らせれば幸せですが、そうは行かない時代です。
つらい人生の描写も増えていました。

子どもの出来ないすずさん夫婦。
本作では、寝室のシーンが増えていました。

空襲で右手を失ったすずさん。
本作では、長いモノローグで心情が描かれます。
その一方、オリジナル作で衝撃的だった、左手で描いたような荒い絵は出なかったようです。

意地悪な小姑の径子さん。
本作では、すずさんに対する態度の変化の描写が増えているようです。
オリジナル作では、モンペを縫って「片手でも穿けるようにゴムにした」が印象的でしたが。

これらはみな、原作に出てきます。
原作にはないシーンも、追加されているようでした。

すずさんの義父の円太郎は、海軍工廠で働いています。
空襲の際に迎撃する戦闘機を見て、一千馬力と語っていました。
その後の職場のシーン。
出力試験でしょうか、窓の向こうで星形エンジンが轟音を上げています。
ウィキペディアで確認すると、紫電改の誉エンジンとのこと。
これらはいかにもエンジニアらしくて、良かったです。
夫の周作さんは、軍法会議の職員だそうですので、そちらの仕事振りも見てみたかったです。

というわけで。

仮に初見であれば。
本作の方が説明的でわかりやすく、上映時間も長くてお得(^^;かも知れません。

ですが、一度見ている立場では。
良作だったオリジナルに対し、この程度の改変にどれほどの意味があるのか、疑問です。

先にも書きましたが。
 すずさんの心の痛みを表す、左手で描いたらしい荒れた絵。
 意地悪だった小姑の変化を表す、「ゴムにした」の一言。
短い印象的なカットで、鮮やかに心情を描き出しています。

原作に対し、どこを刈り込みどこを際立たせるか、これこそ「良い仕事」というものでしょう。
個人的には、オリジナル版の方が好ましく感じます。


まぁねぇ。
 自分が理解できなければ「説明不足」。2017年6月27日(金) 見てきましたが、、、、、映画「メッセージ」
 自分が気に入れば「余分な説明は不要」。
我ながら、手前勝手を言っているだけ、とも思いますが。


来場者記念の絵はがきです。
20200103

| | コメント (0)

2019年12月30日 (月)

見てきました!!! 映画「ショーシャンクの空に」

さぁこれも「午前十時の映画祭ファイナル」の中でも、楽しみにしていた一本。

たまらなく面白い「ショーシャンクの空に」です。
 無実の罪で刑務所に収監された銀行の副頭取、
 アンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)は、
 所内の荒くれたちから暴行され、生傷が絶えない日々を送っていた。
 ある日・・・

巨大な宇宙船も可愛いお姫様も大迫力の戦闘も一切なし。
殺風景な刑務所だけで、これほどの面白さ。

え?この映画をまだ見ていない?
それは、うらやましい。
あの見事な伏線回収、爽快なラストを、これから初めて体験出来るとは。

「午前十時の映画祭」終わってしまうのが、つくづく残念です。
20191228

| | コメント (0)

2019年12月18日 (水)

見てきました!!! 映画「サウンド・オブ・ミュージック」

2019年12月14日(土)です。
今度の映画は「午前十時の映画祭ファイナル」の中でも、楽しみにしていた一本。
Gozen10_201904_1_1

たまらなく面白い「サウンド・オブ・ミュージック」です。
前週の「ウェストサイド物語」も見逃して惜しかったですが、個人的には断然こちら。
美しく、楽しく、勇気に満ちた音楽の調べ

語り出すとキリがないでしょうから、ごく短く済ませます。
 舞台はオーストリア。1930年代「最後の黄金の日々」。
 修道女見習のマリアが、厳格なトラップ大佐の家の家庭教師になり、
 頑なな子どもたちの心を音楽で解きほぐし、さらには大佐と恋に落ちる。
 そんな日々の中で、迫りくるナチスの影。
 そして後半は一転、ナチスの侵攻から逃れスイスへの逃避行。
まるで2本の映画を見るような好対照。
大佐の婚約者、ナチスの侵攻、長女の恋人の豹変など、程よい緊張感。

アルプス、修道院、邸宅、結婚式など、多彩で美しい映像。
音符と同じ7人の子どもの愛らしさ。心地良く楽しい歌と音楽。
大佐が祖国オーストリアを思い歌うエーデルワイスは、やがて観客の合唱に。
ここはまるで、ユダヤ国歌「ハティクヴァ」のよう。
 2015年12月16日(水) 見てきました 映画「杉原千畝 スギハラチウネ」

20191214_1
ウチには格安購入DVDもありますが、やはり大スクリーンで見る楽しさは格別。
途中休憩も入り、上映時間174分という長尺。
たっぷり楽しめて、誰でもたったの1100円。

良い温泉が湯冷めしにくいように、鑑賞後も数日間は幸せな余韻が持続します。
「午前十時の映画祭」終わってしまうのが、本当に残念です。


おまけです。
柱に貼ってあったポスター。
20191214
12月27日公開予定、先日試写会で見てきた「男はつらいよ50 おかえり寅さん」
2020年3月6日公開予定「Fukushima50 フクシマフィフティ」
両方に出演し、両方のポスターで悲しそうなのは、吉岡秀隆さん

| | コメント (0)

2019年12月12日 (木)

見てきました「世田谷文学館 小松左京展」その3

2019年12月7日(土)の続きです。

この機会に、予習のため「日本沈没」も再読しておきました。
20191207_10
出版は1973年です。
今になって読み返すと、描写が荒削りで何とも暑苦しい。
話は真夏の東京駅から始まります。
 35度を超す異常な暑さで、病気や死者まで出ている。
 胸とお尻を突き出したカンカン帽に短パン姿の若い女性。
 駅の「水飲み器」に向かい壁を見上げると、細い亀裂が上まで続いている。

まるで未舗装道路をボンネットバスが黒煙モクモクで走っているみたい。
当時の熱気が伝わってくるようです。

未曽有の大事件に遭遇した様々な出来事や人物の描写が続きます。
若い頃は読み流してしまったシーン。

 日本列島が沈むというニュースに驚く50代のサラリーマン。
 戦中戦後の苦しい時代を経験して、やっと穏やかで豊かな生活を手に入れた。
 妻と中高生の子どもを抱えて、俺はこれからもう一度頑張れるのか

 国連で演説する、タンザニアのンバヨ委員長。
 高い経済力と技術力を持つ極東の島国、勤勉で均質な一億一千万人の危機。
 この事態は、彼らの"因果応報"でも"自業自得"でもない。
 人類同胞の2.5パーセントに襲いかかる巨大な厄災は、私たち人類全員に対する試練なのだ。

じーん。じわー。
どうにも、たまりません。

1973年版の映画も見直したかったのですが、見ていません。
ですが、内容はしっかり覚えています。
 主演の藤岡弘。熱い男が危険も顧みず人々の救助に活躍。
 ラストは包帯ぐるぐるで、シベリアを走る貨物列車の中。
いつの日か、世界のどこかで、恋人いしだあゆみと再会できるでしょうか。


話は戻って。
イベントの最後「日本沈没」(2006年版)映画上映です。

原作や1973年版とは、設定が大きく異なります。
 深海潜水艇のパイロットは、草彅剛。
 ヒロインは柴咲コウ。
 原作や1973年版では大手財閥の令嬢ですが、こちらは東京消防庁ハイパーレスキュー隊員。
 政府で陣頭指揮を執るのも、女性大臣になっています。

ラストも大きく違います。
 豊川悦司演じる田所博士の尽力で、日本列島の全面沈没は回避。
 その計画のため、草彅剛ともう一人の深海潜水艇パイロットは命を落とす。

幾人かのカメオ出演。
あらかじめチェックしていたので、しっかり確認できました。
 ・京都の高僧:富野由悠季
 ・山城教授の娘:安野モヨコ
 ・山城教授の女婿:庵野秀明

今回の展示会で、樋口真嗣監督の思い入れは、しっかり伝わってきました。

映画自体の内容、特にストーリーにつきましては、ノーコメントとさせて頂きます。

| | コメント (0)

2019年12月 7日 (土)

見てきました!!!「男はつらいよ お帰り寅さん」その2

今、君たちは幸せかい?
新時代を生きる私たちのために 今、寅さんがスクリーンに蘇ります!
シリーズ開始から50年目の50作目。待望の『男はつらいよ』最新作の登場です!
2019年12月27日(金) ロードショー
Okaeri_201912

約2時間の上映時間のうち、30分くらいは回想シーンだったと思います。

満男が何度も思い浮かべる、泉ちゃんとのあれこれ。
リリーさんが語る、寅さんと過ごした加計呂麻での暮らし。
更には、さくらに「お兄ちゃんのお嫁さんに」と言われた時のこと。
満男の奥さんの七回忌に、義父はお供えにメロンを持ってきます。
さぁ出ました。
シリーズ屈指の名シーン「寅次郎相合い傘」メロン切り分けの大騒動。

満夫が思い浮かべる「おじさんが連れてきたキレイな女の人」たち。
 同じ役で複数回出演したのは、浅岡ルリ子のリリーさんと吉永小百合の歌子さん。
 違う役で3回出演の竹下景子さんは、北海道で三船敏郎の娘のシーンでした。
 松坂恵子さんは2回、大阪の芸者さんの方。
 大原麗子さんも2回、白い割烹着の店員姿の方。
 栗原小巻さんも2回、学校の先生の方。
 奈良を旅する御前様と娘の冬子は光本幸子さん。
 先日亡くなった八千草薫さん。
 床屋の風子さんこと風吹ジュンさん。
 中村雅俊に恋する食堂の店員の大竹しのぶさん。
 北海道から出てきて定時制高校に入学するキャンディーズの伊藤蘭さん。
 旅芸人の大空小百合の大人になった姿の志穂美悦子さん。
 化粧品のセールスで旅を続ける秋吉久美子さん。
 信州の女医の三田佳子さん。
 陶芸家の家から実家に戻った、いしだあゆみの笑顔。
 びっくりウェディングドレス姿で逃げてきた桃井かおり。

えーと、あとは。
あぁもう、きりがない。

わずか1~2秒づつ、選び抜かれたマドンナの最高の表情。
言うなれば、わずか数分に凝縮した、48作一挙ダイジェスト。
各作品が瞬時に思い浮かび、たまりません。

少し細かい話も。

満男の娘、桜田ひよりさん演じるユリちゃん
中学生ですが、6年前にお母さんを亡くしています。
 お父さんのシャツやハンカチにアイロンをかける。
 書斎にこもるお父さんにコーヒーを持って来る。
 柴又では、おばあちゃまと寝るのだと、嬉しそうに一緒に布団に入る。
 満男の担当編集の池脇千鶴演じる高野節子に、英語を教えてもらったり。

何といいますか、今どき奇跡のような良い子っぷり。
以前も書きましたが。
山田洋次監督、子どもの扱い方は結構適当なんですよねぇ。

 2015年12月22日(火) 見てきましたが、、、映画「母と暮らせば」
 2018年6月18日 (月) 山田洋二監督と是枝裕和監督

もうひとつ。
満男の担当編集は高野節子。
今どき、お年頃の女性の名前で「節子」は、どうでしょう。
まさか「火垂るの墓」や「原節子」から持って来たのではないでしょうが。
同じ名前の方で、お気にさわったら済みません。

更に細かい話です。
カフェを切り盛りする三平ちゃん
お店で、ちらっと見える女性がいるのですが。
三平ちゃんと一緒に働いていた、かよちゃんに見えました。
調べると、以前は鈴木美恵という方が演じていたようです。
今回はどうなのでしょう、残念ながら、ネット上には情報はありません。

これはやはり、もう一度見て確かめなくては。



| | コメント (0)

見てきました!!!「男はつらいよ お帰り寅さん」

今、君たちは幸せかい?
新時代を生きる私たちのために 今、寅さんがスクリーンに蘇ります!
シリーズ開始から50年目の50作目。待望の『男はつらいよ』最新作の登場です!
2019年12月27日(金) ロードショー
Okaeri_201912
各地の劇場で試写会が開催されています。
私は3か所応募して、舞台挨拶付きはハズレ。
ですが幸運にも埼玉県内の2か所に当選。
さっそく見てきました。
もう片方は、都合のつかない日なので、友人に譲りました。

以下、ネタバレたっぷりです。未見の方は、ご注意下さい。

ほぼ満員の観客席。

オープニングは桑田佳祐さん。
しっかりとフルコーラス歌い、啖呵まで。
そこに、若い頃の寅さんの映像が重なります。

このシリーズのお約束、映画は夢から始まります。
とは言っても、ぐっとシリアスな内容。
満男が、若い頃の泉の夢を見ています。
あぁ。
これはたまりません。

キャストの紹介では、及川泉ではなくイズミと表記されていました。
海外で長く生活しているからでしょうか。
私は、泉で通します。

満男の現在から話は始まります。
サラリーマンを辞めて、念願の小説家になって。
妻に先立たれ、中学3年生の娘と二人暮らし。
一方泉は、海外で結婚しUNHCRの職員として世界各地を飛び回る生活。
日本への出張の合間に、3日間だけの休日。
八重洲ブックセンターのサイン会で、満男と偶然再会します。

柴又の「くるまや」は、カフェに改装。
三平ちゃんが蝶ネクタイで店に立っています。
茶の間には椅子や手すり。高齢者向けのリフォーム。
さくらと博は、ここで暮らしているのですね。
タコ社長の娘のあけみちゃんも、元気いっぱい。
中学生の息子も登場。

そして満男と泉は、リリーさんや泉のお母さんと再会。
演じるのは、もちろん浅丘ルリ子と夏木マリ。
入院しているお父さんに会いに行くのですが、、、
おっと残念。
父親は、寺尾聡でなく橋爪功でした。
泉と会うのは、これが最後になるかも。
そんな状況でも突っ込んでくる、山田監督ならではのおとぼけシーン。


随所に挿入される、過去作品のシーン。
例えば満男と泉、それぞれの回想。
 就職のために訪れた銀座の楽器店。
 泉と別れがたく、新幹線に飛び乗る満男、などなど。

さくら、博、満男、泉の四人で過ごす、くるまやの茶の間。
そこに、かつてのマドンナとの茶の間のシーンが重なります。
おいちゃん、おばちゃん、タコ社長、そして寅さん。
もう皆が揃うことは、ないのですね。

あぁ。
これはもう、たまりません。

それでも。
カフェになった「くるまや」は三平ちゃんがしっかり守っています。
満男の娘、諏訪ユリ(桜田ひより)は、ものすごく良い子。
あけみちゃんの息子は、親以上にやんちゃのようです。
でもユリちゃんとは、幼なじみで仲良し。
満男の担当編集の高野節子(池脇千鶴)も、ユリちゃんと仲良し。

さて。
満男と節子は、ちょっと良い感じですが、どうなるでしょう。
問題は、満男の気持ちです。

遠く離れて子どももいる、泉ちゃんと再会して。
3日間を共に過ごし、お互い深く心を残しながらの別れ。

その後、ユリちゃんがこんな意味のことを言っています。
「3日間、パパはどこか別の世界へ行っていたみたい」。
あぁ、そうですね。
逆に言えば「戻ってきた」のですね。

そして新作小説のタイトルは「ぼくの伯父さん」。

第51作が作られることは、まずないでしょう。
50年間続いた物語は、今度こそ終わりになるのでしょう。
満男や「くるまや」の人々は、これからも幸せに暮らして行くのでしょう。

| | コメント (0)

2019年11月25日 (月)

見てきました! 映画「ターミネーター:ニュー・フェイト」その4

タイムトラベルSF設定の話ばかりで、延々と長くなってしまいました。

その後、新型ターミネーターREV-9との戦いが描かれます。
中年になったサラT-800も、見せ場たっぷりでした。

ですが。
私には、どうも馴染めません。
とにかく、動きがすごく早いんですよ。

・REV-9は両手を刃に変え、国境警備隊をばっさばっさとなぎ倒す
・墜落する飛行機の中で、飛んだり跳ねたりの戦い

どんな攻撃で相手のどこがどうダメージを受けたか、さっぱり分かりません

REV-9は、外皮の液体金属と骨格部分の2体に分かれて攻撃してきます。
今回は4対1の戦いですから、これはこれで良いとは思います。
ですが、その特性を活かすような演出も特になし
ラストのREV-9とT-800の戦いも、シーンが切り替わったらいきなりボロボロになっているし。

画面はやたらに派手だけれど、物語としての面白みはいまひとつ。
最近のアクション映画って、こんな感じが多いように思います。

じじいの昔話。
あの「ターミネーター2」は、違いましたね。
DVDを出してきて、見ちゃいましたよ。
一撃一撃が相手に与えるダメージが、しっかり描かれます。
例えばこんな感じ。

T-1000はジョンの養母に変身して夕飯の支度。
もちろん養母は、すでに殺されたのでしょう。
養父がキッチンに入ってくると、腕を刃に変えてシュイン
ゆっくり画面が移動すると、刃の先にはミルクの紙パックごと刺し貫かれた養父。

T-1000はサラを押さえつけ、尖らせた指先で急所を外し肩を貫く。
「さぁ叫べ、ジョンを呼べ。」
Tm2_2019_2

うぉー。やばい。怖い。
別にばたばた大勢なぎ倒さなくても、T-1000の恐ろしさがしっかり伝ります。

T-1000とT-800の激闘。
機械に腕をはさまれたT-800は、鉄の棒で自分の腕を破壊して脱出。
更にT-1000に鉄棒で貫かれシステムダウン。
予備回路が起動し、胸に刺さった鉄棒をギリギリと抜き取る。
Tm2_2019_3

おぉ。すごい。
命令に忠実、痛覚を持たない不屈のT-800。
私の好きな「ガメラ3」でも、京都駅での激闘で同様なシーンがありましたっけ。

恐ろしいT-1000も、決して無敵ではありません。
流れ出した液体窒素の上を歩くT-1000。
足が凍り付きボキリと崩れる。全身が凍ると拳銃弾一発でバラバラに砕け散る。
Tm2_2019_1
ところが。常温に戻ると、たちまち復活。

サラも連続銃撃で、あと一歩まで追い詰めたり。
T800は鉄棒でぶん殴り、上半身ぐにゃりとまっぷたつにしたり。
Tm2_2019_4

いやーT-1000、本当に恐ろしいですねー。
それでも、繰り返しダメージを受けて機能低下するんですねー。
さぁ、ついに制御不良に陥ったT-1000。
警官の姿に戻れず苦悶する、いやー本当に恐ろしい敵でした。
ついにT-1000を倒しましたが、まだまだ、終わりません。
「チップはもうひとつ、ここにある。」
Tm2_2019_6
そして圧巻のエンディング。
いやー映画って本当にいいものですね。
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。

ついでに書いてしまいます。
先日の「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」も、同じような良さがありました。
限られた砲弾の狙いとその効果をしっかり描き、素晴らしい迫力と臨場感でした。

これらに比べます、もう、ねぇ。

これが最新VFX、ストーリーはこんなもの、ということでしたら。
私はもう、貯め込んだDVDで余生を過ごすしかありませんねぇ。

| | コメント (0)

2019年11月24日 (日)

見てきました!! 映画「ターミネーター:ニュー・フェイト」その3

映画「ターミネーター:ニュー・フェイト」。SF設定ネタについて。

さて、ターミネーターT-800です。
Terminator_201911
今回の映画冒頭で、ジョン・コナーはあっさりT-800に殺されます。
ウィキペディアによれば、ターミネーター2の3年後とのこと。

なるほど。
それだけ経ってしまえば、奇襲を防ぐのは難しいでしょう。

スカイネットが存在する未来から、新型T-1000と同時に送り込まれたとすれば。
このT-800は、3年間もじっと機会を窺っていたのですね。
旧型機として「自律・潜伏」といった行動特性を与えられていたのでしょう。

そして、ジョン・コナー抹殺という命令達成後も、20年以上「潜伏」して過ごしていたと。
その間について、ウィキペディアの記述を元に要約します。
・ジョン・コナー抹殺に成功した後、人間や人類から様々なことを学習し良心を覚えた
・カーテン屋の「カール」として、シングルマザーと息子と共に暮らす
・良心から、サラにターミネーター破壊という生きる目的を与えようと考える
・ターミネーターの転送を感知する都度、サラにその座標をメールで連絡していた

なるほど。
ターミネーター2のT-800も、サラとジョンの影響を受け、かなりの人間らしさを習得していました。
そして、今度のT-800は、自律的に目立たず環境に溶け込む行動を取っていたのですね。
何しろ、人間のように外観まで経年変化させているのですから。

ここで気になるのは、同居していたシングルマザーとの関係です。
サラが「180kgもあるくせに」と尋ねると「肉体関係はない」と断言していました。

うーん。
20年以上、仕事をして家を持って家族も得て、人間同様に暮らしていたのですか。
食事やトイレや洗濯や、、、椅子や床だって180kgに耐えるような物でないと。

大昔の「エイトマン」の食事の様子を思い出します。
食後には、胸の扉を開けて食べた物を取り出して捨てていましたっけ。
8man_1_95
まぁここに深く突っ込むのは、野暮というものでしょう。

ちなみに「エイトマン」ですが。
漫画は「8マン」、テレビアニメは「エイトマン」

| | コメント (0)

より以前の記事一覧