博物館展示会など

2017年9月19日 (火)

見てきました「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」

2017年9月16日(土)です。
大型台風で関東地方も雨と風。
三連休に遠出を計画した方は、お気の毒・・・

で、私は近場です。
横浜駅から濡れずに行ける、そごう美術館の企画展示です。

没後500年記念 レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の「手」から生まれた未来への夢 
Leonardo_201709_1 Leonardo_201709_2
会期
 前期:8月2日(水)~9月10日(日)
 後期:9月12日(火)~10月15日(日)

主要出品作品とその内容
 大型模型 イタリアの「Artisans of Florence」制作
 模型の元となった手稿(ファクシミリ版)
 (1)自然からの応用 水力学
  水力のこぎり 潜水のための装置 水上歩行器 組み立て橋 ボート 救命浮き袋
 (2)飛行についての研究
   飛行機 グライダー 羽ばたき飛行機 パラシュート 空気スクリュー(ヘリコプター)
 (3)動く ロボット工学
  バネ仕掛けの自動車 差動歯車の付いた車 ロボット騎士
 (4)音を出す 楽器
   ロボット・ドラマー 機械仕掛けの太鼓 ドラゴンの頭の形をしたリラ
 (5)物理学の原理 一般機械
  ボールベアリング 滑車 ピストン 重いものを持ち上げるための装置 ギア ジャッキ など
 (6)応用技術 軍事用機械
   戦車 艦載砲 大鎌のついた船

ウィキペディアでは、1452年4月15日~1519年5月2日(ユリウス暦)とあります。
没後500年には、2年ほど早いですが(^^;

レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿というものがありまして。
ウィキペディアでは以下の通りです。
 約40年間にわたり書き綴ったノートのこと。
 書き残した全手稿のうち約3分の2が失われ、現存するのは約5,000ページと言われている。
長い年月の間に、分割されたり所有者が変わったり。
その一部「レスター 手稿」は、1994年にビル・ゲイツが約30億円(30,802,500ドル)で購入。
年に1度、1か国、1か所のみで展示されることになっているそうです。

前置きはこれ位にして。
入場料は大人1,500円、公式サイトの割引券提示で1,200円。

おー、あるある。
木製の大型模型と、元になった手稿がセットで展示されています。

以前も、同じような展示会に行っています。

その時の模型より、今回の方が精巧に作られているようでした。

嬉しいことに撮影OK、それでは遠慮なく(^^)
機械の構成要素、動力・伝達・作業・制御 で見てみます。

まず「動力」ですが。
今回展示されていた筋トレマシンを使っても、人力飛行は難しいでしょう。
20170916_03

未来的な超兵器。
外輪船、二重底の不沈船、全方位武装の戦車。
これらも「動力」が課題になりそう。
馬で引っ張って薙ぎ払う大鎌、同じく大鎌の戦艦。
当時の戦争ではこれらが効果的な「作業」だったのでしょうか。
20170916_04

さすがだと思うのは「伝達」です。
ベアリングの構造図とか、ランタン歯車による差動機構とか。
それなりに考えられているのが、分かります。
それから「制御」について確認できたのは、水力のこぎり。
金属のフックで動力をオンオフする構造が再現されていました。
制御の前提となる「計測」ガラスに覆われた傾斜計。
20170916_05

これらの奥は、手稿の「ファクシミリ版」=レプリカの展示です。
そちらは撮影禁止。
ページを開いた状態でケースに入って並んでいます。
工学以外にも、解剖図や光学など。
円の面積の解法では、計算のための分割図が数十種類も描かれていたり。
更には、絵画のレプリカのコーナーと、たっぷりと楽しめました。

万能の天才と言われるレオナルド・ダ・ヴィンチ。
絵画や工学や、様々な側面からの展示会が頻繁に開催されています。

私としては、こういった機構面の展示が、一番楽しいですね。

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2017年6月 7日 (水)

Breva750で「海野宿~無言館~別所温泉~地蔵峠」その3

2017年6月3日(土)の続きです。

以前から気になっていた「無言館」です。
第二次世界大戦で没した画学生の遺作を集めた美術館です。
 館内は撮影禁止。
 予約なしの団体はお断り。
 作者名を刻んだモニュメントには「絶対に乗らないでください」と注意書き。
 入り口には誰もおらず、入場料大人1,000円は、出口で支払い。

作品のモチーフは、自画像、風景画、家族など。
妻や恋人がモデルという裸婦像も、数点ありました。
私なんぞ、絵画の良し悪しなんてさっぱり分かりません。
例えば、ルノワールやゴーギャンの裸婦像を見たとして。
正直なところ、芸術としてもヌードとしても、さほどの感慨はありません。
ですが。
ここの裸婦像は、違いますね。
妻や恋人を残して出征するとして、どこに心を残すか。
まさに、ここに描かれた姿でしょう。
そのような思いが迫り、見ているこちらも無言にさせられます。
中には、嗚咽を漏らしている方もいました。
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気を取り直して、素晴らしい緑と青空の道。
一応の目的地「別所温泉」は、足湯だけで失礼します。
周辺には、歴史のあるお寺なども沢山ありますが、今回は全てパスします。
20170603_06

ここで、小説「彼のオートバイ、彼女の島」の冒頭を、要約してご紹介します。

 カワサキのオートバイにまたがって、ぼくは、にぎりめしを食べていた。
 遠く浅間山のうしろに、入道雲がそびえはじめていた。空は、真っ青だ。
 ぼくは、そのとき、千曲川をはさんで反対側、別所温泉の高原にいた。
 ガス・ステーションの自動販売機で買ったにぎりめし。
 これでお茶があればと、ぜいたくなことを思った時、うしろに足音がした。
 若い女の子だった。
 ワイン色のラッカー仕上げをしたシグのボトルを、彼女は、さし出してくれた。
 「ほうじ茶。つめたいの」

もちろん、私なんぞにそんなことが起きるはずもありません。
というわけで。
コンビニで買ったオニギリと、ペットボトルの伊藤園のほうじ茶。
心地良いベンチで、一人で食べました。
道の駅「雷電くるみの里」で、オミヤゲ購入。
20170603_07

途中で「オルガン針株式会社」の本社を、偶然発見。
ミシン針のトップメーカーです。
ホームページのスローガンに、誠実さが現れていますね。
 一本の針に心を込めて、世界の顧客に手渡そう
Organneedles_201706

続きは後ほど。

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2017年5月 9日 (火)

歩いてきました「郡山市内~白河小峰城~白河市内」

2017年5月5日(金)です。

日本遺産というのがありまして。

平成28年4月25日 福島県 郡山市・猪苗代町
未来を拓いた「一本の水路」-大久保利通“最期の夢”と開拓者の軌跡 郡山・猪苗代-
Nihon_201705
 明治維新後、武士の救済と、新産業による近代化を進めるため、
 安積(あさか)地方の開拓に並々ならぬ想いを抱いていた大久保利通。
 夢半ばで倒れた彼の想いは、郡山から西の天空にある猪苗代湖より水を引く
 「安積開拓・安積疏水開さく事業」で実現した。
 (中略)
 この事業は、猪苗代湖の水を治め、米や鯉など食文化をいっそう豊かにし、
 さらには水力発電による紡績等の新たな産業の発展をもたらした。

というわけで。
猪苗代は何度も行っていますので、今回は郡山市内を歩いてみます。

郡山公会堂
まずは、外から眺めるだけです。
ウィキペディア抜粋。
 1924年(大正13年)9月の郡山市の市制施行を記念し、その翌月10月に完成した。
 オランダデン・ハーグの平和宮、および大阪市の大阪市中央公会堂がモデルと伝えられている。
すぐ隣には、新設の大きなホールがあります。
それでも、きちんと維持活用されているというのが、良いですね。
前庭に「ボクの街 郡山」という歌碑。
ちょっと楽しいので全文転記します(^^)

 ボクの街 郡山
    内海 久二
 恋とは楽しく 悲しいものと
  麓山の松風 ささやいた
 泣くのはおよしと 弁天池で
  優しく微笑む お月さん
 ああ 想い出の 夢が住んでる
  ボクの街 郡山

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郡山歴史資料館
郡山公会堂のすぐ隣にあります。
開館時間までかなり間があるので、外から眺めていたら。
なんと、館内の照明を点けて、館長さん自ら説明して下さいました。
 安積地方の絹産業については「もう桑畑などの痕跡はありませんねぇ」とか。
 太平洋戦争の頃は「軍都」で、毒ガスの秘密工場計画があったとか。
 東口には爆薬のカーリットの工場があったとか。
 日大理工学部の敷地も陸軍の施設だったとか。
残念ながら内部は撮影禁止で、画像はありません。
こちらも図書館だった建物の転用です。
設立記念の壁画が残っていたり、大切に使われている様子が伺えます。

安積国造神社
郡山駅すぐそばの神社です。旧社格は県社。
神楽殿には大きな「おかめ」の面。
門前町にはなんとも時代の付いた喫茶店。
すぐ裏の幼稚園の脇には、立派な「郡山市耕地整理記念」の石碑。
大正15年(1926年)6月 郡山市耕地整理組合。

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旧福島県尋常中学校本館
国指定重要有形文化財、近代化産業遺産、先の日本遺産の構成施設。
1889年に建てられた旧制中学校の本館。
今は、県立安積高等学校になっています。
1984年に高校の創立百周年記念事業として「安積歴史博物館」として一般公開。
さて見てみましょう。この通り、堂々たる木造校舎。
20170505_03

古い蔵書や歴代の教科書が、自由に見られます。
えー、紫式部日記註釈、他に天保15年の古事記伝、安政3年の万葉集略解とか。
遠慮なくめくってみます。すらすら読めたら楽しいでしょう。
戦後の民主化教育の時代の「家庭科」。
 家長制度による、お母さんだけ忙しいのは間違い。
 民主的な家庭は、家族同志相手の人格を尊重しあう、と説いています。
理科や数学は、言い回しが古いだけで今とさほど変わらなかったり。
卒業生の実績展示。
芥川賞作家が3人。
日本初の角膜移植の今泉亀撤博士の紹介など。
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2階に上がります。
階段の踊り場やテラスも良いデザイン。
外を見ると、吹奏学部の練習の音。
放送部の腕章を付けた女子高生がビデオ撮影していたり。
教室の再現展示。
机と椅子が一体式になっています。
お約束のいたずら彫刻。
根性とか無我とか、立派な文字もありますが。
個人名では、吉永小百合岩下志摩倍賞千恵子(^^;
黒板に何やら書いてあるのは、、、
おっと。
プログラム言語のお約束「Hello, world」のソースコード(^^;
広い講堂にはパイプ椅子。
ここは今でも安積高校で使うそうです。
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ちなみに。
今の安積高校は、偏差値67福島県内2位と大したもの。
これはどうも、思っていた以上に時間をかけてしまいました。

まだまだ見どころもあるのですが。
これ位にしておきます。
高速道路で移動します。
続きは後ほど。

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2017年4月11日 (火)

見てきました「トヨタ博物館」その2

2017年4月4日(火)の続きです。

とにかく、凄いクルマ珍しいクルマ懐かしいクルマがずらり。
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コロナマークIIとセドリックが並んでいたり。
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FFハッチバックの、ファミリア、ゴルフ、ルノー5が並んでいたり。
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思い出など書き出すと、何日かかるか分かりません。
ぺたぺたと、画像を貼ります。

新館に移動です。
 日本のモータリゼーションの歩みと生活文化の変遷を展示するゾーン。
 各時代の生活の様子を示す文化資料約2,000点を展示しています。とのこと。
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年代別のクルマと共に、様々な物品。
20170404_11
クラシックカメラ。少年サンデーや鉄人などの漫画雑誌。
イマイの007のプラモデルやブリキの玩具。
サーフボードやファッション雑誌。
エレキギターやLPレコードやプレイヤー、、、などなど。
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これらだけでも、じっくり見たくなるようなコレクション。

このエリアは「2018年以降に大規模展示替えを検討中」だそうです。
これらは、どうなるのでしょうか。
他の施設に譲渡するなど、有効活用してもらいたいものです。

この博物館については、以前、たっぷりと文句を書いてしまいました。
多少は改善されている面もありましたが、、、基本的には同じです。

でもまぁ、文句はやめておきましょう。
自問自答です。

 昨日のスター・ウォーズ、今日のトヨタ博物館。
 自分は一体、何を見に来たのか?
 わざわざ「展示室」「博物館」を見に来たのか?
 心躍る楽しい映画に関する、アートやグッズ。
 素晴らしいクラシックカーや、懐かしいクルマたち。
 そういった「展示物」が見たかったのだろう?

はーい、全くその通りでーす。
二日間、沢山の珍しい良い物が見られて、充分満足でーす。

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2017年4月 9日 (日)

見てきました「トヨタ博物館」

2017年4月4日(火)です。

愛知県名古屋市長久手の「トヨタ博物館」です。
ここを訪れるのは、ちょうど10年振りです。

名古屋市内から地下鉄と新交通システム「リニモ」を乗り継いで。
常電導吸引型 (HSST) による、日本初の磁気浮上式鉄道(リニアモーターカー)の常設実用路線。
駅構内には、鉄道むすめ「矢草みずき」と、愛知ぽぷかる聖地計画「リニモたん@愛知県」ですって。
 http://popcul.jp/  キャプチャも残しておきますね。
Popcul

駅からてくてく。広くてキレイで立派な建物。
20170404_01

屋外には2005年の「愛・地球博」に使われたバス。
運転席にモリゾーとキッコロ。
エントランス脇には、古いボンネットバス。
銘板には
 FUJI HEAVY INDUSTRIES LTD.
え?富士重工業なのですか。
 Tanggal pembuatan 10-1963
インドネシア語で、製造日ですって。
20170404_02

入場料は大人1000円。
ロビーには初代セルシオ、、、と思ったら、ウィンダムですね。
まずは、トヨタ初の生産型乗用車「トヨダAA型」のレプリカ。
以前来た時は黒でしたが、テレビドラマの撮影で貸し出し中だそうです。
以降は、年代順の展示です。
主な車両には、実際に走行させた動画の表示が追加されていました。
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これはすごい、ベルギーのミネルバ
馬車の伝統を受け継ぎ、運転席は独立していて、屋根なし。
同じく豪華車デューセンバーグキャデラック
有名なレースモデルのブガッティ35Bベントレー4 1/2
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流線型の時代。
ちょっと懐かしい。
大昔に 流線型の機関車 を紹介したことがあります。
列車飛行機自動車の模型もいろいろ。
これもすごい、リトラクタブルヘッドライトのコード
20170404_05

うっへー。
こんなペースでは、いつ終わるかわかりません(泣)

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2017年4月 8日 (土)

見てきましたが、、、「スター・ウォーズ展」

2017年4月3日(月)の続きです。

スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。
Sw_nagoya

映画「スター・ウォーズ」シリーズは、日本の“武士道”の
影響を大きく受けているといわれています。
シリーズ第1作「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」
アメリカ公開40周年を記念する本展は、この世界で最も有名な
映画シリーズをテーマにした大規模展覧会を“武士道”のシンボル
といえる日本の城で開催するという、かつてない試みです。

ジョージ・ルーカス氏が世界中から選りすぐったアーティストが
手がけた作品や、シリーズ6作品の映画制作で実際に使用された
コンセプトアート、衣裳、小道具など約150点を展示し、
多彩な映像も上映。

名古屋城天守閣を舞台に「スター・ウォーズ」の世界観を
体感することができる、空前の機会をお見逃しなく。
また、名古屋会場は全国巡回最後の地。 本展をご覧になれる
最後のチャンスです!

場所 名古屋城 大天守閣 2階企画展示室
日程 2017年2月16日(木)~4月9日(日)
時間 午前9時~午後4時30分(入館は閉場の30分前まで)
   名古屋城桜まつりの期間中(3月25日~4月9日)、午後7時30分まで延長

名古屋城の天守閣は、第二次世界大戦で空襲によって焼失しました。
現在の天守閣は、コンクリート造りの「外観復元天守」です。
ですので、こういったイベントも打てるのですね。

石垣の間を通って天守閣へ。
ジョージ・ルーカス監督の動画のコメントを見てから入場です。
20170403_03

内部は撮影禁止ですので、後は出口だけ(^^;
歴代のポスターが並んでいます。
第8作「最後のジェダイ」は、2017年12月15日公開。
ポスターの裏で、ストームトルーパーのヘルメットのアート。
その奥には、ライトセーバーが2本。
ここが「撮影スポット」ということになっています。
両側に立ってポーズを取れば、戦闘シーンが撮れると。
20170403_04

さて、アートの内容ですが。
ヤフーで、画集「Star Wars Art: Vision」を検索しますと、こんな感じです。
大体この内容が、展示されていました。
油絵やパステルや鉛筆で描かれた、様々なキャクター。
ダース・ベイダーが宗教画風の油絵で重々しく描かれていたり。
Yahoo_starwarsart_vision

会場では、これら絵画と共にブラスターなどの小物や、衣装を着たマネキンなど。
展示はキャラクター別になっていて、映画シーンのまとめ映像があったりして。
初めて見る視点からの展示で、大変面白く見られました。



ということにしておきますが。

これは、アレですね。
スター・ウォーズは「全宇宙に広がる世代を超えた壮大なサーガ」
この展示会は、そんなイメージで語っているわけですね。
 なにやら重々しいキャラクターの絵。
 展示されている宇宙船のミニチュアは、汚れひとつなくキレイ。
 ブラスターや衣装の多くは、レプリカ。
 ライトセーバーに至っては、透明な円筒形ケースに入ってスポットライト。

 これらはまだしも、訳の分からないストームトルーパーのヘルメットアート。
 その上、黒い幕で仕切られた通路の向こうから、通常展示のお琴の音色が(^^;

やれやれ。
ずいぶんと勿体をつけて、その割には・・・

このブログでも、何度も書いていますけど。
私は、スター・ウォーズは「痛快宇宙活劇」だと思っています。
 ジョージ・ルーカスがアポロ宇宙船の帰還を見て「おぉ、ススだらけだ」と思って。
 昔の「フラッシュ・ゴードン」を映画化しようとして、折り合わなくて。
 それならばと。
 大好きなクロサワの The Hidden FortressThe Seven Samurai みたいなのを作ろう!

そんなモンでは、ないのですか?

2004年に、東京の科学博物館で、こんなのがありました。
 スター・ウォーズ サイエンス アンド アート
この図録は、今でも私の本棚の一等地にあります。
Sw_s_and_a

「今回のアレとは、コンセプトが違うよ」という意見もあるでしょうが。
これは良かったですよ。
 木箱にペンキを塗ったようなメカやブラスターなど、映画の小物類。
 巨大な宇宙船は、良く見るとプラモデルの部品がぺたぺた。
 ポッドレースの観客は、なんと色つきの綿棒。
 一方、パドメ・アミダラの衣装は、本当に素晴らしく豪華。

映画造りのリアルが、しっかりと伝わってきました。
ジョージ・ルーカスが見た、ススだらけのアポロ宇宙船も、こんな感じだっだのだろうと。

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2016年12月19日 (月)

行ってきました「It's a Sony 展」その4

It's a Sony 展の感想なのですが。

小松崎茂昭和レトロ家電同様に、「懐かしのSONY」と冠を付けたいくらいでした。

 子どもの頃、親戚中ただ一人東大卒のおじさんの家にあったトリニトロン。
 中学生の頃、初めって買ってもらったピアノ式レバーのカセット。
 学生の頃、バイトして自分で買ったカセットデンスケ。
 友だちの部屋の本棚にあったジャッカル。
 友だちが買ってびっくりした、スズキアルトと同じ値段のベータムービー。
 海外旅行の時、友だちに貸してもらったハンディカム。
 アメリカ人が「Always made in Japan」と、肩をすくめたものでした。

思い浮かぶ出来事はまだまだありますが、これくらいにします。
ソニーの製品が輝くのは、もう思い出の中だけなのでしょうか。

10年近く前の、私のホームページの日記を転載して、終わりにします。


■2007年9月11日(月)ソニーの落日

ソニーから、こんな新製品が出たというニュースを見ました。

20070911

サウンドエンターテインメントプレーヤー “Rolly” 
 SEP-10BT
販売価格:39,800円(税込)
複雑なスイッチや配線がなく、手のひらサイズの卵型の本体の中に水平対向型配置ステレオスピーカー、フラッシュメモリー、およびバッテリーを内蔵しているため、電源ケーブルなどに煩わされることなく、手軽に持ち運び、お好きな場所でクリアなサウンドを楽しんでいただくことができます。
一度使ったらすぐに覚えられる直感的なユーザーインターフェースと音楽に合わせて踊る「モーション再生」機能も搭載。
耳で聴くだけの音楽から観て楽しむ音楽を提案します。

本体を回したりねじったりして、操作するそうです。
パタパタころころ動いたり、光ったりするそうです。
その動作を編集するソフトも付いてくるそうです。

これが気に入った方には申し訳ありません。
私は一見して「なんじゃこりゃ~」と思いました。

以下、おじさんの愚痴です。
昔のソニーは、こうじゃなかった。
トランジスタラジオ、トリニトロンカラー、ウォークマン、8ミリビデオ。
世界最高の技術を搭載した、高性能で画期的な製品を送り出すメーカーだったのです。

個人的な体験としては、ウォークマンですね。
それまで屋外で音楽を聴くには、トランジスタラジオや大きなラジカセしかなかったんです。
電車の中や歩きながら音楽を聴くなんて、考えられませんでした。
そこに突然出てきた、単三電池2本で使えてポケットに入るステレオプレイヤー!
当時、私は大学生でした。
「学生が電車でマンガを読むとは嘆かわしい」なんて言われた時代です。
今に続く「個人主義」の始まりと言えるでしょう。
そんな時代背景もあり、またたく間に若者たちを中心に大ブームとなりました。

この例から、革新的な製品が生まれる背景には、以下のような要素があると私は思います。
 (1)独創的な発想
 (2)それを具体化する優れた技術
 (3)製品が受け入れられる、時代の空気

もちろん、どんなメーカーでも革新的なヒット製品連発なんて、あり得ません。
また、時には外した製品を出すこともあるでしょう。

でも、この“Rolly”の外しっぷりは、かなり深刻であると感じます。
先の三つの視点から、考えてみましょう。

(1)発想
音楽プレイヤーが自己主張するなど、本末転倒だと思います。
一時流行した、レベルメーターがキンキラに光るカーオーディオ程度の発想だと思います。
音楽を妨げるような作動音は、一切しないのでしょうね?
更にモーション編集など論外だと思います。ただの円筒をコントロールして何が面白いのでしょう。
こんなことが「新しい音楽体験」ですか、、、
アイボの成功体験から抜け出せないのかなー、と思います。

(2)技術
ウォークマンや8ミリビデオは、モーターや磁気ヘッドなど精密部品の集積でした。
超小型で高性能といった「モノとしての優位性」の背景には、高密度実装や超精密加工の技術がありました。
しかし、例えばMP3プレイヤーには電子回路のチップが入っているだけで、機械的な可動部は一切ありません。
つまり、ソニー製品を支えてきた技術は、今や何の使い道もないのです。
この製品は、かつての花形技術を「外した使い方」で浪費しているように感じます。

(3)時代背景
これは良くわかりません。
もしこの製品がヒットしたとしたら、、、
私の方が、時代の空気を読めない人間になったということでしょう。


うーむ。
こう考えてみますと、“Rolly”はソニーの凋落を象徴する「逆の意味での記念碑的製品」のように感じられます。
また、ミニ四駆とゲーム機の関係も、これに似ているように思えます。
ミニ四駆ブームも遠い昔。子どもたちは自分でモノを作ることもなく、遊びといえば電子ゲーム。(追記)
更に言ってしまえば、戦後の日本を支えてきた「モノづくり」そのものの、、、

いっそのこと、バンダイと組んで「ハロ」にすれば良かったのに。

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2016年12月18日 (日)

行ってきました「It's a Sony 展」その3

It's a Sony 展 まだ続きです。

パーソナルコンピューター PCG-505(1997)
VAIO初のモバイルノート。
厚さ23.9㎜、重さ1.35kg、OSはWindows95、メモリー32MB、ハードディスク1GB。
デジタルビデオカメラ DCR-PC7(1996)
新パスポートサイズのハンディカム。2,5型液晶、68万画素CCD。
当時業界最小・最軽量。
パーソナルLCDモニター PLM-50(1996)
52型相当映像「グラストロン」。
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2000年代です。
プレイステーション SCPH-1000(1994)、PS2など。
丸いソファーに、△〇×□。
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プレイステーション・ポータブル PSP-1000(2004)
サウンドエンターテインメントプレーヤー SEP-10BT(2007)
「Rolly(ローリー)」。
耳だけで楽しんでいた音楽に、”モーション”という観る楽しさをプラス。
ポータブルナビゲーションシステム NV-U1(2007)
デジタルスチルカメラ「サイバーショットU」DSC-U10(2002)
本体重量87g、有効画素数130万画素。
20161214_13

バンダイのカプセルトイ。
初代プロダクトラバーストラップ500円。
すべて売り切れでした。
ソニービルの外壁ルーバーをチャリティ販売する計画があるそうです。
ソニーパークの模型、来場者のコメント貼付けコーナー。
20161214_14

It's a Sony 展は、ここまでです。

そのまま続いて、ストアがあります。
スマホで解錠できる玄関ドア。
文字盤の色が変わる腕時計。
消しゴムくらいのユニットで、段ボールのギターがじゃかじゃか鳴る。
20161214_15

各商品のサイトをキャプチャ。
Sony_qrio Sony_fes
Sony_mesh Sony_mesh2


現行製品の中から、ユニークでおしゃれでプレゼントにぴったり。
そんな商品を並べてあるのでしょうが。

これが、今のソニーなんですか。そうなんですか。

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2016年12月17日 (土)

行ってきました「It's a Sony 展」その2

It's a Sony 展 続きです。

1980年代です。
ポータブルステレオカセットプレイヤー「ウォークマン」TPS-L2(1979)
レコーディング・ウォークマンWM-R2(1982)
ポータブルビデオカセットレコーダー SL-F1(1981)
ムービーカム HVC-F1 とセットで使用。
その3年後の、8mm方式ビデオカメラ CCD-M8(1985)
一体型録画専用機、25万画素、わずか1.0kg。
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大きなステレオダブルカセットレコーダー CFS-W80(1984)。
CDラジカセ「ドデカホーンCD」CFD-DW97(1989)
歴代の記録メディア。
カセットテープ、8mmビデオ、DAT、3.5インチフロッピー、MD、CD-R・・・
20161214_07

1980-90年代です。
ワードプロセッサー「PRODUCE」 PJ100(1987)
2インチデータディスクのプリンター分離型。
マイクロフロッピーディスク 3.5型FD MFD-2DD (1980)
システムコンポなど。
20161214_08

デジタルスチルカメラ「デジタルマビカ」MVC-FD5(1997)
My First Sony シリーズ (1989)
ソニー初の携帯電話 CP201(1989) 他、一連の携帯電話。
20161214_09

AIBO「アイボ」 ERS-110(1999)、ERS311(2001)
デジタルスチルカメラ DSC-F1(1996)
サイバーショットの1号機、35万画素。
デジタルスチルカメラ DSC-F505K(1999)
カール・ツァイス「バリオゾナー」光学5倍ズーム200万画素。
20161214_10

疲れてきましたが、、、続きは後ほど。

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2016年12月16日 (金)

行ってきました「It's a Sony 展」

Xxxxitsasony

It's a Sony

Goodby Sony Building,
Hello Sony Park.

2018年の夏に
また会いましょう。

2017年4月1日からこのビルの解体が始まります。
50年もこの地でみんなと出会ってきたビルです。
言葉にならない気持ちで一杯です。
でも、戻ってきます。
2018年の夏までお待ちください。
Sonyプロダクトを展示していた建物から、
思いきって、この土地を"Park"にします。
想像してください、このビルの先に抜ける青空を。
想像してください、この銀座で始まる、
新しい創造性の聖地を。
銀座のみんな、すこしの間だけ、さようなら。
そして、50年間、ありがとう。
時代が変わっても、テクノロジーが変わっても、
ソニーはここにあります。

Part-1
2016.11.12 SAT - 2017.2.12 SUN
Part-2
2017.2.17 FRI - 2017.3.31 FRI

ソニービル 1F-4F 11:00-19:00
入場無料

Itsasony_1 Itsasony_2



情報通のOさんから教えて貰ったイベントです。
これは行かなくては。

数寄屋橋交差点では、私のようにパネルを撮影している方も。
エントランスは、雑誌POPEYEとの企画展示。
20161214_01

その後は年代順の展示です。
まずは1940-50年代から。
1946年創業の「東京通信工業株式会社」からスタート。
大きなオープンリールのテープレコーダー。
初期のトランジスタラジオ。
国産初のコンデンサーマイクロホン C-37A(1958)
ソニー坊やをあしらった茶器なんて、ちょっと良いですねぇ。
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1960年代です。
ポータブル白黒テレビやトリニトロンカラーテレビ。
ピアノ式操作ボタンのカセットテープレコーダー TC100(1966)。
カセットテープ C-60(1966)
C-60が700円、C-90が1,000円。
当時の大卒国家公務員初任給が23,300円。
新聞の求人広告 「出るクイ」を求む! -SONYは人を生かす- (1969)
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1970年代です。
オープンリール並みの高音質の、巨大なエルカセットデッキ EL-7(1976)
ラジカセや、BCLラジオ「スカイセンサー」3バンドレシーバー ICF-5500A(1973)
ラジオ/テレビ/テープレコーダー「ジャッカル」FX-300(1976)
ポータブルカセットレコーダー「カセットデンスケ」TC-D5(1978)
その向こうは、ベータ方式ビデオテープレコーダー SL-7300(1975)
285,000円。当時の大卒国家公務員初任給が80,500円。
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トランシーバーやらコンポやらカラーテレビやら。
そして、ソニーミュージックの巨大なパネル。
松田聖子アース・ウインド&ファイアーキャンディーズ太田裕美南佳孝・・・
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続きは後ほど・・・

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